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カーボン製フレームの寿命(耐用年数)・メリット・デメリットって?

      2017/07/20

カーボン製フレームの寿命(耐用年数)・メリット・デメリットって?

数ある自転車フレーム素材の中でも、特に高価なカーボン素材。
やはり、高価なものなので、長く乗っていたいですよね。

では、実際、カーボンフレームの寿命(耐用年数)はどれくらいなのか?
さらにカーボンフレームのメリット・デメリットも合わせてみていきましょう。

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そもそもカーボンはどんなもの?

ロードバイクのフレームだけでなく、様々な製品の素材に寿命が長いとして使用されているカーボン。
一体どんな素材なのでしょうか?
おさらいも含め、ちょっと調べてみました。

正式名称『炭素繊維強化プラスチック』

特徴として、高い強度軽さを両立、母材には主にエポキシ樹脂が用いられ、その性質から多種多様に利用されている素材
初めはゴルフクラブのシャフト、釣竿などのスポーツ用品から実用化された。
今では自動車、飛行機等の産業用に、建築・橋梁の耐震補強など、建設分野でも広く使われているとのこと。

こうしてみると、ホントに色々なものに使用されているものなんですね。
では、このカーボンを自転車素材としては、どのような特徴があるかみていきましょう。

カーボンフレームのメリット① ~寿命~

決して、安い買い物ではないカーボンフレーム。
せっかく乗るなら、長い期間乗っていたいものです。

おおよその走行距離でいうと3万km~4万kmくらいは、当初のスペックを維持できますと言われています。
一般的なホビーレーサーの人では、大体6年間くらいの走行距離=寿命と、とらえるのが通例でしょう。

しかし、一概にそうとは言えません。
悪路走行が多かったり、雨・風にさらして経年劣化を早めてしまったりで、条件は人それぞれです。

丁寧に扱えば、10年以上は十分持つ素材です。
同条件下でのアルミ・クロモリ製のフレームより長持ちする年数です。

余談ではありますが、アメリカの飛行機メーカー・ボーイング社
こちらの製造したボーイング787の機体は、50%がカーボンで構成されており、その耐用年数は、なんと50年!!

驚きの耐久性です。
当然、飛行機用のカーボンとロードバイク用では、モノ自体が全然違うものでしょうから、あまり参考にはならないと思いますが、あくまで余談ということで。

カーボンフレームのメリット② ~軽さ~

寿命が長いカーボンの一番の特徴は、とにかく軽い!!
他の素材と比べてみましょう。

素材別完成車のおおよその重量は、アルミ8~10kg、クロモリ10kg前後、そしてカーボンはというと7~8kg前後です。

フレームの規格やデザインによって、多少ズレはありますが、自転車素材として一番軽量というのは確かです。
レーサーにとっては、マシンの重量というのは、当然気になるところだと思います。

とくにヒルクライムなら、重さが最大の障害ですから、軽く登れるというのがいいですね。
参考程度ですが、ヒルクライムで機材の優位性を実感するのなら、7kg以下で顕著に出てきます。

まぁ1~2kgの違いなら、ちょっとダイエットしてみるのもいいですね。

カーボンフレームのメリット③ ~衝撃吸収~

寿命が長く、軽さのあるカーボンの次のメリットは、衝撃吸収力です。
荒れた路面で走ると気になるのが、ガタゴトする細かい振動ですね。

これがあると、気分良く走れないですよね。
カーボンなら全ての振動とはいきませんが、他の素材に比べ、かなり緩和してくれます。

カーボンフレームにも、アルミ・クロモリフレームにも、硬いの柔らかいの色々ありますが、それでもカーボンとそれ以外は、かなり変わってきます。
その衝撃吸収性の高さから、アルミ・クロモリ製のフレームでも、一部にカーボンを使用してるモデルが多いくらいです。

快適に走行するには、もってこいの素材なんですね。
実際に乗って、体感してみるをおすすめします。

カーボンフレームのメリット④ ~デザイン~

さらなるメリットは、自由自在なデザイン性です。
カーボンは金属ではなく、色々なカーボンの種類を張り付けたり、 硬さやしなりが自由自在にできます。

ここまでくると、単純なメリットとはいえないかもしれませんが、人間とはだんだんと欲が出てくる生き物です。
慣れてくると、もっと自分に合ったフレームをオーダーしたい人もいらっしゃるでしょう。

そんなときに対応できるのは、やはりカーボン製です。
ハマりやすい人に、おすすめできる素材です。
また、デザインは機能につながることもあります。

空力フレームという言葉をご存知でしょうか。
一般的には、エアロフレームと呼ばれているもので、はやい話が、空気抵抗を極力減少させるためにデザインされたフレームです。

レーサーにとって一番の障害は、やはり空気抵抗ですね。
空気抵抗がなくなるいうのは、どれだけ快適なことか・・・。

そんな悩みを解決するためのフレームで、さらに素材が寿命の長いカーボンとなれば、まさに鬼に金棒状態です。

ただ、特殊なデザインをしているため、一部のフレームはレギュレーション違反になっている様子。
趣味で乗るぶんには、関係ないですけどね。

カーボンフレームのデメリット① ~価格~

寿命が長い・軽い・衝撃吸収力など、カーボンフレームのメリットをざっと挙げてみましたが、そんなに世の中甘くありません。
気になるのは、価格ですよね。

近年では、安価になってきたとはいえ、アルミ・クロモリと比べ、一番高価な素材というのは避けられません。
どうしても、カーボンの性質上加工が難しく、それが価格に反映されてしまっています。

とくに上位モデル・ブランドの金額をみていくと、キリがありません。
プロ使用のマシンなどは、軽自動車が1台以上買えてしまうものもありますからね。

どうしても、そこらへんはお財布との相談になってきてしまいますよね。
ご利用は計画的に!

カーボンフレームのデメリット② ~破損~

軽いから持ち運びは楽なんですが、振り回すように扱ってぶつけないように!
硬いものや強い衝撃には、気をつけてください。

衝撃吸収力は高いですが、外部からの力には滅法弱い素材です。

なぜかというと、カーボンとは硬度は高いのですが、靭性に乏しい素材です。
つまり、許容範囲を超えた衝撃を受けると、あっさりと割れてしまいます

金属だったら、歪むことで外部からの力を分散させるですが・・・。
金属と違い、カーボンは思った以上にあっさりとひとつの傷から、ポッキリと破断やひび割れしてしまう可能性も。

乱暴に扱わないように、注意が必要な素材でもあります。

雑に扱うと、フレームの破損につながり、寿命の前に買い替えが必要なんてこともあります。
私みたいに大雑把な人間は、選ばない方がいいかもしれません。

適切な保管で寿命を延ばそう!

保管場所についてですが、やはり、紫外線や風雨をできるだけ避られる場所に保管した方が、寿命を延ばせるので得策です。

カーボン自体の経年劣化というのは、ほとんどありません。
しかし、フレームに使われている接着剤などの副素材が影響を受けてしまい、剥がれてしまうことがあるそうです。

これはアルミ・クロモリでも同じことが言えますが。
一番気をつけてもらいたいのは、傷や衝撃ですね。

参考アルミ・クロモリフレームの寿命

最後に、アルミとクロモリの耐用年数も参考程度に。⇒もっと深く知りたい人はこちら!
これら2種の素材は、金属製のためカーボンよりも条件によって、寿命の変動が大きいです。

年数に関しては、どうしても酸化による錆が出てきてしまいますので、普段のお手入れが特に大切になるため、はっきりと言えることができないのです。
買い替えの目安は、パイプ内部に錆が進行してきたときですね。

とくにアルミだと、錆によって急にポッキリ折れてしまう可能性があります。⇒アルミフレームの記事はこちら!
同条件でみると、クロモリの方が経年劣化は少ないと思います。

後は、そのフレームに飽きてきたときが、一番の買い替え時ですかね(笑)。
何にせよ、楽しく乗れるのが一番ですので、それもひとつのタイミングかなぁと思います。

以上、素敵なサイクルライフをお過ごし下さい。

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