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カーボン製フレームの寿命(耐用年数)・メリット・デメリットって?

      2016/11/25

カーボン製フレームの寿命(耐用年数)・メリット・デメリットって?

数ある自転車フレーム素材の中でも特に高価なカーボン素材....

やはり高価なものなので長く乗っていたいですよね。

では実際、カーボンフレームの寿命(耐用年数)はどれくらいなのか?さらにカーボンフレームのメリット・デメリットも合わせて見ていきましょう。

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そもそもカーボンはどんなもの??

ロードバイクだけでなく様々な製品の素材に使用されているカーボン。一体どんな素材なのか?おさらいも含めちょっと調べてみました。

正式名称「炭素繊維強化プラスチック」
特徴として高い強度を軽さを両立、母材には主にエポキシ樹脂が用いられ、その性質から多種多様に利用されている素材。
初めはゴルフクラブのシャフト、釣竿等のスポーツ用品から実用化され今では自動車、
飛行機等の産業用に、建築、橋梁の耐震補強など、建設分野でも広く使われているとのこと。

こうしてみるとホントに色々な物に使用されているものなんですね。
ではこのカーボンを自転車素材としてはどの様な特徴があるか見ていきましょう。

カーボンフレームのメリット①(寿命)

決して安い買い物ではないカーボンフレーム。せっかく乗るなら長い期間乗っていたいものです。おおよその走行距離でいうと3万km~4万kmくらいは当初のスペックを維持できますと言われています。一般的なホビーレーサーの方には大体6年間くらいの走行距離=寿命と捉えるのが通例でしょう。しかし一概にそうとは言えません。悪路走行が多かったり、雨・風にさらして経年劣化を早めてしまったりで条件は人それぞれです。丁寧に扱えば10年以上は十分持つ素材です。同条件下でのアルミ・クロモリ製のフレームより長持ちする年数です。余談ではありますがアメリカの飛行機メーカー、ボーイング社。こちらの製造したボーイング787の機体には50%がカーボンで構成されておりその耐用年数はなんと50年!!
驚きの耐久性です。当然飛行機用のカーボンとロードバイク用では、モノ自体が全然違うものでしょうからあまり参考にはなりませんと思いますがあくまで余談ということで。

カーボンフレームのメリット②(軽さ)

カーボンの一番の特徴はとにかく軽い!!他の素材と比べてみましょう。
素材別完成車のおおよそな重量はアルミ8~10kg、クロモリ10kg前後、
そしてカーボンはというと7~8kg前後。
フレームの規格やデザインによって多少ズレはありますが自転車素材として一番軽量というのは確かです。レーサーにとってはマシンの重量というのは当然気になる所だと思います。特にヒルクライムなら重さがが最大の障害ですから、軽く登れるというのがいいですね。参考程度ですがヒルクライムで機材の優位性を実感するのなら7キロ以下で顕著に出てきます。まぁ1~2kgの違いならちょっとダイエットしてみるのもいいですね(笑)。

カーボンフレームのメリット③(衝撃吸収)

次のメリットは衝撃吸収力。荒れた路面で走ると気になるのがガタゴトする細かい振動。これがあると気分良く走れないですよね。カーボンなら全ての振動とはいきませんが他の素材に比べかなり緩和してくれます。カーボンフレームにもアルミ・クロモリフレームにも堅いの柔らかいのいろいろありますが、それでもカーボンとそれ以外はかなり変わってきます。その衝撃吸収性の高さからアルミ・クロモリ製のフレームでも一部分にカーボンを使用してるモデルが多いくらいです。快適に走行するにはもってこいの素材なんですね。実際に乗って体感してみるをお勧めします。

カーボンフレームのメリット④(デザイン)

さらなるメリットは自由自在なデザイン性です。カーボンは金属ではなく、色々なカーボンの種類を張り付けたり出来、 固さやしなりが自由自在に作れます。ここまでくると単純なメリットとはいえないかもしれませんが、人間とはだんだんと欲が出てくる生き物です。慣れてくるともっと自分なあったフレームをオーダーしたい方もいらっしゃるでしょう。そんな時に対応できるのはやはりカーボン製。凝り性の方にお勧めできる素材です。またデザインは機能につながる一面もあります。空力フレームという言葉を聞いたことがありますか?一般的にはエアロフレームと呼ばれているもので、早い話が空気抵抗を極力減少させるためにデザインされたフレームです。レーサーにとって一番の障害はやはり空気抵抗ですね。これがなくなるいうのはどれだけ快適なことか・・・。そんな悩みを解決する為のフレームでさらに素材がカーボンとなればまさに鬼に金棒状態(笑)。ただ特殊なデザインをしている為、一部のフレームはレギュレーション違反になっている様子。趣味で乗る分には関係ないですけどね。

カーボンフレームのデメリット①(価格)

カーボンフレームのざっとメリットを挙げてみましたがそんなに世の中甘くありません。気になるのは価格ですよね。近頃は以前に比べ安価になってきたとはいえ、アルミ・クロモリと比べ一番高価な素材というのは避けられません。どうしてもカーボンの性質上加工が難しくそれが価格に反映されてしまっています。特に上位モデル・ブランドの金額を見ていくとキリがありません。プロ使用のマシンなどは軽自動車が一台以上買えてしますモノもありますからね。どうしてもそこらへんはお財布との相談になってきてしまいますよね。ご利用は計画的に!

カーボンフレームのデメリット②(破損)

軽いから持ち運びは楽なんですが、振り回すように扱ってぶつけない様に!硬いものや強い衝撃には気をつけてください。衝撃吸収力は高いですが、外部からの力には滅法弱い素材です。なぜかというとカーボンとは硬度は高いのですが靭性に乏しい素材です。つまり許容範囲を超えた衝撃を受けるとあっさりと割れてしまいます。金属だったら歪むことで外部からの力を分散させるですが・・・。金属と違い、カーボンは思った以上にあっさりとひとつの傷からポッキリと破断やひび割れしてしまう可能性も。乱暴に扱わない様に注意が必要な素材でもあります。雑に扱うと、フレームの破損につながり、買い替えが必要なんてこともあります。私みたいに大雑把な人間は選ばない方がいいかもしれません(泣)。

適切な保管で寿命を延ばそう!

保管場所についてですが、やはり紫外線や風雨をできるだけ避られる場所に保管した方がが得策です。カーボン自体の経年劣化というのほとんどしないのですが、フレームに使われている接着剤等の副素材が影響を受けてしまい剥がれてしまうことがあるそうです。これはアルミ・クロモリでも同じことが言えますが。一番気をつけてもらいたいのは傷や衝撃の方ですね。

参考アルミ・クロモリフレームの寿命

最後にアルミとクロモリの耐用年数も参考程度に・・・。
これら2種の素材は金属製の為カーボンよりも条件によって寿命の変動が大きいです。年数に関してはどうしても酸化による錆が出てきてしまいますので普段のお手入れが特に大切になるためはっきりと言えることができないのです。買い替えの目安はパイプ内部に錆が進行してきたときですね。特にアルミだと錆によって急にポッキリ折れてしまう可能性があります。同条件でみるとクロモリの方が経年劣化は少ないと思います。後はそのフレームに飽きてきたときが一番の買い替え時ですかね(笑)。何にせよ楽しく乗れるのが一番ですのでそれも一つのタイミングかなぁと思います。以上素敵なサイクルライフをお過ごし下さい。

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