自転車でツーリングに出掛けたい!でも車種がたくさんあって何を選べいいか分からない。
そんなお悩みを解決していきます!
ツーリングにおすすめな自転車の車種から、移動距離や予算別で選ぶべき車種のポイントやおすすめな装備などをご紹介します。
旅の計画の参考にしてみてください。
ツーリングに行く自転車の車種を選ぶポイント
ツーリングに必要な自転車の車種を選ぶ際の基準としては、フレーム、ブレーキ、ギア比およびキャリアの取り付け場所が重要になります。
1. フレーム
ラックを取り付けることを考えると、クロモリもしくはアルミが基本になります。
クロモリは振動を制御しやすいため乗り心地がよく、丈夫であるのに対して、アルミはクロモリよりも軽く、しかも安いのが特徴です。
2. ブレーキ
ツーリング車の場合、ディスクかカンチブレーキが基本になります。ロングキャリパー、センタープルまたはVブレーキを選ぶ人もいます。
輪行する場合や自転車を軽くしたい場合は、カンチブレーキを選ぶ人が多いです。
3. ギア比
ツーリング用途の場合、広いギア比を好む人が多いです。
ヒルクライムで重い荷物をのせる場合は、舗装路でもMTB並みのギア比が必要になります。
4. キャリアの取り付け場所
取り付け場所は、前のみ、後ろのみ、もしくは前後両方と人によって様々です。
前に付ける場合は、ハンドルが重く、曲がりづらく感じますが、自転車に乗ったまま荷物に手が届くという利点があります。
後ろに付ける場合は、荷物の重さを感じにくいですが、自転車から降りないと荷物に手が届かないという不利点があります。
値段別ツーリングに行く自転車のおすすめ車種
ツーリングに行く際のおすすめ自転車の車種を値段別にご紹介します。
1. ご購入目安:5万円~10万円 GIANT GREAT JOURNEY 1
ツーリングに行く場合は、旅の予算も考慮する必要があるため、限られた予算の中でツーリングを考えるには、この価格帯がおすすめです。
ロードはレースを視野に入れて軽量化が必要ですが、ツーリングでは堅牢性が重要です。
2. 目安:10万円~15万円 深谷産業 603ランドナー
自転車でのツーリングを趣味として長い間楽しみたいという方におすすめの価格帯です。
この価格帯は、万能タイプのモデルが多く、近距離から長距離まで幅広いツーリングに対応可能です。
自転車の性能が似ているシクロクロス用の自転車を検討してみてもいいかもしれません。
3. ご購入目安:15万円~20万円 exella sportif ARAYA EXELLA SPORTIF
この価格帯は、乗り心地、構成部品、材質、質感、デザインなど、どれも高いレベルでまとめられていて、満足度の高い機能を備えています。
ツーリング先の風景にも自然に溶け込み、大人の存在感をまとった魅力を感じられます。
自転車の車種はツーリング距離も考慮しよう
自転車の車種別おすすめツーリングタイプのご紹介です。
1. クロスバイク
日帰りから1週間以内の軽いツーリングにおすすめです。
マウンテンバイクとほぼ同じ部品ですが、車輪がロードバイクと同じ径で太めの700C径で、マウンテンバイクをスリムにしたタイプです。
基本的には、舗装道路向きですが、軽いラフな路面なら走ることは可能です。マッドガード(泥よけ)やキャリアを後ろに付けることのできるタイプがおすすめです。
2. ロードバイク
スピードを出し、荷物を極力少なくして、移動距離が多いスタイルのツーリングにはロードバイクがおすすめです。
小さなフロントバッグやサドルバッグの装着が可能で、キャリアがつけられるタイプもありますが、他の車種に比べて頑丈さは低いため、バッグの積載量は考慮する必要があります。
3. ランドナー
伝統的スタイルのツーリングに向いているのがランドナーです。
26インチの車輪が主で、ドロップハンドルで前後にマッドガード(泥よけ)付きが付くので長時間の走行が可能です。
マウンテンバイクのような耐久性には欠けますが、乗り心地がよく、ある程度の積載量が可能で、多少の悪路なら問題がありません。
4. マウンテンバイク(MTB)
長期間のツーリングにはマウンテンバイク(MTB)が向いています。
オフロードも走ることができ、車体も頑丈なため、40~50Kgの積載量も可能です。
自転車のツーリングにおすすめな車種の特徴
長距離の自転車旅行のために、キャリアやバッグの装着が出来る車種をツーリングバイクといいます。
様々な地形を長時間走行することができ、直進の安定性が高く、乗り心地のよいフレーム設計で、泥除けやライトなどの安全・快適装備の取り付けも考慮したされた設計となっています。
ゆっくりと走るので、落ち着いたデザインや色のタイプが多く、長時間走行を考慮して、様々な乗車姿勢に対応するためドロップハンドルが多くなっています。
ハンドルが若干高めに設計されたモデルが多く、短距離走行向きにストレートバーを採用したモデルもあります。
ギヤチェンジ・変速機は、前3、後7~9段が主で、急坂の峠道や、何日も続けて走行する場合のために、幅広いギヤ比が採用されています。
タイヤ幅は、3cm前後とロードバイクより太めとなっており、マウンテンバイクよりも細めのものが主流です。
舗装路の走行が主なので、タイヤは凹凸のないものが採用され、ホイールも乗り心地を重視した設計になります。
長距離のツーリングにあると良い装備
長距離のツーリングに必要な装備をご紹介します。
1. ヘッドライト
初めてのツーリングでは、ヘッドライトを必要とするケースはおすすめできませんが、トラブルで早朝や夜間に走らなければならない場合を想定して、ヘッドライトの準備は必要です。
2. テールライト
テールライトもツーリングには準備が必要な装備です。
オムニ5は、クリップが同胞されているため、シートポスト、シートステイ、サドルバッグと様々な場所に取り付けることが可能です。
昼間に走行する場合も点滅しておけば、暗い場所やトンネル内でも安心です。
3. サドルバッグ
背中に荷物を背負うのが苦手な方には、サドルバックがおすすめです。
高身長の方は、サドルバッグを取り付けるスペースに問題がないと思われますが、シートポストが、あまり出ていない方の場合は購入をおすすめします。
また、アダプター取り付けタイプの場合、サドルの形状によっては、取り付けることができない場合もあるので、確認が必要です。
4. トップチューブバッグ
自転車のトップチューブに取り付けるバッグですが、ここに携帯電話や財布を入れておくと、すぐに取り出せることができるのでどんな車種につけても便利です。
雨よけカバーの付いているタイプをおすすめします。
自転車のツーリングの車種が決まったら服装も
ツーリングに必要な服装をご紹介します。自転車の車種に合わせて揃えると良いです。
1. サイクリング・パンツ(レーサーパンツ、通称レーパン)
お尻が痛くなるのを防ぐ必須のウェアがサイクリング・パンツです。
観光をする場合は、サイクリングパンツのままは恥ずかしいので、短パンを用意した方がいいですね。
2. ポロシャツ
汗がすぐ乾くダクロンのポロシャツもしくはTシャツを用意しましょう。
夏は半袖、秋以降は長袖がいいですね。襟があるものですと、立てて首筋を日差しから守ることができるのでおすすめです。
色は白系だと車から見やすいため安全にはよいのですが、交通量が多い場合は排気ガスで汚れてしまうので、ルートによって着替えることをおすすめします。
3. ヘルメット
安全なツーリングのためにヘルメットは必須です。
4. バンダナ
ヘルメットを長時間かぶっていると汗がしみてきて臭ってくるので、バンダナやハチマキを使うといいですね。
5. グローブ
指先が出るタイプが基本で、寒くなってきた場合に指先まで包むものがあればベストです。
自転車でツーリングに出掛けるときにおすすめな車種はなに? まとめ
初めて自転車のツーリングをするときは、ワクワクしてしょうがないと思います。
特にツーリングの予定をたてているときや、車種を選んでいるときなどがそうだと思います。
予算の都合に合わせて、車種から出来るなら服装まで準備出来ると良いですね。
お出掛けの際は、無理をなさらずにご安全にツーリングをお楽しみください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。