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クロスバイクがパンクしたときの応急処置ってある?

      2017/04/19

クロスバイクがパンクしたときの応急処置ってある?

こんんちは、じてんしゃライターふくだです。

クロスバイクがパンクしたときの良い応急処置ってないの?そんなことを聞かれました。
応急処置と言われても、そりゃパンクしたらパンク修理するしかないんじゃないの?なんて思ってしまったりするのですが。

じゃあ、パンク修理できないと自転車で遠くに行っちゃいけないの?
そんなことないです。
良い方法を考えてみましょう。
プラスでベテランにも嬉しい、ちょっとした裏技も書いてみようと思います。

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まさに応急処置!緊急パンク修理材!!

「そりゃ、クロスバイクのパンク修理ができるようになった方が良いことは分かってるよ。でも、不器用だし、自信がないんです」
そういう人って少なからずいると思います。

まず、ひとつ言えるのが、不器用でもパンク修理はできるようになります。
「不器用だから修理や応急処置なんて、できそうにない」
そういう風に思い込むのが一番危ないです。

大丈夫ですよ、必ず誰でもできるようになります。

そうは言っても、やはり不安ですよね。
そんな人のために、きちんと用意をしてます。

マルニのクイックショットという商品があります。
これは、エアーとパンクの穴をふさぐドロドロっとしたやつが一緒に入ったボンベです。
1本
1,000
円程度です。

小さい穴のパンクの場合は、これを使えば、空気が入って、ドロドロが穴をふさいでくれるというわけです。
絵付きの取説が付いているので、きっと初心者でも大丈夫だと思います。

まさに応急処置!緊急パンク修理材!!②

マルニのクイックショットはフレンチバルブ用です。
一般的なクロスバイクは、ほとんどがフレンチバルブです。

フレンチバルブとは、黒いダストキャップ(メーカーによっては透明だったり赤かったりしますが)を開けて、先端のネジを緩めて、頭を押してやると空気がプシュッと出るやつです。

ときどき、アメリカンバルブ(米式バルブ)自動車タイヤに使われている太いヤツや、ママチャリと同じダンロップバルブ(イングリッシュバルブ、英式バルブとも言う)もあります。
そういうバルブの場合は、別のアイテムを使ってください。

使った後は、基本的には応急処置なので長くは使えませんので、自転車屋さんまで走ってチューブを交換してくださいね。

他にも、ユニコからも出ていますね。
クイックショットよりほんの少し高いですが、すべてのバルブに対応しています。

ちなみに、こういう緊急修理材は、初心者だけじゃなくレースで使う人もいます。
レースでのんびりパンク修理していたら、タイムは狙えませんからね。

もちろん、緊急修理材を使ったら勝ちは厳しいにせよ、リタイヤするのも勿体ないですからね。
完走を目指すためにも良いアイテムです。
お守りと呼ぶ人もいますね。

ダメ元で挑戦!クロスバイクのパンク修理!

でも、できれば初心者の人も、パンク修理や応急処置には挑戦してみてください。
ダメ元で良いですから。

30分挑戦してダメだったら、クロスバイクを手で押して自転車屋さんを探したって良いわけです。
あるいはタクシーを呼んでも良いわけです。

案外、うまくいっちゃう場合が多いです。
ぶっつけ本番で上手くいっちゃう人も少なからずいます。

もちろん、上手くいかない場合もあります。
人生は決して甘くないです。

でも、上手くいっちゃったらラッキーだと思いませんか?
次からパンクしても、一度上手く直せたという経験があると、気分的にすごく楽です。

パンク修理は奥が深いものです。
ごくまれですが、ベテランの人でも失敗することもあります。

でも、初心者が上手く行くこともあります。

「パンク修理なんて誰でも簡単だから、頑張って覚えよう」
っていうのは、あれは半分本当、半分嘘です。

奥が深く、完璧にできるようになるには、経験が必要です。
ある程度経験を積むと、パンクしたチューブだけ見て、パンクした原因まで、ある程度は分かるようになります。

でも、そこまで上手くならなくたって、とりあえず走るだけのパンク修理なら、初心者の人でもできることは少なくありません。
是非、恐れず挑戦してみてください。

クロスバイクに限らずパンクの裏技応急処置

昔、峠を走っていたときに、路面の割れにタイヤを取られて、サイドカットしてしまったことがありました。
このとき、チューブだけじゃなく、タイヤまで少し裂けてしまいました。

タイヤブートというタイヤが裂けたときの修理用のアイテムがあるのですが、そのときは偶然持っていなかったのです。
無理だと思いながらチューブだけ交換しましたが、やはり裂けたタイヤだと、すぐにパンクしてしまいました。

仕方ないので、しぶしぶ自転車を押して峠の茶屋まで歩きました。
レース用のビンディングシューズというのを履いていて、これが非常に歩きにくく、茶屋で事情を話して便所サンダルを借りるか、いくらかで売ってもらおうと思ったのですが、そんなものはなく。

茶屋のおばちゃんが、
「あんた、これで直せないの?」
とガムテープを渡してきました。

「いや、おばちゃん、ありがたいけど、多分、ガムテープじゃ難しいかなぁ」
と言いつつ、ダメ元でチューブの割れた部分にぐるぐるっと巻き付けて応急処置してみたところ、意外と空気がきちんと入ってくれて、残りの50kmを問題なく家まで帰れてしまったことがあります。
どうにも近くに自転車屋さんがないときには、ガムテープも意外と上手く行くこともあります。

ついついロードバイクやクロスバイクだと、難しく考えすぎてしまうことが多いですが、応急処置としては、とりあえず穴がふさがってさえいれば良いのです。
近くのコンビニでガムテープを買って、ダメ元で試してみるのもひとつの方法です。

もちろん、裏技、応急処置ですから、普段からすべき方法ではありませんが。

クロスバイクに限らずパンクの裏技応急処置②

クロスバイクに限らず、パンクの応急処置としてガムテープを使うというのは、実は昔は結構メジャーな方法だったようです。
サドルの裏に布ガムテープを貼りつけておいて、いざという時に使うというのは、昔乗っていた人の間では、よく知られた裏技だったようです。

メインの目的としてはチューブの穴をふさぐのではなく、裂けてしまったタイヤの裏側に貼って、タイヤブート代わりに使うという方法だったようですが。

タイヤブートというのは、ちょっとした厚紙に両面テープを貼ったようなものです。
タイヤが裂けると新しいチューブを入れても、裂け目からチューブがはみ出ようとしてパンクしてしまうので、裂け目に厚紙を貼って、チューブがはみ出るのを防ぐというものですね。

ブートを買えば良いのですが、意外と売ってない店も多く、ついついストックを切らせてしまいがちです。
ブートがないときにブート代わりになるものとしては、僕が何度か使ったことがあるのが名刺ですね。

自分の名刺をちぎって、ほど良い大きさにして、タイヤの裂けめのところにあてるんですね。
粘着テープがついていないので少々動きますが、上手くやればブート代わりになります。

名刺じゃなくて、千円札を使う人もいます。
千円札も十分強度のある紙なので、ブートの代わりになるようです。

すごいなと思ったのは、落ち葉をブートの代わりに使った人がいました。
僕もその人もブートを持っていなくて(実に準備の悪い駄目サイクリストです)、その人が仕方ないなと言って、道のわきの落ち葉を選んで、タイヤにはさんで直してしまったんですね。

繰り返しますが、あくまで応急処置です。
それでも、町まで帰れれば、自転車屋さんもあります。
難しく考えず、柔軟な発想で、ダメ元で良いから試すというのは、とても大事なことです。

海外で見たすごい応急処置

クロスバイクのパンク修理から少し離れてしまいますが、海外で助けられた応急処置もあります。

リアディレイラー、後ろの変速機の根元の部品(ディレイラーハンガー)が地平線で折れてしまったときです。
地平線と言っても、もう少しで町に着くというところだったので、2時間ばかり歩いて何とか辿り着いたんですね。

ゴベルナドル・グレゴレスという、アルゼンチンでもド田舎のパタゴニアの小さな村だったのですが、そこの自転車屋さんは夕方から夜しかやっていなかったのです。
昼は別の仕事をしているとのことでした。

半分閉鎖されたキャンプサイトだか広場だか、よく分からないところにテントを張って、夕方になってからその自転車屋さんを訪れて事情を話しました。
当時は分かっていなかったのですが、ディレイラーハンガーというのは車種によってそれぞれ形が違い、日本国内でも部品取り寄せの修理なんです。

ただ、そこのおじさんときたら、別の自転車のディレイラーハンガーをグラインダーで削って、僕の自転車にはまる形にしてしまったんですね。
その村の銀行では、なぜか僕のキャッシュカードは受け付けてくれなくて、お金もほとんどなかったのですが、おじさんは笑顔で「旅を成功させてくれればOKさ、アミーゴ!」と言って、お金は受け取ってくれませんでした。
今でも、心から感謝しています。

もちろん、正しい修理は大事です。
それでも、自転車において大事なのは常識に捉われず、何とかしてやろうっていう心意気なのかもしれません。

まとめ「パンクは怖いけれど、勇気を出して!」

最初のうちは、どうしてもパンクは怖いものです。
何か簡単にできる修理はないかなと誰しも思います。

でも、パンクなんてきちんと空気さえ入れていれば、滅多にするものじゃありません。
かなり距離を走る人でも年に5回すれば多い方でしょう。

そして、今はパンク修理できる人も、誰しも最初は初心者でした。
勇気を出して、かたく考えずに。

パンク修理は誰にでもできるはずです。
逆に言えば、パンクさえ克服できれば、走行中に必要な修理って、他はほとんどありません。
頑張ってレッツトライです!!

 - クロスバイク, パンク タイヤ, 自転車全般