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自転車を購入する~安いのはやっぱりホームセンター!?~

2016.6.26

自転車の購入を考えたとき、安い自転車を購入したいと考えるとホームセンターの自転車も候補にあがります。

実際のところ、ホームセンターでの自転車購入はどうなのでしょうか。
メーカーなどは、どの程度扱っているのでしょうか。

価格の相場は?メンテナンスは?気になることいっぱい。

今回はそんなお話です。

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どうしてホームセンターの自転車は安いの?

とりあえず、安さだけを念頭において自転車を買う場所を考えたとき、一番の候補になってくるのはホームセンターか、中古品取り扱いの自転車店ではないでしょうか。

もちろん、中古の自転車店では使用品を取り扱っているわけですから、価格が安い理由も理解しやすいでしょう。

一方で、ホームセンターでは、新品の自転車を安く取り扱っています。
その理由は、なぜなのでしょうか。

取り扱っている自転車の大半が、いわゆるママチャリと呼ばれることが多い「シティサイクル」なのが、その理由です。

シティサイクルは、そもそもスポーツ自転車とは目的が違うため、その能力も違ってきます。
目的が違えば、価格が違ってくるのは当然です。

純粋に、すべての走行性能の面で高い能力を求められるスポーツ自転車は、価格が高く設定されるのも頷けるでしょう。

シティサイクルに高速走行の能力を求められることはありませんから、自転車自体の重量が重く、ギアやブレーキの操作性や能力が、それほど高くなくても問題がないのです。

しかし、シティサイクル以外にも、クロスバイクやマウンテンバイクのスポーツ自転車を、専門店に比べて安く取り扱っていることがあります。

これらの価格が安い理由は、使われている素材や部品が安く、品質の高くないものだからです。

このような価格の安いスポーツ自転車は、「ルック車」と呼ばれ、専門店のものに比べて価格は、おおむね半額から1/3程度で販売されています。

ホームセンターの自転車はすぐ壊れる?

シティサイクルの耐久性について考えてみましょう。

シティサイクルは主に、自転車について深い理解や興味のないユーザーが使用する前提で作られています。
それはつまり、メンテナンス性が高くないことを示しています。

ユーザー自身が自転車を分解したり、メンテナンスする前提では作られていないということですね。
ですから、当然、滅多なことでは壊れないように作られています。

しかし、3年や5年と長く乗り続けていくには、消耗品以外にもメンテナンスが必要です。

そこで、いざメンテナンスと思っても、簡単には分解することができないため、それなりの費用を支払って専門店にメンテナンスを依頼しなければなりません。

メンテナンスがされないまま、長期間使用される自転車は、文字通り「壊れやすく」なっていきます。

シティサイクルは短期的には耐久性が高いですが、長く使い続けるには高くつく自転車であると言って良いでしょう。

では、ホームセンターで購入できるスポーツ自転車のルック車はどうでしょうか。

ルック車は先にも述べた通り、品質の高くない素材や部品を使って、安く仕上げられたものです。
スポーツ自転車の見た目だけを真似た、模倣品に近いものなんですね。

実際に、ルック車のほとんどには悪路走行や強い衝撃を避けるような注意書きが記載されていることが多いのです。

本物のスポーツ自転車のように取り扱ってしまっては、たちまち壊れてしまう危険性が高くなります。

ルック車は見た目から期待できるような乗り方をしてしまうと、すぐに壊れてしまい、安いですが、その値段分すら回収できなくなる可能性があります。

ホームセンターで買った安い自転車のメンテナンスは?

シティサイクルのメンテナンスについては、先ほど説明しました。
それでは、ルック車はどうでしょうか。

スポーツ自転車の特徴のひとつに、容易なメンテナンス性が挙げられます。
多くの部品で、着脱が非常に容易なものを利用するからです。

例えば、クイックリリースと呼ばれる車軸部品を採用している車輪があります。

これは、プロのサイクリングレースでパンクやスポークが折れてしまうなど、車輪にトラブルが発生した際、瞬時に車輪を交換できるよう、ツマミを倒すだけでポンッと車輪を外すことができます。

このような仕組みは、数秒を争うレースに必須であることはもちろん、メンテナンスを容易にしている面も併せ持っているんですね。

ホームセンターなどで売っているルック車でも、このような部品を利用している場合が多いですから、部品の多くは容易に着脱することが可能です。

しかし問題は、それらの部品の精度が高くないことにあります。

簡単に外すことができ、装着ができても、「部品が真っ直ぐはまらない」「スリットの奥まで戻すことができない」というような問題が発生しやすい傾向があります。

安いものは安いなりに部品の精度が低く、このような問題が起こるんですね。

最悪の場合、外したら最後、二度と戻すことができずに部品を別途購入しなければならなくなる、ということもあり得ない話ではありません。

メンテナンスそのものは可能であっても、非常に手間が掛かるうえに、調整が難しいと考えておいたほうが良いでしょう。

自転車専門店とホームセンターでの購入比較①

自転車専門店で自転車を購入する場合と、ホームセンターでシティサイクル、または安いルック車を購入することの違いを比較していきましょう。

最も大きな違いとして挙げられる点は、専門スタッフを抱えているかどうか、ということにあります。

自転車の定期点検なんて大げさな、というイメージをお持ちの方は少なくないかもしれませんが、自動二輪車や普通自動車と同じように、走行距離や使用期間に応じて定期点検をするのが、本来は理想です。

自転車専門店では、自転車の販売時にユーザーが高いメンテナンス能力を持っていることが期待されるという、特殊な場合を除いて、
「購入後◯◯kmあるいは◯◯ヶ月が過ぎたら、定期点検を受けに再度お越しください」という案内を行うことが多いです。

もちろん、その点検自体は無料で、購入時の費用に後の定期点検料までが含まれていることになります。

注意したいのは点検時に部品の交換や修理が必要になり、その原因が初期不良でなければ、部品代や修理代は当然、有料となります。

ホームセンターで、そのような案内を受けられることは、現在のところ、あまり一般的ではありません。

その理由は、専門スタッフを抱えていないからということに尽きます。
一般的にホームセンターでは、自転車を販売することはできても、専門的なメンテナンスはできないのです。

自転車専門店とホームセンターでの購入比較②

自転車本体以外の消耗品や、オプションパーツはどうでしょうか。

これらの品揃えは言うまでもなく、自転車専門店の方が豊富です。
そのこと自体は不自然でなく、驚くようなことでも無いでしょう。

ホームセンターは、自身で購入した自転車の適合パーツが店内に在庫されているかどうか、専門スタッフがいないので、判断し兼ねることがあります。

加えて、商品を購入しても、その交換作業を請け負ってくれるかどうかも、定かではありません。

タイヤひとつとっても、様々な大きさと太さ、空気を入れるバルブ形状の違いなどがあり、それらが適合しなければ交換することができません。

購入店に消耗品を買い求めれば、ホームセンターであっても適合する消耗品やパーツを在庫していて、それを案内してもらえるかも知れません。

自転車専門店なら、ほぼ間違いなく適合する消耗品やパーツを多種多様に用意しています。

「広い選択肢の中から、目的に合った商品を選択して交換したい」
「選んだ商品が適合するかどうか判断して欲しい」
「購入した商品の交換作業を請け負って欲しい」

などと考えられるなら、自転車専門店を訪れたほうが確実性が増すでしょう。

自転車専門店とホームセンターでの購入比較③

ホームセンターのとの違いは、細かいところでもみられます。

ユーザーとして大きな恩恵を得られるポイントと感じにくいかも知れませんが、自転車専門店では自転車の販売時に、ほとんどの場合、自転車の操作方法と併せて、道交法についても解説してくれます。

自転車で車道の右側を走行すること・歩行者に向かってベルを鳴らすこと・夜間無灯火で反射板も未装着で走行することが道交法に違反することであり、危険であるのはもちろんのこと、違反切符を切られ、さらに違反金を課される可能性まであることも教えてくれます。

そんなの知ってるよ、あるいは今までそんなことで咎められたことなんて無いよ、と思う方も少なくないかも知れません。

しかし、ご自身ではなく、ご家族が自転車を購入するとき、どう考えられるでしょうか。

やはり、違反行為で咎められるようなことはもちろん、危険な目に遭って欲しくは無いと感じられることでしょう。

プロのスタッフが自転車を販売する場合は、そのような危険に遭うことが無いように、簡潔で要点をおさえた説明を無料で行ってくれるのです。

ささやかなことではあっても、無視できないメリットのひとつに数えることができるでしょう。
ロードバイクなどは決して安いものではないので、事故に遭ってダメにしないようにするためにも、交通ルールを守ることは重要ですね。

価格以外のポイントも検討して購入店を選ぼう!

ホームセンターと自転車専門店の比較をしてきましたが、決してホームセンターを否定するものではありません。

例えば、シティサイクルをほぼメンテナンスレスで、おおよそ3〜5年毎に乗り換える予定でホームセンターを利用するのは、極めて現実的で懐にも優しい選択肢になるでしょう。

しかし、1台の自転車と長く付き合おう、自転車やそれにまつわることについて深く知ろう、とお考えになるのなら、自転車専門店を選ぶほうが良いでしょう。

目的に合った購入店を選べるようにしたいものですね。

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