豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

自転車シフトワイヤーの交換に関するHOW TO(方法)

      2016/11/25

自転車シフトワイヤーの交換に関するHOW TO(方法)

自転車のシフトワイヤーのメンテナンスを怠っていませんか?と言っても、シフトワイヤーにはどんな種類があって、何を買って、用意すれば良いのか。そもそも、疑問ですよね。今回は、そんな自転車のシフトワイヤーの交換に関するHOW TO(方法)まで、詳しくまとめて行きましょう。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001389-1.jpg
通学自転車は耐久性に優れたものを選ぼう!

小学校とは違い、中学校や高等学校では、自転車通学をする生徒が...

pwk0001388-1.jpg
日本一周クロスバイクの旅!予算はどのくらい?

クロスバイクに乗って、日本一周を旅したいと考えたことはありま...

pwk0001387-1.jpg
サイクリストになりたい!女性におすすめの自転車は?

休日にサイクルウェアを着て颯爽と道路を駆け抜けるサイクリスト...

pwk0001386-1.jpg
低身長でも悩まない!小さい人向けロードバイク

ロードバイクに乗っている人と言えば、比較的長身細身のイメージ...

pwk0001385-1.jpg
身長160cm以下の方におすすめのロードバイク

身長が160cm以下、特に150cm前後の女性ですと、「自分...

pwk0001384-1.jpg
自転車で思い切り走る!スピード向上のコツは?

あなたは自分の自転車の走行スピードに満足していますか? 「...

pwk0001383-1.jpg
日本一周向け自転車をご紹介!クロスバイクやランドナーなど

自転車で日本一周してみたいという夢を持つ方は、少なくありませ...

pwk0001382-1.jpg
体脂肪率を5%下げたいなら、自転車が効果的?

「二の腕のぷにぷにしたお肉を減らしたい」「お腹の贅肉をどうに...

pwk0001381-1.jpg
仏式バルブって何?英式から仏式に交換すべき?

自転車のバルブには、英式バルブや仏式バルブなど、いくつかの種...

pwk0001380-1.jpg
メリダってどんなメーカー?リアクトの2017年版ってどう?

皆さんは、メリダという自転車メーカーをご存知ですか? 「台...

pwk0001379-1.jpg
ブリヂストンのオルディナってどんな自転車?評判は?

ブリヂストンと聞くと、車のタイヤや電動アシスト自転車を思い浮...

pwk0001378-1.jpg
アメリカ製のロードバイクをご紹介!走行時にはヘルメットを

現在、ロードバイクを扱うメーカーは世界中にあります。 もち...

pwk0001377-1.jpg
自転車を送りたい!宅配料金や梱包について

引っ越し先に自転車を持っていく場合、あなたならどうしますか?...

pwk0001376-1.jpg
女性におすすめのロードバイクや選び方について

ロードバイクは男性の乗り物というイメージが強いかもしれません...

pwk0001375-1.jpg
秋冬の自転車旅行、おすすめスポットや最適な服装は?

秋冬は寒く、外に出るのも億劫になってしまいがちです。 しか...

pwk0001374-1.jpg
中学生におすすめの通学自転車をご紹介します!

春から中学生になるお子さんを持つご両親は、お子さんの通学自転...

pwk0001373-1.jpg
英国発祥のレイノルズ!そのホイール・アサルトの魅力に迫る

自転車のホイールを取り扱うメーカーは、世界中に数多く存在しま...

pwk0001372-1.jpg
身長が小さいことで悩む人や女性向けのロードバイク

ロードバイクに乗りたいけれど、自分に合うサイズがあるか心配と...

pwk0001371-1.jpg
自転車で日帰り旅行に出発しよう!必要な持ち物は?

皆さんが日帰り旅行をするとしたら、移動手段は何ですか? 車...

pwk0001370-1.jpg
自転車で日本一周しよう!必需品や注意点はある?

自転車で日本一周したい・・・そう考えたこと、ありますか? ...

スポンサーリンク


自転車のシフトワイヤーの役割

自転車シフトワイヤーの交換前に、役割について確認しましょう。

自転車のシフトワイヤーはその名の通り、「変える」あるいは「移行する」という意味のワイヤーで、ギアチェンジのために必要です。

もちろん、多段ギア機構を備えていない、所謂シングルスピードの自転車には存在しません。
このシフトワイヤーの機構は、非常に原始的なものとなっています。

フロントギアについては、シフトワイヤーが最も緩んでいる状態で、最も軽いギアとなっています。
このギアをシフトワイヤーで巻き上げることにより、重いギアへシフトチェンジしていくことが出来ます。

リアについては、フロントのギアと逆の構成になっています。
最も緩んでいる状態が、最も重いギアとなっていて、ワイヤーを巻き上げることにより重いギアへシフトチェンジしていきます。

シフトチェンジのためのディレイラーは、フロント・リアともにバネ機構になっており、引っ張る力が掛かっていない状態では、バネが縮みきった状態になっています。

このバネをワイヤーで引っ張ってギアチェンジするイメージですね。

自転車のシフトワイヤーの種類

シフトワイヤーには、インナーケーブルとアウターケーブルの二種類があります。
インナーケーブルは、知らない方でも想像するのが難しくない、一般的な金属のワイヤーです。

アウターケーブルは、保護と取り回しに必要なものです。自転車のシフトワイヤーやブレーキワイヤーは、自転車のボディであるフレームに這うようにしてブレーキ本体やディレイラーに行き届いています。

フレームに沿ったケーブルを裸のまま引いたり戻したりすると、当然のことながらフレームが傷ついてしまいますし、スレている部分はケーブルも早く劣化します。

そこで、スレてしまうような場所の保護や、接触すると不都合な部分を迂回するための取り回しに、樹脂で外皮をコーティングしたアウターケーブルを利用するんですね。
インナーケーブルはこのアウターケーブルの中を通して使います。

また、インナーケーブルにはロード用とMTB用があり、それぞれタイコと呼ばれるケーブル端のストッパーになる部分の形状が異なります。

シフトワイヤー交換の際には、購入対象を間違えないように気をつける必要があります。

自転車のシフトワイヤー寿命

自転車のシフトワイヤーが寿命を迎える前に、交換をしたいところではありますが、その気配を目視確認で察することは非常に難しいでしょう。

目視確認が可能な不具合が発生していれば、それはすなわち、致命的な状態を迎える一歩手前であると言えます。

つまり、目視確認が可能な不具合があれば、それは寿命を迎えたということになります。

一方で、目視確認が出来ない状態ではどうなったら寿命を迎えたと言えるのでしょうか。

もちろん、切れてしまえば寿命です。それ以外では、フィーリングの変化がひとつの指標になってきます。
具体的には、変速機能がうまく働かなくなってくる、という傾向が挙げられます。

ディレイラーをいくら調整しても、変速がうまくいかない場合は、ワイヤーに不具合が起こり始めている可能性を疑って良いでしょう。
あるいは、ワイヤーの引き具合がモタつく、重たいなどのフィーリングがあれば、やはり不具合が起こっている可能性が高くなります。

購入後の時間や利用頻度の側面から考えるのは中々難しく、大まかな傾向で考えておく、程度にするのが良いでしょう。

利用頻度が高く、荒天に晒したものほど劣化が激しく、逆に利用頻度が低く良い保管環境であれば、数年経っても利用可能な場合もあります。

シフトワイヤーの交換目安

前項でご説明した通り、自転車のシフトワイヤーの寿命は目視確認することが難しいため、主には定期交換を行っていくのが良いことになります。

一般的な使用環境として、雨天時には使用せず、週に十数キロを街乗りする程度であれば、相当長く使えるでしょう。

しかし、何事も起きずとも1年に1度交換するのが無難です。
反対に、ヘビーユーザーのように、雨天でも毎日乗って週に数十キロも走るようですと、
2〜3ヶ月もする頃には、ワイヤーのフィーリングに異常が出てきても不思議はありません。
せめて半年に1度は交換しておくのが良いですね。

また、ワイヤーの劣化は目視確認し辛いものの、露出部分から劣化していくのも確かであるため、基本的にはケーブルの露出部分を確認するようにしたいものです。
指先でそっと撫でてみて、ほつれがあるようなら交換したほうが良いでしょう。

加えてフロントとリアでは、リアのシフトチェンジを多用するため、リア側のシフトワイヤーから使用感が出てきます。ですから、リアのシフトワイヤーほど重点的にチェックするのが良いでしょう。

シフトワイヤーの交換方法

「自転車のシフトワイヤーの交換」とひとくちに言っても、アウターケーブルとインナーケーブルを一度に両方交換しないケースがあります。
アウターケーブルの方が劣化しにくく、インナーケーブルを交換しても、アウターケーブルは継続して利用する事がままあります。

インナーケーブルの交換は、交換するケーブルのエンドキャップを外すか、そのあたりでワイヤーをカットします。
その後、ケーブルをシフトレバーの方から引っ張ってやれば、ズルズルと抜けていきます。
ケーブルがすべて抜けきったら、新しいインナーケーブルに薄くグリスを塗り伸ばします。
アウターケーブルを使い回す場合は、念のためにアウターケーブル内部にパーツクリーナーを一吹きしておくと良いでしょう。
その後、数分してパーツクリーナーが揮発したら、スプレーグリスをアウターケーブル内部に吹き付けておきます。
ケーブルを抜いたとき同様、シフトレバーからインナーケーブルを差し込んでいき、ディレイラーに取り付けます。たるみが残らないようにケーブルを引きながら取り付けましょう。

アウターケーブルを交換する際は、古くなったケーブルと交換する新しいアウターケーブルの長さを揃えてカットしておくと良いでしょう。

シフトワイヤー交換のポイント

自転車のシフトワイヤー交換の際、まずひとつには、ワイヤーカッターは良いものを買っておくことをオススメします。

安物のワイヤーカッターでは切れ味が悪く、上手に取り扱わないとインナーケーブルをカットしたとき断面からほつれやすくなってしまうことが多いんですね。

一旦ほつれてしまうと、そのケーブルはそこからどんどん劣化して、更にほつれやすくなっていってしまいます。
安物のワイヤーカッターを使うとケーブルの寿命を縮めてしまう可能性があります。

つぎに、アウターケーブルの取り回しには、特に気をかけるようにしたほうが良いでしょう。
アウターケーブルの取り回し次第で、ケーブルの引きのフィーリングが大きく変わってくることがあります。

アウターケーブルが必要な箇所で、理想的なアールを描けないとケーブルの引きは重くなってしまいます。
そのため、アウターケーブルの交換時には前項で述べた通り、使用済みのアウターケーブルと長さを同じにしてカットしておくと良いでしょう。

ケーブル交換が一通り済んだら、インナーケーブルを無理のない程度に一度引っ張ってやり、初期伸びを取っておくと後々楽になります。

劣化が可視化されにくいパーツは定期交換を!

シフトワイヤーやホイール、ボトムブラケットなど、劣化が可視化されにくい消耗品ほどトラブルに発展した場合致命的なことになりやすいものです。だからこそ、そういった部分には劣化が認められようがそうでなかろうが、可能な限り定期交換を心がけるようにして、リスク回避に務めるようにしましょう!

 - ハンドル ステム, 自転車 パーツ交換, 自転車全般