mtbでトレイルライドを楽しもう!mtb選びや装備品とは

天気の良い休日は、森や柱などの山道を自転車で走るトレイルライドをしませんか?

トレイルは、山道の景色や山の空気を楽しみながら走ることができるので、とってもおすすめです。

今回は、そんなトレイルライドに適したmtb選びや服装、装備についてご紹介します。

トレイルライドのmtb選び

mtbとひと口に言っても、下り坂を走りやすかったり、障害物を乗り越えやすかったりと、得意とすることは種類によって異なります。

トレイルライドを楽しみたいのなら、どんな坂でも快適に走れるオールマウンテンバイクや、山道でも苦戦しないクロスカントリーバイクが良いでしょう。
ゆっくりと自然の豊かさを味わいたいのなら、前者がおすすめです。

ただし、トレイルライドとは、登山とサイクリングを組み合わせたようなものなので、意外と体力を使います。

オールマウンテンバイクなら、サスペンションの量が多いため、地形を気にせず走ることが出来るでしょう。
特に初心者には、軽くて無駄なエネルギーを使わないハードテイルタイプが合っています。

体力と脚力に自信がある場合は、クロスカントリーバイクが良いでしょう。
障害物やアップダウンの多いレースで使われるだけあり、サスペンションは少なく、ペダルが非常に漕ぎやすい造りとなっています。

走ることがメインとなっている人に向いています。
なお、自転車だけではなく、山に入るための装備や服装を整えることも忘れないようにしましょう。

トレイルライドの服装と装備品

mtbでトレイルライドをするなら、きちんとした装備が必要となります。
山道は基本的にでこぼこしており、悪路と言っても過言ではありません。

怪我を少しでも軽減するために、最低でもヘルメットとグローブは身に付けておきましょう。
出来れば、衝撃によってお尻が痛くなるのを防ぐため、柔らかいパッド入りのサイクリングショーツも欲しいところです。

ウェアは専用のものではなく、動きやすくて、肌があまり出ないものなら何でも構いません。
裾が長いものは、チェーンに巻き込まれないように気を付けて下さい。
マジックテープが付いたバンドなどで留めておけば良いでしょう。

ジーンズは生地が厚いので、ある程度の怪我を防げます。
しかし、身体にぴったりと密着するタイプのものは、膝が動かしにくいので、余計な体力を使ってしまいます。
なるべくフィットしないタイプにして下さい。

万が一のトラブルに備えて、パンクを修理する道具も持って行きましょう。
100円ショップに売っているもので十分です。
鞄は両手が空くリュックサックをおすすめします。
転んだ際のクッションにもなるので、とても便利です。

トレイルライドの装備品一覧Part1

mtbのトレイルライドは、山道を走るので平地の時よりも厳重な装備を揃えなければなりません。
今回は、それらについて詳しくお伝えしたいと思います。

まずはハイドレーションパックです。
自転車で山道を走るのは体力を使うため、すぐに喉が渇きます。
水分がなければ身体は動いてくれないので、必ず持って行きましょう。

これなら2~3リットルの水を入れておけますし、手を使わなくてもバルブを口にくわえれば水を飲むことが出来ます。

次は、タイヤレバーと予備のチューブです。
パンクが起きた時の必需品とも言える道具で、これを使えば短い時間で修理することが可能です。
チューブ、は所持していなければ、自転車の本来の調子を取り戻すことが出来ません。
どちらも忘れないようにしましょう。

小さめのポンプも重要です。
軽くて小さいものが多いので、ハイドレーションパックやリュックサックなどにも余裕で入れられます。
サイズこそ控えめですが性能は抜群で、マウンテンバイクのタイヤの中を、あっという間に空気で満たします。

最大空気圧は65psi前後なので、マウンテンバイク用の方がやや大きめと言えるでしょう。
自分が使いやすく、持ち運びしやすいものを選んで下さい。

トレイルライドの装備品一覧Part2

mtbでトレイルライドに出掛けるのなら、装備は万全にしておきましょう。
必要なものを持って行かなければ、トラブルに見舞われても対応出来ません。
もしも、バイクの調子が悪くなってしまった時は、マルチツールが役立ちます。

あらゆる、サイズの六角レンチが揃っているため、コンポーネントの点検や修理がその場で行えます。

また、乗り手の方も気を付けなければいけません。
どれだけ上手く乗れたとしても、擦り傷や切り傷を負う可能性は誰にでもあります。

危ないからこそ楽しいとも言えますが、そのたびに怪我を負ってはキリがありません。
きちんと応急処置が出来るセットを持ち歩くようにしましょう。

重傷を負ってしまった場合は、最寄りの病院や医療サービスを受けたり、誰かに助けを求めるかもしれません。
そんな時のために、財布と身分証明書は必ず持っていて下さい。

そして水と並び、ある意味では最も重要と言えるものは食べ物です。
自転車やバイクに長時間乗っていると、相応のカロリーも消費されます。

エネルギーとカロリーを補給するためにも、ドリンクタイプのゼリーやエネルギーバーなどの携帯出来る栄養補助食品を持っていれば、走りながら手軽に栄養補給することが出来ます。

出発前にはmtbのメンテナンスを!

mtbは頑丈ですが、トレイルライドへ行く前にはメンテナンスをしておきましょう。
まず空気圧は、道路を走る時よりも低めに設定します。

限界まで詰め込むと、山道のでこぼこした感触がはっきりと乗り手に伝わるため、疲労が早く溜まります。

タイヤの性能が落ちるのも難点です。
ですが、低すぎると上り坂がきつくなるので、エアポンプを持って行って、その場で調節出来るようにしましょう。

ブレーキの点検も忘れないで下さい。
ハンドルとブレーキレバーの位置が自分の手と合うように、付け根にあるネジを操作しましょう。
利き具合が正常かどうかの確認もして下さい。

ハンドルやステムはきちんと締め直し、スタンドや泥除け、反射板などの装備は場合によっては邪魔にしかならないので取り外しましょう。

チェーンには少しだけ、専用のオイルを垂らしておくことをおすすめします。
はみ出たオイルは拭き取っておくと、泥やゴミの付着を避けられます。

これらの整備は自分で行っても良いですが、難しいと思うのなら自転車屋さんに目的を話してやってもらうと良いでしょう。

マナーを守ってmtbトレイルを楽しもう

ひと通りの装備が揃ったら、いよいよmtbでトレイルライドへと出発しましょう。
トレイルの利用者は、決してバイクを乗るためだけに訪れるわけではありません。
登山目的の人や散歩に来た人、トレイルランをする人などがいます。

狭い道の向こうからmtbが駆け下りてくると、恐怖感を抱いてしまうかもしれませんし、トレイルが傷めば、他の人達への迷惑となってしまいます。

傷の度合いによっては、風雨によりトレイルが削られることもあります。
このような理由から、トレイルライドを禁止したところもいくつかあるようです。

とにかく、安全が最優先なので、スピードは常にブレーキを掛けられる程度を維持して下さい。
そして、登山者がいたら自転車から降りて、道を譲って下さい。
挨拶することも重要です。

トレイルを傷めてしまうので、スライディングなどはしてはいけません。
トレイルから外れるのもマナー違反です。

また、保護区域に指定されているところを走るのも違反行為のひとつです。
事前に下調べをして、何処が走れるのかを把握した上で、何処を通るのかを決めておきましょう。
快適なトレイルライドを楽しむためにも、ルールとマナーはちゃんと守って下さい。

トレイルを楽しもう

mtbと、自然を同時に楽しめるトレイルライドは最高ですよね。

興味があるという方は、無理せず楽しくを念頭に気軽にはじめてみてはいかがでしょうか。

日頃のポタリングとはまた違う、自転車の楽しみ方をきっと見つけられると思いますよ。

なお、走行の際はマナーを守って安全運転を心がけましょう。