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ドロップハンドルでブレーキに手が届かない場合はどうする?

      2017/06/05

ドロップハンドルでブレーキに手が届かない場合はどうする?

皆さんは初めてロードバイクに乗ったとき、どのような感想を持ったでしょうか?

スピード・ペダリングの軽さ・前傾姿勢の深さなど、普通のママチャリにはない驚きの連続だったと思います。

その中で「ブレーキの位置が遠いな」と感じた方も多いのではないでしょうか。

ドロップハンドルの場合、握る位置によってはどうしてもブレーキバーまでの距離が遠くなるので、手が届かないケースも出てきます。

そこで今回は、ブレーキバーに手が届かない場合の対処法を考えていきたいと思います。

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なぜドロップハンドルではブレーキに手が届かないことがあるのか?

まずそもそも、なぜブレーキに手が届かないことが起こるのかについて説明していきます。

ロードバイクの完成車の場合、大方の車種はドロップハンドルを採用しています。

これはハンドルの持ち位置を増やすことで上半身の疲労を分散させることだったり、深めの前傾姿勢を取れることで空気抵抗を抑え、よりスピードが出るような仕組みを構築するためです。

しかし持てる位置が多いのは良いのですが、ブレーキレバーの付いているブラケットという部分を握っているとき以外は、ブレーキまでの距離が遠くなります。

それほどスピ―ドを必要としないときや、上体を起こしてリラックスして走りたいときなどは、ハンドルの水平部分(上ハン)を握ります。

ただ、このときは完全にブレーキバーからは手が離れていますし、握り替えない限り、ブレーキに届くのは不可能です。

また、逆にスピードを出しているときや下り坂などでは、グニッと曲がっている部分(下ハン)を握るので、手が小さい人などは手が届きづらく、ブレーキが掛けにくくなります。

このように、ハンドルを握る位置によって、ブレーキバーまでの距離が変わるので、手が届かない現象が起こるのです。

ドロップハンドルの持ち位置は用途によって変化する!

ロードバイクを生活の中でどう使っていくかで、ドロップハンドルの持つ位置が変わります。

まずツーリングなどの、平坦で真っ直ぐな道を高速で巡航するような場合は前傾姿勢を取り、空気抵抗を抑えるために、ブラケット周辺を握ります。

ロードバイクはツーリングのような長時間走行向けに作られた自転車ですので、このブラケット周辺を握るのが基本と言え、だからこそブレーキバーも変速機のシフターもここに付いている訳です。

長時間走行仕様だからといって、自転車であることに変わりはないので、どういう使い方をしても良いのは当たり前です。

従って、通勤や買い物など、生活の足として使う場合も多々あるでしょう。

その場合はスピードもさほど必要ありませんし、車や歩行者も混在している市街地では、視界が開けていないと危険ですので上ハンを握り、アップライドな姿勢で運転する必要があります。

このように、用途によってハンドルを握る位置が変わってくるので、それぞれの位置からブレーキまでの距離で、手が届かないこともあるんですね。

ドロップハンドルの上ハンドルのときにブレーキに手が届かない場合の対処法

まず、上ハンドル(水平部分)を握っているときの対処法からご紹介します。

ドロップハンドルと対照的なハンドルに、水平なフラットバーハンドルがあります。

クロスバイクなどの街乗り車に多く採用されている物ですが、アップライドな姿勢で乗車するため、スピードも適度ですし、視界が良くなります。

そのため、ドロップハンドルに慣れていない内は、フラットバーと同じ効果が得られる上ハンを握ることが多くなります。

この場合はブレーキに手が届かないどころか、完全に離れているので、対処法として考えられるのは、補助ブレーキを付けることしかありません。

通常のブレーキレバーとブレーキの間に補助ブレーキレバーを取り付けて、上ハンドルでもブレーキを掛けられるようにします。

実際に完成車でも初心者用のエントリーモデルなどでは、最初から補助ブレーキが標準装備されている車種もあります。

慣れてくれば、上ハンからでもとっさにブレーキングができるようになりますが、ロードバイクのスピードを考えた場合、安全性の確保には必要な物です。

5,000円程度の費用で後付けもできますので、もし上ハンドルを握る機会が多いなと感じる人は、取り付けても良いと思います。

補助ブレーキバーのメリットとデメリット

補助ブレーキバーを取り付けることのメリット・デメリットを改めてみていきましょう。

まず、メリットは上ハンドルの場合のブレーキングが、格段にやりやすくなることに他なりません。
上ハンドルを握ることが多い街乗りの場合は、やむなく歩道を通行することもあります。

その際、スピードは当然出さないにしても、とっさのブレーキングが必要な場面もあるはずです。

そのときに、持ち替えずにブレーキを掛けられるのは、大きなメリットです。

反対にデメリットですが、まずは見た目でしょう。
見たことがある人は分かると思いますが、かなりやぼったい感じになるのは否めません。

また、ロードバイクの醍醐味であるドロップハンドルの利点が、何も享受できないことです。

ドロップハンドルはブラケットから下ハンに掛けての部分を握ることで、あの独特な前傾姿勢となり、高速スピードを味わうことができるのです。

ですが、手が届かないのが怖いからといって、水平部分だけで運転しているのは、もったいないと感じる人もいます。

ドロップハンドルの下ハンドルのときにブレーキに手が届かない場合の対処法

続いては、ドロップハンドルの下ハンドルを握っているときの対処法です。

下ハンは主に高速巡航時や長く下り坂が続くような場面で握ることが多く、手が小さな方はブレーキに届かないこともありますが、手が届いてもバーを強く握れないのが問題です。

急ブレーキをかけるときなど、スピードが出ているロードバイクは軽く握っただけでは止まってくれないので、非常に危険です。

また上ハンよりはブラケットに近いので、とっさの判断で持ち替えることは可能でしょうが、相当の熟練者でないと厳しいものがあります。

そこで今回は、ブレーキの初期位置を下ハンに近づける調整方法をご紹介します。

コンポによっては、できない可能性もありますが、初めてのロードバイクなら、大抵が主要コンポであるシマノ製なので調整できるはずです。

アーレンキーさえあれば簡単にでき、ダメならすぐに元の位置に戻せますので、やってみましょう。

手が届かないならやってみよう!ブレーキの位置変更

手が届かないときのために、ブレーキの位置変更の方法をご説明します。

まず、ブラケットのカバーを先端からめくっていってください。
するとブラケットに穴があり、その奥にネジが見えます。

このネジをアーレンキで操作すると、ブレーキレバーの初期位置が変わります。

今回はレバーを下ハンドルに近づけるので、時計回りにネジを回します。

ここから4回ほど回すと、だいぶ近づいてきます。
4回はあくまで目安ですので、目視しながら自分の丁度良い位置を見つけてください。

この際、あまり近づけ過ぎてしまうとドロップハンドルとの距離が取れず、かえって強いブレーキングができなくなりますし、指を挟んでしまう恐れもあるので注意が必要です。

また、ブレーキレバーを下ハンに近づけるとゆとりが無くなり、ブレーキがすぐに効くようになります。

ただ、細かなブレーキングには効き始めに多少のゆとりが欲しいので、ワイヤーを調整してゆとりを持たせます。

これもアーレンキー1本で簡単にできますので、ブレーキのレスポンスが良すぎるなと感じたら、やってみてください。

ブレーキは生死に関わります!

時速30㎞は出ようかというロードバイクでは、ブレーキの制動力も非常に重要になります。

そのため、今回は「手が届かない」では済まされない、ドロップハンドルのブレーキについて考えてきたわけです。

いずれも「見た目」ではなく「安全性」を第一に考えた対策ですので、ぜひとも検討して、実践してほしいと思います。

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