こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
近年は、通勤・通学にスポーツ自転車が使われることも増えましたね。
特に大学生くらいの年頃だと、学校までの通学にかっこいいスポーツ自転車で行きたいという人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、通学に使うのにロードバイクとかって実際どうなの?
クロスバイクっていうやつが良いの?
そういう悩みがある人もいるでしょう。
今回は、大学生の通学に便利な自転車について考えてみましょう。
大学生の自転車通学にロードバイクは?①
大学生の自転車通学とひと口に言っても、田舎の大学と東京などの都市部の大学など、実に様々な大学がありますよね。
通学距離も、人によって違います。
ですから、ひと口に大学生にとって、素晴らしいスポーツ自転車がどれとは、言えないのが実際のところです。
どういう立地の大学で、どの程度の通学距離かを合わせて、どんな自転車が向いているか考えてみましょう。
まずは、スポーツバイクの代表ロードバイクですね。
ロードバイクは細いタイヤが付いていて、ドロップハンドル、競輪のようなハンドル。
さらには、車体の重量も10kg以下と非常に軽量ですので、遠くまで速く走りたいという人にピッタリの1台です。
デメリットとしては、値段が高いこと。
値段が高いと購入するのも大変ですが、盗難のリスクというのも出てきます。
安過ぎるのも良くないですし、高過ぎるのも良くないです。
ロードの場合、10万円台のものが通勤・通学には人気があると思います。
あとは、乗り慣れるまでに、少々時間が掛かるということもあるでしょう。
大学生の自転車通学にロードバイクは?②
メリットもデメリットもあるロードバイクですが、例えば、どういう大学生に向いているのでしょう。
一番向いているのは、
・盗難のリスクが少なく、交通渋滞なども少ない地方の大学
・通学距離がそれなりにある
という大学生じゃないでしょうか。
あとは、休日に遠くまで走ってみたいという人も、ロードバイクがオススメです。
東京などの大都市だと、やはり交通量が多いです。
交通量が多い地域では、ロードバイクは車道を走ることが多いので、危険もあります。
都市部はロードバイクの盗難も多いです。
通学距離が近い人の場合、ロードで行っても問題ないのですが、クロスバイクなどのもう少し値段がリーズナブルな自転車を使う方が、盗難のことなども考えると気楽かもしれません。
スタンドが付いていないというのも、ロードバイクの特徴の1つです。
無理すれば付けることも可能ですが、ロードバイクは基本的にはスタンドを付けないことのほうが多いです。
それでもロードバイクの速さ、爽快感、かっこよさというのは魅力的です。
都市部の大学に通う人でも、通学距離が短い人でも、ロードバイクに乗ってみたいという人は、ぜひ挑戦してみてください。
やはり、ロードバイクは面白いです。
大学生の自転車通学にクロスバイクは?
クロスバイクは真っ直ぐなストレートハンドルで、ロードよりも少し太めのタイヤを履くことで、市街地の少々の段差も平気です。
初めてスポーツ自転車に乗る人でも、簡単に乗れるというのが特徴です。
また、スタンドや泥除け、荷台など取り付けるなどのカスタムもできます。
値段も5万円ちょっとからあります。
安くはないですが、バイトを頑張って、貯金すれば買える値段でしょう。
デメリットとしては、ロードバイクほど速く、遠くは走れません。
街乗りで気軽に便利に使いたい人には、クロスバイクが向いているでしょう。
あとは、大学生といえば日本一周などの旅行をする人もいますね。
クロスバイクなら、荷台を付けるなどのカスタムができるので、そういうときにも便利です。
ロードバイクほど速く遠くには行けないので、通学距離が遠い人、片道10km以上ある人は、クロスバイクはちょっと大変かもしれません。
大学生の通学に便利なアイテム①
自転車通学をする上で、便利なアイテムがいくつかあります。
私も学生時代にロードバイクで通学していたのですが、そのときに持っていて便利だなと感じたアイテムを、いくつか書いておきましょう。
【メッセンジャーバッグ(自分のお気に入りのバッグ)】
大学生は参考書などの本が多いですよね。
本は重いです。
リュックサックでも良いのですが、ロードバイクで重いものを背負うときは、大きいメッセンジャーバッグの方が、背中の上に乗っけるようにして背負えるので楽だと感じます。
防水なので、中の本なども濡れません。
ただ、人によってはリュックの方が楽という人もいます。
個人差がありますので、自分の体に合ったものを使うと良いでしょう。
ひと口にメッセンジャーバッグと言っても、いろいろなブランドのものがあり、背負い心地も全く違います。
私はSeagull Bagsというメッセンジャーバッグが、個人的にとても好きでした。
日本で手に入れるのは少々面倒ですが、インターネットでアメリカから購入できます。
通勤・通学に使うという人は、自分のお気に入りのバッグが1つ見つかると嬉しいですね。
【U字ロック】
ちょっと長い時間駐輪するというときには、U字ロックがあると安心です。
重いものの方がセキュリティは強いですが、持ち運びには不便です。
U字ロックは付けているだけで、泥棒が近付きにくくなるほど防犯力が高いので、持ち運びのことを考えると、軽いものを使うのも良いかもしれません。
大学生の通学に便利なアイテム②
【ハーフパンツと速乾系のシャツ】
大学に行くのにサイクルジャージでは、他の大学生の目が気になると思います。
しかし私服では、ある程度距離がある場合は、長ズボンだと裾が汚れたり、膝の曲げ伸ばしに困ります。
そのため、ハーフパンツなどを1枚用意しておくと便利です。
汗もかくので、すぐ着替えられるように、速乾系のシャツなどもあると便利でしょう。
到着したらトイレなどで、サクサクっと着替えるといった具合ですね。
【衣類圧縮袋】
1時間程度自転車で走ると、汗をかきます。
冬場でも、いくらか汗をかきます。
そんなわけで着替えが欲しくなりますね。
そういうときに、衣類圧縮袋があると便利です。
【速乾タオルや日本手ぬぐい】
汗対策として、制汗スプレーなどを使うのもアリですが、トイレの個室などで絞ったタオルなどで、体をひと通り拭くとスッキリします。
もちろん、シャワーが使えるなどの環境があればベストです。
日本手ぬぐいや水泳用の速乾タオルのように、すぐ乾いてくれるアイテムがあると楽できます。
【ゴアテックスのレインコートと長靴】
雨の日は別の方法で通学するという人は不必要ですが、雨の日も自転車で行くという人はゴアテックスなどの、内側が蒸れない高機能レインコートがあると便利です。
ゴアテックス以外にも、コロンビアのオムニテックや、ミズノのベルグテックのように、比較的安価で買えて機能も良いものもあります。
靴に関しては長靴が楽です。
見た目はカッコ悪いかもしれませんが、靴下が濡れないのは、とても楽です。
こういったアイテムは、もちろん通学のみならず、通勤でも便利なアイテムです。
自転車保険には入っておきたい
自転車通学をする上で、大学生でも保険には加入しておいた方が良いでしょう。
もちろん、事故をしないのが一番良いですが、通学ですと毎日のことですし、時間ギリギリで急ぐという日もあるでしょう。
自分の自転車が壊れるのに関しては、たかが知れた金額なので諦めても良いのですが。
歩行者と接触した場合など、自転車の方が加害者になってしまった場合、かなりの金額が発生します。
保険に入っていないと、非常に困ったことになります。
本来はママチャリでも同じことが言えるので、全ての自転車が保険に入っているという状態が望ましいです。
ロードバイクやクロスバイクといったスポーツ自転車の場合、速度も出ますし、距離も走れます。
長時間走ることもあるでしょう。
単純に、距離・時間が長くなれば、事故をする確率は上がります。
5分間ママチャリで走るのと、1時間ロードバイクで走るのであれば、やはり1時間走る方が事故に遭う確率は高いです。
まとめ「安全に楽しく自転車通学を」
自転車で通学をすると、途中の道で面白い店を探すなどの探検もはかどります。
運動不足の解消ももちろん、見た目としても爽やかな感じがします。
私が大学に行っていた頃は、気が向いたらロードバイク、気が向かない日はスーパーカブ、疲れている日は電車という具合で通学していました。
正直、スーパーカブが一番楽でしたが、一番使っていたのは、やはりロードバイクでした。
大学はあまり好きじゃなかったですが、通学でロードバイクに乗るのは、凄く楽しかった思い出があります。
安全に気をつけて、楽しい自転車通学ができると良いですね。