ビアンキのミニベロはドロップハンドルとフラットハンドルがある

自転車メーカーのビアンキのミニベロは、モデルによっては最初からドロップハンドルが装着されているものがあります。フラットハンドルのミニベロと違いドロップハンドルだと何が良いのでしょうか。今回はそんな疑問についてお話をしていきます。

そもそもドロップハンドルとは何?

ビアンキのミニベロにも採用されているドロップハンドルは、競技用やサイクリング用につくられ、下に大きく曲がった形をもつ自転車のハンドルで、走る時の空気の抵抗を考えて作られたものです。
リーチは、以前のものより短くなっており、四股が短い日本人向けで作られています。長さは、およそ70-90ミリ程度になっています。
ドロップの上下の落差も特徴的です。ロードバイクは基本的に、下のハンドルを握った時に、最適化させているのが基本中の基本になっていますが、前に偏ってしまいがちですので、初心者は下ハンが扱いにくくなっています。
それを解決するのがアナトミックシャローです。

バークランプ径とリーチ・ハンドル幅・ドロップが決まったら、曲がり方です。ドロップしている部分やどのように曲がっているのかで、3パターンに区別することができます。

種類
・シャローは、もっともクラシカルなタイプで、丸ハンとも言われています。

・アナトミックは、ドロップの一部が直線になっています。下ハンを持ったときに、ブレーキレバーの位置が遠くなるので、手の小さい人には不向きかもしれません。

・アナトミックシャローは、手の小さい人にもオススメの最新スタイルです。
リーチが短く、下ハン部分がブラケット取り付け位置から急激に曲がっていて、持ったときにブレーキレバーが近くなります。

ドロップハンドルも選べるビアンキのミニベロ8とは?

ビアンキの中で「MINIVELO-8」というのがあります。ビアンキらしいオシャレさを持っていて、非常に高い性能を持ったミニベロの中でもおすすめなのが、この「Minivelo-8」です

性能は非常に高く、小さいロードバイクといったところでしょうか。
カゴやキャリアなどのオプションをつけても、オシャレなビアンキならではのデザインを兼ね備えており、男性だけではなくて女性や主婦の方にも話題の商品です。

細身のフレームはアルミ製なので非常に軽いですが、丈夫さも備わっているのが特徴です。
以前のMinivelo-7は7段変速だったのに対し、こちらは軽いギアと高速ギアを増やした16段変速になっています。
ホイールも大きいサイズを採用しているので、走行性が優れています。
こういった面からMinivelo-9よりも、初心者の方に乗りやすい性能になっています。

Minivelo-8のハンドルは、フラットバーとドロップハンドルの2種類のタイプのものがあります。
このモデルに限ってはフラットバーがオススメです。理由は後ほど説明します。

ビアンキのミニベロでも選べるドロップハンドルの特徴は?①

ビアンキのミニベロ8のドロップハンドルは、ロードバイクによく使われているものです。ハンドルの上部や湾曲部、下部とそれぞれ持ち変えることで、長距離移動でも疲れにくい仕様になっていますが、低速走行はしにくく、小回りがききにくいという面もあります。
長距離を走る方や速度を求める方にもオススメです。

ドロップハンドルは幅が狭く、フラットバーに比べて約30cmも幅が狭いので、通勤時は人ごみを抜けたり、狭い道をすり抜けたりすることもできます。
通常の自転車よりも30cmほど幅が狭くなっているドロップハンドルならば、ハンドルがぶつかってしまう心配はほとんどなく、快適に街中を走行する時になどとてもオススメできる商品です。

幅が狭いことで、初めのうちは多少のハンドル操作やカーブなどの運転操作は不便を感じることもありますが、初心者であっても10分くらい乗っていれば慣れてしまうでしょう。
慣れてしまえばフラットバーよりも小さな動作で操作ができるので、疲れの軽減にもつながります。

ビアンキのミニベロでも選べるドロップハンドルの特徴は?②

手でショックを緩和しやすいドロップハンドルのブラケットは、握ると手のひらが内側に向き、肘は上を向くようなつくりになっているので、上下のショックに対して、肘を使って衝撃の吸収がしやすくなっています。

通常のフラットハンドルに比べると、機能面では劣りますが、見た目やデザイン部分を強調して他の自転車と差をつけることができます。
例えば、ドロップハンドルは全体的にバーテープを巻きつけますので、好きなデザインのバーテープを巻くことができ、簡単にアレンジすることができます。

また、乗っていると横から指先まで見えるので、フラットバーの自転車に比べて、手が細長く見え、スタイリッシュな印象になるので、ビアンキのミニベロ乗りのオシャレ度が増すでしょう。

長時間乗っていても様々なポジショニングに変更することができるので、上半身への負担が軽減され、疲れづらいと感じる事ができるでしょう。

先程も説明しましたが、ママチャリや普通の自転車と形が違うため、慣れていない方にとって、少し不便を感じ、低速での走行がしづらいので、オンロードを高速で走るためと長距離向きなハンドルとなっています。

ビアンキのミニベロでも使われているドロップハンドルは持ち方を替えられる

ドロップハンドルは、持ち方の多様性に長けています。大きくわけると3種類あります。

1つめは、下の部分を握ることです。ここを初めて握った方は、前傾姿勢の深さに驚くことが多いです。また、この姿勢で高速走行すると、風の抵抗が軽減してスピードが出るので、2度驚くことになるでしょう。

2つめは、フラット部分です。ドロップハンドルの横に伸びていく平らな部分を握ります。
一番体を起こせるので、ゆっくり景色を眺めながら走行することができ、前傾で疲れた時には、この乗り方をすることで、疲れを軽減することができるでしょう。
しかし、この握り方ではブレーキや切り替えの操作ができないので、少し注意が必要となります。

三つめは、ブラケットです。ブレーキや切り替え機能が付いているブラケット部分を握る姿勢になります。
姿勢も楽で、無理がなく自然体になることができるので、多くの方がこの握り方になっています。
フラットからドロップに入る部分を握るのもオススメで、ドロップハンドルはクッション性のあるグリップテープが巻いてあるので、どの部分を握っても良いです。
フラット部分からドロップに向かって、カーブに入る曲線部分を握るのも良いでしょう。
色々な握り方があるので、ビアンキのミニベロに合ったポジショニングを見つけるのも良いでしょう。

ビアンキのミニベロに限らずに標準装備させているフラットハンドルの特徴

通勤にオススメしたいのがフラットバーです。
一般的に、通勤にはドロップハンドルがオススメされていますが、ビアンキのミニベロに限っては、フラットバーをオススメしたいです。

その理由は変速方法にあります。ドロップハンドルモデルは、変速を手元で行う事が出来ず、ハンドルバーの下についているレバーを操作します。
通勤時は交通量も多いので、ブレーキから手を離さなくてはいけないので、注意が必要です。
フラットバーは、持ち方を変える事ができませんので、片道10キロを超えるような通勤距離ですと、体勢を変えられないので、あまり向かないと考えたほうが良いでしょう。

ミニベロ8のフラットバータイプは、マウンテンバイクやクロスバイクにもよく使われているハンドルです。
低速走行に向いていて、ハンドル操作もしやすいので、どちらかというと短距離に向いています。
利点は、低速での操作性に優れていて、急ブレーキや急ハンドルなどの緊急時の操作性にも優れています。
周りを見渡す事もできますので、視野が広くなることも特徴です。

長距離の走行や高速走行には不利なことが多くなっています。
ハンドルは見た目だけの問題ではなくて、走行の機能性にも大きな影響をあたえています。
例えば、ちゃんと登山をするのに、サンダルは履いていきません。
それと同じでハンドルにも様々なタイプがあるので、特徴を理解して用途に合ったものを選びましょう。

ビアンキのミニベロは選択の幅が広い

ビアンキのミニベロは、選択肢が豊富です。一つのモデルだけでもカラーバリエーションが豊富で、ミニベロのモデルのラインナップも幾つかあるので、選ぶのが楽しくなりますね。
ミニベロはデザインも良く、街乗りにも使えます。このミニベロで長距離を走行したい人はドロップハンドルのミニベロを選択するのも良いですね。
用途に合ったミニベロを選択することができるのがビアンキのミニベロです。