ママチャリに乗っていて、もっと速く、軽やかに走れる自転車が欲しいと思ったことはありませんか?
そんな方におすすめなのが、クロスバイクです。
しかし、2万円以内で買えるママチャリと比べて、クロスバイクは高価なものが多く、手が出し辛い方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、3万円で買える安価なクロスバイクをご紹介します。
3万円で買えるクロスバイク
3万円くらい出せばそこそこのクロスバイクが買えます。
そこで、3万円台のクロスバイクを何台かご紹介していきます。
【アートサイクルスタジオ:RADURE(ラデュール)】
3万円を少し超えますが、組み立てを日本で行なっているという安心感があります。
ブレーキもクランクもシマノで、この値段なのは素晴らしいです。
前後共にクイックレリーズで、拡張性が悪い3×7段変速ですが、この値段なら仕方ないでしょう。
【ドッペルギャンガー:401 amadeus】
とても安いのに、お洒落な自転車で知られています。
激安自転車は、耐久性に問題がありそうだと思う人は多いようですが、ひと世代前のドッペルギャンガーに数年乗っている人もいます。
サドルの大きさが気になる人は、交換したほうが良いかもしれません。
コストパフォーマンスと快適性に優れたクロスバイクと言えるでしょう。
あさひのクロスバイクも3万円で手に入る
【アサヒサイクル:ウィークエンドバイクス】
3万円を切ります。
フレームはアルミ素材で、重量は11キロとやや軽めです。
ママチャリが20キロほどあるので、約半分の重量になります。
タイヤは700C×32Cですが、700はタイヤホイールのサイズで32Cはタイヤの幅です。
700のサイズは、ママチャリよりも大きくて、クロスバイクやロードバイクでは標準的なサイズです。
32Cは、やや太いタイヤ幅になるのですが、ママチャリよりは細く、路面との摩擦抵抗が少ないです。
路面との摩擦抵抗が少ないので、ママチャリよりスピードが出ます。
このくらいのタイヤなら、少し路面状況の悪い街中でも使用できるでしょう。
変速機は、シマノの7段変速機を使っています。
高性能なクロスバイクの変速機には、20段以上の変速機が使われていることがありますが、街乗りなら7段でも十分足ります。
7段変速機でも、平らな道で全力で漕げば、30km/hから40km/hは楽に出すことができるので、快適な走行が可能です。
3万どころか2万でお釣りがくるクロスバイクも
【piedi:CCR7006CT】
コストパフォーマンスが素晴らしいです。
ネットの相場は、なんと17,000円なのです。
3万どころか、2万でお釣りがきます。
変形フレームを使っていて、ホイールはディープリムなので、とてもお洒落です。
あまりの安さに、不安に感じるかもしれませんが、通勤などに使用するぶんには問題ないでしょう。
ですので、通勤や遊びに行くのに使う場合は、このクロスバイクでも十分でしょう。
【TRINITY:PLUS Dos】
これも2万円あれば買えてしまうクロスバイクです。
安さの理由は、旧モデルより、スペックダウンさせたためです。
旧モデルのフロントディレーラーは無くなり、チェーンリングは1枚になっています。
フレームも軽量化とコストダウンのためか、アルミストレートフォークになっており、乗り心地は期待できません。
ブレーキは、Vブレーキになっています。
タイヤは、26Cと細いタイヤを装備しています。
コンポーネントには、シマノ製のパーツを使用しているので、安心感があります。
3万円で買えるクロスバイクは他にも
3万円で購入することができるクロスバイクは、他にもまだまだあるので、ご紹介していきます。
【ヨコハマバイク】
ヨコハマバイクは速さに定評があることで、よく知られているクロスバイクです。
29,800円という値段にしては、軽めのクロスバイクです。
この価格ながら、フレームにはクロモリ素材を使用し、リアディレーラーにはシマノのソラが採用されています。
コストパフォーマンスは、とても高いといって良いでしょう。
また、身長が150cmから対応しているので、小柄な人でも乗りこなせるクロスバイクです。
【a.n.design works:CNF7】
3万円以内で買えるお洒落なクロスバイクとして、よく知られています。
様々な服装にも合う、シンプルなデザインをしています。
シマノ製の7段変速は、通勤・通学も快適にできるでしょう。
重量は11.5キロなので、軽快に乗ることができます。
カラーは4色あり、ブルー・ホワイト・ブラック・シルバーから選ぶことができます。
なんと3万円以下のロードバイクもある!?
3万円以下のクロスバイクをご紹介してきましたが、3万円以下のロードバイクもあります。
【グランディール】
21段変速機付きのロードバイクです。
フレームサイズは470mmと520mmの2サイズあります。
ブレーキパターンが2通りあり、ドロップバーとしてのかけ方はもちろん、クロスバイクと同じフラットバーのようにブレーキをかけることも可能です。
性能は価格以上ではありますが、ロードバイクとは言い難い自転車といえるでしょう。
しかし、カスタムの仕方によっては、ロードバイクといっても良いくらいになるでしょう。
そのため、このロードバイクを買いたいと思っている場合は、自分で自転車をカスタムしたい人や、将来的には自分でカスタムできるようになりたいという人に、おすすめのロードバイクです。
普通に走る場合は、何も問題はありません。
ですが、有名メーカーのロードバイクをイメージして買ってしまうと、イメージと現実のギャップが生まれるかもしれません。
ロードバイクを体験してみたいなという人には、向いているロードバイクでしょう。
クロスバイクをネットで買う場合の注意点
3万円以下のクロスバイクを、通販やネットで見つけて買うときは注意が必要です。
通販では、店舗より安い値段で売られていることがほとんどです。
しかし、2万円以下でよさそうな自転車を見つけても、店舗で買うようにしましょう。
店舗で買うことで、整備をしてくれます。
そのため、故障したときの手間も少なくなり、防犯登録も出来てしまいます。
通販で買うということは、アフターフォローは全部自分で行なうということになります。
少しでも安いクロスバイクをネットでいいから買いたい。
しかし、リスクを減らしたいから、参考になる情報が欲しいという人は、次のことに気をつけましょう。
ネット購入は口コミを参考にする人がほとんどでしょう。
口コミでは、「現物はしっかりしていた」「初期不良に即対応してくれた」というコメントがあるか確認してください。
できれば、本物のクロスバイクに乗っていてルック車も使っている人が、「値段なりだけど、乗れます」というようなコメントがあればベストです。
また、そのときだけ口コミをしているユーザーのものではなく、よく口コミをしているようなヘビーユーザーの評価があるものを参考にしましょう。
クロスバイクの基本価格
今回は、3万円で買えるクロスバイクをご紹介させていただきました。
しかし、クロスバイクは基本的には5万円以上するものだと考えておきましょう。
3万円で買えないことはありませんが、やはり5万円以上の物に比べて、性能が落ちている場合が多いです。
クロスバイクでありながら、英式や米式バルブの場合もあります。
また、あまりに安い場合は品質に問題があるかもしれませんので、購入の際はご注意ください。