ロードバイクは低身長でも乗れるモデルがいっぱいある!

平均身長よりも低い男性や、小柄な女性の中には、「ロードバイクに乗りたいけれど、合うサイズがなさそう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、心配は無用です。

ロードバイクには、低身長向けのモデルがたくさんあります。
ちゃんと探せば、自分にぴったりの1台がきっと見つかるはずです。

低身長向けのロードバイクは平均身長と比べて少ない

自転車店に、ロードバイクの全サイズが揃っていることは、まずありません。

ほとんどが取り寄せになるので、希望するサイズがなければ、自転車店にお願いしましょう。

ロードバイクを注文し、取り寄せをしてもらい、組み立てなどの作業が終われば納車です。
納車するとき、乗り手に合わせる微調整も必要です。

女性や身長が低い人が、ロードバイクに乗り始めるときの問題点はサイズです。

気に入ったモデルがあっても、それが自分に適正であるサイズがないことが多いのです。

なぜかというと、ロードバイクユーザーは男性が多いため、身長170~175センチがメインのサイズ展開になっているからです。

気に入ったロードバイクがあっても、自分に合ったサイズでなければ、乗りこなすのが難しいので気をつけましょう。

また、S・M・Lというサイズは、全てのメーカーが共通のサイズではありません。
メーカーごとに調べる必要があります。

ロードバイクを初めて買う人には、わかりにくいので、お店に人に聞くのが良いでしょう。

けれど、低身長向けのロードバイクだってある!

前述したように、平均身長に比べると、身長が低い人用のロードバイクは少ないです。
しかし、低身長向けがないというわけではありません。

色々なメーカーが、たくさんの低身長向けモデルを出しています。
そのモデルは、普通の大きさのロードバイクに変わらないデザインをしています。

中には、女性向けの色合いにしたロードバイクもあります。

ロードバイクは、身長に合うフレームの方が使いやすく、速いスピードで走れます。
ロードバイクを選ぶときに、サイズは一番大切なことです。

まずは、サイズから選びましょう。
そこから、見た目や価格、性能で自分に合ったものを見つけていくと良いでしょう。

パーツを小さいサイズに交換して、乗りやすさをだすことはできます。

また、自転車のサイズ選びをするときは、跨れるようなら跨ってみましょう。

女性向けの指定がないロードバイクは、XXSサイズなら身長が低い女性でも乗れることがあります。
しかし、XXSはXSと比べると、ハンドルへの距離が遠いことがあります。

これは、実際に跨らないと分からないことなので、なるべく跨ってみましょう。

低身長でもOKなメリダのロードバイク

身長が低い人におすすめのロードバイクのモデルをご紹介します。

台湾ブランドであるメリダは、たくさんの外部メーカーのフレーム受注製造をするOEMで培った技術で、良質なロードバイクを送り出しています。

台湾という土地柄は、コストパフォーマンスが良いです。
日本人の体型にマッチするモデルが多いので、乗りやすいです。

メリダ RIDE 3100は、エンデュランスバイクの RIDE 3000を基本に、小柄な人に向けて開発されています。

フレームは短くて、ハンドルとサドルの間のトップチューブも低めなため、またぎやすいです。
また、力の伝達性も高くなります。

さらにカーボンなため、下位機種の金属フレームと比べると、振動吸収性もあります。
カーボンなので、とても軽いというのも、ありがたいです。

フレームが小さいために、飲み物を保管するボトルゲージが1つだけしか取り付けられないのが、デメリットです。

ですが、通勤などに使うのであれば、気にならないデメリットでしょう。

Livのロードバイクも低身長向け

巨大自転車メーカージャイアントの女性向けメーカーのリブは、身長が低い人におすすめです。
リブは、身長が145cmの人から乗れるラインアップになっています。

女性向けモデルには、上位モデルがほとんどないのですが、リブにはトライアスロン用やエアロロードなどの上位モデルが豊富にあります。

ENVIE ADVANCED 1は、ジャイアントを代表する高速巡航向けのエアロロードバイク「PROPEL」を基に女性向けに再設計された、エアロロードバイクです。

女性向けのエアロロードバイクを作るメーカーは滅多にないので、低身長で本格的に乗りこなしたい方におすすめのモデルです。

また、27万円という値段で、フレームにはカーボンを使用し、メインコンポにはシマノ・アルテグラを採用しています。

エアロで速く走りたい人は、ぜひトライしてみてください。

1つ下のグレードには、ENVIE ADVANCED 2があります。
こちらのモデルは、コンポにアルテグラの1つ下のグレードである、シマノ・105を採用しています。

Livのロードバイク「AVAILシリーズ」にも注目

リブから発売されているAVAILシリーズは、乗りやすくて扱いやすいです。
そのため、たくさんの女性サイクリストから人気があります。

Liv AVAIL 1は、身長145cmから乗れます。
サドルとハンドルの距離が短いため、楽な姿勢で走れます。

ロードバイク初心者で、ドロップハンドルが不安な人には特におすすめです。
また、初心者のためにサブブレーキが装備されているので、ブレーキが掛けやすくなっています。

AVAIL 3は、ジャイアントのエンデュランスロード DEFYを基に、女性設計されたロードバイクです。

XXSサイズは145cmから乗れ、初めてロードバイクに乗る人におすすめです。

乗り心地に重点が置いてあるため、初心者や気楽に乗りたい人に向いていて、ハンドル部には補助ブレーキが付いています。

コンポはシマノ・ソラが使われています。

AVAILシリーズはフレーム設計が共通なため、予算に応じてAVAIL1からAVAIL4までの選択があります。
カーボンフレームが良い場合は、AVAIL ADVANCEDのラインアップにしましょう。

低身長向けならアンカーのロードバイクも忘れずに

日本のブリヂストンが世界に誇る自転車メーカー・アンカーは、オーダーシステムがあるので、自分なりのロードバイクを作り上げることができます。

オーダーシステムでは、フレームのカラー、サドルやハンドルなどの部品の大きさや色などをラインアップから選択できます。

好きな色が他メーカーになくても、アンカーなら自分の好みの組み合わせができます。

また、日本のメーカーなため、低身長な日本人に合うラインアップがあるため、身長145㎝から乗ることができます。

アンカーのRFA5W SPORTは、女性向けロードバイクです。
男性用のRFA5をベースに女性用に再設計してあります。

RFA5Wは、EXとSPORTSのモデルがあります。
EXは、決まった3色からしか選べないので、レギュラー以外の色を求める場合はSPORTにしましょう。
カラーの選択が必要なければ、予算面で選ぶのも良いでしょう。

RL8W EQUIPEは、カーボンフレームでしなやかさと疲れにくさを併せ持ったエンデュランスロードバイクです。
カラーオーダーシステムで、好きな色を組み合わせることができます。

低身長向けロードバイク、まだまだあります!

今回は、低身長の方向けのロードバイクをご紹介させていただきました。

また、今回ご紹介できなかった中にも、低身長向けモデルを出しているメーカーはたくさんあります。
トレックやデローザ、ピナレロなども、低身長向けロードバイクを取り扱っており、小柄な女性にも人気のメーカーです。

興味が湧いたら、店舗やカタログの商品を見てみてくださいね。