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ロードバイクで通勤の途中タイヤがパンク、緊急事態の回避術

2016.5.10

渋滞を尻目にクルマの脇をすり抜けて、いつものように颯爽とロードバイクで快適通勤。
満員電車で押し潰されそうになることもなく、今日も会社へまっしぐら…、のはずだったのに。
ピ~ンチ!緊急事態発生、タイヤがパンクした模様。SOS、SOS、… 助けてウルトラマ~ン!
と叫んでも、ウルトラマンは来てくれません。どうする?このピンチ。時間は刻一刻と過ぎてゆきます。
(*´Д`*)嗚呼、課長の不機嫌な顔が目に浮かぶ~、とならないように日頃の備えが肝心です。
もしもの時のパンク対策、皆さんも参考にしてください。

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ロードバイクで通勤、パンクってよくあるんですか?

自転車にパンクは付き物。ロードバイクで通勤していれば、たまにはパンクが起きても不思議じゃありません。
ただ、よくあるのかと言われれば、普通はそんなにありません。普段からメンテナンスをしっかりやっていれば年に1回あるかないかというくらいじゃないでしょうか。
でも、やっぱりなくはないのです。そして、いつ、どこで起こるのかもわかりません。だから厄介なんですね。それも、朝寝坊をして急いでるような時に限って起こるんですよ、コレが。神様って結構イジワルなんです。
だから、もしもの時の対策をあなたもしっかりしておきましょう。
特に、自転車通勤を始めたばかりのビギナーの方々、タイヤ交換やパンク修理の経験はありますか。
道端にロードバイクを放置して、タクシーに乗り換えて出勤。なかなかそんなわけにはいきませんよね。

ロードバイクで通勤、パンクの時の対応術①

王道は、パンク修理かチューブ交換です。通勤の時は、どこに穴が開いているのかゆっくり確認しているような余裕などないのでチューブ交換の方が良いでしょう。
というわけで、チューブ交換に必要なものは以下の通りです。
●交換用チューブ
●タイヤレバー3本(タイヤをホイールから外すときに使用します)
●携帯用ポンプ
●グランジポンプアダプター(ポンプとセットで使います)
この他に軍手、タオル、ウエットティシュー、傷絆創膏、ラジオペンチ(タイヤに異物が刺さっている時に抜くのに使います)なども用意しておくと便利です。
パンク修理をする場合は、交換用チューブの代わりにイージーパッチを用意しましょう。それからチューブの穴を見つけたらマーキングをするためのサインペン(チューブに書いて目立つ色)があるといいですね。
以上で準備は完了。これさえあれば、もしもの時も安心ですね!と言いたいところですが、そうはいきません。
あなたは何分でチューブの交換、またはパンクの修理ができますか。
ネットのQ&Aで回答している方々は、5分か10分あれば簡単にできるとよく豪語していますが、初めてやるという方は多分1時間かかってもできるかどうか。ビギナーの方では、多少練習したところで20分~30分と見た方が良いかもしれません。

パンクの修理、チューブの交換、大変なのは空気入れ

ネットの回答者がいっている5分か10分の修理時間ですが、これはパッチを貼るかチューブを交換してタイヤをリムに装着するまでの時間をいっているのでしょう。
実は、問題はこの後の空気入れです。携帯用ポンプで空気を入れる場合、ストロークが短いためにポンピングの回数が半端じゃありません。100回くらいで大丈夫なようなことを書いている人がいますが、フロア型ならいざ知らず携帯用のポンプでロードバイクに必要な空気圧にまで入れるのはとてもとても…。実際は200回から場合によっては400回、急いでやっても空気を入れるのに5分や10分は簡単にかかります。後半はタイヤにエアが入った分だけ抵抗が増すので夏は地獄の作業です。この後、会社に行っても汗だくで仕事をする気になんてならないでしょう。
だからといって、空気圧が足らない状態で乗り出せば、リム打ちでさらにひどいパンクを起こすことになります。
必要な装備の中にグランジポンプアダプターを入れておきましたが、これがないとさらに大変。下手をするとバルブを折る羽目になります。
そこで、救世主登場(ケンシロウではありません)。通勤中など急いでいる時はCO2ボンベを使いましょう。高圧のガスを一気に注入し、たった数秒で充填完了です。ただし、CO2=炭酸ガスは空気のように長持ちせず、2日か3日すれば抜けてしまいます。家に買ってからガスを抜いて空気と入れ替えましょう。

ロードバイクで通勤、パンクの時の対応術②

「パンク修理やチューブ交換、帰宅途中ならいいけど出勤時はそんなことしている余裕はないよ。」
ですよね~。でも、安心してください。そういう場合は、もっと簡単な方法があります。
だったら、早く言ってよー。ということですが、ものには順番があるんです。ヒーローは、あとからやって来る。常識ですよ。
では、紹介しましょう。それは、パンクの応急修理剤です。様々なメーカーから出ていますが、クルマやオートバイ用のものもあるので購入の際は注意しましょう。また、ロードバイクの仏式バルブに対応しているかも確認してください。
パンクの応急修理剤はスプレー缶のようなボンベに入っていて、バルブからガスと一緒に補修剤を注入し、もの数秒でエアの充填とパンクの穴を塞ぐ作業を同時にしてくれます。
パンクの程度にもよりますが、ちょっとした穴ならアッという間に修理が完了。すぐに走り出すことができます。
この時、一つ注意が必要なのは、パンクの程度や場所を確かめずに使用することです。タイヤが裂けている場合は中のチューブの破損も大きい場合も多く、そういう時には応急修理剤では対応できません。また、チューブを補修できてもタイヤが裂けた状態ではチューブがハミ出したり、異物が入ってまたすぐにパンクします。
なので、パンクの場所を確認して、もし異物が刺さっていればそれも取り除くようにしましょう。

ロードバイクで通勤、パンクの時の対応術③

CO2ボンベや応急修理剤、緊急時の強い味方はいろいろありますが、パンクをすればどんなに急いでも時間のロスは避けられません。
だったら、パンクをしないようにすれば、という考え方もあります。転ばぬ先の杖ですね。
チューブラータイヤやクリンチャーチューブというのがそれです。
ちょっと重いとか、走りづらいとかいう人もいますが、予めパンクに強いタイヤを履けばもしものリスクを軽減できます。
さらに、チューブラータイヤやクリンチャーチューブはパンクしづらいだけでなく、自己補修機能が高く鋲や釘などがちょっと刺さった程度では、すぐにはエアが抜けないようにできています。そのため、パンクに気づいても残りの距離が短ければ通勤を優先。そのまま会社まで走り続けて修理はあとでゆっくりする、といった対応ができます。
これに、パンク防止剤(シーラント)を組み合わせればさらに予防は完璧。シーラントは、予めチューブに入れておくと、パンク時にエアが抜ける勢いで補修剤がパンクの穴を塞いでくれるというスグレモノです。
緊急事態、起こらなければそれに越したことはありませんよね。

パンク対策、チューブラーやクリンチャーはなぜ流行らない?

そんなにいいのなら、なぜみんなしないのか?不思議ですね。
その理由は、チューブラータイヤの場合はランニングコスト。パンクの修理に手間がかかって大変なため、交換するというのが基本的な対応です。
しかもチューブとタイヤが一体構造になっているので、新品でもちょっとパンクしただけでタイヤごと交換するのでは、お金がかかってしょうがないというのが最大の理由です。
そこで現在は、クリンチャーチューブが主流。こちらはパンク修理やチューブ交換は通常のタイヤとそんなに変わりません。チューブのお値段もさして変わりません。ただちょっと重いとか硬いとか、シーラントを入れるとさらに重くなるとか、そういった理由で敬遠している人が多いようです。
ロードバイクは少しでも軽くと考える人が、主流なんですね。

まとめ、通勤途中のパンク対策、事前訓練を忘れずに

ロードバイクでの通勤、これで緊急事態の対応策は万全ということですが、緊急時はいかに冷静に対応できるかが一番の要。パンク修理とチューブ交換のところでも書きましたが、どの対応策をとるにしても事前に適切な対応ができるかシミュレーションをしっかりやっておくのが大切です。
それから、急がずに余裕をもって通勤するということも忘れずに。急いでいると路面の状況ちゃんと確認せずに段差や異物などを見落として不要なパンクを招く原因になります。
また、通勤ルートをしっかり把握して、様々な地点で最寄りの駅と駐輪場がどこにあるのかチェックをしておくことも大事なことです。どうしてもその場で対応できない場合に、別の通勤手段も考えておいた方がさらに安心ですからね。

 - パンク タイヤ, 自転車全般