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自転車の買い替え時期、最適な時期はある?

2016.6.26

自転車の寿命ってどのくらいでしょうね、という少し切ないお話。もちろん、自転車の種類やメンテナンスの頻度、乗る人個人個人の日々の乗り方で差は出てきます。おおよその目安ってどのくらいなんでしょうね。耐久年数や寿命などをちょっとまとめてみました。

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自転車の買い替え時期は?~ママチャリ編~①

一般的なシティサイクルの耐用年数は、概ね5年とされている場合が多いようです。そうは言っても2年も持たずに使えないようになってしまうこともあれば、20年も乗り続けているという話も耳にします。自転車の実質的な耐用年数を一般的にどの程度であると判じるには、あまりにも多種の要因が複雑に絡み合っていて一口には説明できません。5年を目安に、どのような事が寿命を短くしたり長くしたりする要因になるのかを把握して、最終的にはプロフェッショナルにアドバイスを受けながら自身で交換時期を決断することになります。
自転車の寿命を縮める要因になる一番大きなものは保管環境でしょう。雨晒しが続くとチェーンとギア類に錆が及んでしまい、徐々に快適な漕ぎ味が失われていきます。また、フレーム素材がスチール製である場合も同様に錆びて腐食していきます。滅多には無いことですが、激しい腐食が進むとフレームが破断することもあります。また、自転車本体に与える衝撃も少なからず影響します。体重が重い人が乗るほうが、軽い人が乗るよりも強い衝撃を与えるため、寿命は短くなるでしょう。
概ねこのあたりの要因と5年という期間を考慮して、「快適に乗れなくなったから我慢できない」あるいは「そろそろ壊れそうな気がして怖い」となったら専門店で点検して貰うと良いでしょう。おそらくその時、まだまだ平気ですよ、と言われることは少ないでしょうから、現実的には自身で「そろそろまずいかな」と思ったときが買い換え時ということになります。

自転車の買い替え時期は?~ママチャリ編~②

先に「そろそろまずいかな」と思ったときが買い換えどきであると説明しましたが、そのように感じられない方もいるでしょう。それはおそらく、ごく至近距離でしか自転車を利用しないため、不具合を感じにくいからかも知れません。
至近距離でしか使わないということは、自然と速度もさほど出さず、急制動や急加速、急旋回のような機会も少ないということになります。性能の最大値を求められない場合は、性能自体が低下していることに気付きにくくなるんですね。
実際のところ、「急」のつく動作が発生しない限り大きな事故に繋がるようなことも起こりにくいですから、買い替えの必要性は感じにくいかも知れません。しかし、例えばフレーム素材がアルミであったら「そろそろまずい」と感じなくてもある程度の期間で買い換えたほうが良いでしょう。アルミは腐食に強い半面、どんなに小さな衝撃でも蓄積していくため、いずれ疲労の限界で破断するという特性があるからです。スチールは反対にごく小さな衝撃には強く疲労しにくいですが、腐食しやすいという特性があります。実はどちらにしてもいずれフレームの破断の危険性があるということになりますが、アルミは目に見えて錆びてくるような不具合が確認できないため、スチールに比べて慢心してしまいやすいと言えるかもしれません。やはり最長でも5年を境に買い替えを検討されることをおすすめします。

自転車の買い替え時期は?~ロードバイク編~

ロードバイクの買い替え時期について、何かママチャリと違う事があるかと言えば、実はそんなにありません。やはりロードバイクにもフレーム素材ごとの特徴があり、どの素材がどのような特徴を持っているか、ということを掴んでおくほうが良いですが、どの素材が飛び抜けて寿命が長い、というようなことにはなりません。
スチール素材とアルミ素材については先に述べた通りですが、ロードバイクにはカーボン素材を採用したものも最近は多くなっています。単純にカーボンは腐食や振動に対してアルミとスチールに比べると、圧倒的に耐久力が高いとされています。しかし一方で、金属なら曲がってしまうような衝撃を受けると完全に折れてしまうというような特性もあります。
落車したり事故に遭遇しない限り、自転車に強烈なダメージを受けることはありませんが、ただ普通に走っているだけで飛び石がぶつかったり雨に降られたりして、僅かずつではダメージを蓄積していくことになります。結局は経年劣化しない素材など無いと考えるべきで、やはり概ねどんな素材であっても5年ほどを境に買い替えを検討されるのが良いでしょう。
ただし、ママチャリと違って突出して気をつけるべき点があります。ロードバイクはママチャリに比べて圧倒的な速度が出るため、ゆっくり走るママチャリでは大きなトラブルに繋がらないような不具合でも、ロードバイクでは大事故になってしまう危険性があります。事故に遭遇してしまった自転車は無理して使い続けず、何事もなかった自転車であっても5年より先も使うのであれば、街乗りの足程度にしてセカンドバイクに払い下げてしまったほうが良いでしょう。

交換より買い替えたほうが良いパーツ

自転車のパーツの大半は、消耗品を交換すれば使い続けることが出来るようになっています。しかし、実はグレードにもよりますが、低価格で買い換えてしまったほうが結果的に性能も高くなり、長く使えるようになるパーツも存在するんですね。代表的なパーツとして挙げられるものにはブレーキがあります。ブレーキアーチ自体は、例えばシマノの低グレードのパーツであっても性能は十分高く、価格はかなりお手頃です。
安い価格で手に入れた自転車のパーツにはノンブランドのものが使われていることが少なくありません。中でもブレーキ関係のパーツやギア類にはノンブランドのものが使われていることが多く、これらのパーツが粗悪であった場合は自転車の操作性を著しく損ないます。操作性が劣る自転車を操作するということは、運転に余裕がなくなることに繋がります。その結果、自転車に負担を掛ける運転になったり、最悪の場合は事故に繋がってしまうこともあります。そんなことにならないためにも、低価格で買い替えてしまうことが出来るパーツがあれば思い切ってしまうのもひとつの手です。

安い!軽い!おすすめ自転車はこれ①自転車の買い替え時期、最適な時期はある?

重量が軽く価格が安い自転車の代表格にはGIANTのESCAPE R3が真っ先に挙げられるでしょう。2005年に登場してから未だにクロスバイクの人気上位に君臨し続けているのは流石定番モデルと言って差し支えありません。スペックとしては主なところでアルミフレーム、フロント3速xリア8速の24速ギア構成、タイヤサイズは700Cx28Cとなっています。重量はなんと10.2kgと同等の構成の自転車の中ではトップクラスの軽さを実現していながら、価格は5万円台に収めています。街中を走る多くのクロスバイクにESCAPEのロゴが目立つのも頷ける話です。
定価ベースでは55,000円(税別)となっていますが、型落ちとなれば更に安く手に入れられる可能性もあります。
自転車の新モデルがリリースされる時期は主に毎年7月前後とされており、各社から新モデルが投入された直後には旧モデルが型落ち扱いとなりセールになることが多いです。自転車は特定のモデルを何年も続けて生産することは殆どなく、各年に生産した自転車をその年の間に売り切る形式をとっています。そのため、新モデルがリリースされると旧モデルは売り切ってしまうために格安販売されやすいのです。夏本番は自転車の買い換え時と考えておくと良いでしょう。

自転車の寿命を延ばすメンテナンス

自転車に限らず、乗り物は自然と長い付き合いになることが多いですよね。しかしながら、中でも自転車は他の乗り物に比べて専門的なメンテナンスを施される機会が少ない傾向にあります。法で整備が義務付けられていないのも原因のひとつかもしれません。そんな自転車ですが、是非メンテナンスにも気をかけて安全に長く乗り続けてほしいものです。
まずは、自身で気にかけられるところから始めるだけでも十分です。路面に接しているタイヤから気にかけるようにしてみてください。1週間に1度はタイヤの空気圧や、異物が刺さっていないかを確認して見てください。これだけでパンクの可能性を大幅に下げることが出来ます。せいぜいどちらも丁寧にやったところで15分と掛かりません。もう少し時間をかけられるなら、同様にチェーンを確認して、必要そうなら清掃して注油してください。もうワンステップ進められれば上等です。可能であればブレーキと変速機のワイヤーが伸びていないかも確認出来ると理想的です。ワイヤーが伸びていればブレーキや変速の操作性を損なっていますから、伸びてしまったぶんワイヤーを引き絞るようにします。これらの整備が行き届くだけで、自転車そのものは本来の能力を発揮することが出来、そのために余計な負担が自転車にかかりません。それが寿命を延ばすことに繋がります。

どんな自転車も旬は5年程度まで

フレームの素材の特性や、保管環境、事故などの可能性を絡めて買い替え時期について考えましたが、結局のところ、目に見えて不具合が無くとも最長5年程度でプロの点検を受け、買い替えの検討をすべきというのはどんな自転車であっても同様です。十分にメンテナンスを施し、保管にも気を使ったとしても、自転車が本来的な能力を発揮し続けられるのはせいぜい3年程度までと考えるのが良いでしょう。その後はゆっくりと朽ちていく途上であると割り切り、あとは自身が踏み切れるタイミングを定めて新たな自転車へ買い替えていくようにしてくださいね。

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