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自転車のブレーキが効かないときの対処法

      2016/11/25

自転車のブレーキが効かないときの対処法

自転車にとってなくてはならないブレーキ。安全な走行をするためには、ブレーキが必要不可欠であることはいうまでもないと思います。
走行前の安全点検をせずに走り出して、ブレーキが効かない。なんてことになったら大変です。だって止まれないんですから。
自動車の運転免許を持っている方なら教習所で習ったと思いますが、走行前に安全点検は義務であること、覚えていらっしゃいますか?自転車も同じで、走り出す前にちゃんと止まれるかを確認しないとものすごく危険な乗り物になってしまいます。
それほどに大事なブレーキ。今日はブレーキが効かなきときの対処法について、お話しします。

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自転車はブレーキがないと始まらない

ある特殊な環境下で、使用する自転車以外には必ずついているブレーキ。
いうまでもありませんが、保安部品です。安全を保つのに必要な部品です。

自転車は手軽な乗り物ですが、止まれなかったら凶器です。
自分がケガをするだけでなく、相手に大ケガをさせてしまうこともあります。
事故を未然に防ぐためにも、ブレーキはものすごく大事ですよね。
そんなブレーキが効かないなんてことのないように、自転車のブレーキってどんな種類があるの?
ブレーキって自転車をどうやって止めてるの?ブレーキが効かないときはどうすればいいの?
といった疑問を紐解いていこうと思います。

自転車のブレーキ、大別すると2種類

自転車を止めるために大切なブレーキ。
道路交通法では「時速10キロで走行中に3メートル以内で停止できなければならない。」と定められています。
でも、そもそも自転車がシンプルな構造ですから、そんなに多種多様な制動方法があるわけでもなく、大別すると2種類に分けられます。

リムを両側から挟んで制動するリムブレーキと、車輪の中心(ハブ)に制動装置がついているハブブレーキ。
自転車の種類によって、ある程度の棲みわけがされていますが、大半の自転車は、リムブレーキが使われています。

また、ブレーキが効かないよう事がないように手入れも必要です。

広く普及しているリムブレーキ

車輪のリムを挟み込んで制動をかける構造のリムブレーキですが、広く普及しているだけあって、種類も豊富です。

ロッド式リムブレーキ、キャリパーリムブレーキ、カンチレバーリムブレーキ、Vブレーキ、油圧リムブレーキと多岐にわたります。

この中でも、広く採用されているのが、キャリパーリムブレーキ。
ロードバイクのブレーキにも多く採用されています。
Vブレーキは、主にマウンテンバイクに使われることの多いタイプです。

自転車も用途によって種類があるように、その用途に応じて、ブレーキのタイプも変わってきます。
ブレーキが効かなくなる原因と、効かないときの対処法の前に次は、ブレーキをかけると止まる理由についても説明していきます。

ブレーキをかけると、なぜ止まる?

ここから、ちょっと難しい物理の授業みたいになってきますが、ご辛抱ください。
自転車に限らず、動いているものを止めるというのは、どういうことかと言いますと「運動エネルギーを何らかの方法で、別のエネルギーに変換する」ってことなんです。

「なんだ、そりゃ」って感じですよね。
ブレーキは「運動エネルギーを熱エネルギーに変換する」装置なんです。
熱エネルギーに変換することで運動エネルギーをゼロにして止めるための装置です。

だから、ブレーキをかけた後のリムを触ると、ちょっと熱いんです。
ブレーキシュー(リムを挟むところにあるゴム製の部品)も、ちょっと熱くなります。
熱くなるのは、動いているエネルギー(運動エネルギー)を熱エネルギーに変換しているからなんです。

変換された熱エネルギーは大気中に放出され、リムとブレーキシューはすぐに冷えます。
挟んで熱を生じさせて、大気中に熱を逃し、また熱を生じさせる。

この繰り返しで、ブレーキは自転車を止めているんです。

挟む力がちゃんと加わらないと、ブレーキは効かない

物理の話をしてしまいましたが、要はリムをちゃんと挟んであげないと、自転車のブレーキは効かないんです。

リムブレーキの構造は一見すると単純に見えますが、ブレーキワイヤー1本でリムの両側から挟み込む構造は意外と複雑。
一つの支点を引っ張るだけで、その引っ張る力を両側に均等に伝えて挟み込むんですから。
でもご安心を。この原理さえ分かっていれば、ブレーキの応急処置は、そんなに難しいものではありません。

ロングライドをしているときに、ブレーキが効かなくなっても対処できます。

ブレーキが効かないときの対処法

ブレーキをかけると止まる原理が分かったところで、早速、ブレーキが効かないとき、効きが悪くなったときの対処法をお話しします。

まずは、ブレーキシューの表面をチェックしてください。
ここに汚れがついていると、ブレーキの効きは悪くなります。
大きな砂利が挟まっていたりしたら、リムを傷つけてしまうことにもなりますので、定期的(走行前)に確認することをお勧めします。

次は、ブレーキワイヤーのチェックです。
自転車のブレーキは、ブレーキワイヤーを引っ張ることで、その引っ張る力でブレーキアームを動かして、ブレーキシューをリムに押し当てて両側から挟み込んでいます。
自動車などの重量物とは違って、ブレーキレバーを握った力が、そのままダイレクトにブレーキをかける力になっているわけです。

ということは、ブレーキワイヤーが緩んでいたら、力は当然、ちゃんと伝わりません。
ツッパリすぎていると効きすぎるし、緩み過ぎていればブレーキの効きは悪くなります。
長く使い続けたブレーキワイヤーは、徐々に伸びていって緩みがちです。

「ブレーキの効きが悪くなったな」と思ったら、ブレーキワイヤーの張りを調整してください。
ブレーキワイヤーの調整は、ブレーキレバーの先端に付いているネジで調整することができます。

調整の時は、レバー側の固定用ネジをゆるめ、ワイヤー側の調節用ネジを手で回します。

調節ネジをブレーキワイヤー側に「緩める」とブレーキの効きが「強く」なり、レバー側に「締める」とブレーキの効きが「弱く」なると覚えてください。
調整するときの注意点としては、調整した後、ブレーキシューがリムに接触していないこと。
概ね2mm程度の隙間が空いていれば、OKです。

効かないブレーキは、意味がない。日々のメンテナンスが大事

今回は、ブレーキが効かないときの対処法をお話ししました。
ブレーキの効きが悪くなっても、慌てずに対処できると思います。
それでも、急場凌ぎは応急処置です。「効きが戻ったから、大丈夫。」と安心しないで、自転車の専門店で点検してもらってください。
ブレーキワイヤーやブレーキシューが劣化していたら、大変です。
特にブレーキシューはゴム製ですから、劣化も早いです。ブレーキシューは、放熱効果を高めるために溝がついています。

この溝が少なくなってきたり、硬化してきたりしたら交換時期です。
いうほど高価な部品ではありませんし、何よりも安全が大事ですから、劣化してきたら交換してください。
とはいうものの、素人では判断しづらいのも事実です。
専門店で点検してもらって、交換が必要かどうかを相談してみてください。
最近では、自転車を購入したお店であれば、無料点検をしてくれるお店も増えてきています。
安全に楽しく自転車に乗り続けるためにも、定期的に点検してもらってくださいね。

まとめ ブレーキは自転車に乗る度にチェックを

今日は、ブレーキが効かないときの対処法についてお伝えしましたが、そもそもブレーキは保安部品。
なくてはならないパーツです。
乗る前にチェックするのが難しければ、乗った直後でも構いません。

自転車で速度を出す前に、前後輪のブレーキをかけて、効きを確かめてから乗るクセをつけましょう。

軽快車(いわゆるママチャリ)なら半年に1度、ロードバイクなら長くて3ヶ月に1度ぐらいは、専門店で点検してもらうことをお勧めします。

定期的に点検してもらうことで、自転車も長持ちしますよ。

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