豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

シマノ soraってどんなの?シフトチェンジのコツは?

      2017/06/21

シマノ soraってどんなの?シフトチェンジのコツは?

シマノsoraって、名前は聞いたことがあるけれど一体なんだろう?

そう思っている方は多いのではないでしょうか。

ここでは、ロードバイク用のコンポーネントであるシマノsoraについてのご紹介と、ロードバイク乗りにとって重要なシフトチェンジのコツについてお話します。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001661-1.jpg
ルイガノのマウンテンバイクは復活しない?29erが消えた!

実は2017年ルイガノのカタログから、マウンテンバイクを含め...

pwk0001660-1.jpg
チェーン交換時期の目安は?ロードバイクはギアに影響あり?

ロードバイクのチェーン交換しようかな。 でも交換するには早...

pwk0001659-1.jpg
シマノのカセットスプロケットで自転車を10速以上へ

ロードバイクをエントリーモデルからスタートするとリアの変速段...

pwk0001658-1.jpg
シマノアルテグラがR8000シリーズにモデルチェンジ!

このほど、シマノのロードバイク用コンポーネントのセカンドグレ...

pwk0001657-1.jpg
シマノのマウンテンバイク用29erホイールの実力は

「クロスカントリーのレースなら29インチだね」なんて声を...

pwk0001656-1.jpg
クロスバイクのブレーキ交換で105キャリパーにできるか?

一般的なクロスバイクに搭載されているVブレーキですが、ストッ...

pwk0001655-1.jpg
自転車のフレームは自分で交換できるのか?いくらかかるの?

自転車に慣れてくると色々なパーツを交換したくなるものです。 ...

pwk0001654-1.jpg
バーテープの巻き方ってどうやるの?交換でピストを楽しむ

ピストバイクは、変速機がないシングルスピードの自転車です...

pwk0001653-1.jpg
自転車のハンドルとブレーキレバー交換に必要なものとは?

皆さんは、ロードバイクやクロスバイクのハンドルを交換したくな...

pwk0001652-1.jpg
自転車のタイヤが走っているときに急に外れることはあるのか

皆さんは自転車で走っているときに、急にタイヤが外れてしまった...

pwk0001651-1.jpg
mtbのブレーキの鳴きが出たときの対処法とは?

mtbなどの自転車で、悩まされることのひとつに、ブレーキの鳴...

pwk0001650-1.jpg
24インチの自転車の適応身長は?インチだけで選んで大丈夫?

皆さんは自転車を選ぶときに何を参考にしますか? インチ別に...

pwk0001649-1.jpg
自転車で1000キロ走るとはどのくらいの距離なのか?

皆さんは1000キロというと、どの位の距離を想像しますか? ...

pwk0001648-1.jpg
自転車の前輪から異音がする!原因は何だ?点検してみよう

自転車に乗っていると前輪付近から、何とも言えない異音がするこ...

pwk0001647-1.jpg
ロードバイクに補助ブレーキは必要?取り付け方法を教えて!

ロードバイクに乗っている方、これから乗り始める方。 補...

pwk0001646-1.jpg
ロードバイクのスピードメーターを後輪に付けてみよう!

ロードバイクに慣れてくると、自分の走りを数値化してみたくなり...

pwk0001644-1.jpg
カンパニョーロのシャマルウルトラはヒルクライム向き?

ヒルクライムとはロードレースのひとつで、山や丘を登り、そのタ...

pwk0001643-1.jpg
カーボンだけじゃない!アルミハンドルにも軽量な物はある

ロードバイクに慣れてくると、軽量化を図りたくなるものです。 ...

pwk0001642-1.jpg
mtbのハンドル幅が60㎝を超えたら法律ではどうなる?

皆さんは「普通自転車」の定義をご存知でしょうか? また、こ...

pwk0001641-1.jpg
ledライトを取り付けて自転車のホイールを派手に飾ろう

自分の自転車に愛着がでてくると、色々と手を掛けてカスタマイズ...

スポンサーリンク


シマノ soraとは

シマノのsora(ソラ)は、シマノが提供しているロードバイク用のコンポーネントです。
グレードで言えば、上から、デュラエース・アルテグラ・105・ティアグラに次ぐ5番目。

このコンポーネントの下にはClaris(クラリス)があります。
定価は10万円程度で、入門用スポーツ自転車の完成車によく搭載されています。

変速はリア9段であり、スラスト角の違いから、他のグレードのリア11変速やリア10変速や、MTB系コンポーネントと互換性はありません。
ブレーキ系は、互換性があるものもあります。

クランクは2ピース構成。
デュアルコントロールレバーには、オプティカルギアディスプレイを装備しており、4600系ティアグラに準じた構成となっています。

クランクセットは、アウターギア50Tのコンパクトクランクが標準となっています。
フロントはトリプルギア、そしてロングケージリアディレイラー。

2016年6月には、soraのフルモデルチェンジでR3000系となり、シフトチェンジを行うデュアルコントロールレバーのシフトワイヤーが、ハンドルに内蔵されるようになりました。

シマノ sora開発の経緯とシリーズの歴史

1990年代には、ロードバイクの楽しみ方が多様化したため、レースだけでなく、通勤や通学でもロードバイクが使われるようになりました。

そういったユーザーを狙って、1995年にシマノは低価格コンポーネントとして、RSXを開発して、2000年になってリア8速になったsora(3300番台)という後継モデルを発表しました。

リア8速の耐久性、優良なメンテナンス性、そのため、エントリー向けロードバイクにも用いられるようになりました。

2007年には、3400番台がデビューしてリア9速になり、デュアルコントロールレバー(ブレーキとシフトチェンジ操作用のレバー)のワイヤー巻き取りレバーとワイヤーリリースレバーが離れており、コンフォート系のポジション、ブラケットポジションで扱いやすくなりました。

2012年には、3500番台がデビューし、上位グレードと同様に、ワイヤーリリースのレバーがブレキーレバーに隣接したデュアルコントロールレバーとなりました。

そして2016年にはR3000番台がデビューし、クランクセットがチェーンカバー付きを除いて、上位グレードと同様の4アームになり、シフトワイヤーがハンドル内蔵となりました。

シマノ soraの魅力

シマノのsoraは、2016年6月にR3000系となりました。

soraのフルモデルチェンジで最大の変更点は、上位グレードと同じようにレースバイク仕様になったところです。

デュラエース・アルテグラ・105・ティアグラと、上位4グレードに受け継がれてきたクランクセットの4アーム化の流れが、ついに5番目のsoraまで到達しました。
コンポーネントのアイキャッチであるクランクが、上位グレードと遜色のないルックスになりました。

そしてシフトチェンジ用のワイヤーは、内蔵になってハンドル周りがすっきり見えるようになりました。

クランク・シフター・ブレーキ・ディレイラーの4点のカラーリングは、上位グレードのコンポーネントと同様のブラック(もしくはグレー)のグロス仕上げとなりました。
そのため、soraが搭載された完成車の見た目と雰囲気が、一気に変わっています。

リアのギアに関しては変わりなく、9段変速です。
ただし、11-34Tのワイドレンジのカセットスプロケットのため、旧来のsoraよりもヒルクライムに対応しやすくなっています。

フロントのギア、つまりクランクセットは、50-34Tというダブルと50-39-30Tというトリプルの2種類になっています。

シフトチェンジのコツ

シフトチェンジのコツは、変速のタイミングでペダルにトルクをかけないことです。
シフトレバーを押してから、ペダルを回転させるとギアが切り替わるわけですが、そのときに踏み込まないようにします。

トルクをかけてしまうと、変速機からガッチャンと大きな音が鳴ります。
それは、スプロケットとチェーンがぶつかり合っている音なので、両方のパーツにダメージを与えています。

ダメージを与えないような、スムーズなシフトチェンジをするには、踏み込まずに力を抜いてペダルを回します。
そうすると、カチャッという最小限の音で変速できます。

フロント変速にもコツがあって、インナーからアウターに変速するのに、soraなどのシマノのコンポーネントなら段階を踏むことで、しっかりとシフトチェンジできます。

まず、シフトレバーを押してペダルを回し続けます。
アウターに、チェーンが入ったと認識できたら、レバーから指を離します。
それだけでフロントのギアが切り替わります。

そのときにおすすめしたいのは、リアのギアも一緒に切り替えてしまうことです。

フロントギアの変更で大きくペダルの重さが変わるので、リアのギアを一緒に変更することで適切な重さにできます。

リアを2枚や3枚上げることで、ペダリングのロスが少なくなるでしょう。

シフトチェンジのタイミング

シマノの入門者用コンポーネントsoraでも、十分に使い勝手はよいものですが、使い勝手をより良くするために自転車走行のシフトチェンジに着目してみましょう。

漕ぎ出しにはシフトダウン。
軽いギアにすることで、発進時に疲れ難くなります。

漕ぎ出し時にシフトダウンするのは大変なので、停止する前にあらかじめシフトダウンしておくと良いでしょう。

ギアが重いまま停止したら、サドルを持ち上げて、後輪を浮かせてシフトチェンジしましょう。

ビンディングペダルを使用しているなら、簡単に後輪を浮かせられることでしょう。
そのテクニックは、不意に停止したあとに有効なので、覚えておきましょう。

巡航速度を上げているときにはシフトアップ。

1枚1枚と、徐々にシフトアップすることで速度を上げていくことができます。
そのときに大切なのは、ケイデンスを一定にすることです。

ケイデンスとは、ペダルの回転数のことです。
ケイデンスを維持することで、スムーズに高速域に到達できます。

立ち漕ぎの一種である、ダンシングをしているときもシフトアップ。

2クリックダンシングというのは、とても理にかなっているといえます。
加速のためのダンシングは体重を乗せて踏み込むので、普段より強い力で踏み込むことになります。

それを無駄にしないためのシフトアップです。
2枚上げることで、踏み込む力を無駄にしません。

シフトチェンジのトレーニング

シマノのsoraを使っている方は、上位グレードに交換することで、走行性能を上げようと思うこともありますが、パーツ交換の前に走行の仕方を見直してみましょう。

走行に工夫を加えることで、走行性能を上げることができます。

起伏の変化に対応するように、シフトチェンジできるようになると、レースでもロングライドでも非常に楽になります。

勾配がどれくらいだと、ギアをどのように変化させるべきなのかということを、練習でも意識しておくと良いです。
経験を積むほど上手になることでしょう。

シフトチェンジのトレーニングとして、おすすめなのは信号での停止です。
軽すぎても、重すぎても、漕ぎ出しが難しいので、適切なギアを意識することができます。

それから、下り坂から登り坂への返しでは、ちょっとコツがあります。
下がっているときのスピードを活かしたいので、登り返しで遅くなるたびにギアを下げて、軽くしていくのが良いです。

そして、登り坂でダンシングするのであれば、シフトチェンジは控えたほうが良いでしょう。

ダンシング中は、チェーンテンションが高い状態なので、変速することでギアやチェーンに大きな力が加わって、それらパーツへのダメージにつながってしまいます。

そのため、できることなら、ダンシング中にシフトチェンジしないほうが良いです。

シフトチェンジの練習は快適走行に繋がる

この記事を読んだ人はこちらの記事も読まれています⇒「シマノのコンポ。soraと105の違いはどれくらいあるのか
シフトチェンジのコツをつかむことで、長距離旅やレースの際に脚への負担が減ります。

このため、シフトチェンジは、ロードバイクのレースには必須スキルとも言えるでしょう。
シフトチェンジのコツをつかむには、何度も練習を重ねることが重要です。
トレーニングを重ね、乗りこなしたいものです。

 - ハンドル ステム, ロードバイク 国産メーカー, 自転車全般