豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

シマノ soraってどんなの?シフトチェンジのコツは?

      2016/11/25

シマノ soraってどんなの?シフトチェンジのコツは?

シマノsoraって、名前は聞いたことがあるけれど一体なんだろう?

そう思っている方は多いのではないでしょうか。

ここでは、ロードバイク用のコンポーネントであるシマノ sorsについてのご紹介と、ロードバイク乗りにとって重要なシフトチェンジのコツについてお話します。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001596-1.jpg
自転車のタイヤがバーストする原因は縁石!?その対処法

ロードバイクなどのスポーツバイクに乗っていて、縁石に乗り上げ...

pwk0001595-1.jpg
クロスバイクかロードバイクで迷ったらレンタルしてみよう

クロスバイクとロードバイク。 スポーツバイクを買うとき...

pwk0001594-1.jpg
車の不注意で大事故!後ろを見ずにドアを開けたら自転車が

自動車のドアを開けたら、後ろから来た自転車がスレスレを通って...

pwk0001593-1.jpg
自転車にスタンドをつけたい!子どもの成長に合わせて選ぼう

子どもの頃、補助輪つきの自転車から卒業し、補助輪を外して乗れ...

pwk0001592-1.jpg
自転車のホイールはワイドリムが主流?23cは使えるの?

これまで、一般的なロードバイクのタイヤには700×23c...

pwk0001591-1.jpg
ロードバイクのヘッドがガタつく!調整方法とグリスアップ

ロードバイクでヘッドがガタつくとき、少しだけなら放っておいて...

pwk0001590-1.jpg
ジャイアント製ロードバイクの2012年~2017年の変遷について

ロードバイクのメーカーはたくさんありますが、世界でも有名なの...

pwk0001589-1.jpg
クリートを取り付けたい!位置はどこ?前寄り?後ろ寄り?

クリートの取付には最適な位置があり、間違った位置に取り付ける...

pwk0001588-1.jpg
自転車で土手道を走るのに適したクロスバイクとマナー

自転車を使って、通勤・通学したり、サイクリングするとき、未舗...

pwk0001587-1.jpg
メリダのリアクト4000が2017モデルで進化した?!

メリダは台湾の自転車メーカーで、低価格でコストパフォーマ...

pwk0001586-1.jpg
自転車のフロントブレーキのパッドを自力で交換する方法!

自転車、特にスポーツバイクに乗っていると、フロントブレーキの...

pwk0001585-1.jpg
自転車で安全に走ろう!渋滞時、すり抜けは違反!?

近頃の自転車ブームで、本格的に自転車に乗る人が増えました。 ...

pwk0001584-1.jpg
自転車のブレーキロックの危険性と原因・対処法について

スポーツ自転車では、急ブレーキをかけたときに、タイヤにロック...

pwk0001583-1.jpg
ロードバイクを加速させたい!自分史上最速を目指す!

もっと速く走りたい、ロードバイクを乗る人は誰もがそう思い、様...

pwk0001582-1.jpg
タイヤを長持ちさせたい!自転車タイヤの寿命は延びるの?

タイヤがすぐパンクする、そんな人はいませんか? もしかした...

pwk0001581-1.jpg
電動自転車のバッテリーが点滅するのは故障のサイン?

電動自転車は、小さなお子さんがいたり、長距離の自転車通勤をし...

pwk0001580-1.jpg
一方通行の標識のある道路は自転車は通行できないの?!

自転車に乗っていて、一方通行の標識を意識している人は少な...

pwk0001579-1.jpg
ロードバイクをレンタルしてみませんか?大会も出られます!

ロードバイクに乗ってみたいけれど、ロードバイクというものは、...

pwk0001578-1.jpg
自転車の逆走は危険!交通規則をしっかり守り安全に乗ろう!

自転車に乗っていて、「逆走するな!」などと声を掛けられたこと...

pwk0001577-1.jpg
歩道では自転車はベルを鳴らしてはいけない?!いつ鳴らす?

歩道を歩いているとき、後ろから自転車が近づいてきて「チリ...

スポンサーリンク


シマノ soraとは

シマノのsora(ソラ)は、シマノが提供しているロードバイク用のコンポーネントです。
グレードで言えば、上から、デュラエース、アルテグラ、105、ティアグラに次ぐ5番目。
このコンポーネントの下にはClarisがあります。定価は10万円程度で、入門用スポーツバイクの完成車によく搭載されています。

変速はリア9段であり、スラスト角の違いから、他のグレードのリア11変速やリア10変速や、MTB系コンポーネントと互換性はありません。
ブレーキ系は、互換性があるものもあります。

クランクは2ピース構成。
デュアルコントロールレバーには、オプティカルギアディスプレイを装備しており、4600系ティアグラに準じた構成となっています。

クランクセットは、アウターギア50Tのコンパクトクランクが標準となっています。
フロントはトリプルギア、そしてロングケージリアディレイラー。

2016年6月には、soraのフルモデルチェンジでR3000系となり、シフトチェンジを行うデュアルコントロールレバーのシフトワイヤーが、ハンドルに内蔵されるようになりました。

シマノ sora開発の経緯とシリーズの歴史

1990年代には、ロードバイクの楽しみ方が多様化したため、レースだけでなく、通勤や通学でも、ロードバイクが使われるようになりました。

そういったユーザーを狙って、1995年にシマノは低価格コンポーネントとして、RSXを開発して、2000年になってリア8速になったsora(3300番台)という後継モデルを発表しました。

リア8速の耐久性、優良なメンテナンス性、そのため、エントリー向けロードバイクにも用いられるようになりました。

2007年には、3400番台がデビューしてリア9速になり、デュアルコントロールレバー(ブレーキとシフトチェンジ操作用のレバー)のワイヤー巻き取りレバーとワイヤーリリースレバーが離れており、コンフォート系のポジション、ブラケットポジションで扱いやすくなりました。

2012年には、3500番台がデビューし、上位グレードと同様に、ワイヤーリリースのレバーがブレキーレバーに隣接したデュアルコントロールレバーとなりました。

そして2016年には、R3000番台がデビューし、クランクセットが、チェーンカバー付きを除いて、上位グレードと同様の4アームになり、シフトワイヤーがハンドル内蔵となりました。

シマノ soraの魅力

シマノのsoraは、2016年6月にR3000系となりました。

soraのフルモデルチェンジで最大の変更点は、上位グレードと同じようにレースバイク仕様になったところです。

DURA-ACE、ULTEGRA、105、TIAGRAと上位4グレードに受け継がれてきたクランクセットの4アーム化の流れが、ついに5番目のSORAまで到達、コンポーネントのアイキャッチであるクランクが、上位グレードと遜色のないルックスになりました。

そしてシフトチェンジ用のワイヤーは、内蔵になってハンドル周りがすっきり見えるようになりました。

クランク、シフター、ブレーキ、ディレイラー、その四点のカラーリングは、上位グレードのコンポーネントと同様のブラック(もしくはグレー)のグロス仕上げとなりました。
そのため、soraが搭載された完成車の見た目と雰囲気が一気に変わっています。

リアのギアに関しては変わりなく、9段変速です。
ただし11-34Tのワイドレンジのカセットスプロケットのため、旧来のsoraよりもヒルクライムに対応しやすくなっています。

フロントのギア、つまりクランクセットは、50-34Tというダブルと50-39-30Tのというトリプルの2種類になっています。

シフトチェンジのコツ

シフトチェンジのコツは、変速のタイミングでペダルにトルクをかけないことです。

シフトレバーを押してから、ペダルを回転させるとギアが切り替わるわけですが、そのときに踏み込まないようにします。

トルクをかけてしまうと、変速機からガッチャンと大きな音が鳴ります。

それは、スプロケットとチェーンがぶつかり合っている音なので、両方のパーツにダメージを与えています。

ダメージを与えないような、スムーズなシフトチェンジをするには、踏み込まずに力を抜いてペダルを回します。そうすると、カチャッという最小限の音で変速できます。

フロント変速にもコツがあって、インナーからアウターに変速するのに、soraなどのシマノのコンポーネントなら段階を踏むことで、しっかりとシフトチェンジできます。

まず、シフトレバーを押してペダルを回し続けます。
アウターに、チェーンが入ったと認識できたらレバーから指を離します。
それだけでフロントのギアが切り替わります。

そのときにおすすめしたいのは、リアのギアも一緒に切り替えてしまうことです。

フロントギアの変更で、大きくペダルの重さが変わるので、リアのギアを一緒に変更することで適切な重さにできます。

リアを2枚や3枚上げることで、ペダリングのロスが少なくなるでしょう。

シフトチェンジのタイミング

シマノの入門者用コンポーネントsoraでも、十分に使い勝手はよいものですが、使い勝手を、より良くするために自転車走行のシフトチェンジに着目してみましょう。

漕ぎ出しにはシフトダウン。
軽いギアにすることで、発進時に疲れ難くなります。

漕ぎ出し時にシフトダウンするのは大変なので、停止する前に予めシフトダウンしておくと良いでしょう。

ギアが重いまま停止したら、サドルを持ち上げて、後輪を浮かせてシフトチェンジしましょう。

ビンディングペダルを使用しているなら、簡単に後輪を浮かせられることでしょう。そのテクニックは、不意に停止したあとに有効なので、覚えておきましょう。

巡航速度を上げているときにはシフトアップ。

1枚1枚と、徐々にシフトアップすることで速度を上げていくことができます。
そのときに大切なのは、ケイデンスを一定にすること。

ケイデンスとはペダルの回転数のことです。ケイデンスを維持することで、スムーズに高速域に到達できます。

立ち漕ぎの一種である、ダンシングをしているときもシフトアップ。

2クリックダンシングというのは、とても理にかなっているといえます。
加速のためのダンシングは体重を乗せて踏み込むので、普段より強い力で踏み込むことになります。

それを無駄にしないためのシフトアップです。
2枚上げることで、踏み込む力を無駄にしません。

シフトチェンジのトレーニング

シマノのsoraを使っている方は、上位グレードに交換することで、走行性能を上げようと思うこともありますが、パーツ交換の前に走行の仕方を見直してみましょう。

走行に工夫を加えることで、走行性能を上げることができます。

起伏の変化に対応するように、シフトチェンジできるようになると、レースでもロングライドでも非常に楽になります。

勾配がどれくらいだと、ギアをどのように変化させるべきなのか。ということを練習でも意識しておくと良いです。

経験を積むほど上手になることでしょう。

シフトチェンジのトレーニングとして、おすすめなのは信号での停止です。
軽すぎても、重すぎても、漕ぎ出しが難しいので、適切なギアを意識することができます。

それから、下り坂から登り坂への返しでは、ちょっとコツがあります。
下がっているときのスピードを活かしたいので、登り返しで遅くなるたびにギアを下げて軽くしていくのが良いです。

そして、登り坂でダンシングするのであれば、シフトチェンジは控えたほうが良いでしょう。

ダンシング中は、チェーンテンションが高い状態なので、変速することでギアやチェーンに大きな力が加わって、それらパーツへのダメージにつながってしまいます。

そのため、できることなら、ダンシング中にシフトチェンジしないほうが良いです。

シフトチェンジの練習は快適走行に繋がる

シフトチェンジのコツをつかむことで、長距離旅やレースの際に脚への負担が減ります。
このためシフトチェンジは、ロードバイクのレースには、必須スキルとも言えるでしょう。
シフトチェンジのコツをつかむには、何度も練習を重ねることが重要です。トレーニングを重ね、乗りこなしたいものです。

 - ハンドル ステム, ロードバイク 国産メーカー, 自転車全般