趣味が1つしかない。という方は、稀なのではないでしょうか。
「自転車に乗るようになったら、景色が綺麗で良い写真を撮るためにカメラも始めた!」というケースや、逆に「写真を撮るのが好きで、カメラを持っているので、移動時間短縮のために自転車も購入した!」ということもあると思います。
この2つで調べ疲れた方に、この記事だけで、全国から探した2つの趣味を同時に楽しめるスポットをご紹介します。
趣味のカメラも自転車も楽しめる山中湖
山中湖と言えば、美しい自然の景色ですね。
実はその山中湖には、湖畔の周囲にサイクリングロードが整備されているのです。
自転車に乗って感じる湖畔に吹く風。緑に囲まれた自然の香りは、心が澄み渡ります。
道中には、様々なお店や体験施設などがあるので、休憩がてら寄ってみるのもいいでしょう。
自転車を持っていくのが大変だったり、そもそも自転車を持っていない人もいるでしょう。
しかしここは、手ぶらで来てもサイクリングが楽しめるのです。
なぜなら山中湖には、レンタサイクル屋さんが何カ所もあるからです。
普通の自転車だけではなく、子ども用自転車から二人乗りの少し変わった自転車など種類も充実しています。
花の都公園では、富士山に一番近い湖のほとり、標高1,000メートルの敷地では、四季折々の花々で色鮮やかに山を魅せてくれます。
和風庭園、三連大水車や落差10m幅80mの明神の滝、水遊具広場、富士山噴火の神秘に触れられる溶岩樹型地下体験などがあるので、景色の鑑賞以外にも様々な楽しみを味わえます。
旭日丘緑地公園もおすすめです。10月下旬から11月上旬には「夕焼けの渚・紅葉祭り」が開催され、夜間はライトアップされた紅葉を楽しむことが出来ます。
春には桜、夏にはアジサイとどの季節に行っても違った風景が楽しめます。カメラが趣味の方におすすめです。
日本の南端で自転車とカメラを楽しもう!
竹富島をご存知ですか?
竹富島は、自転車で半日もかからず一周出来てしまうような、とても小さな島です。
山のない平坦な地形なので、自転車で走りやすく、自転車をやってない人でも安心です。
集落の家の屋根が、島で一番高い場所とされてます(展望台を除くと)。
これはタキドゥンと呼ばれ、昔ながらの家並みが立ち並んでいます。今では見なくなった赤瓦の民家と琉球石灰岩の塀、白砂を敷き詰めた道や咲き乱れるハイビスカスやブーゲンビレア。
誰もがイメージする沖縄の風景がそこにはあるのです。
竹富島には東屋敷、西屋敷、仲筋と三つの集落がありますが、その集落も島の中央部分に集中し、放射状に広がっています。
島の中央から放射状に道が延びています。
この昔ながらの街なみや文化を、なぜ保存出来ているのかというと、島民全員が同じ志を持っているからです。
島独自の憲章がありますが、島民の志があってこその憲章でもあります。
美しい竹富島ですが、特に代表的な観光スポットがあります。
それは集落の様子を一望できる展望台です。
2名定員の小さな展望台のため、観光客で長蛇の列を成していますが、そこから観える風景は、カメラが趣味の方が、一度は撮りたいと思うほどの美しさです。
同じ趣味仲間が見つかるかも?横浜を満喫しよう!
横浜といえば、みなとみらいが有名ですね。
クリスマス時期は、観覧車や日本丸などが特にキレイですが、赤レンガ倉庫などは一年中ライトアップされていて、夜景を楽しむには最高のスポットです。
少し上がると丘公園があって、そこの夜景もすごく綺麗です。カメラが趣味の方にもおすすめです。
自転車乗りには、片道20キロのこのサイクリングコースが人気です。
横浜市営地下鉄のセンター北駅から出発し、歴博通りを通過します。
県道12号線を東神奈川方面へ進みますが、この辺りには軽食店があるので、昼食を取るならここで取るといいでしょう。
国道1号線を反対側に渡り左折、中央市場入口へ向かいます。この辺りでようやく海が見えてくるので、もう横浜という感じがしますね。
横浜で、最も有名な公園と言えば山下公園でしょう。関東大震災のがれきを埋め立てて作られました。
眺望できる海や、記念碑や歌碑など見どころの多い公園です。
横浜ベイブリッジや港を行き交う船も夜に見ると、とてもロマンチックです。
童謡でお馴染みの赤い靴はいてた女の子像や、アメリカのサンディエゴから贈られた水の守護神など、海外との豊かな交流を感じさせる記念碑が多いので、記念碑巡りに出かけてみるのもいいでしょう。
カメラと自転車が趣味の人が1度は行きたい場所
神奈川県と言えば有名な観光地がありますね。そうです、鎌倉です。
鎌倉は湘南の海辺に面しており、更には山々にも囲まれ緑が豊かです。
寺社仏閣は海外からの人気も高く、休日に行くと色々な国の人が観光にやって来ています。
海や山など自然が多いため、近隣にあるカフェやレストランでは、景色を満喫しながら美味しい料理を頂けて、安らぎのひとときを味わえることでしょう。
見ているだけでも楽しめる雑貨店や土産物店も多く、思い出を形に残すことができるのも良いですね。
市内をゆったりと散策するのも良いですが、レンタサイクルを利用して湘南の風を感じるのも最高に気持ちが良いです。
鎌倉駅から銭洗弁天、鎌倉大仏。長谷寺を巡るコースがおすすめです。
このコースの途中には、甘味処やカフェが沢山あるので、疲れたらすぐ休憩でき、普段自転車を乗ってない人でも、気軽に巡ることができます。
このコースの終点は稲村ヶ崎ですが、国道134号をそのまま5km程走れば、江ノ島にも行けます。
体力に自信があり、カメラが趣味の方はそちらまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
古都を趣味の自転車で巡り、カメラに収めよう!
京都は日本を代表する観光の名所です。
しかし、普通に歩いて巡るだけでは時間がかかり、数ある仏寺を少ししか楽しめません。
となると、やはり自転車を使うのが良さそうですね。タクシーでも色々な名所を巡れますが、出費が大きく増えるのが痛いです。
そしてなにより、名所しか巡れないという不便もあります。
自転車だったら、細い路地にある雑貨屋やカフェなども発見することができます。
表通りではなく、路地裏を探索してみるというのも楽しいでしょう。
あなただけのとっておきの名所が見つかるかもしれません。ちょっと通っぽくていいですね。
たとえ、方向が分からなくなっても大通りに出れば、標識案内が多いので、よっぽどの道音痴でなければ、迷子になることはないと思います。
こうした裏路地探索こそ、自転車の強みであり楽しみなのです。
祇園の街並みや仏具店の立ち並ぶ通りの近くを走れば、お香の匂いを感じ、川沿いを走れば、川のせせらぎが聞こえます。
何気ない街並みだけど、趣のある風景をカメラに収めるのが趣味の方にはうってつけです。五感で街を楽しむ。
自転車だからこそできる楽しみ方なのです。
自転車で巡る京都のおすすめカメラスポット
宮川町界隈を説明します。
祇園社の御輿洗いで、神水を汲む四条大橋辺りに鴨川があり、これが後に宮川と称されました。
京都の五花街である宮川町では、雨が降った翌日に舞妓さんや芸妓さんが使った赤い和傘を軒先に並べられます。京都の風情ある街並みに華を添えています。
花見小路、祇園界隈は江戸時代から花街を中心に、一大繁華街として発展しました。
京都の五花街である祇園甲部と祇園東があります。花見小路には、石畳の道に町家が立ち並び、ここも京都を代表する観光スポットの一つです。
仁和寺は世界遺産です。皇室と所縁が深かったため、御室御所とも呼ばれます。
御室桜と呼ばれる遅咲きの桜が有名ですが、秋には美しい紅葉も見られます。そのため、春も秋も多くの観光客で賑います。
入り口の門は二王門といい、その名の通り左右に金剛力士像が安置されています。カメラが趣味の方も、写真を撮るのを忘れてしまうほど、圧巻の迫力です。
大覚寺は真言宗大覚寺派の本山です。正式には旧嵯峨御所大覚寺門跡と言います。
また、嵯峨天皇が離宮とした歴史的背景から嵯峨御所とも呼ばれることもあり、色々と呼び名があるお寺です。
時代劇やドラマのロケ地としても、おなじみのお寺なので、行ってみると見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
駐車場はありますが、駐輪場はないので、自転車乗りの方はご注意です。
まとめ 趣味を同時に楽しめるのは最高
趣味というのは、一生涯できるものですと、とても良いですね。
自転車ですと、車や電車では気付くことの出来ない風景に出会うことが出来ます。
それをカメラに収められるというのは、最高の瞬間です。
ご紹介出来なかったスポットは、まだまだたくさんあります。
ぜひ、色々な場所を巡って、思い出をたくさん作ってください。