自転車のベアリングを圧入しよう!やり方とコツ

シールドベアリングやベアリングのグリスを注入する際に、ハブからベアリングを抜いて圧入します。

自転車のベアリングの圧入のやり方ってご存知ですか??

間違ったやり方でやってしまい、ベアリングを傷めてしまったりして使い物にならなくなった・・・なんてことにならないように、圧入のやり方とコツをご紹介します。

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ベアリングの圧入に便利な工具

自転車のシールドベアリングを取り替えたい時や、グリスを塗り直したい時などには、まずは、圧入されているベアリングを抜かなければなりません。
それを行なうには「ベアリングプーラー」という工具を用意しましょう。

スライディングハンマーなどで叩いて抜くことも可能ですが、元々は自動車やバイクに使うものであり、自転車のパーツには対応していないのです。

自転車は、自動車やバイク以上に造りが繊細なため、強い衝撃を与えると壊れてしまうことがあるのです。
そうなると、修理に出さなくてはならないので、余計な費用が掛かります。

ベアリングプーラーなら、ネジを回して抜くように、ゆっくりと取り外すことが出来ます。
ハブやベアリングを傷付けることもないので、なるべくベアリングプーラーを使って下さい。

おすすめは、手でベアリングの抜き差しが出来る「ハブベアリングプーラー」です。

1万円弱とそれなりの値段はしますが、買う価値はありますよ。
なおテーパーアタッチメントは別になっています。

ベアリングプーラーを使ってベアリングを外そう

自転車のベアリングを外すなら、まずはベアリングプーラーを取り付けましょう。

そうしたら、スパナなどで上にあるナットを回すだけです。目的を達成した後に付け直す場合ですが、これも別の工具などがなくても出来ます。

カセット部のベアリングは、15mmのチャックをベアリングの部分に置いたら、プーラーの真ん中を抜き、反対側から入れてやります。

そして、チャックとくっつけてやりましょう。

そのまま、プーラー側のナットを締めれば圧入可能です。

ハブ部の方も同じようなやり方で、チャックを使うとネジが締められます。

プーラーは、爪のようになっているところを穴に引っ掛けて抜く仕組みをしていますが、この他にも、ベアリングを抜くやり方があります。

アタッチメントをベアリングに付け、反対側の穴にボルトを差したら、衝撃が伝わらないハンマーで軽く叩いてやるだけです。反対も同様に、アタッチメントの真ん中辺りにボルトを当てて叩きましょう。

これなら力が偏ることもないので、ベアリングをまっすぐに引き抜けます。

自転車のベアリング圧入に必要なパーツ

自転車のベアリングを圧入するには、揃えなければならないパーツがいくつか存在します。
今回は、それをお伝えしたいと思います。

・スペーサー
ステンレス製のスペーサーです。ベアリングの内側とボルトの間に余計なスペースが出来ないようにします。これを使えば、より正確に組み付けることが出来ます。

・ワッシャ
直径が大きく硬いものを使います。

・ナット
ホームセンターに安価で売っていますが、質の悪いものが混ざっていることがあるので、高価でも強度の高いものを選びましょう。

・ボルト
他の部品と組み合わせることで、隙間を埋めることが出来ます。
厚いワッシャを使えば安心感はさらに増します。

どれもホームセンターや専門店などに売っているので、手に入らないということはまずないかと思われます。
なるべく安いものを購入したいところですが、こだわるなら少しでも評判の良いパーツや、品質の高いものを吟味するようにしましょう。

良い自転車は、部品選びから始まっているようなものなのですから。

自転車のベアリング圧入をやってみよう!と費用

必要な工具やパーツが揃っているなら、さっそく自転車のベアリングを圧入してみましょう。

まずは、手でベアリングを押し込むことから始めます。
傾かないように気を付けて下さい。

まっすぐ中に入れられたら、スタッドボルトをベアリングの穴に通してからスペーサーを入れて下さい。
順番を間違えると、ハブの中に落ちてしまうことがあります。

続けてワッシャを入れ、ナットを手で回して留めましょう。
それを両側からメガネレンチで締め付けたら、いよいよベアリングを差し込みます。

限界まで差し込んだら、ボルトはそのままにしておき、ナットとワッシャだけを外して下さい。

そしてホイールを傾け、スペーサーも抜き取ります。これで圧入が出来ました。

最後にシャフトを取り付けたら、エンド幅を測りましょう。10cmが理想ですが、多少の違いなら誤差の範囲内です。

工具を使っていないので、精度に関しては落ちるものの、問題なく使うことが出来るでしょう。全部で1,300円ほどなので、予算の面でも安心かと思われます。

自転車のベアリング圧入の注意点とコツ

自転車のベアリングを圧入する際は、斜めに入れないように気を付けて下さい。形が歪んでしまい、中に差し込めなくなってしまいます。

また、見た目に変化がなくても、精度は確実に落ちています。無理に押し込んだりはしないようにしましょう。

押し込めるものなので、プレス機をなるべく使うようにして下さい。
ベアリングプーラーを使ってもいいのですが、力の掛け方のバランスが取れていなければベアリングが壊れてしまいます。

軸を入れる時は内側にベアリングを、ハウジングに入れる時は外側に力を入れられるように、適切なソケットを選びましょう。
あらかじめオイルを垂らしておくと、ハンドルがスムーズに回せますよ。

ハウジングに差し込むなら、ベアリングを冷凍庫で冷やしておくことをおすすめします。
軸をはめるなら、逆に温めて下さい。ただし120℃を超えてはいけません。

なお衝撃にはとても弱いので、ハンマーで叩くのは避けましょう。やるとしても軽く叩く程度でやめておいて下さいね。

シールドベアリングにもメンテは必要!?

自転車には、ベアリングが圧入されていますが、メンテナンスはするべきなのでしょうか。

シールドベアリングは、メンテナンスをしなくても良いという点が売りですが、実はこまめにグリスを塗ると寿命が延びるのです。

とはいえ、シールドベアリングの場合、まずはシールを剥がさなければいけません。
これは、中にゴミなどが入ることを防ぐためのものなので、ぴったりとくっついています。

ドライバーを使えば、そぎ取れますが、シールはボロボロになりますし、他の部分が傷付いてしまいます。

そこで「シールめくりんちょ」の出番です。

気の抜けるような名前ですが、性能は抜群です。先が細いので、どんな隙間でも差し込めますし、傷も付きません。

また、細いながらも耐久性は高く、余程乱暴に扱わなければ折れ曲がることはないでしょう。

これさえあれば、どこに付いているシールドベアリングでもあっさりと剥がせるはずです。

この製品は全て手作りされているので、出来に多少のムラがあります。
それだけはご了承下さい。

ベアリングの圧入

自転車の圧入は難易度が高めかも知れません。

あまり慣れていないとベアリングそのものを痛めてしまう可能性があるので、十分注意しながらやってみましょう。

自分で圧入をする自信がないときは、自転車屋にもっていってメンテナンスしてもらうのが一番です。