gios ampioを改造して世界に一つだけのお気に入りの一台に!

gios ampioという名前を聞いたことがありますか?

とってもオシャレで人気のあるスポーツサイクルなんです。
また、gios ampioを購入してから改造される方も多いです。

ここではgios ampioの魅力と、改造の方法や主な改造にかかる費用についてご紹介します。

gios ampioについて①

ツーリングや街乗りなど、シーンを選ばずおしゃれに乗れる自転車が、giosのampio(アンピーオ)です。

生産しても、すぐに完売になってしまうほどの人気で、生産が追いつかないのではと言われるくらいです。

フレームはクロモリ、フォークもクロモリで、クロモリ独自の反発力と振動吸収力を発揮してくれます。

コンポーネントは、シマノのSORAを採用して、フロント2段、リア9段、2×9の18段変速となっています。

改造する必要ないくらいの段数です。

さらにコンパクトドライブ仕様なので、比較的脚力の弱い女性も快適に走行できるような設計になっています。

店頭で、なかなか教えてくれないスペック以外の魅力としては、耐久性や乗りやすさがあります。

クロモリというのは、乗り心地を良くしてくれるフレームでもあります。

そして、耐久性にしても他の素材を凌駕しています。

よく販売されている他のアルミフレームの自転車に比べて、乗り心地は良いでしょう。

そしてampioは、クロモリ最大の弱点である重さも克服しており、部分的にフレームを薄くするパテッド加工によって、アルミフレーム並みの軽さを実現しています。

gios ampioについて②

giosのampioという自転車の魅力を徹底分析してみました。

前ギアのクランクは、ほっそりとした見た目のスギノ製のクランクです。

それはコストダウンされている箇所でもあり、剛性が低いのですが、しなやかな乗り心地になるとも言えます。

変速はシマノの3500クラスと同じく9段変速です。

低価格帯のロードバイクと同じ変速機なのですが、ギア比の幅が12Tから25Tと細かいため、登り坂になるとギアが足りなくなるかもしれません。

ブレーキは、テクトロ製のキャリパーブレーキで、制動力は、高価なブレーキに比べると低めです。

タイヤは25Cの細い幅を使用しており、走りは軽いものの地面からの衝撃が強く伝わります。

そのため、ハブは耐久性と安定感のあるシマノのハブを使用されています。

まとめると、giosのampioは軽く丈夫な自転車で、高速走行性能も良いということです。

河川敷のサイクリングロードや長距離ツーリングで性能を十分に発揮してくれるでしょう。

もちろん改造を施せば、さらに性能を高められます。

gios ampioをドロップハンドルに改造:見た目の変化

giosのampioという自転車を改造しようということで、ハンドルをドロップハンドルに変更しました。

自転車屋さんと相談しながら換装して、アップライトな姿勢で乗れるようにステムの取り付け角を上向きにしてもらいました。

ハンドルの高さはあまり変わっていませんが、ブラケットを握る部分が前に移ったため、ちょうど良い長さになりました。

お店の人がいうには、今までが近すぎた、ということで、自分では分からなかったことまでアドバイスしてくれるのが良いですね。

フラットハンドルと比べると、ブレーキとシフターがまとまって、すっきりした印象になりました。

ampioの変速機は、シマノのSORAなので、デュアルコントロールレバーもSORA(ST-3500)のプレーンで、黒い見た目のレバーです。

噂に上位グレードと変速方法が異なり、SORAだと下ハンドルのときは変速ができないと聞いていて、ドロップハンドルにすることをためらっていたのですが、現物のSORAでは、下ハンドルでもちゃんと親指でシフトできます。

少し調べてみたら、SORAのモデルに改定があって、変速方法が上位グレードと同じになっていたということなので、今回のハンドルの交換から最新の情報の大切さが身に染みました。

gios ampioをドロップハンドルに改造:費用

giosの自転車であるampioを、ドロップハンドルに改造するのにかかった金額は、3万円弱でした。

内訳は、
ITMのALUTECH 7075というハンドルが4,000円
ITMのALCOR 80というステムが2,800円
CinelliのFLAG RIBBON Italiaというバーテープが1,260円
STI(シマノの変速兼用ブレーキレバー)であるシマノのSORA(ST-3500)が9,000円
ワイヤーやアジャスターで3,000円弱でした。

パーツ代の合計は20,000円くらいで、自転車屋さんに支払う工賃に9,000円かかりました。

最初は、工賃を渋って自分でパーツ交換しようかと思いましたが、ワイヤーの張りや調整の手間を考えるとショップを使うのも良いと思います。

そもそも、フラットバーロードであるampioに、ドロップハンドルをつけたことでエントリークラスのロードバイクくらいになったと思います。

ampio本体の価格が8万円くらいなので、それにドロップハンドル化の費用を足すと、だいたい11万円くらいのエントリークラスのロードバイクだと言えます。

比較として、giosのお手頃なロードバイクでありコンポーネントもシマノのSORAを使用しているFURBOだと価格は102,900円です。

値段から見ても、エントリークラスのロードバイクだと言えるでしょう。

gios ampioをドロップハンドルに改造:乗車時の変化

giosの自転車であるampioを、ドロップハンドルに改造してから試乗してみました。

まだ30kmくらいし走行していないので、ファーストインプレッションという位置づけで述べていきたいと思います。

まず、ブレーキをかけ難い。

ブラケットを握っているときにブレーキレバーまで指が届き難い感覚がありました。
もしかすると、手が小さいからかもしれません。

特殊パーツを使っているわけでもないので、慣れで解決できるかもしれません。

次は、別の自転車を乗っているようでした。

ブラケットに手を置くと、重心が前にいって、ハンドルがクイックになったように感じました。

低速走行だと扱いにくい自転車になったと思います。

スピードが増してくると安定するようになりました。

そして何より、速い。

以前のフラットハンドルだと、位置の調整も悪かったこともあり、それに比べると、ドロップハンドルに変更したついでに位置も調整して、力がよく入るようになったと感じるようになりました。

二の腕も筋肉痛のような痛みを感じていますし、脚力だけで走行していたのが、腕力も使って加速できるようになったという感覚があります。

前傾姿勢になることで、空気抵抗が減ったことも、速く走行できる要因になったと思います。

クロスバイクの購入時に気を付けること

海外メーカーの自転車を気に入って、例えばgiosのampioを購入しようと思ったときに、注意していただきたいのは、海外の自転車には、付属品が付いていないことです。

ライトがなければ、カギもなく、そしてスタンドもないのです。

日本のメーカー、例えばブリヂストンだと、それら全てが標準装備として、最初からついていることが普通で、海外の自転車と装備が違うのです。

海外の自転車を買っただけだと、スタンドがないから駐輪場を使えないですし、駐輪したとしても、カギをしていないことで盗まれてしまう危険性もあります。

そのため、海外の自転車は、自転車本体価格とさらに1万円くらいかかることに注意しておきましょう。

後付けの中でも、ライトは高い価格になってしまいがちです。

改造して性能を上げようという目的のライトがありますし、明るさによって1万円や2万円とするライトもザラにあります。

店員さんに質問すれば、乗り方などから明るさの目安を教えてくれるでしょうから相談すると良いでしょう。

改造は費用がかかるが、こだわりのある方にはオススメ

オシャレなデザインで人気なgios ampio。

gios ampioに関して言えば、ドロップハンドルに改造するという方が多いです。

改造には費用も手間もかかります。

自分の力だけで行うのが難しいと感じたら、自転車屋さんに相談することをオススメします。