王滝のmtbに参加したい!レースの雨対策はどうすべき?

mtb乗りにとって有名なレースといえば、王滝のクロスmtbですよね。

王滝に参加したいけれど、何をどうすればいいのかわからないという方は、多くいらっしゃると思います。

今回はそんな王滝について、レースの特徴や必要な準備をご説明すると共に、雨のレース対策についてもご紹介します。

王滝mtbに向けた基本的な自転車装備

王滝に向けて、最も必要な装備は、当然ながら自転車本体です。

mtbと書かないのは、王滝は比較的ルールや規制が緩く、一輪車で出ている人までいるからです。

ただ初心者はmtbから入るのが楽なので、その選択についてご説明します。

初心者は、フルサスペンション(前後サスペンション)を選択するのが楽です。

登りはハードテイル(前のみサスペンション)、下りはフルサスペンションというのは、中~上級者に言えることです。

初心者にとってハードテイルは、登りのギャップでタイヤが滑ってしまい、意外と登りにくいのです。

雨の後で、道が荒れているときなどは特にです。

フルサスペンションは、路面の凹凸にタイヤを押し付けるようにしてくれ、適当に漕いでいても、自転車がどうにかしてくれます。

同クラスのハードテイルに比べ、1~2kg重いという点が難点ですが、総合的に見れば、やはりフルサスペンションが楽でおすすめです。

29erも増えていますが、漕ぎ出しが重く、スピードがあまり出せない場合は、ただの重い自転車になってしまいます。

また、忘れてはならないのは、サスのセッティングをきちんと出すことです。

初心者は詳しい人に聞くのも良いですが、最終的には自分の乗りやすさが重要なので、良く詰めておきましょう。

うまくできていないとコントロールしにくかったり、リバウンドが間に合わずに硬い感じになってしまいます。

バルブ解放の境目が調整出来るタイプは、ダンシングで解放されない程度まで開けておけば、ダウンヒルに入ってしまった場合も、どうにかなるのでおすすめです。

王滝mtbに必要な装備品①

mtbに乗る際、必要な装備品について書きます。

王滝で乗るときも同じです。

まずは補給食です。

いい補給食があると、乗るのも楽しくなります。

空腹になった状態で走り続けるのは危険です。

体から使えるエネルギーがなくなってしまった状況だからです。

特に雨の際などは、自分が思っている以上に体力を消耗していることがあるので、早めのエネルギー補給が大切です。

必要な量は人によって異なりますが、パワージェルであれば、30分~45分おきに1本というのが普通です。

脚つり予防のために、マグネシウムが入ったものにするのも良いです。

ただ、マグネシウムを摂りすぎると下痢をしやすくなるそうなので、注意が必要です。

基本的には、パワージェルだけでも大丈夫なのですが、口寂しいとか補給感を感じたい人はパワーバーやスポーツようかんがおすすめです。

ただ、パワーバーは粘り気があって食べにくく、スポーツようかんは、消化に時間がかかり食べた直後は思ったように走れないという人もいます。

人により好みが様々なので、自分に合ったものを選ぶのが良いでしょう。

王滝mtbに必要な装備品②

mtbに乗る際、補給食と同じくらい重要なのが水です。

水も人により摂取量が大きく違いますが、王滝でも各チェックポイントで水の補給ができますので、3時間程度走るだけの必要量があれば良いです。

水を入れるための容器にハイドレーションというものがあり、とても便利でおすすめです。

ボトルを取るとき、下りでは、転倒する可能性があります。

上りのときは、脚を回しながら上体を倒してボトルを取るので、ペダリングの妨げとなってしまいます。

また、雨が降っているときでは、濡れているので、滑って落としてしまう可能性があります。

それに対しハイドレーションは、ボトルから伸びているチューブを加えるだけで簡単に飲め、転倒などのリスクも避けられます。

万が一のために、救急用品も準備する必要があります。

会場には救護隊もいますが、レース中に転倒したりする可能性を考え、ポケットティッシュや絆創膏は持参しておいた方が良いでしょう。

また、筋肉痛が起きやすい人はバンテリン、脚をつりやすい人は梅丹本舗2RUNなどを準備しておくこともおすすめです。

何を持っていくかについて、特に初心者は悩むかもしれませんが、会場まで持っていき最後にバッグに入れないということもできます。

装備は、多めに用意して参加されるのがおすすめです。

雨天時のレース、どうすればいい?

mtbに乗ることを考えるなら、雨の場合についても想定しておくべきです。

普段は雨の日は乗らない人も、レース当日が雨であれば、仕方なく乗るしかありません。

王滝でのレースが雨である可能性もあります。

もしも雨が降ってしまった場合の対策について書きます。

ウインドブレーカーは着ていても結局濡れてしまうので、通常は着ません。

ただ、レース中は脱がないと決めている場合は、ジャージの下に着ておくと良いです。

雨に濡れると足先や手先が冷えてしまうので、シューズはビニール袋を履き、その上にシューズカバーで抑えるなどして防水しましょう。

手は、医療用のラテックス手袋をはめておくのがおすすめです。

サングラスの曇り止め・撥水加工も忘れずにしておきましょう。

雨で一番怖いのは、雨の中を乗りなれていない初心者の方だと思います。

落車リスクを避けるためにも、先頭集団内・なるべく高い位置をキープすると良いです。
序盤30分は、ハイペースを維持してください。

もしチームメイトがいるなら、役割を分担し、協力して早めの展開を心がけましょう。

忘れがちな補給も、時間を決めて取るようにしてください。

もし先頭集団に居れなければ、ピットインして着替えなどするといいです。

雨天時の対策Part1

雨の日にmtbに乗る際の対策は以下の通りです。

王滝でも雨が降るかもしれませんので、必ず目を通してください。

・雨天走行に適した服装をしましょう

雨合羽、特に寒い日であれば、オーバーシューズは必需品です。

途中で脱ぐこともできるように重ね着すると良いです。

ゴアテックスのグローブやジャケットの着用も検討して下さい。

・雨天走行した後は、ブレーキパッドの掃除を忘れないようにしましょう。

雨の中長時間乗っていると、通常よりも様々なごみや破片を拾って、ブレーキパッドやリムについてしまいます。

小さな石の破片でリムが傷ついたり、ブレーキパッドが使えなくなってしまう可能性もあるので注意です。

・曲がり道に特に注意しましょう

濡れた路面や様々な破片で雨の日はホイールが滑りやすく、通常よりコーナーは危険になります。

早めにブレーキをかけるよう心がけ、他の人の動きも予測することが重要です。

コーナーでは直立状態を保ち、スピードは通常よりも数km落としてから曲がってください。

・登りはシッティングを維持しましょう

険しい登りのときは、特にリアホイールのスリップに注意が必要です。

スタンディングで進みペダルを踏む力をこめると、滑ってしまう可能性が高いです。

濡れた路面では、リアホイールの静止摩擦が失われてしまうので、シッティング状態を維持します。

滑りやすい区間や、落ち葉などにも気をつけて走行してください。

雨天時の対策Part2

・先にある道を読むようにしましょう

走っている先で虹色に光っている区間があれば、それは石油がこぼれていると考えられます。

また、よどんだ水たまりは、穴や石が下にある場合があるので、避けたほうが無難です。

・泥除け装着を検討しましょう

見た目にはかっこ悪く見えますが、雨が上ったとき、びしょ濡れになっているという状況が防げます。

また、後ろが泥だらけになってしまうのも防ぐことができます。

・視界をクリアに保つようにしましょう

雨が降っているときは、透明または黄色のレンズを選ぶのが得策です。

黄色のレンズは、透明なレンズとは違い道路が明るく見え、物がシャープに見えるという特徴があります。

こまめに拭くのも忘れないようにしてください。

・雨天用のmtbを使用しましょう

雨の多い土地に住んでる場合や、冬に雪道を走るような場合に良いです。

・ライトの点灯を忘れずにしましょう

車のドライバーに注意を向けさせることに役立ち、また他のライダーにとってもわかりやすくになります。

・雨天走行を好きになりましょう

これが一番難しいことですが、雨に打ち勝つことができれば、雨天走行も好きになれます。

他のライダーが、みんな同じ状況にいるということを考えるのも、非常に大きなやる気になるはずです。

初めは短距離から走行し、スキルを磨いてみましょう。

これらの点をすべて網羅すれば、もし王滝で悪天候に見舞われても、楽しんで参加することができるでしょう。

レース1週間前には天気の確認を

いかがでしたか?

レースには当然のことながら準備が必要ですが、雨の場合の必要準備は晴れの日に比べると多くなりそうですね。

当日になって慌てることのないように、一週間前にはレースの日の天気を天気予報で確認しておきましょう。

一週間あれば、できる準備も増えますし、余裕をもって準備ができると忘れ物も減りますよ。