東海地方にお住まいで、トライアスロンの大会に出たいと思っている方は、多いのではないでしょうか。
そんな方には、愛知県田原市で行われる、トライアスロン伊良湖大会がおすすめです。
伊良湖は観光スポットもいくつかあるので、トライアスロンついでに観光して、素敵な景色の写真を撮るのも良いですね。
今回は、伊良湖大会や伊良湖の観光スポットについてご紹介します。
トライアスロン伊良湖大会について~開催日時・場所など~
トライアスロン伊良湖大会は、9月中旬の土日で開催されます。
土曜日に、午後12時から選手の受け付けと競技説明会が始まり、開会式と前夜祭が、午後4時から行なわれます。
前夜祭では、様々な催しなどもあるので、写真を撮ったりして思い出を残すの良いです。
そして、日曜日の午前9時から競技が始まります。
競技は2パターンあり、ミドルタイプのAタイプとスタンダードタイプのBタイプがあります。
距離は、Aタイプは約92kmで、Bタイプは約53kmです。
距離が違うため始まる時間は、Aタイプは午前9時からで、Bタイプは午前11時からです。
午後3時35分には、全ての競技が終わります。
制限時間が、それぞれの競技に設けられています。
《Aタイプ》
スイム:開始から1時間50分(10:50)
バイク:開始から5時間(14:00)
ラン:開始から6時間30分(15:30)
《Bタイプ》
スイム:開始から1時間(12:00)
バイク:開始から3時間(14:00)
ラン:開始から4時間30分(15:30)
雨天の場合でも、伊良湖大会は開催されます。
しかし、天候によって、トライアスロン大会に問題が出るようであれば、コース変更・距離短縮・大会中止になることもあります。
場所は、
スイム:田原市伊良湖岬
バイク:田原市伊良湖・西山・中山・小中山
ラン:田原市伊良湖・日出・堀切・小塩津
です。
トライアスロン伊良湖大会について~表彰式・参加費用~
トライアスロン伊良湖大会の総合表彰式は、1位から3位の人が当日表彰されます。
入賞してもホームページに顔写真は載らず、名前だけなので恥ずかしがり屋でも安心です。
年齢別の表彰もありますが、表彰式は大会当日に行なわれません。
後日郵送で、1位から3位の人が表彰されます。
年齢別の表彰は、総合表彰の受賞者は除外されます。
《トライアスロン伊良湖大会の募集人数や参加費用》
Aタイプ500人、Bタイプ500人の計1000人が募集人数になります。
枠別の内訳では、招待選手・シード枠・ふるさと納税枠・一般枠があり、それぞれ人数が決まっています。
一般枠からは、Aタイプ・Bタイプそれぞれ430名が定員です。
参加するための費用は、Aタイプが26,000円、Bタイプが23,000円です。
ただし、支払いをする際、500円の手数料がさらにかかります。
支払われた参加費用は、だいたい6月中旬を過ぎると返金不可になるので、スケジュールの確保はしっかり行ないましょう。
18歳以上の健康である男女で、主催者規定の誓約書に同意する人に、参加資格が与えられます。
20歳未満の場合は、親権者の同意がいります。
トライアスロン伊良湖大会の特徴
トライアスロン伊良湖大会のランコースは、美しい景色とアップダウンがきついことで有名です。
きついコースでも、観戦ポイントがあるので、家族などの声援を受けて気合を入れることができます。
観戦ポイントは、バイク・スイムのコースでもあるので、声援をもらえたり、競技中の写真を撮ってもらうことができます。
前夜祭のイベントや花火は、誰でも参加できるので、家族連れでも楽しむことができます。
また、安全や他の競技者への配慮が約束できれば、最後に家族と一緒にゴールできます。
一緒にゴールするときは、最大のシャッターチャンスなので、グループで参加することをおすすめします。
ゴールしたら、渥美半島特産のメロンを頂くことができます。
メロンは、前夜祭イベントのプレゼントで当たることもあります。
メロン以外にも渥美半島・田原市の名産、あさり汁などを堪能することができます。
伊良湖周辺の観光・写真スポット①
家族連れで参加した方は、トライアスロンの前日やトライアスロンをした後に、伊良湖の観光をすることもおすすめです。
家族旅行としての写真を残すのにも最適です。
もちろん、一人参加の方にもおすすめです。
【伊川津貝塚】
歴史に興味がある人におすすめな場所です。
縄文時代の縄文人の暮らしを見ることができます。
貝塚からは、縄文時代の遺物や人骨が発掘されています。
特に、叉状研歯の頭骨や有髯土偶が、よく知られています。
【伊良湖神社】
伊勢神宮にご縁があるといわれる神社です。
以前は、伊良久大明神と言われていました。
ここは、伊勢神宮領伊良湖御厨でしたので、神宮と深い関係がありました。
御衣祭(おんぞさい)でよく知られ、御衣祭のときは、出店やたくさんの人で賑わいます。
また、「ごせんだらまつり」もよく知られています。
ごせんだらまつりは、火の粉で身を清めて、新年の平安を祈願するおまつりです。
伊良湖周辺の観光・写真スポット②
トライアスロン伊良湖大会のついでに訪れたいスポットは、まだまだあります。
【恋路ヶ浜】
日本の百選にも選ばれている、白くて綺麗な砂浜です。
太平洋の荒波のために、湾曲しています。
『名も知らぬ 遠き島より流れよる 椰子の実ひとつ』
という抒情詩の舞台としても、よく知られています。
また、プロポーズの場所として、恋人の聖地に定められています。
恋路ヶ浜の周りの店で、「願いのかなう鍵」を買うことができます。
【伊良湖岬灯台】
恋路ヶ浜の先にある灯台です。
太平洋を一望でき、日本の灯台50選にも選ばれているほどの絶景スポットです。
沈む夕日を眺めながら、家族や恋人と一緒に写真を撮るのは、一生の思い出に残ることでしょう。
岬周辺には、恋愛運アップのパワースポットが多く、一人で行くには勇気が必要かもしれません。
ですが、恋人と来るときのために下見をしておくのも良いかもしれません。
伊良湖の観光・写真スポットは他にも
伊良湖の観光・写真スポットは、まだまだあります。
【磯丸園地】
国道からやや北に行った所に位置しています。
磯丸園地は、漁夫歌人糟谷磯丸の歌碑があります。
【鸚鵡石(おうむせき)】
伊川津の山中にあります。
鸚鵡が、人のように音を反響させる岩です。
【伊良湖東大寺瓦窯跡】
平安時代から鎌倉時代の渥美古窯のひとつになります。
3基の窖窯に、小石が並んでいるので、すぐにわかります。
奈良東大寺鎌倉を再建するときに、瓦を焼いた窯跡でもあります。
東大寺大佛殿瓦の刻印がある軒丸瓦、軒平瓦、瓦塔などの宗教用具が発掘されています。
【いのりの磯道】
恋愛のパワースポットとして知られています。
漁夫歌人糟谷磯丸の「まじない歌」が、「祈りの磯道」に並んでいます。
「恋が実りますように」という願いを込めた歌碑の前で願い事をすると、恋が実ると言われています。
トライアスロンの前日か当日に伊良湖周辺の観光地に行って、素敵な写真を撮って、思い出に残してください。
伊良湖で自転車も観光も楽しもう
いかがでしたか?
伊良湖はトライアスロン伊良湖大会だけでなく、観光スポットもたくさんあります。
自転車だけでなく、観光も楽しめるのが良いですね。
トライアスロンに参加するのも良いですが、休日に家族でゆったり伊良湖観光をするのもおすすめですよ。