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日本選手権競輪について詳しく知りたい!

      2017/03/20

日本選手権競輪について詳しく知りたい!

日本選手権競輪をご存知ですか?
ロードバイクなどの、スポーツ自転車に興味を持つ方であればご存知かもしれません。

日本選手権競輪は、その名の通り自転車のレースです。

では、具体的にはどのようなレースで、賞金などはあるのでしょうか。

今回はそんな日本選手権競輪についてご紹介します。

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日本選手権競輪ってなに?

日本選手権競輪は、毎年4月下旬から5月初旬頃の6日間に渡って開かれる競輪のGI競争です。

開催競輪場は1年ごとの持ち回りで、2016年は静岡競輪場、2017年は京王閣競輪場で開催されます。

競輪のグレード制導入により、毎年12月30日に開催されるKEIRINグランプリのみが最上位のGPとされ、本競争はそれに次ぐGⅠの格付けとなりました。

しかしGPは年間1レースのみであり、同列とされたその他のGⅠ競争と比較すると、その歴史(2017年で71回目)、内閣総理大臣賞を始めとする11もの正賞、および賞金額においても群を抜いており、競輪競技で最高の格式と言っても過言ではないです。

このレースが、事実上の上半期の実力日本一決定戦です。

競馬の最高峰である日本ダービーになぞらえ、『競輪ダービー』の通称で呼ばれており、競輪ファンにはそちらの方で定着しています。

また、GⅠレースのほとんどが4~5日開催ですが、この日本選手権競輪だけは唯一、6日間の日程で行われています。

日本選手権競輪の賞金について

日本選手権競輪の優勝賞金

2006年:第59回大会から6,600万円(副賞込み)
2012年:東日本大震災の復興支援競争への収益拠出のため、6,400万円に減額されました。
2016年:この大会から、また6,500万円に増額されました。

ちなみに、この優勝賞金額は数あるGⅠレースの中で最高です。

参考に2016年、第70回の決勝戦における各着順の賞金額を副賞抜きでご紹介します。

1着5,800万円
2着2,850万円
3着1,950万円


9着600万円

という賞金でした。

競輪は1レース9車で行われるので、たとえ最下位の9着でも、600万円もらえるということです。
600万円といえば、サラリーマンの平均年収を軽く超える額ですから、夢がありますね。

また、開催の時期ですが、2008年までは3月中旬~下旬に行われていました。

2009年~2012年までは、少し繰り上がって3月上旬に行われましたが、2013年に全日本選抜競輪が2月の開催となったこともあり、GⅠの過密を避けるために、再び3月中旬から下旬の日程に戻りました。

その後、売り上げの上昇をめざし、2016年から5月のゴールデンウィークに開催されることになりましたが、すでに3月開催が決定していたため、2016年は異例の計2回開催となりました。

日本選手権競輪の歴史

日本選手権競輪は、1949年に大阪の住之江競輪場で産声をあげました。

『全国争覇競輪(ぜんこくそうはけいりん)』の名称で始まり、今の名称になったのは1964年からです。

1968年までは後楽園競輪場での固定開催でしたが、廃止に伴い、現在の持ち回り制に変更されました。

選手の選抜に関しては、今現在の方式になるまで紆余曲折がありました。

1974年からは、あらかじめ選手選考委員会が選んだ選手が、開催直前の1月〜2月に『ダービートライアル』という選定競争を行い、勝ち抜いた27名が本戦出場を果たすかたちでした。

ただトライアル方式では、ポイントを早めに稼いだら後は出ない選手がいたり、早々に本戦出場が断たれた選手が無気力な走りをするなどの弊害が多発したため、第48回大会をもって廃止となりました。

そのため、1996年からは現行制度に近いかたちで、前年の特別競輪の成績や賞金額が考慮された、平均競走得点上位選手から順次選抜する方式となり、現在に至ります。

日本選手権競輪に出場する選手の選抜方法

日本選手権競輪は最高の伝統と格式を誇る大会のため、出場選手の選考もシビアです。

基本的には、獲得賞金総額の上位から選抜されていきます。

選考対象期間は前年2月から当年1月までで、最低48回レースに出ていることも条件です。
(2016年は前年4月から当年1月で、最低40走でした)

この中から以下の資格順に従って、正選手162名、補欠選手8名が選抜されます。

1)S級S班在籍者
2)過去に3回以上の優勝経験を有する者(開催時S級1班に在籍)
3)日本自転車競技連盟によるトラック強化指定選手(開催時S級1班に在籍)
4)選考用賞金獲得額上位者から順次選抜する

なお(3)に関しては毎年のことではなく、例えば、オリンピック強化選手などがいた場合に適用されます。

実際に2005年大会には、アテネオリンピックの代表選手3名が選抜されています。

また正選手のうち、S級S班在籍者と賞金獲得額上位者の合計27名については、予選勝ち上がり条件が若干軽い、特別選抜予選競走に出走できます。

日本選手権競輪の勝ち上がり方式について

では、ここからは、日本選手権競輪の決勝戦までの道のりをご紹介します。

全6日間毎日11レース行われます。

【初日・2日目】

『一次予選』
計15レース行われ、各レース3着までに入った選手計45名が二次予選に進みます。

『特別選抜予選』
先ほどご紹介した特別選抜27名による予選で、計3レース行われます。
各レース3着までの計9名の選手は、4日目の『ゴールデンレーサー賞』に進出し、そこで失格がない限り、全員が準決勝進出となります。

その他の18名は、二次予選となります。

【3日目・4日目】

『二次予選』
計7レースで各1・2着14名と、3着7名から一次予選の着順上位(特別選抜予選が優先)4名が、準決勝行きとなります。

『ガールズケイリンコレクション』
3日目に行われる女子選手のNo.1決定戦です。
一発勝負です。

『ゴールデンレーサー賞』
4日目の最終レースに行われる大会きっての花形競争です。
一応『二次特別選抜予選』の肩書は付いていますが、基本的に全員準決勝進出です。

【5日目】

『準決勝』
計3レースで、各レース3着までが決勝進出です。

【6日目】

『決勝』
最終レースに行われます。

『順位決定』
準決勝各4~6着の選手が10~18着を争います。

『優秀』
準決勝各レース7〜9着9名と、二次予選敗退選手による『特選』各レース1〜2着6名及び、『特選』各レース1着3名により行われます。

日本選手権競輪の途中帰郷

日本選手権競輪は召集される選手が多い割に、1日ごとの競走に出場できる選手が少ないので、最終日を待たずに、途中帰郷(通称・お帰り)させられる選手がいます。

なお、二次予選まで進めば失格しない限り、最終日まで出走できるレースがあります。

通常『お帰り』は多くても9人なんですが、日本選手権競輪は最大63人が宣告される可能性があるそうです。

早い選手は3日目の午後に通知されることもあり、5日目が終わった時点で、すでに数十名が家路に着いていることもあります。

また、日本選手権競輪のみに採用されるルールとして、けがや病気で欠場選手が多数発生し、補欠選手でも補充しきれなくなったときは、『お帰り』を宣告された選手が穴を埋めることもあります。

これは『厳しい選考基準をクリアした者にだけ、出走資格が与えられている大会に、その他の選手を出すべきではない』という、日本選手権競輪がGⅠ最高峰であるがゆえの強い信念が込められているのです。

競輪に興味を持っていただけたら

いかがでしたか?
今回は、日本選手権競輪についてご紹介させていただきました。

これを読んで日本選手権競輪に、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

生で観戦したい!と思ったら、競輪場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 - ロードバイク レース