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ロードバイク乗りのためのヘルメット講座とおすすめメーカー

2017.4.13

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。

昨今は、町などでロードバイクに乗っている人を見掛けても、ヘルメットを被っている人が多くなりましたね。

昔はヘルメットを被らない人も多かったですが、ロードバイクの認知度が上がると共に、ヘルメットの装着率も上がってきたようで非常に良いことだと思います。

それでも、「ヘルメットって髪型も変になるし、被りたくない!」という人も少なからずいるでしょう。
今回は、ヘルメットの重要性と選び方について考えてみましょう。

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昔はプロもヘルメットを被っていなかった?!

サイクリングキャップ

ヘルメットが安全のために重要ということは、みなさん知っていると思います。

しかし、少し古いツール・ド・フランスなどを見ていると、
「あれ?みんなサイクリングキャップだけでヘルメットは被っていないぞ」
と気付くかもしれません。

そうなんです。
実はプロのレースでヘルメットが義務化されたのは、ここ20年ほどのことで、それまではヘルメットの着用は選手の意志に任されていました。

有名な自転車選手ですと、マルコ・パンターニとランス・アームストロングという選手を、Googleなどで画像検索してみると分かると思います。

パンターニは、ヘルメットなしのサイクリングキャップかスキンヘッド、あるいはバンダナというスタイル。
ランス・アームストロングは、ヘルメットを被った画像が出てきます。

パンターニが1998年、ランスのほうは2004年のツール・ド・フランスの優勝です。
ちょうどこの時期に、プロの選手もヘルメットの着用が義務化されていったんですね。

もちろん、昔から、
「ヘルメットは装着した方が安全」
ということは、全ての選手が理解していました。

しかし、
「ヘルメットなんて被ってたら、暑くてレースなんかやってられるか!」
という選手が多かったんですね。

さらに言えば、
「オレたちはプロだ!ヘルメットなんか被るのは下手くそだ!」
といった、昔の考え方も多かったようですね。

しかし時代が変わって、現在ではレースでヘルメットを被るのは義務ですし、当たり前になりました。

現在、ヘルメットを被るようになったのは、2つの理由があるでしょう。

1つにヘルメットの進化ですね。
現在のヘルメットは軽いですし、装着感も良く、風通しも確保できているので、
「ヘルメットなんか被ってたら暑くてやってられない!」
ということがなくなりました。

それどころか、昨今ではむしろ、ヘルメットとサングラスを装着している方が、風の抵抗を減らせるので楽なくらいです。

これは完全に技術の進化ですね。
衝撃吸収性を犠牲にせず、なおかつロードバイクという汗をかく運動量の高いスポーツでも、装着していて不快ではない軽さ、被り心地を実現できるようになったんですね。

もう1つの理由は、事故が相次いだことにあるでしょう。

1995年のツール・ド・フランス、第15ステージの下りで事故死が発生しました。
頭部を強打しての死亡だったので、「やはりヘルメットは重要じゃないか」という議論になりました。

2003年のパリ~ニースでも、落車による死亡事故が起きました。
ツール・ド・フランスはもちろんながら、パリ~ニースも非常に大きなレースです。

そういった大きなレースでの事故は「大レースに出場する上手い選手でも事故は避けられない」「スポーツのために人の一生が失われるのは問題だ」ということを、人々に改めて認識させました。

ヘルメットの必要性の再認識と、技術の発達によりヘルメットの快適性が上がったことと合わさって、現在ではヘルメットは、プロのレースでは完全に義務化されています。

ロードバイクに乗るならヘルメットを被ろう

ヘルメット

「いや、自分はレースには出ないから、そんなに速度も出さないので、ヘルメットは必要ないよ」
という人も、中にはいると思います。

しかし、レースと違い、趣味で公道を走るときには、自動車と同じ道を走ります。
そういう点では、レースより遥かに危険と言えるでしょう。

もちろん、レースのためのトレーニングは、さらに危険であることは間違いありません。
速度も出しますし、公道を走ることも少なくありませんし、疲労の限界まで追い込むトレーニングもあります。

また、ロングライドも危険がありますね。

ロングライドは走行している時間も長いですし、早朝や夕方を走る場合もあります。
走行中に天気が変わり、雨になることもありえます。

また、長時間走ることで疲れが溜まった状態は、判断力の低下にもつながります。

ロードバイクは、とにかく運動量が多くカロリーを消費します。
体内のエネルギーが少なくなってくると、脳が使えるエネルギーも落ちてきて、判断力の低下につながります。

とにかく一番危険なのは、自動車との事故ですから、
「速度を出さないから、ヘルメットは被らなくても安心」
というのは間違っています。

「ヘルメットを被らないで死ぬのは自分なんだから、自分の自由だ。他人がいらないことを言うな」
という人もいます。

私がもう少し若かりし頃、まだ自転車屋さんで働いていた頃ですね、ヘルメットをしていないおじさんに、

「安全のためにヘルメットした方が良いですよ」

と、軽い気持ちで言ったところ、おじさんは激怒して、お店で土下座させられたことがあります。

近頃のニュースなんかにありがちな、悲しい光景ですね。

自分の自由だと言われても、死なれると周りの人も困りますし、特に車との接触事故の場合、運転手の人は非常に困ります。

特に、それがトラックの運転手など運転を仕事として生きている人の場合、その人の仕事を奪う結果になるかもしれません。

ヘルメットを被ることは、さほど面倒なことでもないですし、頭部への衝撃をかなり減らすことができます。

公道はみんなが使うものです。
自動車には、ライセンスが必要です。

自転車には現在はライセンスはないですが、だからと言って何でもアリというのは良くないでしょう。
みんなで使うものは、常識を持って使わないといけません。

二輪車で道路を走るならヘルメットを被った方が良いというのは、社会に生きる大人としての最低限の常識じゃないでしょうか。

今どき、ヘルメットを被らずに二輪車でそれなりの速度を出して公道を走り回るなんて、暴走族とマナーの悪いロードバイク乗りくらいじゃないでしょうか。

やはり、ヘルメットはした方が良いというのは、間違いないことです。
ちょっと近所のスーパーに買い物に行くだけならまだしも、ロードバイクである程度のサイクリングに出掛けるなら、やっぱりヘルメットは被った方が良いでしょう。

「ヘルメットを被らないで平気なのは、ロードバイクを趣味にする大人としてちょっと恥ずかしいこと」
周りのロードバイク乗りからは、そういう目で見られます。

少し大げさで辛口かもしれませんが、実際、そうなんです。

ヘルメットを被るのは安全のためということも、もちろんですが、公道を二輪車で走る上での最低限のマナー・モラルと言って良いと思います。

安いロードバイクヘルメットは安全か?

さて、ヘルメットの重要性を再確認したところで、具体的にヘルメットの違いを見ていきましょう。

「安いヘルメットは安全性も低いの?」

という質問も多いですが、安全性に関しては市販されているものの場合、基本的にどれも最低限の基準は満たしています。

厳密に言えば、いくつかの国で微妙に基準が違うようですが、基本的にはどこの国の基準もクリアできるように作っているのが普通です。
日本の自転車屋さんで普通に市販されているものであれば、まず間違いないでしょう。

ヘルメットの耐衝撃テストでは、様々な角度から力を入れて、安全性をテストしていきます。

詳しいやり方などは、国の基準によっていくらか違うかもしれませんが、何かしらの基準をクリアしているものであれば、きちんと最低限の安全ラインは確保できています。

自動車なんかの場合ですと、値段が高い車の方がハイテクな安全対策システムを搭載していたりするのですが、自転車のヘルメットに関しては、値段はあまり関係ないので、安心してもらって大丈夫です。

「自転車用のヘルメットって、軽いし、ただの発泡スチロールみたいだけど、本当に大丈夫なの?」
という疑問も、たまに聞きます。

自転車用のヘルメットの機能は、大きく分けて3つあります。

・頭部への衝撃をヘルメットが代わりに受けて変形してくれる

物体が衝突するということは、重さ×速度の力が加わるということです。
ある一定の速度で運動している物体が、突然に速度ゼロになるわけですから、その分の力が加わります。

力が加わると物は押し出されて動くか、あるいは壊れるなど変形するか、音などのエネルギーに変化します。
重量の重い物体が落ちると、大きい音がしますよね。

ヘルメットを被っていると、頭に加わるはずのエネルギーがヘルメットに加わります。
このとき、ヘルメットが変形してくれると、その分、そこで力が逃げてくれます。

ヘルメットが変形しないと力はあまり逃げてくれず、ぞのまま頭部に加わりますね。
ですから、自転車のヘルメットは事故に合うと凹んだり、割れたりするわけですね。

なので、自転車のヘルメットはオートバイのヘルメットのように硬くなくても、きちんと衝撃を吸収できるのです。

・頭部に力の加わる面積を広くしてくれる

これは靴で踏むのと、ハイヒールなどのように、とがった靴で踏む違いを考えれば分かりやすいと思います。

私はハイヒールをはいたことも、ハイヒールで踏まれたこともないのですが、やはり同じ重量なら、ハイヒールの方が、力が一点に凝縮されますよね。

同じ重量でも、サッカーボールが飛んでくるのと、弓矢が飛んでくるのでは、全く違いますよね。
ヘルメットは衝突した物体が頭の一点にだけ力を加えないよう、衝突面積を広げてくれる役割があります。

・物体と頭の直接の衝突を避けてくれる

転倒した際にヘルメットがないと、地面と頭がガリガリとこすれるリスクがあります。

その他にも、オートバイと一緒に転倒すれば、マフラー部などの熱い部分に頭がぶつかるリスクもあります。
そういった危険なものに、頭が直接当たることを防いでくれます。

軽くて硬くなくても、ヘルメットは、きちんと機能を果たしてくれているんですね。
ロードバイクのように、速度の出る自転車に乗るときは、被るようにしたいですね。

高いロードバイクヘルメットは何が良いのか?

「安全性はどれも同じなら、高い値段のヘルメットは何が良いの?」

値段の高いヘルメットは、とにかく装着感が良いです。

軽かったり、空気穴の配置が良く涼しかったり、頭部と接触する部分に良い材質を使っていたりします。

それこそ、かつてプロの選手たちが、
「ヘルメットなど被っていては暑いし、重くてレースどころじゃない!」
と言った問題が、値段の高いヘルメットでは解決されているわけですね。

軽さはヘルメットにとっては、非常に重要な要素です。
一般的にロードバイクのヘルメットとマウンテンバイクのヘルメットだと、ロードのヘルメットの方が軽いですね。

特にロードバイクという乗り物の性質として、長距離を走る乗り物です。
距離が長くなれば、乗っている時間も長くなりますね。

身に付けているものの重量は、仮にどんなに軽いものでも、長時間蓄積すれば疲労につながります。
ですから、「ヘルメットのような無駄なものは何も付けたくない」という、かつてのプロの選手たちの気持ちも分からないでもないんですね。

ただ、現在のヘルメットは、重量を全く感じさせないほどの軽さです。

次に空気穴ですね。

穴が多ければ多いほど、外気を取り込めますが、空気穴も適当に開けてしまうわけにはいきません。
何よりも、安全性を確保できていないと、ヘルメットとして失格です。

ヘルメットの衝撃吸収材は、平たく言うと発泡スチロールですね。
スチロール樹脂を発泡させ整形しているものです。

同じ大きさのものであれば、この発泡密度が高いほど衝撃吸収性が高くなります。

Amazonなどで何か頼むと、空気のぷちぷちなんかが、衝撃吸収材で入っていると思います。
要はアレと同じですね。

普通の平たいビニール袋に空気を入れても衝撃は吸収できますが、同じ大きさで細かいぷちぷちを三重くらいにしている方が、明らかに衝撃吸収性は良いですよね。

空気穴をたくさんあけようと思うと、衝撃吸収材の体積は小さくなります。
その分、発泡スチレンの発泡密度を高くしてやることで、衝撃吸収性を確保してやるわけですね。

「安いヘルメットは大きくてキノコみたいになってしまいやすい」とよく言いますが、それも発泡密度の差でしょう。
安いものは発泡密度が低いので、外見が大きく不格好になってしまいやすいんですね。

発泡密度の高い良い素材なら、空気穴の数や位置や全体の形状の自由度が上がりますので、スタイリッシュな製品も作れます。

ただし、ヘルメットを被るとキノコのような見た目になるのは、どんなヘルメットでも、いくらかは仕方がないんです。

というのも、転倒時に頭の横側を守るためには、顔よりも横にヘルメットが出ているほうが良いんですね。
特に、耳の保護などを考えると、いくらかのキノコ形状は仕方がないんですね。

頭と接する部分の触り心地は重要です。
私の場合、顎ヒモの材質が気になります。

安いヘルメットの顎ヒモは硬いプラスチックっぽいようなバンドで、走っているときに、これがこすれたりすると非常に不快です。

高価格帯のヘルメットになると、顎ヒモの材質がレザー調のものになり、装着時の違和感が非常に少なく快適です。
また、メーカーによっては高価格帯の製品には、使いやすい締め付け調整ダイアルを採用していることもあります。

高いヘルメットには、それなりの価値があります。
年に何度も買い替えなくてはいけないというものではないので、気に入ったものを購入しておくのがオススメです。

正しいロードバイク用ヘルメットの装着方法

自転車のヘルメットで何より重要なのが、正しく装着することです。
ロードバイクに乗っていて事故に遭ったときに、簡単に外れて飛んで行ってしまっては意味がないですからね。

いくつか被るときのポイントを書いておきます。

・深く被ります

浅く被っていると事故の際に飛んで行ってしまったり、走行しているときもヘルメットがズレると邪魔です。
また、サングラスとの間を空けると、目に太陽の光が隙間から差してきますので、できるだけ隙間なく深く被ります。

・締め付け調整ダイアルをきちんと使う

自転車のヘルメットは、被ったあとに頭の周囲の締め付け調整ができます。
きちんと調整してあげれば、顎ヒモを締めなくても、ズレない程度にまで固定できます。

・顎ヒモをしっかり締めます

事故に遭ったときに飛んでいかないよう、顎ヒモはしっかり締めましょう。
ただ、苦しくなるほど締めてはいけませんが、可能な限りしっかり固定します。

このとき、眼鏡やサングラスが干渉しないよう気を付けましょう。
眼鏡やサングラスは、顎ヒモより内側にくるようにします。

頭の上にちょんと乗せるだけや、顎ヒモゆるゆるでは、ヘルメットとしての機能が発揮されない可能性が高いです。

「暑いから」
「深く被ると邪魔っ気だから」
と感じる場合は、別のヘルメットの購入も検討した方が良いかもしれません。

自分の頭に合うヘルメットの場合、むしろ慣れてくると被っていないと、頭がスカスカして気持ち悪いという程に、被り心地が良いです

被り心地が悪いヘルメットは、自分の頭に合っていない可能性があります。

おすすめヘルメットメーカー・KASK(カスク)

ヘルメットは値段も大事ですが、メーカーによって形や頭の締め付けの構造などが違うので、実際に被ってみてから好みのものを買うのが重要です。

具体的にオススメのヘルメットを聞かれると、まずKASKですね。
イタリアのヘルメットメーカーです。
ここ数年のツール・ド・フランスで、よく勝っているチームSKYも使用していますね。

何よりもまず、着け心地が抜群に良いです。
初めてKASKを被ると、感動があります。

一度使うと、もう他のメーカーのヘルメットは、買う気がなくなるほどに素晴らしいです。

KASK独自のUP & DOWNシステムという締め付け調整ダイアルがあるのですが、これが非常に頭にフィットするんですね。

普通のヘルメットの締め付け調整は、本当に締め付けだけです。
UP & DOWNシステムでは、締め付けるバンドの上下位置も変えられるので、後頭部全体がホールドされるような感覚があり、非常にフィット感が良いです。

また、ルックスとしても、ツールで強いチームSKYが使っているというイメージもありますので、ロードバイク乗りから人気が高いですね。

ですが、はっきり言って、値段に関しては高いです。
一番安いRAPID(ラピード)というモデルでも、1万円を越えます。

ただ、一番安いRAPIDでさえも、本当に被り心地が良く軽いので、感動があります。
このRAPIDというモデルは、値段・見た目・軽さ・被り心地と非常に優れたモデルですね。

欠点としては、少しベンチレーション、空気穴が少ないので、上位モデルと比較すると頭が蒸れそうですね。

恐らく一番人気があるのは、MOJITO(モヒート)というモデルです。
このモデルは、まず2万円という手頃な価格です。

もちろん、他社ヘルメットと比較すると高額な部類に入るのですが、KASKのより上位グレードのヘルメットは3万円を越えるものもあるので、KASKのヘルメットとしては手頃なプライスと言えるでしょう。

それでいて、少し前までチームSKY御用達だったので、機能性も高いですし、ルックスも良いです。
Mサイズで220gという軽さも、魅力的ですね。
また、人気があるモデルなので、カラーバリエーションも多く出ています。

個人的に私が好きで使っているのはVERTIGO(ヴァーティゴ)です。

MOJITOより、もうひとつ上のプライスで2万円台後半とヘルメットとしては高いですが、非常に素晴らしいですね。

装着感がすごいです。
頭が包み込まれるような感覚があります。

RAPID、MOJITOも十分に装着感は良いのですが、VERTIGOは別格に良いですね。
顎ヒモも当然レザーですので、長時間被っていても、全く気になりません。

もうひとつ上のグレードに、PROTONE(プロトーネ)があります。
かつては、MOJITOがチームSKY御用達でしたが、現在はこちらのPROTONEがSKY御用達ヘルメットになっていますね。

価格は3万円台中盤と、正に高級ヘルメットです。

Vertigo以下のグレードと大きく違うのは、エアロ形状ということです。
ただし、昔のエアロ形状、後ろの部分が尖ったような形ではなく、全体的に丸っこいような形をしています。

プロレースの第一線で活躍しているヘルメットなので、人気がありますね。

KASKは、どの値段帯も非常によく作りこまれた良い製品をラインナップしているので、本当にオススメです。
もちろん、人によって頭の形状も違いますし、好みもありますから、店で一度被ってみるのは重要です。

KASK以外にもおすすめヘルメットメーカーはある

日本人に人気が高いのは《OGK KABUTO》ですね。
まあ、カブトという名前の通り、日本メーカーです。

日本人の頭とヨーロッパ人の頭では、形状が明らかに違いますので、日本人向けのヘルメットを作っている日本メーカーはやはり有利ですね。

昨今は海外メーカーもアジアフィットといったような、日本人でも被りやすいラインナップを展開しているところも多いですが、やはり困ったときは日本メーカーです。

トライアスロン向けのZENARD TRなどは、顎ヒモ部分にマグネットを使っているので、脱着が非常に簡単で便利ですね。

さすが日本メーカーと、唸りたくなるような細かい仕様が嬉しいポイントです。
総じて値段も手頃ですし、ルックスも悪くないです。

《LAZER(レイザー)》も個人的には、おすすめのヘルメットメーカーのひとつですね。

LAZERの特徴は締め付けのダイアルが後頭部ではなく、頭のてっぺんにある独特のシステムを採用しています。
頭の周囲だけでなく、全体をバランスよく締めてくれるので気持ち良いですね。

値段も、まあまあ手頃じゃないでしょうか。

また、日本での取り扱いの問屋さんがマルイというところなのですが、この問屋さんは大抵の自転車屋さんと取り引きをしているので、手に入れやすいです。

店頭に置いていなくても、取り寄せが可能な場合が多いです。
また、マルイはロードバイクなどの自転車補修部品なども、よく持ってくれているのも嬉しいポイントです。

その他のおすすめヘルメットメーカー

他にも有名なメーカーを、いくつか書いておきます。

《ベル(BELL)》

自転車のみならず、様々なモータースポーツ関係のヘルメットを作っているヘルメットメーカーですね。

昔使っていたのですが、被った感じが浅くて日本人の頭の形ですと、少し頭から浮いてしまうような感じがありました。
ただ、実際に使っていたのは、結構昔なので、今はいくらか改善されているかもしれません。

《ジロ(GIRO)》

ヘルメット以外にも、自転車関係の製品を作っているメーカーですね。
発祥はアメリカのカリフォルニアです。

rh+が日本で人気になったのは比較的最近ですが、私が被った感じだと、割とフィット感は良かったです。
日本人の頭に合いそうな感じでしたね。

外見も悪くないですし、値段も手頃なものからラインナップはありますので、おすすめしやすいメーカーのひとつです。

《MET(メット)》

イタリアメーカーで、プロが使っているイメージも強いですね。
ボントレガーなどのように、自転車メーカー傘下のパーツメーカーも、ヘルメットをラインナップしています。
ちなみにボントレガーはトレックですね。
トレック以外でもジャイアント・キャノンデール・スペシャライズドなど、大手メーカーはほとんどヘルメットも出しています。

どのメーカーも、自分のところの車体を買ってくれたお客さん向けに、初心者に優しいお手頃価格からプロ向けの高価格帯のものまで、幅広くラインナップしています。

乗っているロードバイクのメーカーと合わせるのも良いですね。

ヘルメットについては、メーカーによって型が違うので、結構被り心地が違います。
可能であれば、少なくとも2つ以上のメーカーのものを被り比べて、自分の頭に合うモデルを探せると良いですね。

安くておすすめなロードバイクヘルメット

1万円以下のリーズナブルなプライスのヘルメットで、おすすめは《OGK KABUTOのFIGO》ですね。

値段はメーカー希望小売り価格で税抜き6,800円。(2017年4月現在)

昔は5,000円を切っていたので、今よりもさらに安いという感覚がありましたね。
それでも、現在でも十分にリーズナブルなモデルですね。

安全性の面はもちろん、ヘルメットとしての基準はバッチリOKです。
JCF公認なので、実業団などの、かなりしっかりしたレースなどでも問題なく使えます。

ヘルメットのフィット感にとって不可欠な顎ヒモの調整や、頭の周囲の締め付け調整なども、もちろん備えています。

また、空気穴から虫が入り込まないように、虫よけ用の内側のネットもバッチリです。
海外メーカーでは、ないところも時々あるのですが、低価格なラインナップでもきちんと虫よけネットを付けているのは、さすが日本メーカーと言ったところです。

フィット感に関する問題も、日本メーカーOGKですから、心配する必要はほとんどないでしょう。
もちろん、人によって頭の形は違うので絶対とは言えませんが、日本人なら、だいたいの人の頭にOGKは合うと思います。

性能・使い勝手・値段としっかり揃っていて、なおかつ外見も、特別に安っぽい感じがあるわけでもありませんし、もっさりしたデザインということもないです。
非常に優秀なヘルメットだと思います。

ただ、やはり値段を落すためか、空気穴の数は少なめです。
夏場に頭が蒸れるのが心配な人は、もう少し予算をプラスして、グレードを上げると良いでしょう。

1万円ちょっと出せるという人には、私からは《KASKのRAPID》をオススメしています。

単純に私が個人的に、KASKの被り心地が好きだからです。
私が初めてKASKを購入したころには、まだRAPIDは販売していなくて、一番安いものでもK50というモデルで、2万円近くしました。

それでも、一度被ってみると、「値段は高いけど欲しい」と、思えるほどに被り心地が気に入ったので、購入したのを覚えています。

現在はRAPIDが1万円台前半と、手に入りやすい値段であります。
ロードバイク初心者の人でも予算が届くなら、KASKをおすすめします。

ただし、RAPIDもOGKのFIGO同様に、メーカーのラインナップの中では低グレードモデルになりますので、空気穴の数が少なめです。

もちろん1万円を越えているモデルですので、性能的に困るようなことはないのですが、空気穴の数が気になる人は、グレードを上げるのもオススメです。

通勤・通学にはヘルメットにライトを

ヘルメットを被るだけでも、安全面はぐっと上がります。
さらに、通勤・通学などで朝晩の暗い時間もよく走る人には、ヘルメットにライトなどを取り付けることをおすすめします。

前を照らすライトではなく、後ろに存在を知らせるリアライトです。

車体に取り付けるテールライトに、プラスでヘルメットに取り付けることで、自動車に対して存在をアピールできます。

車体のライトよりも位置が高いので、目立つんですね。

特別にオススメの商品などはないですが、小さめのテールライトなら、ヘルメットに取り付けられるようなフックや、ゴムバンドなどが付属している場合が多いと思います。

ヘルメットなどに取り付ける専用の小型のテールライトとしては、例えば、TOPEAK(トピーク)のTAIL LUXなどがあります。
小さめのライトですので、価格も2,000円程度です。

ヘルメットライトと車体のテールライトと2つ付けておくと、目立ちやすいということと、どちらかが電池が切れた場合にも安心という、メリットがあります。

LAZERのNEONというヘルメットは、純正で内蔵テールライトが付いていますね。
値段も税込みで1万円以内ですので、通勤用に1つ用意しても良いかもしれませんね。

予算的な問題や、あるいはヘルメットの形状によっては、ヘルメットにテールライトの取り付けが難しい場合もあります。

その場合には、反射テープなどを張るのも非常に有効です。
もちろん、あまり大きいテープだと見た目がカッコ悪いですが、小さいものなら昼間は気になりませんし、夜間には自動車へのアピールになります。

ヘルメットに限らず、小さい反射テープは外見上、気にならない範囲でロードバイクにも貼っておくと安心です。

時と場合にもよりますが、あまりパワーのないライトよりも、反射テープの方が自動車のヘッドライトに照らされたときには、目立ちやすいこともあります。

まとめ「安いのでも良いからロードバイク乗るならヘルメット」

今回はロードバイクのヘルメットについて書いてみました。
いかがだったでしょうか。

ヘルメットを被らないことに関しては、少し辛口なことも書きました。
ただ、良い年こいた大人の趣味としてロードバイクに乗るからには、「二輪車がヘルメットを被る」という世間の常識くらいは守りたいところですね。

安全性に関しては、安いモデルでも問題はないですので、自転車用のヘルメットを1つは持っておきたいところです。

値段が高くなるほど被り心地などが良くなってくるので、あとは好みの問題、自転車にかけられる予算などで決めると良いですね。

値段ももちろんですが、メーカーごとの頭の型によって合うか合わないか分かれますので、可能な限り、実際に試着して決める方がおすすめです。

 - パーツ オプション, ロードバイク