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自転車のスプロケットを交換・洗浄してメンテナンスしよう

2017.4.22

スプロケットはチェーン、チェーンリングと並んで、ロードバイクの可動部分の要となる部分です。

よく走る人は、ここを自分に合ったギア比にしたり、コースに応じて交換したりします。

ここでは、スプロケットの交換方法やメンテナンス方法についてお伝えしたいと思います。

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スプロケットの交換時期

自転車は、チェーンをこまめに交換することが長持ちさせる秘訣です。
そうすれば、チェーンリングとスプロケットの状態も維持することができるため、性能が低下することはなくなります。

伸びたチェーンを放置していると、チェーンリングやスプロケットの歯を徐々に削っていくため、通常よりも早く限界を迎えてしまうのです。

どのパーツも、メンテナンスを怠らなければ寿命を延ばすことができるので、異常がないかどうかの点検は、頻繁に行うようにしましょう。

スプロケットを新しいものに取り換えるタイミングは、速度が上手く切り替えられないと感じたときです。
スプロケットの歯が擦り切れると、そのぶんチェーンは浮き上がってしまい、それだけ変速しにくくなります。

後輪のブレーキを掛けたまま、クランクに力を込めてみてください。
そのとき、チェーンが浮いたら、新品にした方が良いという合図です。

チェーンは3,000円程度と比較的安値で手に入りますが、スプロケットやチェーンリングはやや高額です。
買い直さなくても済むように、使う必要のないスプロケットは、紛失と破損を防ぐためにも、結束バンドで留めておきましょう。

スプロケットの交換に必要なもの

スプロケットとは自転車の後輪側に付いているギアのことで、ギア比を好みの数値に設定したり、路面に合わせたものを使うことで走りやすくします。

こまめに交換することで、自転車そのものを長持ちさせることもできます。
ギアが重くて踏み込めないときは、別のギアを使用してみましょう。

前輪側のクランクを取り換えるのも有効です。

スプロケットを外してしまえば掃除がしやすくなるため、手間を掛けずにメンテナンスを行うためにも、取り外しと取り付けの方法を覚えることをおすすめします。

用意するものは『ロックリング回し』『モンキーレンチ』『スパナ』『小ギア抜き』です。
種類は様々ですが、段数が8段を超えていれば、大半はロックリング回しを使えば取り外せます。

大きく分けると、シマノ専用とカンパニョーロ専用の2つになり、どちらもそれぞれに対応しているスプロケットしか外すことはできません。

ギアを抜くための工具は、空回りを防ぐために使います。
いくつか種類があるので、最適なものを使ってください。

スプロケットの交換方法

スプロケットを交換する手順は、最初にホイールを外し、シャフトを抜き取って、ロックリング回しを取り付けます。

その上から、クイックリリースのキャップを被せてやり、シャフトもまとめて動かないように固定してください。

なお、このままでは空回りしてしまうので、小ギア抜きを大きめのギアに引っ掛けてから、ロックリング回しを反時計回りに回転させれば、ロックリングが取れます。

スプロケットは外れると細かいパーツに分かれるので、失くさないように適当な箱の中などへ、一旦入れておきましょう。

シマノのものには、スペーサーと呼ばれる薄い金属板が入っていますが、これも重要なパーツなので、扱いには気を付けてください。

ハブの表面とスプロケットには、はめ込むための目印として溝が刻まれています。
これに従ってはめ込んでいけば、間違えることはありません。

ロックリングも取り付けるときは空回りを起こさないので、そのまま回してしまいましょう。
コツは上に向かって、引っ張るように留めることです。

押してやると必要以上のトルクが掛かるので、パーツに負担が掛かってしまいます。

スプロケットの洗浄をしてみよう

スプロケットを交換するつもりなら、洗浄もしておきたいところです。

分解して行うのか、ホイールに取り付けたまま行うのかは好みで構いませんが、簡単なのは後者なので、最初は外さずに洗浄してみましょう。

用意するものは、外さないで洗浄する場合は『パーツクリーナー』と『ウエス』だけです。

取り外すのなら『フリーホイール外し』『ロックリングリムーバー』『グリス』『トルクレンチ』も揃えてください。

まずは分解しないときの洗い方です。

後輪のホイールを外し、パーツクリーナーをスプロケットに吹き付けて、ウエスで丁寧に拭いていくだけです。
10分もあれば終わるでしょう。

分解するときは、フリーホイール外しとロックリングリムーバーを使います。
スペーサーの順番などは、忘れないようにしてください。

バラバラになったギアの汚れをパーツクリーナーとウエスで落としたら、フリーボディにグリスを塗り付けて、パーツを間違えないように元の位置に戻してから、ロックリングを締め付けます。

気を付けなければならないのは、トルクの値です。
正しい数値を守らなければ、トラブルの原因となります。

チェーンも定期的に交換する

自転車のパーツはこまめに交換しなければならないものが多いのですが、そのひとつが『チェーン』です。
チェーンは使っていくと、どんどん伸びていき、スプロケットと噛み合わなくなります。

寿命を判断するにはチェーンチェッカーを使い、どれくらい伸びているのかを調べます。

1%ほど伸びていればもう限界なので、すぐに取り換えましょう。
ギアの段数が多いほどチェーンも薄くなるので、それだけ寿命も短めになっています。

チェーンを取り外すにはチェーンカッターを設置して、ハンドルを回しながらピンを押し出してやれば、切り落とせます。

チェーンフックを引っ掛けておくと、やりやすくなります。

注意するポイントは、チェーンカッターが傾いていないかどうかという点と、ピンの位置を決めたら、そこから動かさない点の2つです。

チェーンカッターは、段数に対応している種類を使ってください。
合わないものを使うと、上手く外したり、付けることができません。

その際にチェーンが曲がってしまうと、走っている途中で切れてしまう可能性があります。

購入時には、今まで使っていたチェーンと、段数とサイズが同じものを選び、作業ではコマの数も揃えます。
繋げやすい形に切ることができたら、自転車に取り付けてください。

チェーンの交換をしたら調節する

自転車はスプロケットだけではなく、チェーンも交換して微調整を行います。
具体的な方法は、次の通りになります。

まずはチェーンを取り付けて、両端を繋いだらアンプルピンを差し込み、チェーンカッターで押し込みます。

繋ぎ止めたら、ピンのヘッド部分をペンチなどで折ってしまいましょう。
その後、手で何度か曲げてやり、動きが滑らかになるようにしてください。

チェーンの長さに関しては、フレームの造りやサイズ、スプロケット、チェーンリングのサイズによって決定されます。

この中で、最も判断基準として用いられるのはスプロケットです。
スプロケットのギアが27T以下、あるいは28T以上のどちらなのかを調べてください。

前者ならアウタートップでチェーンを通し、プーリーケージを地面と垂直にします。
後者ならアウターローにしてやり、限界までチェーンを引っ張ったら、そこから2コマほど足してください。

これが、それぞれに適した長さとなります。

今までとは歯の数が異なるスプロケットを組み込む場合は、ガイドプーリーとスプロケットの距離を、Bテンションボルトを動かして調節しましょう。

まずはスプロケットの洗浄から始めてみる

スプロケットの交換は専用の工具が必要になるので、挑戦するには少しハードルが高いです。

ですが、自分でスプロケットの調整ができれば、コンディションによってギア比を変えたり、より高度な走りができるようになるかもしれません。

分解しないで洗浄する、という方法が一番お手軽ですので、そこから始めるのが良いと思います。

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