スポーツバイクビギナーのためのお役立ち情報を、あれこれサクッと調査隊。
初めまして、スポーツバイクにデビューしたてのホカホカの新人です。(見た目はもうオッサンですが)
私がネットや雑誌で調べたことは、私と同じ初心者の方々にはいろいろ参考になると思い、まとめて発表することにしました。
今回は、自転車でツーリングに行く際の定番の必需品と、便利なグッズをちょっと調べてみました。
自転車初心者でも常識、ツーリングの必需品
まずは、初心者のためにネットや雑誌でツーリングに出かけるときの必需品として紹介されているものを、ちょっと確認しておきましょう。
服装では、スポーツ自転車用のウェアとヘルメット・グローブ・サングラスはもちろんですが、日帰りのプランでも、着替えとレインウェアを用意できると良いです。
汗や雨による体温の低下は、想像以上に体力を奪います。
季節に合わせて素材や機能性なども、しっかりチェックして揃えましょう。
全行程の快適さを支える基本となる自転車はもちろんですが、ウェアもとても重要な要素です。
初心者だから見た目はあまり気にせずというより、初心者こそ見た目や格好を気にしましょう。
それから、大切なのがトラブル対策。
パンク修理用のパッチ・予備チューブ・携帯用工具・携帯ポンプは必須のアイテムです。
自転車初心者でもツーリングを楽しみたいなら、パンク修理とチューブ交換を習得しておくと心強いです。
また安全対策として、ライトと反射鏡です。
特にライトは、日帰りプランなどの場合は忘れがちなので、気をつけるようにしましょう。
それと、脱水症状や熱中症、ハンガーノックの対策として、こまめに水分や栄養補給ができるボトルや携帯用の食品が基本的な必需品とされています。
コレって常識?自転車初心者のツーリング必需品
初心者ためのツーリンググッズとして、上の基本的な装備のほか、日帰りプランでも輪行用バッグを必需品として挙げている人がいます。
その理由は、何かのトラブルにより、途中でリタイヤせざるを得ない場合の対応です。
例えば、ショップやサークルなどで開催する回収車や伴走車がいるようなイベントなら、自転車はそのままでも何とかなります。
仲間と離れていても、スマホで連絡すれば、その場で待っていれば良いだけです。
ところが1人で出掛けたときは、「リタイヤ=自分で自転車を持って帰る」ということになるからです。
当たり前のことですが、初心者の私としては“なるほど!”と思いました。
また、クルマやオートバイと違い、自転車でのツーリングは自力なので、初心者ほどリタイヤの可能性が高くなります。
初心者は装備をなるべくシンプルにしたほうが良いように思いがちですが、1人でのツーリングの場合、トラブル対策はしっかりとしたいものです。
ここは重要なポイントですね。
でもその前に、ひとこと。
これを言ったらお終いなのかもしれませんが、初心者の場合はサポート無しのツーリングに、いきなり挑戦するのは止めましょう。
輪行用バッグに自転車を収納するのも、初心者にとってはハードルの高い作業です。
用意すれば良いというものではありません。
どうしてもと言うなら、輪行用バッグを忘れずに。
自転車初心者のツーリングに、これはおすすめ?①
ちょっとお高いですが、GPSを搭載したナビゲーション機能付きサイクルコンピューターは、初心者のツーリングには、おすすめのイチ押しグッズです。
スマホにもGPSが搭載されていて、アプリをダウンロードすればナビゲーションはもちろん、サイクルコンピューターとして使用することも可能です。
ですが、スマホのバッテリーは、もしもの時のためにとっておきたいものです。
ツーリング用に小さくてオシャレな予備電源などもありますが、できれば自転車に専用のサイクルコンピューターを付けましょう。
これがあれば、道に迷って途方にくれることもないし、体調管理やペースの管理などもしっかりできます。
初心者ごときにちょっと贅沢かもしれませんが、サイクルコンピューターを購入する際には、速度・距離・消費カロリーなどの計測機能だけのものよりも、できればGPS搭載のナビゲーション機能の付いたものを検討しましょう。
自転車初心者のツーリングに、これはおすすめ?②
自転車初心者のツーリングにおいて、必需品の中でも大切なのはトラブル対策グッズと書きましたが、これは便利と思った最新グッズをひとつ、ご紹介します。
【FOSS(フォス):ROAD 700×23-25Cクリンチャーチューブ】
価格も高くないので、初心者にもおすすめの最新グッズです。
何がおすすめかというと、このチューブはTPE(Thermoplastic-Elastomer)という特殊な素材を使用していて、通常のチューブに比べ格段にパンクしづらいということです。
さらに自己補強性があり、釘などの鋭利なものが刺さっても、空気が抜けにくいというポイントもあります。
これまでは付属の専用リムテープが必要だったりして、初心者にはちょっと扱いづらい製品でしたが、最新のものはリムテープが不要です。
通常のチューブと、同じように扱えるようになりました。
しっかりと経験のある方にはパンクの修理など、お手のものかもしれませんが、初心者にとってはできるだけ避けたいものNo.1という方も多いと思います。
自転車初心者のツーリングに、これはおすすめ?③
3つめのおすすめはCO2ボンベです。
これは自転車初心者でも知っていると思いますが、実際に使用したことはあるでしょうか。
パンクしづらいチューブをご紹介しましたが、それでもパンクしてしまったとき、非常に頼りになるグッズです。
必需品の中に携帯ポンプがありますが、路上で携帯ポンプを使い、タイヤに十分な空気を入れるのは、とても大変な作業です。
そうでなくても、疲れが溜まってきているところで、これは最悪です。
ツーリングをリタイヤしたくなること間違いナシです。
ところがCO2ボンベを使えば、ほんの数秒で充填完了です。
カートリッジのボンベは、1本300円~400円程度で買えます。
携帯ポンプを使い大汗をかいて、その後カロリー補給と水分補給をすることを考えれば、コストパフォーマンスの面からも、ツーリングでのパンク修理にCO2ボンベは必需品でしょう。
自転車初心者だからこそ、便利な最新グッズを
初心者のツーリングで使用するグッズは、まずベーシックなものを選んで、無難に使いこなすようにすることが望ましい。
というのが、一般的な意見かと思います。
確かに上級者の方から見れば、まともに自転車を漕げないようなヤツがカッコばかりつけたって、ロクなことにはならないと思うでしょう。
しかし、初心者だからこそ最新式の便利なグッズを使うことで、余分な体力の浪費を抑えて、快適なツーリングを楽しむことができるのではないかと私は思っています。
そうでなくても、上級者の方と比べてムダの多い初心者がロングライドを乗り切るには、余分な労力を使わず、少しでもラクをすることが近道。
これだから最近の…、なんていうのはやめましょう。
初心者のツーリング、計画と準備はしっかりと
自転車でツーリング。
初心者は最新グッズを上手に使い、ラクして快適にと書きましたが、計画と準備はラクして手を抜こうなどとは、決して考えないでください。
ツーリング経験が豊富なショップのスタッフや知り合いに見落としなどがないか、アドバイスをしっかりとしてもらうことをおすすめします。
装備も揃えるだけで安心せずに、ちゃんと使えるか確認しておきましょう。
「ぶっつけ本番、何とかなるさ」と思っても、何ともなりません。
だからこそトラブル対策が大切だと、誰もが言うのです。
それでは皆さん、快適なツーリングを。
Have a nice trip!