自転車を購入するときに必要なもの・あった方がいいもの

自転車屋さんに入ると、自転車本体だけでなくその自転車関係の装備品の取り扱いの量におどろくことがあったりします。自転車の乗ろうと思ったときどれが必要なのか悩んでしまうかもしれません。そんな訳で、その数ある自転車装備品の中で購入すべき必要なのものをピックアップしてみました。

自転車と一緒に購入する必要なもの①

【前照灯・尾灯or反射板】
前照灯は二つの役割があり「自分の進路を照らす」・「自分の位置を相手に知らせる」という役割です。色や点灯方式が色々ありますが、色については「白色or淡黄色」、点灯方式については「点灯(点滅でない」という点を見てください。
また明るさについては基準としては400カンデラ以上ものを選んでください。カンデラってあまり聞いたことのない単位ですが、お店の人に聞いてもらえばすぐ教えてくれると思います。また、自転車に装着しなくても、自分の頭になどに装着するものでも問題ありません。日中、晴れた日に装着する必要はないですが、知らない場所へ行くときにトンネルなどを走る可能性があるのでつけられるようにしておくというのは大切です。

尾灯または反射板も必要です。後方の自動車やバイクに自分の存在を知らせ、追突を防止する為です。そのために光量や面積を考えて良いものをつけましょう。
また自動車やバイク相手の場合は、尾灯よりも反射板の方が存在をアピールするのに効果的な面が多いので、電池のコスト・スイッチのオンオフが面倒とかであれば反射板でも全然OKです。

自転車と一緒に購入する必要なもの②

【ヘルメット】
たまにヘルメット不要論を持ち出す奇特な方がいますが、ヘルメットは必ず用意しましょう。交通ルール上、強要はできませんができる限りヘルメットの装着はした方がいいです。その重要性はいろいろなところで説明されているのでここでは割愛します。
では購入するときのポイントを話しますと、まずは自分の頭にちゃんとフィットするものを選んでください。せっかくヘルメットをかぶっていてもサイズ違いですぐとれてしまったりするようであれば意味がありませんし、頭が締め付けられてしまうようであれば楽しくないですからね。また価格帯の違いに関しての違いはその重さに影響しているところが大きいので防御力はどれも大差ないと思います
あとは「JCF公認」(JCF=日本自転車競技連盟)のヘルメットか確認してみてください。自転車イベントの参加にその認可がなくと参加できないイベントもあるためです。イベントに参加しない方であれば気にしなくても問題ありません。

自転車と一緒に購入する必要なもの③

パンク修理キット(携帯ポンプ・チューブ・携帯工具)
自転車にパンクは付き物です。タイヤの性能や空気圧、走行距離、路面状況でパンクの頻度はそれぞれですが、パンクしない自転車はありません。
パンクしたらすぐにいつでも自転車屋さんに行けるという訳ではないので、修理キットの所持も必要なことです。またパンク修理はチューブの交換が一番手っ取り早いです。
なので、チューブ2本と携帯ポンプ、タイヤレバーぐらいがあればまず問題ないと思います。やり方は購入時などにお店の人に教わるのが一番です。是非聞いておきましょう。
さらに携帯工具も持っていると乗っていてちょっと調整がしたいときなどに対応できるのでタイヤレバー付きのものを購入しておけば尚、万全でしょう。
あとパンクの修理後以外にタイヤの空気は常にチェックしてください。その為に携帯ポンプも必要です。携帯ポンプには直接チューブのバルブにものと、ホースを経由してつなぐものがあるのですが、慣れないうちは後者の方がトラブルがすくなるなるかなと思います。前者は携帯性に優れるのですが、慣れるまでコツが必要で変に力を入れるとバルブを破損してしまう可能性があります。

自転車と一緒に購入するあると必要なもの④

【鍵】
出発してから帰宅するまでノンストップで自転車に乗り続けるという状況も無くはないと思いますが、走行範囲やルートなどが限られてしまうのと、突然トイレに行きたくなったりするアクシデントは誰にでもありえますのでぜひ鍵も購入してください。ナンバー式と鍵式などいろいろ種類はありますが、使いやすいもので全然構いません。
基本的に自転車は室内保管をオススメしますが、外に保管しなければいけない場合やちょっとコンビニ・トイレなど寄る場合があります。その際には出来るだけフレームとガードレールなどの地面に固定されているものにつなぎましょう。またフレームとホイールも簡単に外せてしまうので、フレームとホイールもつなぐ様にするのがベターです。
スポーツタイプの自転車は高価な上に軽いのでその構造を知っている人にはすぐ分解でき、盗難されてしまう可能性があるのでしっかりと保管・駐車する際には鍵をかけましょう。

自転車と一緒に購入するあるといいもの

【サドルバッグ・ツールボトル】
鍵やパンク修理キットをカバンなどにいれて持ち歩くのも問題はないのですが、せっかくの取り出しに不便で自転車の利点を失いかねないです。なので、サドルバッグやツールボトルに入れて取り出しやすく、取り付けておくのが便利です。
女性用などの小さめ自転車とかだとあんまり大きなサドルバッグが取り付けられなかったり、エアロな感じのシートポストだと取り付けタイプによっては取り付けが難しい場合がありますので、心配な方は入れるものと自転車を持って自転車屋さんで直接現物を合わせてみるのがいいと思います。

【メンテナンス用品(フロアポンプ・オイル)】
一般的に自転車のイメージと思われるママチャリなどはそれほどメンテナンスを気にせずに気軽に乗れるのが魅力的だったりするのですが、スポーツ自転車はメンテナンスをしないまま乗り続けるのは非常によろしくありません。
まれに駐輪場でチェーンオイルが切れて、錆び付いて、タイヤの空気圧もペコペコになってしまってスポーツ自転車じゃないように見えるやつを見かけることがありますが、こうなってコンディションではそのせっかくの性能はママチャリ並か、下手したら下回っている可能性があります。自転車に乗る前には必ず空気をチェック欠かさずにを行い、空気圧が基準を下回っていたらフロアポンプで空気の注入と、走行距離が数百kmまたは雨の中を走って濡れてしまったらオイルを差すという2つの作業は最低限の作業として意識しておきたいところです。

まとめ・自転車を購入するときに必要なもの・あった方がいいもの

大体の最低限必要なものを挙げてきましたが、これくらいの装備にかかる金額はおおよそ15,000~20,000円くらいで足りるかなと思います。ヘルメットなどはグレードによってその価格はピンキリなのですが、上をみるとホントにキリがありません。それに他にもスポーツ目的ならボトル、ウェア、サングラス、サイクルコンピュータなどなど欲しいアイテムはどんどん増えていきます。それで予算を考えた際に自転車本体のグレード下げてしまうと本末転倒になってしまいます。なので、もしまわりにスポーツ自転車を乗っている人がいれば、お古のアイテムを譲ってもらったりできればいいですね。