自転車のカスタムで最初に思い浮かぶのが、ホイールの交換かもしれません。
交換するホイールに迷っているあなた、イーストンのホイールにしてみてはいかがでしょう。
また、ホイール交換をするのであれば、メンテナンスや修理も自分でできるようになりたいですよね。
今回は、イーストンのホイールや、修理についてご紹介します。
イーストンのホイールいろいろPart1
シマノやフルクラムなど、有名ブランドのホイールがあります。
その中に、イーストンというブランドのホイールがあります。
このイーストンというブランドのホイールは、どのような性能があるのかをご紹介していきます。
【EA90 SLX】
イーストンで最も人気のあるチューブレスクリンチャーホイールです。
ハブの回転がとてもスムーズなので、ホイールを気持ち良く回せます。
回転性能が高いため、ヒルクライムはもちろん、レースやロングライドにも適しています。
オールマイティな活躍が期待できるホイールです。
【EA90 SL TL-Ready】
イーストンのアルミリムホイールシリーズのセカンドグレードです。
オールマイティなEA90 SLがモデルチェンジしたホイールです。
リムをチューブレスレディ規格に変更したことで、軽量化に成功しました。
エアロ性能と剛性も向上しており、快適に走行できるようになっています。
このホイールもオールマイティな活躍が期待できます。
【EA70】
手ごろな価格ながら、回転のスムーズさや乗り心地の良い、コストパフォーマンスの高いホイールです。
練習や通勤などの日常使いに便利な性能をしています。
耐久性とメンテナンス性が優れているので、修理でお店にお世話になることも少ないと思います。
イーストンのホイールいろいろPart2
回転性能に優れているホイールが多いイーストンですが、おすすめなホイールはたくさんあります。
【EA90 SL DISC TL-Ready】
前述した『EA90 SL TL-Ready』のディスクブレーキ専用ホイールです。
ロードバイクとマウンテンバイクに使用されているパーツを組み合わせたように出来ています。
ディスク専用のため、リムの淵までロゴがあり、印象的な見た目をしています。
【EA70 SL】
低価格ながら、高性能にまとめらているホイールです。
イーストンの特徴である、加速性能・回転性能を味わうことができます。
また、ワイドなリムは、乗り心地がとても良くなっています。
『EA70』同様、耐久性とメンテナンス性が優れています。
低価格なので、修理することになったら、グレードアップするのも良いです。
【EC90 AERO 55】
イーストンの誇るEC90シリーズです。
チューブレスクリンチャー・チューブラーの2種類あります。
徹底的に実験され、設計されたカーボン素材のホイールです。
過去最速といわれたホイールより、速く走ることのできるホイールです。
優れた剛性・メンテナンス性を持つハブが採用されています。
イーストンのホイールの特徴
イーストンのホイールは、何度も述べていますが、回転性能が高いです。
日本では聞きなれない方もいるかもしれませんが、一部ではとても人気があります。
イーストンで、最も人気のあるEA90 SLXで特徴をみていきます。
セラミックベアリングのため、回転性能がとても良いのが特徴です。
商品紹介でも説明しましたが、オールマイティに活躍できるホイールです。
シマノのアルテグラもオールマイティに使えるホイールですが、乗り心地が違います。
イーストンのEA90は剛性があるので、アルテグラより硬い感じになります。
アルテグラは剛性が低いので、強く踏み込んだときにホイールがたわむので、パワーロスしていまい、加速が悪くなってしまいます。
その点、イーストンのEA90は硬いので、加速がしやすくなっています。
デメリットとしては、スポークが少ないので、比較的折れやすいということです。
とくに、このSLXはSLと違い、スポークの数が少ないので、折れやすいという面があります。
また、SLXは、専用のスポークを使用しているので、スポーク修理・交換のときに待つことがあります。
だいたい1週間もすれば届きます。
ホイールの修理やメンテナンスPart1
ブランドによって、性能や見た目が様々なホイールですが、その修理やメンテナンスの方法はご存知でしょうか。
修理は、壊れてしまったものを直したり交換したりします。
メンテナンスは、定期的な手入れで、劣化しているパーツを交換したりします。
メンテナンスを行なうことで、大きな修理をすることが減るので、ぜひメンテナンスを定期的にしましょう。
また、パーツ交換の際、イーストンなどの海外ブランドでは、取り寄せになることがあるので注意しましょう。
ホイール周りのメンテナンス方法をお伝えします。
《ハブのグリスアップ》
イーストンでは、回転性能の核となっているハブです。
この中に入っているグリスを新しくすることで、回転性能が維持できます。
このグリスアップは、お店で行なってくれます。
ホイール1本につき、2,000円~5,000円くらいです。
ハブには、カップアンドコーンとシールドベアリングという、2つのタイプがあります。
カップアンドコーンは、ベアリングがバラバラになるので、メンテナンスがしやすいという利点があります。
シールドベアリングは、複数のベアリングがドーナツ状になっているため、バラバラにしてメンテナンスができません。
ホイールの修理やメンテナンスPart2
《リムの掃除》
ホイールの淵側のリムは、定期的に掃除してあげましょう。
ブレーキの当たる部分なので、汚れやすくなっています。
キレイにすると、ブレーキの効きも良くなります。
また、ホイールの状態を確認する意味でも、リムは掃除しましょう。
実は修理に出す一歩手前だった、という状態になっているかもしれません。
とくに、イーストンのように回転性能の高いホイールは、ブレーキがよく効くことも大切になってきます。
《振れ取り》
振れ取りとは、リムの曲がり具合を真っ直ぐに調整することです。
タイヤを回したときに、歪んで見えるのは、リムが曲がっている証拠です。
曲がってしまう原因は、スポークにあります。
スポークでリムを引っ張って強度を出していますが、スポークも金属なので、温度や外的要因(倒れた、ぶつかった)で変形してきます。
そのため、少しずつバランスが崩れてしまい、結果としてリムが振れて(曲がって)しまいます。
この振れがひどくなると、ホイールの修理では、済まないくらいの状態になることがあります。
自分で行なうより、自転車屋さんに見てもらうほうが良いです。
自分でできる修理やメンテナンス
イーストンの上級グレードが修理・交換となったら、費用が掛かり、精神的ダメージが大きいですね。
そうならないようにするため、日ごろから自分でもメンテナンスを行ないましょう。
《タイヤの空気圧調整》
タイヤには、適正空気圧というものがあります。
適正空気圧は、タイヤ側面に書いてあるので、それを目安に空気を入れましょう。
タイヤは、空気がパンパンに入っていれば良いというわけではありません。
正しい空気圧で入れて、ホイールを守りましょう。
《注油》
自転車のチェーンや駆動部分に注油することで、パーツの寿命が延びます。
注油前に汚れを落としてから、行ないましょう。
《洗浄》
自転車全体を洗浄しましょう。
フレーム全体やチェーンの隙間に入り込んだゴミを取り除き、キレイにしましょう。
時間のないときは、チェーンの汚れを落とすだけなどでも大丈夫です。
また、雨が降ったときに走行した場合は、水をしっかりと拭き取りましょう。
メンテナンス方法を覚えよう
修理やメンテナンスが自分でできるようになれば、旅先での自転車の不具合にも迅速に対応できるので便利ですよ。
ロードバイクは繊細で、雨の日や泥道などの悪路を走行した場合には、清掃が必要です。
雨の度に自転車屋さんに行くより、自分で清掃した方が楽ですよね。
ぜひ、メンテナンス方法を覚えてくださいね。