ジャイアントのイディオムシリーズに乗っている人は多いのではないでしょうか。イディオムとはミニベロです。タイヤが小さくおしゃれに乗れる自転車ですね。この自転車をより良いものにするにはやはりカスタムしかありません。元々のおしゃれですがもっと格好良くして周りと差をつけて、乗り心地も良くしちゃいましょう。今回はイディオムをカスタムするならどこのパーツを替えるかを紹介します。
ジャイアントのイディオムはカスタムのやりがいがある!?
自転車業界でも有名なジャイアント。このジャイアントのミニベロには、イディオムシリーズというモデルがあります。モデルは、「イディオム0」「イディオム1」「イディオム2」の3シリーズです。数字が少ないほど値段が高くなり、性能の良いパーツを使っています。ミニベロは、デザインと性能に優れている自転車です。この3シリーズでどれが良いと言われましたら、それは、「イディオム0」です。見た目も格好良いし軽量でかつ、ハンドルが他の2台にはないドロップハンドルタイプです。この見た目は、ロードバイクのようでやはり格好良いです。
しかし、そこを敢えて「イディオム2」や「イディオム1」にする方もいます。
人にもよって理由は異なりますが、カスタムをして「イディオム0」に近づける、又は性能を超えることを目的とする人もいるかもしれません。他にもカラーや値段の面で購入を決意する人もいると思います。
こういった意味です考えると「イディアム1」や「イディアム2」は対抗するモデルがある分カスタムのやりがいがあるといえますね。
ジャイアントのイディオムをカスタム!~ハンドル編
ジャイアントのイディオムシリーズの「イディオム0」は、ドロップハンドルが装備されていますのでドロップハンドルにする必要がないですが、他のモデルの「イディオム1」や「イディオム2」も「イディオム0」みたいに更に格好良くしたい人がいると思います。では、どの部分を変えれば見た目的に変更が出来るのかといいますとそれは、ドロップハンドル化です。
見た目の違いだけをいうのであれば、ここが一番の違いだからです。
その時の注意点は、ブレーキレバーが変わる事やハンドルの規格を間違えないように気を付けて下さい。ブレーキの取り付けが出来ない方は、お店に持っていくのも良いですよ。
ドロップハンドルを使うと見た目だけでなく乗り心地も快適になります。
フラットハンドルに慣れている人は扱い難いと最初は感じるものですが、フラットハンドルよりドロップハンドルの方が横幅が狭くなることもあるため、周りの人に気を使わずに走行がしやすくなります。多少の差ではありますがこれが意外に楽に感じるものです。
道が狭いところを走るときには特に良いですね。
また、ハンドルも軽い動きで曲がることが出来るので疲れ難いのもメリットです。
ハンドルの持ち方も変えられるので、乗っている時のフォルムも格好良く見えるので、見た目を良くしたい人は、ドロップハンドルに変えるのも良いですよ。
ジャイアントのイディオムをカスタム!~タイヤ編
ハンドルをカスタムすると他のパーツもカスタムしたくなります。一度自転車をメンテナンスやカスタムをすると愛着が湧きます。そうなるともっともっと格好良く、快適にしたいと思うのは当然のことです。といいましても私の主観なんですけどね。
それで次にジャイアントのイディオムをカスタムするとなるとタイヤの変更ですね。
タイヤの変更はサイズが小さいため選択出来る種類が少ないです。ここに関してはミニベロの弱点ともいうべきところかもしれません。
それでカスタムにおすすめのタイヤは「パナレーサー ミニッツタフ」です。なぜこのタイヤを選択したかといいますとこのタイヤは、あらゆるテクノロジーを使ってパンクに強く出来ています。そのためタイヤが細いのに耐久性能に優れているところが良いです。
ミニベロであっても遠くに出かけたい人は、そんな人にはこのタイヤがおすすめです。
このパナレーサーの「ミニッツライト」もおすすめです。
こちらはどちらかといいますと耐久性よりスピードを上げたいという人に良いです。超高圧タイヤのため回転性が良くスピード出して快適に走りたい人におすすめです。
ミニベロもタイヤを替えると走り心地の変化を楽しめますよ。
ジャイアントのイディオムをカスタム!~ホイール編
お次は、ホイールの交換によるカスタムについてお話しをしていきます。
ホイールはそもそも軽いほうが良いのでしょうか。確かにロードバイクのようなスポーツ自転車ですと軽量によるメリットがあります。例えば、ヒルクライムがしやすくなる事や最初の漕ぎ出しが軽快になるとかがあります。では、ミニベロも軽くした方が良いと思いますよね。ミニベロはホイールのサイズが小さいです。
このホイールが小さいとスポークが短くなるため歪むことが少なくなり、ホイールが変形しづらくなっているということです。しかし、デメリットもあります。慢性で生じる回転数が少なくなるということです。そのため漕がないと止まってしまうので、スピードを維持するためには、漕ぎ続ける必要があるということですね。
更にミニベロ用のタイヤは、実は種類が少ないです。特に完組みホイールは見かけることが少ないです。大体は手組みホイールになると思います。
では、ミニベロのホイールをカスタムしたらどうなるのでしょうか。
主にデザインの変更が主な理由になると思います。サイズが通しても小さいので、性能の差を広げることが難しいようですね。
そこでおすすめのパーツとしては、「NOVATEC JACKY 451」です。こちらは完組みホイールでハブでも有名なメーカーが作っているため性能も良く、リアのデザインが格好良いです。これパーツに限らずデザインが気に入ったホイールがあればジャイアントのイディオムをカスタムするとまた一段と格好良くなります。
ジャイアントのイディオムをカスタム!~ハブ編
先程お話したホイールの交換は効果が少ないですが、このホイールの中心部分のハブについては、また別です。ハブを交換するとどんな効果があるのでしょう。
絶対条件としては、今使っているものより性能を落さないことです。当たり前ですが交換した結果、性能が低くなってしまったら意味がありません。
効果は、といいますとハブの交換をして得られるのホイールの回転性の向上です
そのためペダルを止めても慢性で走行する距離が上がるということですね。
まずハブの構造は大きく分けて2つとなってます。「カップアンドコーン」と「シールドベアリング」の2種類です。
カップアンドコーンについては、グリスアップでメンテナンスが必要になりますが、メンテンナンスの仕方で性能を引き出しやすいハブです。グリスを多く添付出来るので路面が濡れている時の走行に強いです。
シールドベアリングは、メンテナンス手間がなく、メンテナンスをする時は、グリスアップではなく、交換で対応することが多いです。回転性もいいです。最近のハブはこのシールドベアリングが多くなってきてます。
ジャイアントのイディオムのハブをカスタムすることで回転性が上がるため性能の良いハブに交換すると更に快適に走行出来るようになります。
おすすめのハブは「アメリカンクラシックのハブ」です。このメーカーのハブは回転性がとても良いので良く回るようになります。しかしハブとしての耐久性に難があるため、メンテナンスが出来ることが必須になります。また、グリスも粘度が高めのものを使用しているため、シマノのテックグリスに塗り替えるとより良く回ります。
ジャイアントのイディオムをカスタム!~ボトムブラケット編
ジャイアントのイディオムをカスタムすることで性能を向上するパーツは、他にもボトムブラケットがあります。
このボトムブラケットは、ペダルの根本部分で回転をスムーズに行えるようにしているパーツです。
このパーツも回転系のパーツです。このボトムブラケットもグリスを塗ることでベアリングの摩耗を防止したり、回転性を持続したりしています。
そのため、メンテナンスがしっかり出来ていないと破損の原因やペダルが重くなることがあります。しかし、ハブと同じでメンテナンスをしっかり行っていればペダルが軽くなり漕ぎやすくなります。
また、性能が良いものに交換すると更に軽快になること間違いなしです。
おすすめのボトムブラケットは「シマノ ティアグラ SM-BB4600 BC137」です。このティアグラは基本的に性能が良いです。ボトムブラケットだけでなく、コンポーネントとしてもパーツがあり、ティアグラのコンポーネントを装備しているロードバイクなんかも多いぐらいです。このボトムブラケットも良く回るようになるのでおすすめです。
まとめ・イディオムのカスタムの理由は、一番は見た目!
ジャイアントのイディオムシリーズをカスタムする場所は沢山あります。といいましても他の自転車でも同じです。イディオムシリーズでも「イディオム0」は最初から性能が良いのでカスタムをするとしても本当に部分で交換する人が多いと思いますが、他のイディオムをカスタムする人は全体的にパーツを交換する人もいるようです。
今回紹介した部位の他にもまだまだ変更出来る部位は沢山あります。
しかし、ミニベロは性能面で大きな効果を得られる事は少ないです。それでもデザイン性をより良くすることがミニベロをカスタムすることの一番の醍醐味なのではないでしょうか。
周りから見て、「この自転車、おしゃれだね」と声を掛けられるそんな自転車にしてみるのも面白いですよ。