トライアスロンは、水泳、自転車、マラソン3種目の競技を続けて行うスポーツです。
女子の皆さん一見ハードに思い疎遠されるかも知れませんが、泳げる人はなんと最短3ヶ月で出場可能です!決して無理なスポーツではありませんよ。
これからトライアスロン出場に向けて初心者向けトレーニング方法や自転車はどれを選べばいいのかなどをご紹介します。
初心者女子でもできる!トライアスロンとは??
トライアスロンは水泳、自転車、マラソンという3種類の競技を順番に連続して行う競技です。スタンダードなオリンピックディスタンスで51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)走ります。
距離だけで見るとトライアスロンはフルマラソンより長いので大変そうですね。 しかしフルマラソンのようにランだけというのは身体への負担が大きく、完走するには厳しい訓練を積まなければなりません。
トライアスロンはというとそれなりの距離を3種目で行うだけです。普段から水泳をやってる人にスイム1.5km、自転車をやってる人にバイク40km、マラソンをやってる人にラン10kmを長いが短いか聞けばみんな短いと答えるでしょう。
ですからそれぞれの種目で考えたら短い距離を連続で行う。こう考えると長い距離に思えないでしょう。
ハーフマラソンを完走するくらいの体力があれば十分ですが、3種目それぞれの十分なトレーニングと知識はやはり必須です。
初心者の女子でも泳げる方なら約3ヶ月のトレーニングで、 ショートトライアスロンといわれる競技の完走はできるようになります。初めてゴールした瞬間はとても感動的ですし、トレーニングでどんどん距離が伸びていく喜びも病みつきになるでしょう。
トライアスロンで女子理想の身体になれる!?
トライアスロンの競技選手の多くは手足が太くてムキムキではなく、手足は細長く、引き締まった細マッチョの人が多いです。
これは女子が理想とする引き締まった身体と重なるでしょう。トライアスロンは正しいトレーニングをすれば、筋肉が均等について腰やお尻が引き締まります。
誤ったフォームでマラソンをしてしまうと、脚が太くなったりむくんだりしますが、トライアスロンは同じ身体の部位を使用しても、種目ごとに使い方は異なり、負荷や負担も分散されるのです。
水泳では腕で水をかき、ランでは脚を地面に踏んで蹴りだすために腕を振ります。同じ使い方ではないので負荷や負担が異なるというわけです。
そして身体の使い方は異なりますが、トライアスロンではどの競技でも引くという動作を行っています。
この引く動作は身体の背面を使っていて、 背面側の筋肉というのは引き締まって上がる筋肉なので、足首が引き締まってふくらはぎやお尻が締まってあがるのです。
トライアスロン初心者もこのことを意識してトレーニングをすれば気付いた時には理想の身体になっていますことでしょう。
女子初心者がトライアスロンに出るのにあせりは禁物
レースに出るにはまず、トレーニングライフを習慣づけることが第一です。トライアスロンにはビギナー向けのものとしてスーパースプリントディスタンスという12.875km(スイム0.375km、バイク10km、ラン2.5km)走るとショートのものがあります。
いきなり自然の中で泳ぐレースではなく、足がつくプールでのレースも開催されているので、最初に出場するレースとしておすすめです。
トライアスロンの水泳は海や川で行うのが主流ですので、正しいフォームや自然に対する知識を身につけないうちにレースに出るのは危険です。プールを習ってて泳ぎに自信があっても、海で泳ぐのは勝手が違います。
海ですから溺れたときに周囲に人がいて助けてくれる保証はありません。初心者もそうでない人でも泳ぎだけは徹底的にトレーニングしておきましょう。
トライアスロンを始めたいという人は、ついレースを目標にしがちですが、女子男子共に美しいスタイルを作ることを目標にしてもいいと思います。
トライアスロンという競技は正しいフォームでスイム、バイク、ランの3種目ができていると、美しいスタイルを作ってくれるスポーツです。つまり美しいスタイルができていないのなら、フォームが悪いということです。
安全なレースをするには正しいフォーム。レースを楽しむためにもまずは美しいスタイルを目指しましょう。
トライアスロン初心者のトレーニング方法!!
水泳のトレーニングはやはりスポーツジムや市民プールなどで泳ぐことです。 トライアスロン本番では海や川で行うため流されることもあるので、真っ直ぐ泳ぐ練習が必要です。
顔を上げて正面を見ると真っ直ぐ泳げるので、プールでも恥ずかしがらずその泳法を練習しましょう。家でも肩の可動域を広げるストレッチやフォームの確認はできるので、初心者女子はお風呂上りなどにやってみてはどうでしょうか。
自転車のトレーニングは週に1,2回ほど走ることです。 1回あたりの走行距離は40kmで慣れてきたら距離を伸ばしていきましょう。走れる距離が伸びていくのははっきりと実感できるので、続けていくとモチベーションもどんどん上がります。
ルートラボという地図上にルートを書いて公開できるサービスがあるので、いくらでも走行ルートは見つけられます。毎回違うルートを走ることで、初めて走るトライアスロンでのルートも柔軟に対応できるようになります。
トライアスロンの競技の中で一番きついのがマラソンですから、週に3回以上は練習しましょう。練習場所は近所や皇居、大きな公園など自分の中で走りやすいところを選択するのがいいです。
初心者はウォーキングとランニングを交互に行うのもありです。 ちょっとステップアップしたくなったら自然の中で本番を意識した走りを心がけましょう。
トライアスロントレーニング中の食事は
トライアスロンは初心者であっても、練習ではエネルギーをとても消費します。完走し切るためには筋肉量も必要になってくるため、タンパク質中心の食事が重要です。
しかしタンパク質を食事のみで大量に摂取するのは女子に限らず成人男性でも不可能です。なのでプロテインを飲みましょう。
体重(kg)の数値 × 1.5?2gが一日に摂取すべきタンパク質の量です。
トライアスロンの競技はエネルギーと共にカロリーも消費します。そのため、タンパク質のみならず糖質も十分に摂りましょう。
糖質ですから女子が大好きな甘いものも沢山食べていいわけです。トレーニングで多い時には500~1,000kcal消費しますのでどうぞ甘いものを食べてください(糖質は穀類やでんぷんなども含まれます)。
糖質がないと筋肉を分解して糖にしてしまうことも考えられます。そして十分な栄養がないと体重は落ちていってしまいます。 甘いものとプロテインと肉中心の食生活にプラスして、バランスの良い食事を摂りましょう。
トライアスロン初心者女子おすすめの自転車は??
NEILPRYDEは柔軟性が高い女子にはリーチあたりの落差がしっかりして取りやすいポジションがスムーズに用意できます。 78°シートピラーに交換することで安定感をもたせた仕上げになっています。
BAYAMOもオススメです。こちらもStackが小さく抑えられているので、大きめで安定感を重視した選択をしてもサドル-ハンドル間の落差を充分に確保できます。
New P3 Ultegra Di2はサイジングから考えると小柄な初心者女子に向いてます。これまで必要な落差を得るために650cしか選択肢がなかったライダーも 700cでポジションを出すことが可能となりました。またP5の開発からさらなるエアロ効果を得たので、以前との違いがはっきりわかると思います。
色々書きましたが、初心者には値段的に10~25万円くらいの自転車がおすすめです。20万超えると中級モデルになるので、そこは自分のモチベーションと相談して買ってください。
トライアスロンに挑戦するには
トライアスロン初心者でも普段のトレーニングをすれば、初めてでも完走できるスポーツです。
完走するために3種目の基本を身に付けることが重要です。
無理して続けても上達するわけではないので身体に不調があるときは休息をとることも重要です。
トライアスロン用自転車はどれを選べばいいのか分からないときはどんなタイプのバイクに乗りたいかまずは専門科に相談してみてはいかがでしょうか。