夏と冬のランニングでは、消費カロリーが違うって本当?
どちらの季節が効果的にカロリーが消費して、ダイエットにつながるかを調べてみました。
また、冬こそおすすめなのが自転車を使ってのダイエットです。
こちらも一緒にご紹介していきます。
冬のランニングはカロリー消費が高い
ランニングを行うなら冬場の方が向いています。
何故なら消費するカロリーが多いからです。
冬は寒いため、体温を維持するためのエネルギーを取り込もうとするので、そのぶん燃焼される脂肪の量が増えるのです。
とはいえ、あくまでも効率が良いだけなので、冬だけ走れば良いというわけではありません。
当たり前ですが、走ると決めたら季節を問わず、毎日走り続けるのが最良です。
ダイエットのコツとしては、代謝を良くすることが一番であり、実際にダイエット関連のアドバイスでも、このように言われることが多いのですが、逆に言えば「これ以外の方法はない」とも言えます。
代謝には、必要最低限のカロリーを消費する「基礎代謝」、日常生活や激しく身体を動かすことで消費される「生活活動代謝」、食事の後に体温が上がる「特殊代謝」の3つがあります。
基礎代謝は、呼吸や心臓の鼓動、体温を一定に保つことなど、生きていくための基本的な行動を指します。
生活活動代謝は、歩くことを始め、階段の上り下り、自転車、エクササイズなどの運動全般が該当します。
特殊代謝は、体内に取り込んだ栄養の一部を体温へと変えることです。
太らないためには、基礎代謝の量が摂取カロリーよりも上回るようにしましょう。
冬のランニングを効果的にカロリー消費しよう
効率良くカロリーを消費するには運動が一番ですが、その前にコーヒーや唐辛子など、脂肪を燃焼させやすいものを摂取しておくことをおすすめします。
そして、怪我を防ぐために、ストレッチや柔軟体操を必ず行いましょう。
それから本格的な運動に入りますが、最適なのは有酸素運動です。
ジョギングやウォーキング、自転車などを最低でも、10分間は連続して続けましょう。
10分ほど身体を動かすと、途中で休憩を挟んでも、脂肪燃焼が止まることはありません。
ぶっ続けでランニングなどをする必要はないのです。
一度行うと決めたら、どんな季節でも続けていくことが大事ですが、最も効果的な季節は冬です。
冬は、エネルギーを取り入れて、身体を温めようとする機能が他の季節よりも働くため、食事を摂ると全身がぽかぽかしてくることがよくあります。
これは、基礎代謝が高まっているという証拠なのです。
食事はカロリーを消費しつつ、新たなカロリーを取り込むというものなので、小分けにすれば、体重が増えることはなくなります。
もちろん全部の食事を終えた上での総カロリーは減らしてはいけません。
相撲取りが2食しか摂らないのはこのためです。
食事制限を無理矢理行うと身体を壊してしまい、ダイエットどころではなくなります。
手遅れになりそうなら、今すぐ中断しましょう。
冬にランニングをするメリット・デメリット
冬にランニングを行うと、他の季節よりも消費カロリーが増えるのでお得です。
さらに日の光が弱く寒いため、熱中症の心配がありません。
また、衣類を着込むので体型も隠せます。
難点は、身体が冷えているので、なかなか動いてくれず、日の出が遅いので早朝の場合は、外が暗いことも珍しくありません。
交通事故には気を付けましょう。
最初に、ストレッチや柔軟体操を済ませて体温を上げ、固まっている筋肉をほぐすと良いですよ。
ただし、寒風が吹きすさぶ屋外では、全然温まらないと思うので、準備は家の中で終わらせてしまいましょう。
そして、家を出たら10分ほど歩くか、ゆっくりと軽めのジョギングをすることから始めることをおすすめします。
目標値として決めた距離を走りきっても、すぐに足は止めず、徐々にスピードを落としましょう。
クールダウンとして、きちんとストレッチも行って下さい。
これをやるかやらないかという違いは大きいです。
疲れがどれだけ残るのか、身体にはどれくらいの体力がつくのかといった点に関わってきます。
冬の運動はカロリー消費アップ!自転車がおすすめな理由①
冬場はカロリーの消費量が増えるので、ダイエットを始めるには最適の季節です。
ランニングなどいろんな方法がありますが、ここは自転車が良いかと思われます。
冬は寒いので、筋肉がこわばってしまい、すぐには動いてくれなかったり、あまり大きな動きが出来なくなることが多いようです。
勢いを付けすぎると肉離れや捻挫などを引き起こしてしまいます。
自転車の場合は、サドルに体重を預ける形になるので、歩いたり、走ったりするよりも足腰に負担が掛かりません。
また、自転車を漕ぐことで代謝が高まるため、疲労の原因である乳酸が溜まらないという利点もあるのです。
さらに自転車なら、気軽に遠くへ行くことが出来ます。
ウォーキングやジョギングは近場にしか行けず、淡々と自分の足で走り続けるだけなので、集中することは出来ても、面白みを感じない方もいます。
景色を眺めながら、のんびりと自転車を漕げば、ダイエット目的の運動ではなく、ちょっとした旅行気分が味わえます。
景色がどんどん移り変わるので、飽きが来ないというのも嬉しいですね。
冬の運動はカロリー消費アップ!自転車がおすすめな理由②
カロリーが減りやすい冬にランニングなどを行うと効果的ですが、それは一体どうしてなのでしょうか。
人間の身体には「褐色脂肪細胞」という、体温を一定の温度に保つための細胞が存在します。
この細胞は脂肪の燃焼も担ってくれるのですが、気温が低いと、この細胞が活発に動きやすいという研究結果が出ているのです。
さらに、冬は厚手の格好をするので、外から見てもどんな体型をしているのかが分かりません。
太ってしまった見た目を気にしている人も、一安心です。
もし冬に運動をすると決めたのなら、自転車をおすすめします。
ランニングでも構いませんが、専用のシューズが機能が充実しているぶん、そこそこ良い値段をしていることが多いという点がネックです。
普通のスニーカーでも良いのですが、ただでさえ寒さで身体が動かない冬場なので、少しでも走りやすくしたいところですよね。
傷んで使えなくなるペースも早めです。
だからといって、その都度買い替えるわけにもいきません。
自転車なら、特別な道具もいらなければ、ジムなどに通う必要もありません。
軽く散歩や買い物に行くような感覚で乗れば、自然と余計な脂肪が取れていき、カロリーも減っていきます。
何より、余分なお金を使わなくて済むのは有り難いですね。
冬に自転車で運動するときの注意点
冬にダイエットをするなら、ランニングよりも自転車に乗った方が、楽しく簡単にカロリーを消費することが出来ます。
しかし、気を付けなければいけないことがいくつかあります。
まず、雪や雨によって路面が凍っていないかどうかを確認して下さい。
降り続けているようなら中止にするか、ウォーキングに切り替えましょう。
傘差し運転は危険ですし、レインコートを着ていたとしても、降ってくる雨や雪で視界が悪いため、やはり危ないことに変わりはありません。
怪我はもちろん、最悪の場合は命を落としてしまいます。
運転していると身体が温まってくる上に、着込んでいるので、どんどん暑くなってくることでしょう。
しかし、手足の先などは冷えていることが多いので、風を通さない手袋や、薄手のタイツを重ね着するなどの工夫を凝らすことをおすすめします。
靴下も2枚ほど重ねると良いでしょう。
耳は帽子を深く被るか、耳当てを付けると良いですよ。
上着も、余程寒くない日以外は、フリースジャケット程度で十分かと思われます。
冬の運動は効果的
今回ご紹介したように、冬は寒いので運動に適していないと思っている人も中にはいるでしょう。
しかし、冬は夏に比べカロリー消費が高いので、ダイエットには向いているといえます。
冬は寒さで関節などを痛めやすいです。
そこでおすすめなのが、自転車での運動といえます。自転車ならそんなに負担も無く長時間運動を続けられますね。