みなさんは、いらなくなった自転車やタイヤなどの部品の処理をどうされていますか?
自転車やタイヤなどの部品って、ごみ箱に出すには大きすぎますし、処分に困るものですよね。
今回は、そんな自転車及び廃タイヤ処分方法についてご紹介します。
処分の際は、参考にしてくださいね。
廃タイヤ処分方法の前に、防犯登録を抹消しよう
廃タイヤ処分方法の前に、防犯登録を抹消しましょう。
自転車を捨てる場合は、まず自転車につけた防犯登録を抹消しないといけません。
登録したままリサイクルショップなどに売れば、後でトラブルに巻きこまれてしまうことがあります。
防犯登録の有効期限内に処分をするときの必要な持ち物は、
・自転車防犯登録カード
・免許証
・自転車
です。
これらを持って、自転車の防犯登録所で、登録を抹消しましょう。
自転車を買ったときの防犯登録カードは、なくさないように保管しておいてください。
抹消手続きに、お金はかかりません。
また、自転車を譲渡するときも、防犯登録したままでは、相手が新たに登録できません。
自転車を処分するときは、自分にとって一番良い方法で処分しましょう。
これから処分方法を考える場合は、最初に、自分が住んでいるところの自治体が、引き取りをしているかどうかチェックしてみましょう。
自転車は、正しい方法で処分することが大切です。
自転車やその部品、廃タイヤ処分方法①
自転車やその部品、廃タイヤ処分方法ですが、自転車を処分場に持ち込んで、処理をすることもできます。
持ち込みをすれば、処分にかかるお金が安くなります。
神奈川県平塚市では、家庭のごみ10kg当り150円、事業者からのごみ10kg当り220円で処分してくれます。
持ち込んだゴミは、重さで処分の費用が計算されます。
平塚市なら、150~300円で自転車を処分できるはずです。
自転車くらいの重さなら、粗大ゴミとして処分するより、安上がりにできます。
また、いらない自転車を無料で引き取る自治体もあります。
自分の自治体でも、無料の引き取りがないかチェックしてみましょう。
回収業者に引き取りを依頼する方法もあります。
なかには、無料で不要品を回収する業者もいます。
自分の住んでいる地域に、そのような業者がないか探してみましょう。
ただ、高額請求する悪質業者もいるので、気をつけてください。
事前に無料と謳っていても、回収後に高い料金を請求してくるので注意しましょう。
自転車の状態が良ければ、リサイクルショップで買い取りしてもらえるかチェックしましょう。
自転車やその部品、廃タイヤ処分方法②
引き続き、自転車やその部品、廃タイヤ処分方法についてご紹介します。
不要な自転車の部品は売ったり、プレゼントすると良いでしょう。
自転車に興味のある人や、SNSなどで、自転車の部品が欲しい人を探せば見つかります。
オークションも良いのですが、梱包と郵送にお金がかかってしまいます。
また、オークションだと、落札者とトラブルが発生することもあるので、色々と手間がかかります。
自転車屋さんに売ったり、処分を依頼する方法もあります。
自分の自転車本体や部品を購入したお店なら、代金と引き替えに回収してくれるところもあるので、聞いてみましょう。
その他にも、リサイクルショップやフリーマーケットに出す方法もあります。
あまり高くは売れないのですが、状態が良ければある程度のお金は期待できます。
ただ、フリーマーケットは出店料がかかることがあります。
部品が売れたとしても、出店料で差し引きゼロになることがあるので、気をつけましょう。
ゴミとして捨てる場合の自転車部品や廃タイヤ処分方法
自転車本体ごと捨てる場合のご紹介をしてきました。
ここでは、各部品ごと、チェーン・ハンドル・廃タイヤ処分方法をご紹介します。
市町村によって違いがありますが、シューズ・ヘルメット・バッグは燃えるゴミで出せる地域もあります。
プラスチック類が可燃ゴミで出せる地域では、カーボンフレーム・パーツについては、調べてみましょう。
金属類は、ほとんどの地域で資源ゴミのはずですので、チェーン・シートポスト・フラットバーは資源ゴミに出せるでしょう。
ハンドル、クランク等も出せます。
ディグリーザー、オイル等のスプレー缶も資源ゴミになるので、使い切って穴を開けてから捨ててください。
ホイールは、地域によって、大きさの関係で出せないことがあります。
ホイールを出したい場合は、分解しましょう。
スポーク・ハブ・リムを分解・分断しましょう。
しかし、分解しなくても自転車本体を粗大ゴミとして捨てることができます。
ただし、地域によってゴミステーションでは回収してくれないので、処分方法を近くの自転車屋さんに聞いてみるのもひとつです。
地域によっては、自転車用タイヤは燃えるゴミとして出せるところもあるようです。
廃タイヤ処分方法:分解編
廃タイヤ処分方法:分解編です。
自転車屋さんで、タイヤを替えれば、古タイヤを処分してくれます。
しかし、自分でタイヤを替えたら、古タイヤは自分で処分しないといけません。
自分で処分するときに、一般ゴミとして出す方法がおすすめです。
タイヤをハサミで分解する方法です。
・まず、タイヤの真ん中に切れ目を入れてください。
・そして、その切れ目からハサミを入れて、縁まで切っていきましょう。
・縁からワイヤーに沿って30cmくらい、切っていきます。
・ハサミで切り離したワイヤーを手で持って、タイヤを足で踏みつけます。
・そして、一気に剥がしてください。
・剥がしたら、ワイヤーが取れます。
ワイヤーが折れていることがあるため、手袋をして安全に作業しましょう。
ワイヤーは、金属ゴミとして出すことができます。
・ワイヤーがなくなったタイヤは、ハサミで短く切りましょう。
・そして、燃えないゴミとして処分しましょう。
地域によって、ゴミの分類が違うため、役所に聞いてから処分するようにしましょう。
大量処分の場合のおすすめ廃タイヤ処分方法
大量処分するときの、おすすめ廃タイヤ処分方法についてご紹介します。
自転車タイヤの処分・回収にかかるお金を安くする方法があります。
この方法は、大量の廃タイヤ処分方法で、一台のみの処分ではありません。
10台以上の自転車の場合、自転車の回収費用が無料になることがあります。
自転車タイヤの処分料は、1本につき20円で、チューブは何本でも無料と、破格の安さになります。
どうしてそこまで安いのかというと、タイヤをリサイクルすることで、コストを減らしているからです。
回収したタイヤは、ビードワイヤーを抜いて、10cmに切ることで費用が安くなります。
自転車販売店・量販店などとの実績があるところなら、個人でも心配せずに依頼することができます。
事故車両や古い自転車でも、利用することができます。
フォークやフレームが曲がっていても、古い自転車でも大丈夫です。
回収した自転車は、スクラップ、あるいは海外リサイクルとして使われます。
処分方法はいろいろ
いかがでしたか?
譲る・売る・捨てるなど、自転車やその部品の処分方法は色々あります。
地域によって、ごみの分別などのルールが変わるため、捨てる場合は、地域のルールを確認してからにしましょう。
タイヤの分解方法も参考にしてください。