u字ロックを破壊されてたまるか!鍵の掛け方を学ぼう

ロードバイクは高額ですよね!

個人的には「走る宝石」と言いたいくらいです。

それだけに、いつ何時も、誰かがあなたのロードを狙っていると思ってください。

盗まれてからでは遅いですよ。

そこで今回は、破壊されないu字ロックなど、ロードバイクの鍵の掛け方を一緒に学んでいきましょう。

u字ロックで万全か?①~自転車盗難の現状

自転車の盗難は、少しずつ減少傾向にあるものの、依然として年間約30万件も発生しています。

しかし、犯人の検挙に至るのは1万件前後で、正直警察もそこまで本腰を入れて捜査・捜索をしてくれないのが現状のようです。

自転車の盗難は軽い気持ちで足として使ってしまう「できごころ系」、転売ルートなどを持っている「プロの窃盗団」によるもの、自分の物にしたい「マニア」による犯行、大体はこの3つに分類されるそうです。

盗難の60%前後は鍵を掛けていなかったことによるもので、特に最初から狙っているわけでもない、チョイ乗り感覚で盗むケースは、圧倒的に無施錠のものが多くなります。

また、盗まれた場所を見てみると、駐輪場が圧倒的に多く、次が路上となっています。

駐輪場に停めているのだから大丈夫だろうと思って鍵を掛けていなかったとか、マンションの共同駐輪場で防犯カメラも付いているから安心とか、ちょっとした心の隙が盗難に繋がってしまうということかもしれません。

中には、u字ロックなどで万全を期していたのに破壊されて盗まれたケースもあるようですが、まずは鍵掛けの徹底から、基本的な防犯対策が始まると言えるでしょう。

u字ロックで万全か?②~破壊されにくくする必要性

自転車の盗難を防ぐためには、とにかく盗みにくい状態にすることです。

自転車から離れるときは備え付けのカギをはもちろん、チェーンリングやu字ロックを併用することが効果を高めます。

チェーンやu字ロックは、それを破壊するのに時間も手間も掛かるわけですから、盗む方としても狙いずらくなるでしょう。

これは自宅やマンションの駐輪場に置いているときも同様ですし、むしろ毎回同じ場所に置いてありますから、窃盗団などからは狙われやすいのです。

また、防犯登録をしておくことも抑止力になると思います。

登録をしてステッカーを張っておけば、盗難にあった際に捜索がしやすくなるのは確かですから、購入した自転車屋さんやホームセンターで行なえますので、登録しておきましょう。

特に高価なロードバイクなどは犯行が計画的に行われ、転売だったり、塗装をし直して、あたかも最初から自分の物のように扱うマニアもいます。

そうなると、発見が難しい状況になりますから、できる限りの対策は行っておきたいものです。

破壊されない鍵の掛け方

では、ここからは具体的な防犯対策を見てみましょう。

まずは鍵ですね。

ちょっと拝借くらいの軽い気持ちで、わざわざ鍵が掛かっている自転車を盗むことはまずないでしょうから、施錠するだけでも盗難は激減するはずです。

しかし高価なロードバイクなどは、最初から転売やコレクションのために盗難を狙っていますので、簡単な施錠では諦めてくれません。

ですから、先ほども少し触れたように、二重、三重にロックする必要があります。

一般的にはチェーンやワイヤーということになりますが、今は簡単に切断するような工具もあるようですし、音も出ないらしいので、人通りの少ない場所や夜間は心配です。

となると、公衆の面前で破壊できないようなロックをする必要があるということになるわけですが、全て鉄でできているu字ロックがおすすめです。

色々な種類の物があるようなので、次項で詳しく見ていきたいと思います。

破壊されないu字ロックのやり方と効果

u字ロックとは文字通り、鉄でできたパイプがu字に成形されており、自転車の車輪やフレームに通し、上にシリンダー部分を装着してロックする物です。

破壊するには特殊な工具が必要になりますし、かなり大きな音が出るので、夜間であっても盗難は難しいとされています。

しかし、取り付け方に注意しなければいけません。

ロードバイクなどはクイックレバーが付いているので、車輪を簡単に取り外しできます。

そのため、u字ロックを車輪にだけ通しているとフレームを持って行かれますし、フレームにしか通していなければ、車輪を外されて盗難されてしまいます。

ですから、車輪とフレームの両方に通るようにして、ロックする必要があります。

しかし、いくら車輪やフレームをロックして動かないようにしているとはいえ、トラックに丸ごと積んで盗難されれば、それで終わりです。

駐輪場や公衆の面前でu字ロックされている自転車を、わざわざ持ち上げてまでトラックの荷台に積むというのは、周りの目もありますから、あまり行わないと思います。

しかし、夜間ならその限りではありませんし、住宅街などであれば誰かが現場を見ていたとしても「自転車屋さんが修理するのに持っていくのかな?」くらいの認識で、さほど怪しまれずに盗難が成立してしまうのではないでしょうか。

u字ロックでは万全でない可能性もある!

u字ロックには、かなりの効果があると思います。

しかし、プロは狙っていますし、高そうなロードバイクに当たりを付けるために下見をしていることもあるそうなので、高価な自転車は自宅で盗まれることが多いのです。

その場合、u字ロックが掛かっていることは織り込み済みですから、破壊すること以外にも色々な手立てを考えてきます。

それでも、持ち逃げされないようにするには、「地球ロック」と言われている固定方法が良いでしょう。
地面から出ている柵やポール、木などに自転車とu字ロックを同時に掛ける方法です。

これならば、u字ロックを破壊する以外に持ち去ることは不可能なので、効果は絶大でしょう。

しかし、公共物や他人の私物に地球ロックをしてしまうと違反行為になるので、外出先では無断でやるのは避けましょう。

また、自宅なら庭にセンサー式のライトを取り付けても効果があると思います。

人がセンサーの感知圏内に入ってきたときだけ照射するので、部外者の侵入に気付きやすくなりますし、今のセンサーライトは明るいですから抑止効果は十分あるでしょう。

u字ロック以外でもできる対策

高価なロードバイクの盗難目的は、転売であることが多いです。

プロの窃盗団などは独自の販売ルートがありますが、もし素人が転売目的で盗んだ場合は、売る場所が限られます。

人と対面しなければならない中古の自転車屋さんや、リサイクルショップだと防犯登録や個体番号を調べられて、盗難であることに気付かれる可能性があります。

そのため、大抵の場合はネットオークションに出されることになります。

今はオークションサイトに自分の自転車の特徴を細かく登録しておくと、オークションに出てきた場合、知らせてくれる機能があります。

また、盗難された情報をSNSで共有するサイトや、中古自転車屋さんやリサイクルショップに盗難情報を拡散してくれるサイトなどもあります。
無料ですので、ぜひ積極的に活用してみてください。

冒頭でもお話したように、自転車の盗難事件は検挙数が極めて少ないので、必然的に所有者に戻ってくる可能性も低くなります。

ですから、防犯の必要性を十分に理解して、u字ロックや万が一破壊されても対応できる、地球ロックなども真剣に検討していただきたいと思います。

手塩に掛けたロードが盗まれたら悲し過ぎます!

ロードバイクの楽しみのひとつは、自分なりの1台に仕上げていくことですよね。

お金も手間も掛けて、やっと仕上がった自分の1台を、たった数分で盗まれる訳にはいきませんよね。

施錠だけではだめですよ、二重ロック、三重ロックです。
防犯にやり過ぎはありませんからね。