自転車は利用の自由度が高く、経済的で環境に優しいので、今や日本中どこへ行ってもサイクリングスポットやサイクリングロードがあるイメージですよね。
北海道札幌市にも、サイクリングスポットがたくさんあります。
今回は、札幌のおすすめのサイクリングスポットや、雪道走行に必要なものについてご紹介します。
札幌で自転車を楽しむなら「白石サイクリングロード」
札幌で自転車を楽しみたいなら、白石サイクリングロードがおすすめです。
現在では名前が変更して、白石こころーどになっています。
商店街の近くにあるのですが、歩行者や自転車の専用道路で、地元の人から愛されています。
その人気の秘密は、走りやすさにあります。
舗装されている以外に、交差点がアンダーパス化(車道や線路の下を通れるようになっている道)されています。
ですので、信号に引っかからず、自分のペースで走れます。
また、休憩が必要なら公園などがたくさんあるので、いつでも休憩できます。
そんな素晴らしい白石こころーどは、見ごたえのある桜や白樺並木の紅葉が有名です。
春は桜でいっぱいの桜のトンネルを、秋は白樺並木の紅葉の中を走ることは、素晴らしい経験になるでしょう。
季節を感じてサイクリングをするのは、とても気持ち良いこと間違いなしです。
白石こころーどは、歩行者や自転車乗りのことを考えられている素晴らしい道です。
他にもある!札幌のサイクリングロード
札幌でおすすめなサイクリングロードは、白石こころーど以外にもあります。
それは、北広島サイクリングロードです。
別名「エルフィンロード」といいます。
札幌の白石こころ-どから続いている道にあります。
エルフィンロードは、山の谷間やトウモロコシ畑の近くを通るため、緑がたくさんあります。
また、「自転車の駅」や「学習の森」などのスポットがあります。
広島レクリエーションの森は、緑が豊富な憩いの場所です。
自転車の駅では、自転車のレンタルがあり、1日300円でレンタルできます。
当日の受付でレンタル可能です。
自転車が必要な場合は、レンタルで自転車を借りると良いでしょう。
豊平川サイクリングロードは、豊平川に沿ったサイクリングロードです。
こちらも緑がたくさんで、雄大な自然のある北海道を表すようなコースです。
11kmくらいの距離で、とても快適なサイクリングロードです。
夏には花火大会があり、BBQやラフティングなどのイベントも開かれます。
最も大きなイベントは、「日刊スポーツ豊平川マラソン」です。
6,000人くらいの人が走るマラソン大会になります。
札幌在住者必見!雪道の自転車走行に必要なものPart1
雪が多い札幌などで、あれば便利なアイテムをご紹介します。
雪でも、通勤や通学はしないといけません。
そんなときに、アイゼンがあると便利です。
アイゼンは、普通の靴にスパイクを取り付けることができる代物です。
雪用の靴より、安く買うことができます。
着脱可能なので、雪がない所に行けば、アイゼンを外すことができるので、それも便利です。
アイゼンには様々なタイプがあるため、ゴツすぎないで、簡単に装着できるものを選びましょう。
長靴は、スパイクなどが必要ない人におすすめです。
オシャレなものが良い人は、スノーブーツや雪の少ない地域ならレインブーツがおすすめです。
女性物はたくさんありますが、最近では、男性のスーツに合うものもあります。
レインコートは、傘をささないで良いので便利です。
また、滑りやすい地面で転んだときに、レインコートだと両手が使えるので安全です。
また、自転車に乗るときにもレインコートは役に立ちます。
ムレなくて、水が染み込まない、高性能なレインコートが良いでしょう。
一枚あれば、年中使えるので便利です。
札幌在住者必見!雪道の自転車走行に必要なものPart2
札幌に住んでいる人には、必見の雪道の自転車走行に必要なものをご紹介します。
手袋があれば、寒さを防ぐことができ、転んだ時にダメージが減るので安心です。
スマホ持ちは、スマホ対応で防寒性が高い手袋が良いでしょう。
そして、一番必要になるものが「注意力」です。
当然といえば当然ですが、注意力がないと転んだりしてケガをする可能性が高くなります。
雪道になれた方なら当然のことだと思いますが、雪のない路面が凍結していることがあります。
それも、ぱっと見では分からないくらい薄い氷が張っていることがあります。
車の通る車道は凍っていなくても、自転車の通る脇道が凍っていることがあります。
ブレーキをかけるときは、転ばないようにくれぐれも注意しましょう。
凍っていて転ぶ可能性があるので、ヘルメットの着用も忘れずにしましょう。
頭を守ることは、とても大切なことなので、雪道に限らず、普段から着用するようにしましょう。
雪道で自転車走行したいならファットバイクが必要!?
札幌などの雪道で自転車で走りたいなら、ファットバイクがおすすめです。
ファットバイクは、とても太いタイヤをしているのが特徴です。
標準で4インチくらいです。
5インチの極太タイヤもあります。
ちなみに、4インチで10cmくらいです。
ファットバイクは、雪が多いミネソタ州が発祥地です。
MTB用のリムを2つ溶接しています。
タイヤを縫い合わせて無理やり装着した改造MTBが、ファットバイクの起源になります。
ファットバイクには、「雪でも絶対に自転車で走る!」という迫力があります。
しかし、ファットバイクにはデメリットもあります。
車体が重い・スピードが遅い・値段が高いというデメリットです。
ファットバイクの重さは、約15kgです。
軽量ロードバイクの2倍以上の重さになります。
ママチャリよりは軽いのですが、ロードバイクに乗り慣れている場合は、かなりの重さを感じてしまいます。
悪路を走破するのに必要な、丈夫なフレーム・ホイール・タイヤが揃っている自転車です。
ファットバイクは魅力いっぱいの自転車
ファットバイクのメリットをご紹介します。
ファットバイクは、雪道などの悪路走行が得意です。
得意な理由として、キャタピラーの原理とほとんど同じなので、雪道を走ることができるのです。
そのため、雪道でも沈まないで、前に進むことが出来ます。
上述しましたが、ファットバイクは、その重量や性能からロングライドは不向きですが、どんな道でも走破することができます。
その安定性から、運動が苦手な人でも乗りやすい自転車です。
また、大きなタイヤを持つファットバイクは、良い意味で目立ちます。
注目を集めたい人や話の種にしたい人におすすめです。
ファットバイクは、タイヤが変形するため、悪路でも走ることができます。
ペダルを回せば前に進むので、何も考えずに大自然の広場を楽しむことができます。
ロードバイクだと、3cmくらいの段差を横から進入したら転びそうになりますが、ファットバイクの場合は、問題なく乗り越えることができます。
ファットバイクは、札幌のように雪が多い場所では、特に必要な自転車と言えるかもしれません。
札幌のサイクリングロードで自転車を楽しもう!
札幌のサイクリングロードは、本州から来た観光客だけでなく、地元の人にも愛される魅力的なスポットです。
今回、札幌の中でおすすめのサイクリングスポットをご紹介しましたが、まだまだ紹介しきれていないサイクリングスポットはあります。
魅力いっぱいの札幌や北海道を、自転車で楽しんでみてくださいね。