自転車の中でもロードバイクやMTBなどのスポーツ自転車は、大人の乗り物というイメージがありますよね。
しかし、子供向けのスポーツ自転車もたくさんあります。
今回は、そんな子供向けのスポーツ自転車を取り扱うメーカーや、おすすめのスポーツ自転車をご紹介します。
子供向けロードバイクの特徴
子供向けロードバイクの特徴についてご説明します。
フレーム、クランクの長さは子供向けに設計されていますが、ハンドルやタイヤは、大人向けのロードバイクを引き継いだ仕様になっています。
24インチサイズなどの小さめのホイールサイズを使用し、子供にも乗りやすいように工夫されています。
そして、大人向けの自転車に比べて、ギヤ比の設定を軽めにすることで、成長期である子供の関節をできるだけ痛めないようにする配慮がなされています。
シフトレバー、ブレーキレバーなどは、子供の小さな手でも操作ができるように工夫され、子供の体格に応じたハンドルバーが搭載されています。
軽い素材(アルミ)のフレームで造られていることが多く、クランクの長さや、ギア比設定も子供向けに設計されています。
大人向けのロードバイクと同じように、細い幅のタイヤが使用されているので、優れた走行性能と加速性能を持っています。
子供向けロードバイクのサイズ
子供向けロードバイクといえど、性能は侮れないです。
そんな子供向けロードバイクのサイズは、どのくらいからあるのかご紹介します。
《24インチ》
24インチサイズのホイールを使用したモデルで、身長130センチ程度の子供でも乗車ができます。
小学高学年くらいからがおすすめです。
《20インチ》
20インチサイズのホイールを使用したモデルで、身長120センチ程度の子供でも乗車ができるようになっています。
小学低学年くらいからがおすすめです。
《650c》
650cサイズのホイールを使用したモデルで、身長150センチ程度の子供でも乗車ができるように設定されています。
大人用ロードバイクと、子供向けロードバイクのハンドルバーの違いは、長さです。
子供はまだ体ができていないので、大人用ハンドルの長さでは大きすぎるため、ハンドルのサイズも子供向けになっています。
また、自転車フレームサイズも子供向けになっています。
ロードバイクは前傾姿勢になるので、こちらもまた大人用では子供には辛い体勢になってしまいます。
フレームのトップチューブの長さやクランクの長さなど、自転車各部の寸法も子供用のサイズに縮小されています。
子供向けスポーツ自転車を扱うメーカー
ロードバイクをはじめ、子供用のスポーツ自転車は、多くのメーカーから販売されています。
BRIDGESTONE(ブリヂストン)は、戦前から存在している国内メーカーです。
ブリヂストンの子供向けの自転車は可愛らしい自転車、スポーティーな自転車など、安全性とデザイン性を両立させた自転車が幅広くラインナップされています。
また、安心ブレーキという子供の小さい手でも、しっかりと握れるブレーキを標準装備しており、安全面に配慮された自転車になっています。
そんなブリヂストンのおすすめ自転車をご紹介します。
【レベナ】
参考価格:37,000円(税抜)
圧倒的な軽量化(7.9kg)に成功したスポーツタイプの子供向け自転車です。
ロードバイクではありませんが、取り回しがしやすく、筋力の弱い子供の足であっても、ペダルを快適に回せるような設計がしてあります。
平地でも、上り坂でも快適に走行することが可能になっています。
大人と子供のツーリングにオススメできるモデルになっっています。
ロードバイクもMTBも!子供向けならジャイアント
子供向けの自転車を生産しているメーカーでおすすめといえば、GIANT(ジャイアント)です。
自転車業界でトップを争う大手メーカーです。
コストパフォーマンスに優れた台湾の自転車メーカーであり、安くて良い品を大量に生産しています。
また、ジャイアントの子供用の自転車は、大人用の自転車にも負けない本格的な自転車が多いです。
そして、子供らしさを失わないようなデザインでありながら、格好良くてスポーティーな印象のモデルが多いです。
ジャイアントの子供用の自転車には、身長135cmセンチから乗車可能なロードバイクもあります。
そんなジャイアントの、おすすめの自転車をご紹介します。
【TCR ESPOIR 24】
参考価格:77,000円(税抜)
24インチロードバイクで、身長135cmから乗ることができます。
ケーブルを内装しているなど、専用設計の軽量アルミフレームで、重量は8.9kgとなっています。
ドロップハンドルですが、サブブレーキが付いているので、安全面に配慮されています。
家族全員で、ロードバイクに乗って走る姿は壮観でしょう。
トレックの子供向けスポーツ自転車にも注目
子供向けのロードバイクを販売しているメーカーは、世界中にあります。
TREK(トレック)は研究と開発に力を入れて、情熱を注いでいるアメリカのメーカーです。
このトレックの子供向け自転車は、自転車を手にする素晴らしさを知ってもらえたら、という願いから開発されています。
そんな願いから造られたキッズ用のスポーツタイプの自転車は、スポーティかつ都会的な自転車で、この自転車を手にしたときの感動を、子供達はずっと覚えていることでしょう。
そんなトレックで、おすすめな自転車をご紹介します。
【Superfly 20】
参考価格:49,900円
オフロードも走れる、マウンテンバイクタイプの自転車です。
このモデルは、大人用のSuperflyをインスパイアしたフレームで造れらており、軽さとタフさを持ち合わせています。
子供の成長に合わせて、フィットできるようになっています。
コンポーネントの質も高く、大人に負けないようなライドができることでしょう。
ホイールサイズは、20インチのみですが、1万円くらい出せば24インチのホイールサイズのモデルが購入できます。
子供向けスポーツ自転車を取り扱うメーカーは他にも
子供向けの自転車を販売しているメーカーは、他にもあるのでご紹介します。
【Bianchi(ビアンキ)】
イタリアの老舗自転車メーカーです。
このビアンキのロードバイクは、各種大会で上位入賞を果たすほどの能力を持っています。
また、シティサイクルはお洒落な雰囲気を漂わせている人気が高いメーカーです。
子供向けの自転車は、マウンテンバイクで生産されていて、ビアンキの代名詞でもあるチェレステカラーが採用されています。
【LOUIS GARNEAU(ルイガノ)】
色彩が豊かなカラー展開と、お手頃な価格で人気を集めているメーカーです。
このメーカーの20インチサイズのロードバイクは、身長125cm~身長140cmの子供向けの専用設計が施されています。
ルイガノは、子供向け自転車を多く生産しており、ロードバイクもあります。
子供向けの自転車もカラーが豊富に出ているので、子供の気に入った1台が見つかると思います。
どんな種類の自転車に乗るとしても、ヘルメットを必ず装着させるようにしましょう。
家族でスポーツ自転車を楽しもう
今回ご紹介させていただいたように、子供向けのロードバイクやMTBはいくつもあります。
お子さん用にロードバイクを購入して、家族みんなで休日にサイクリングを楽しんだり、ヒルクライムに挑戦したりするのも良いですね。
気になるメーカーやモデルがあれば、購入を検討してみてはいかがでしょうか。