2020年の東京オリンピックの競技にもなっている自転車競技bmx。
動画サイトなどで興味を持ち、これから始めたい、買いたいと考えてる方も、多いかと思います。
初めてのbmxは、どうやって選べばいいのか、迷いますよね。
bmxって、買うときにいくつかポイントがあるんです。
これから、bmxの選び方、初心者の人に気にしてほしいbmxの重量についてお話してきたいと思います。
初めてbmxを買うときのポイント
まったく知識がないと、bmx選びは結構難しいです。
bmxは自分に合ったものを探すのが重要で、それには乗ってみるしかありません。
しかも、普通に乗るのではなくて、トリックを試して確かめなくては、そのbmxが自分に合っているのか分からないでしょう。
トリックを練習したこともない初心者なら、ポイントは予算から絞っていくことです。
予算によって、どの程度のbmxを購入できるのか決まってきます。
たとえば、6万円の予算だとすると、エントリーモデルから選ぶことになるでしょう。
そして、同じ価格帯のストリートバイクであれば、重量と強度は反比例することを覚えておいてください。
つまり、軽ければ強度が低く、重ければ強度が高いということです。
それから、エントリーバイクだからといって、トリックができないわけではないので安心してください。
bmxのトリックで一番に必要なのは、高いスペックのbmxよりも、何度も練習することです。
店員さんと仲良くなってbmxの情報を仕入れる
bmxを続けていきたいなら、行きつけのお店を作っておくと良いです。
行きつけになるお店は住んでいる所によって変わるので、人によって様々になると思いますが、なるべく近くのお店が良いと思います。
それでも、年に数回行ける程度で十分です。
何度も足を運んで、お店のスタッフと知り合いになると、どんどんbmxの情報が集まってくるようになります。
メンテナンスや練習場などの情報を教えてくれたり、新発売のパーツを紹介してくれたりするでしょう。
新パーツの性能・重量・互換性・インプレなど、有益な情報を知ることができるでしょう。
会話から情報を得られるというのは、ネットにはないことなので、それは実店舗のメリットだと言えるでしょう。
また、大抵のお店はブログを作っているので、あらかじめブログを見ておくことで、お店の雰囲気やスタッフの人柄を確認することができます。
ブログを見て自分の好みに合うようなお店、親身に相談にのってくれそうなお店を、足を運べる距離の範囲で見付けましょう。
自分の体に合ったbmxのサイズ選び
実店舗のメリットの1つは、bmxに実際に跨がれることです。
そうすることで、サイズの確認ができます。
bmxのサイズというのは、シートからハンドルまでの距離であるトップチューブ長、それからシートから後輪軸までのチェーンステイ長が大切になります。
それらが短いほど、bmxはクイックに反応してくれるようになり、長いほどゆっくりと安定したコントロールができるようになります。
bmxを早く動かしたいとか、安定して動かしたいとか、好みがあるでしょうから、サイズの選択は大切なことです。
重量でも、クイックなのかゆっくりなのかと影響しますが、サイズ選びのほうが影響が大きいので、重量よりもサイズを重視してbmxを選択してください。
また、トップチューブの長さは乗車姿勢にも影響して、身体の動かしやすさにも影響があります。
ハンドルが遠くなることでハンドル操作し難くなるのですが、ハンドルが短すぎることで窮屈になるので、全体的に操作し難くなってしまいます。
どちらかといえば、ハンドルは遠いほうが操作し難くなるでしょう。
トップチューブの長さ、つまりハンドルまでの長さは、bmxをコントロールする上では大切なことなので、十分注意して購入しましょう。
bmxの重量と素材
良さそうなbmxをいくつか選ぶことができたら、重量を比較してみましょう。
バニーホップというトリックでジャンプするにも、当然のようにbmxは軽いほうが有利です。
そのため、いくつか選んだbmxのうち、一番軽いものを選ぶのがおすすめです。
目安としては、bmxのエントリーモデルだと、10kg台から11kg台となるでしょう。
より高価なモデルだと、10kg以下も珍しくありませんが、エントリーモデルと、そこまで重量の差があるというわけではありません。
フレームやフォークの素材を確認することも大切です。
ハイテンやクロモリ、そしてアルミ、チタンとありますが、ハイテンが一番安価です。
次に安いのはクロモリですが、それに重量の差はあまりないでしょう。
アルミなら軽量であり、ハイテンやクロモリと比べて、独特な乗り心地となります。
ひと言でいえば硬くなり、振動吸収能力が減るぶん、脚力などをダイレクトにbmxに伝えられるようになります。
チタンはクロモリとアルミの良い部分を取ったような素材ですが、チタンは加工が難しく非常に高価なので、あまり一般発売されておらず、見る機会も少ないでしょう。
軽い重量のbmxでたくさん練習しよう
bmxでトリックを決めているライダーは、bmxを簡単そうにコントロールしているのですが、それは練習を積み重ねた結果です。
bmxを始めて、少し飛べるようになるのに、半年かかるということも十分ありえます。
自由自在にbmxをコントロールできるようになるには、多くの練習が必要になるのです。
そして、成長があまり見られないことから、1年と続けられない人も多くいます。
bmxでの成長は、段階的です。
練習した成果が現れるのは、1年を過ぎでも遅いわけではありません。
成長に悩んでいる時期を越えることで、ある日、bmxのコントロールが上手くなることがあります。
bmxには、たくさんの練習が必要です。
そのため、少しでも疲れにくいbmxがおすすめになります。
疲れにくいbmxというと、軽い重量のものということになります。
500mℓのペットボトルと2ℓのペットボトルを比べれば分かることですが、軽いほうが簡単に動かせて、同じだけ動かすのなら軽いほうが疲れにくいです。
これはbmxでも同様です。
bmxがコンパクトで軽量なら、動かすのが比較的楽なので、たくさん練習できるでしょう。
bmx初心者はできるだけ重量を気にしよう
bmxを長く練習するなら、bmxは軽量であるほうが有利です。
初心者であるほど、重量を気にするべきでしょう。
それでも、初心者ではどこを気にしたら良いのか分からないでしょうから、少し確認していきたいと思います。
まずはブレーキ周りです。
完成車にはフロントブレーキがついていますが、公道以外なら外しても構わないので、慣れてきたらフロントブレーキは外して軽量化しましょう。
次はシート周りです。
シート周りは、軽量化の余地が多い箇所でもあります。
シートポストの素材をアルミにすることで軽量化でき、必要最低限の長さだけ残して、他はカットしてしまうことで大幅に重量を落とせます。
そしてペグです。
bmx特有のパーツで、よく使われているのは頑丈なクロモリ素材ですが、クロモリは重い素材なので、交換するほうがいいでしょう。
アルミにすれば、軽量化できます。
また、ホイールでも軽量化できます。
ホイールを36Hにすることで、スポーク12本分軽量化できます。
フロントとリアを合わせて24本分になるので、結構軽くなります。
あとは、クランクスプロケットです。
クランクスプロケットを、小さいものにすることで軽量化できます。
そのときにリアハブのコグの歯数を変更して、ペダルの重さを調整することを忘れないようにしましょう。
お気に入りのbmxを見つけよう
以上、ご紹介してきましたが、まず初心者の方は自分の好きなカラーを選んだり、カッコいいと思ったライダーさんの真似をするところから始めるのでもいいと思います。
悩んだり迷ったりしたら、ショップの店員さんに相談してみましょう。
親身になって答えてくれるはずです。
お気に入りのbmxであれば乗るのも楽しくなり、練習もきっと苦ではなくなります!
すぐにカッコよく、トリックを決められるようになるかもしれませんよ。