毎日4キロ~5キロを自動車で、電車で、または徒歩で通勤している方はいませんか?
そんな方には、自転車通勤をおすすめします。
自転車通勤ってなんだかハードルが高い…
なんて思っている方も、一度は読んでみてください!
4キロ~5キロの距離なら自転車通勤をしてみませんか?
自転車通勤と聞くと、
「本格的で、高級な自転車が必要なんじゃないの?」
「職場まで自転車で通勤するのは大変…」
「天気の悪い日は無理」
など、消極的に考えてしまう人もいます。
今回おすすめする『4キロ~5キロだけ自転車通勤』は、そんな消極的な考えなあなたでも大丈夫です。
自転車通勤をしている方の約8割がシティサイクル、通称「ママチャリ」を利用しています。
長距離走行できるように、きちんと整備をしていれば毎日8キロ~10キロ=片道4キロ~5キロ程度なら、問題なく走れます。
そんなママチャリのデメリットには、重さが挙げられます。
ひと漕ぎするたびに、自分の体重に自転車の重さが加わるので、長距離漕ぐのには不向きです。
ですので、ママチャリでの通勤は片道4キロ~5キロほどがおすすめです。
職場までの距離が5キロ以上あるという場合でも、電車を利用すれば自転車通勤できるかもしれません。
職場から4キロ~5キロ程度、もしくは自宅から4キロ~5キロ程度の駅を調べてみましょう。
駅の周辺には、必ず有料の自転車置き場があるはずなので、そこを利用して、電車と自転車で通勤をすることができます。
4キロ~5キロの自転車通勤を始める前にすること!整備編
●整備はしっかりとしよう
ママチャリでも長距離走行をできるように、しっかりと整備を行えば、とても乗りやすく、疲れにくく、故障しにくくなります。
まずは、タイヤに適切な空気が入っているかを確認しましょう。
空気が足りないと、パンクしやすくなります。
また、タイヤが痛む原因となり、劣化が早まってしまうことにも繋がります。
親指で押してもへこまないくらいまで、しっかり空気を入れるのが重要です。
次に、チェーンに油を差しましょう。
自転車用の潤滑油はホームセンターやネットショップで簡単に購入できます。
チェーンが油切れの状態になってしまうと錆びやすくなり、ペダルが重くなってしまいます。
サドルの高さも調節しましょう。
脚の力をを効率よく使うためには、両脚のつま先が地面に着く程度の高さが最適です。
乗り始めは高さに不安を感じるかもしれませんが、慣れてしまえば、長距離走行しても疲労を感じにくくなります。
ママチャリのハンドルが横に伸びているフラットバータイプなら、よりスポーツ自転車に近い姿勢に近付けられるので、おすすめのタイプです。
これらの整備をしっかり行うことで、4キロ~5キロの距離が楽に乗れるようになるでしょう。
4キロ~5キロの自転車通勤を始める前にすること!手続き編
●個人賠償責任保険に加入しよう
手軽に運転することができる自転車ですが、立派な乗り物であり、事故を起こせば怪我を負ったり、負わせたり、一歩間違えば命を奪う危険性もあります。
万が一に備えて、個人賠償責任保険への加入をしておきましょう。
個人賠償責任保険は、自転車運転による事故だけではなく、日常生活で起こる可能性のある、さまざまなトラブルにも対応できる保険です。
最近の保険では、ほとんど月に500円~1,000円というお財布に優しい金額で、通院時および入院時の医療費をまかなうことができるので、各社の条件を比較し、ご自身に合ったプランを見極めましょう。
●会社から、自転車通勤の許可を得よう
就業規則で、自転車通勤を禁じている場合もあります。
事故に遭う可能性はあるので、会社に許可を得てから自転車通勤を開始しましょう。
届出を提出し、正当な通勤手段として認めてもらうことができれば、タイヤなどの消耗品の交換にかかる費用を、交通費として申請できる可能性があります。
自転車通勤を始める前に、その点を把握しておくといいでしょう。
4キロ~5キロならママチャリ、5キロ以上ならクロスバイクやロードバイクなどの、スポーツ自転車が快適に通勤できるでしょう。
自転車通勤の最大のメリット!いい運動になるって本当?
仕事の日に運動をするというのは、なかなか大変ですよね。
そんなときは自転車通勤をすれば、時間も有効に使え、いい運動になること間違いなしです。
運動するときに関わってくるのが、カロリーですので、カロリーについてみていきましょう。
人間は食事をすることでカロリーを摂取して、その摂取したカロリーで体を動かして生活しています。
一般的な成人が摂取するカロリーは、1800kcal~2200kcalくらいです。
人間が1日活動するに必要最低限とされているカロリーは、約1200kcalです。
これは基礎代謝量といい、人間が活動していくうえで必要な、心臓を動かしたり呼吸をするためのカロリーです。
つまり人間は、1日何もしなくても約1200kcalを消費しているということです。
摂取カロリーや、基礎代謝量は年齢や毎日の運動量などによって変化します。
移動するために歩いたり、食事を摂るためには自炊をしたり、買い物に行ったりしますよね。
その1つ1つの行動に消費カロリーは存在します。
ですので、自転車の運転にも消費カロリーがあり、毎日4キロ~5キロの距離を自転車で移動しているということは、ちゃんとした運動になり、カロリーの消費もしているということです。
ママチャリで4キロ移動するのに掛かる時間
自転車でカロリー消費することがわかったところで、4キロの移動距離では、どのくらいの時間が掛かるのでしょうか。
通勤距離が片道4キロの場合、自転車で移動するときに掛かる時間は、約20分です。
普通のママチャリでは、平均15km/hほどの速度になります。
片道4キロなら16分で辿り着けますが、通勤ラッシュの時間にぶつかる場合や、信号待ちで止まることがあります。
自動車通勤と違い、渋滞などによる停止時間は長く掛かりませんが、信号待ちで止まると、元の速度が出るまでに時間が掛かります。
なので、それらの時間を考慮すると、約20分くらいになります。
帰りも同じ条件の場合で考えると、往復で約40分でしょう。
ママチャリの出番が多い、買い物の場合も考えてみましょう。
買い物の場合は、行きと帰りで条件が異なります。
行きは必要最低限の荷物なので、20分ほどで目的地まで辿り着くことができるでしょう。
ですが、帰りは購入した荷物の重みで、行きほどの速度が出ないことが予想されます。
荷物の量などにもよりますが、12km/hの速度で走行したとすれば、25分以上は掛かるでしょう。
ですので、往復で50分くらい掛かるでしょう。
手頃な価格でおすすめの自転車は?
4キロの移動距離はママチャリでも十分できますが、より快適に移動したいという方のために、手頃な価格でおすすめの自転車をご紹介します。
ここでご紹介する自転車はクロスバイクという種類の自転車で、ママチャリよりも軽く、快適に走ることのできるスポーツ自転車です。
【GIANT(ジャイアント):ESCAPE R3】
参考価格:50,000円
ジャイアントは街中やスポーツ量販店などでも、見かけることの多い、世界最大級の自転車メーカーです。
ママチャリに比べると、50,000円は高く思いますが、そのぶん性能は飛躍的に向上しています。
ちなみに、クロスバイクで50,000円は非常に安価な部類です。
颯爽と風を切って通勤したいという人の欲望を満たしてくれるでしょう。
【TREK(トレック):FX 1】
参考価格:49,000円
上記のジャイアントより、少しだけ安くなっています。
トレックはアメリカの自転車メーカーで、ジャイアントに負けないくらい有名な自転車メーカーです。
人と被るのが嫌な人は、こちらがおすすめです。
自転車通勤で毎日を豊かに!
今回は、自転車通勤のアレコレについてご紹介しましたが、自転車通勤を検討して頂けたでしょうか?
毎日、満員電車に揺られている人は、朝の風を浴びながら通勤する気持ち良さを感じてみるもの良くはないですか?
きっと、毎日がより豊かになること間違いなしですよ!