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amazonなどで買った自転車は防犯登録どうするの?

      2017/05/15

amazonなどで買った自転車は防犯登録どうするの?

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
昨今はamazonなどのインターネットでも自転車が買える時代になりましたね。

現在は、まだちゃんとしたロードバイクなどを買うには、組み付けの問題などの不安が大きいですが、数年もするとまた時代は変わっているかもしれません。

今回はamazonで買った自転車は防犯登録できるの?というはなしと合わせて、自転車のネット通販について書いていきます。

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amazonで買った自転車は防犯登録できる?

amazonなどで買った自転車を防犯登録登録できるかどうか。
とりあえず、結論から言えば、防犯登録は可能です。

防犯登録をしてくれる自転車屋さんに行ってお願いして、料金を払えばしてくれます。
ただし、他店で購入した自転車については断るというお店もあります。

というのも、盗難車と気付かずに防犯登録してしまうと、そのお店の責任になるからです。
ですので、身分証明書・購入証明書の2つを持っていく必要があります。

購入証明書としては、車体番号が分かるものでないと、その車体の証明書か分かりません。

例えば、領収書の場合、車体番号が書かれていないので、同じ車種を1台正規で買えば、その領収書で同じ車種の100台の盗難車を登録できてしまうからです。

それじゃ何が必要かというと、これが難しいところです。
メーカー保証書にせよ、本物かどうかの確認は自転車屋さんの店頭では難しいです。

パソコンのエクセルくらいで、適当に偽の保証書を作れる時代です。
もちろん、そんなことすれば詐欺罪で捕まりますが。

どちらにせよ、自転車屋さんには盗難車かどうかを確認する方法というのは、与えられていないのです。

amazonで買った自転車は防犯登録を断られる場合も

ですから、厄介事には巻き込まれたくない自転車屋さんは、amazonなどで購入した自転車の防犯登録を断る場合もあります。

しかし、「正規に購入したものかどうか確認する方法がなく、盗難車である可能性があるので断った」というきちんとした理由があります。

また、昨今の自転車盗難事情を踏まえると、自転車屋さんを非難することもできないです。

むしろ、システムとして防犯登録自体がおかしい状態にあります。
購入証明書と車体番号を自転車屋さんが照合できるシステムがないですし、そもそも、そんなものは警察の仕事のはずです。

仮に自転車屋さんは登録代行手続きのみをして、警察側で照合するというシステムだとすれば、自転車屋さんは絶えず犯罪に関与させられる可能性にさらされる、ひどいシステムだと言えます。

そんなわけで、登録してくれるかどうかは自転車屋さんのサジ加減次第ということになってしまいまして、いくつかのお店を回らなくてはいけなくなります。

amazonで買った自転車を防犯登録しやすいお店

具体的に防犯登録をしてくれやすい自転車屋さんは、ホームセンターの自転車コーナーやサイクルベースあさひさんのような量販店タイプのお店です。

身分証明書と領収書、買ったときに一緒に付いていれば、メーカー保証書などを持っていけば、amazonなどで購入した自転車でも防犯登録してくれる場合が多いです。

小さい自転車屋さんの場合、盗難車を扱っているなどの変な噂が立てば、商売にとって致命的なダメージになってしまう可能性もありますが、大きい量販店の場合は、さほど気にする必要もないからです。

しかし、どうしてそういう問題が発生するのかと言えば、防犯登録のシステム自体が古いままだからです。
かつてはインターネットなどなかったですから、自転車に限らず、すべてのものが実売店舗で買うしかありませんでした。

ほとんどの自転車屋さんが購入時に防犯登録可能です。
また、ときどき防犯登録ができないお店があっても、近くの別のお店に行って、
「あそこの自転車屋さんで買ったんだ」
と言ってレシートを出せば、
「ああ、あそこで買ったのね」
と、納得して防犯登録してくれたわけです。

近所の同業のお店のレシートを疑うお店というのは、あまりないですからね。
(ふたつのお店が仲が悪いとしてくれないかもしれませんが笑)

防犯登録は相変わらず、そういう実売店での販売を前提のもと存在しているため、インターネットで購入した自転車の登録では、少々厄介なことになるわけです。

そもそもネットショップで自転車を買う問題

防犯登録の問題以外にも、amazonなどのネットショップで自転車を買うことにはリスクがあります。
とにかく、返品などが難しいです。

そして、自転車は乗り物、車両ですので、整備不良は非常に深刻な問題につながります。
「不備があれば、素人でも見たり乗ったりすれば、だいたい分かるでしょう?」
なぜか自転車って、こういう考えが蔓延しています。

エンジンが付いてないからか、専門知識がなくても、だいたいで何となくいじれるだろう、と。
明言しますが、無理です。

試しにBBというネジを軽く緩めた自転車があったとしても、99%の人が気付かずに乗り続けるでしょう。
しばらくすれば、BBにガタが出てきます。

BBとは、ペダルの付け根を支える部品ですので、これは非常に危険です。
ブレーキのボルト1本緩んでいても、そのまま気付かず乗り続けていれば、大事故につながる可能性もあります。

「そんなこと起こらないでしょ?なんだかんだでちゃんとしてるでしょ?99%大丈夫でしょ?」

1%というのは、不備の発生率の数字としては、非常に高い数字です。
1%の確率で食中毒の発生するごはん屋さんには、誰も行かないでしょう?

自転車に限らないブラックボックスの増加

amazonなどで購入した自転車の防犯登録の話題から、少し話が逸れるかもしれませんが、人間として至極当然な考えですが、自分の命は自分で守らないといけません。

しかし、なぜか最近の日本人は非常に自分の命に無責任です。

自転車の事故として、2008年、ビアンキのサスペンションフォークが走行中に破損して、乗車していた60歳の男性が重大な後遺症(全身麻痺)を負ったという痛ましい事件がありました。

法的に誰に罪があるかなどの問題に関しては、ここでは触れませんが、当該車両はサビによる著しい腐食が確認されています。

この事件の問題の核心は、いくつかあります。

63歳にもなろう人生経験豊富な人間が、
「メンテナンスしていないボロボロのサスペンションフォークが壊れるかもしれない」
ということを考えず、乗り物に乗っていたということが、ひとつ挙がります。

もうひとつ挙がる核心が、サスペンションフォークの整備は専門のところでしかできないということです。
街の小さなママチャリ屋さんじゃできません。

現在はスポーツ車を扱っている自転車屋さんでも、メーカーに送らないとフロントフォークは修理できません。
この事件と前後して、サスペンションフォークを取り扱っているメーカーは、ショップでの分解修理を禁止しました。

勝手に開けられて、重大事故が起きて、また社会的信用を問われて賠償金を払うとなると、たまったものじゃないですからね。

サスペンションフォークは構造自体は、さほど難しいものではないのですが、部品の規格が様々で、小売店では、どのフォークにどの部品が適合するかの判断が難しい場合も少なくありません。

「数年でサビて大事故を起こす可能性のある乗り物を、製品として流通させることは問題じゃないのか?」
という話になりますと、世界から自転車は消え去る他ありません。

全くサビない自転車というのは、ちょっと聞いたことがありません。

自転車に限らないブラックボックスの増加②

そういった経緯で、サスペンションフォークはブラックボックスとなってしまいました。
中身は分からないが、一定の機能を果たしてくれる謎の物体。

しかし、サスペンションフォークに限らず、我々の生活は、今や大半のものがブラックボックスです。

例えば、スマートフォン。
スマートフォンの仕組みなど、一般人で分かる人は誰もいないでしょう。

通話ボタンを押しているときには、相手に声が届いていると信じていますが、プログラムを書き換えれば、一定時間毎に音声をどこかに送信し続けるということも可能ですし、GPSで位置の特定も可能です。

かと言って、スマートフォンの仕組みを分解して理解するわけにもいきません。
中身が分からない、得体の知れないものながらも、便利なので信用して使い続けるより他ないのです。

大昔はブラックボックスは、さほど多くはありませんでした。
原始的なものは、誰にでも分かる原理で動いています。

例えば、井戸から水を汲む滑車なんかは調子が悪くなれば、滑車が悪くなっているから少し直そう、とそれだけのことです。

稲刈りの鎌だって、切れなくなれば砥げば良かったです。

ちょっと複雑な機織りの機械だって、長年使っているおばあさんなら簡単な修理くらいはできたでしょう。

技術が進むにつれて、複雑なものが増え、修理するのに専門的な能力を必要とするようになりました。

物は壊れないのが当然、壊れても周囲に危険がないように壊れるのが当然、壊れれば新品に変えれば良いというのも当然となっていきました。

amazonなどで購入した自転車の防犯登録の話から、だいぶ話が膨らみましたが、得体の知れないブラックボックスを、妄信的に信じざるを得ない時代になったと思います。

amazonなどのインターネット通販の問題

インターネット通販の問題は、そういうところにあります。
得体の知れないものを妄信的に信じざるを得ないという問題です。

中身の見えない販売者から商品が送られてきます。

そして、その製品を原理的な中身は分からないまま、安全だろうと信じて使う他ありません。

もちろん、危険な商品を販売する業者の場合、悪い評判なども出てきますし、amazonの場合はある程度、そういう業者は規制します。
レビュー機能もあります。

しかし、僕はこれまでの人生でamazonの中の人に会ったことはありませんし、信頼できる人かも分かりません。
いかに優良な業者でも、ミスする可能性というのは必ずあります。

実売店の場合にも、人間なのでミスをする可能性はありますが、購入後の点検をしてくれる場合が多いです。
困ったり、怪しいと思ったときには、直接聞くこともできます。

自転車の内側というのは、乗る人にはブラックボックスであることはどちらも同じですが、実売店の場合、ブラックボックスの中をイジれる生きた人間に直接修理・点検などを頼めます。

ただ闇雲にブラックボックスの中を信じるより、遥かに信頼はできます。

何はともあれ、防犯登録は忘れずに行ないましょう。

まとめ「自転車は自転車屋さんで」

インターネットの普及、発展は目覚ましいものがありますが、乗り物の不備は命に関わる問題ですので、やはり専門家である自転車屋さんから直接購入することが安心です。

特にママチャリじゃないスポーツ車の場合、速度も出しますし、頑丈さよりも走行性能のため、定期的なプロによる点検を前提とした軽量化した製品も少なからずあります。

防犯登録の問題から少しずれましたが、様々なことを含めて考えると、自転車をインターネット通販で買うのは、もう少し時代が進むのを待ってからの方が賢いかもしれません。
しばらくは、まだ自転車は自転車屋さんで買うのが無難なようです。

 - クロスバイク, ロードバイク, 自転車 購入, 防犯登録 盗難