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クロスバイクのチェーンが外れたー!!

2016.3.27

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。

「クロスバイクのチェーンが外れたー!助けてー!!」そんな電話が先日ありました。

「そりゃ、手でガッと持って、グッとやっときゃ直るでしょ。それで直らなけりゃ、自転車屋さんに行った方が良いよ、いや、どっちにせよ行った方が良いよ」と。
そんなわけで、今日はクロスバイクのチェーンが外れたときのお話です。

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外れたチェーンの直し方

とりあえず、外れたチェーンの直し方を急ぎで探している人もいるかもしれませんので、先に簡単に直し方を。
「手でガッと持って、グッとやっときゃ直る」じゃ何も分かりませんからね。

フロントが落ちている場合は、軽く後ろの変速機を手で動かしてやります。
バネみたいにビヨンビヨン動くでしょう。
動かない方向に、無理やり動かしてはいけません。

後ろの変速機を動かしたら、チェーンがだら~んとなると思います。
その状態でなら、割と簡単にチェーンは元の位置に直ると思います。

現実にはガッとしたり、グッとしたら壊れることもあるので、あまりガッ、グッはしません。
どうしても必要なときもありますが、壊しちゃうかもしれないと感じたら、やめておきましょう。

諦めて、自転車屋さんに行きましょう。
リアが落ちてる場合は厄介です。
自転車屋さんに行くのが無難です。

どちらにせよ、クロスバイクのチェーンが落ちるときには、何かしら原因がありますので、その場はとりあえず直っても、後で一度自転車屋さんで見てもらった方が良いです。

クロスバイクのチェーンはどうして外れる?①

でも、どうして外れてしまうのでしょう?
そもそもに自転車のチェーンが外れるってどういうことでしょう?

ママチャリの場合は、チェーンが伸びてしまって外れる場合が多いです。
変速機がない場合、比較的外れにくいのですが、だらーんと伸びてしまうと落ちます。

そう、クロスバイクでもチェーンが伸びているせいで外れてしまうという場合は、少なからずあります。
正確に言うと、チェーンは伸びません。

金属が人力程度の力で、大きく伸び縮みするということは滅多にありません。
チェーンのつなぎ目が削れていって、隙間が大きくなった結果、伸びているように見えるわけです。

実際には伸びていませんが、チェーンは伸びると昔からよく言うのです。
伸びてしまったチェーンは、本来の予定通りにギアにかかりません。
暴れます。
暴れまわった挙句、脱線して落ちるわけです。

この場合は、チェーンを交換しないといけませんね。

クロスバイクのチェーンはどうして外れる?②

チェーン伸びじゃない可能性もあります。
本来の予定通り、ギアの歯に乗らなくなれば落ちてしまうわけです。
逆を言うと、ギアの歯の方が削れて磨り減っている可能性もあるわけです。

チェーンは良い子にしているのに、その受ける側が削れていると、チェーンは脱線してしまうわけです。

このときは、ギアの歯を交換しないといけません。
しかし、チェーンとギアの歯だと、チェーンの方が寿命は短いですので、先にギアが駄目になるということは滅多にありません。

クロスバイクのチェーンを何回か交換したことがあるという人は、ギアが磨り減っている可能性もあります。
特に新品のチェーンと古いギアの歯を組み合わせると、ギアの歯の方が負けてしまうという場合もあります。


埃、砂が多いと、ギアの歯やチェーンを研磨剤のように削ってしまうことも多いので、チェーン周りはこまめにお掃除しておくと良いですね。

クロスバイクのチェーンはどうして外れる?③

まだまだ、チェーンが脱線してしまう原因はあります。

一番多いのが、逆回しをしたら外れたという場合です。
あと、信号で止まっている途中で変速したら外れた。
それから、駐輪場で倒れた拍子に外れた。

チェーンにせよ変速機にせよ、走っているときに外れないように造っています。
ペダルは前に回すという前提で造っています。


そんなわけで、別に部品などの不備がなくても、逆回しや停止している状態で変速・転倒などで、チェーンは外れてしまうことがあります。

こういう場合、特に修理が必要じゃない場合も多いですが、一応、クロスバイクを自転車屋さんに持って行ってみてもいいですね。
チェーンを直すときや外れたときに無理な力が掛かって、どこかに不具合が出ている可能性というのもあります。

クロスバイクのチェーンはどうして外れる?④

そしてチェーンが外れる原因の大本命、変速機のセッティングミス、あるいはズレです。
「え?セッティングミスなんてあるの?」
大型スポーツ用品店などでクロスバイクを買うと、たまにあります。

ミスとまでは言わずとも、セッティングが甘いという場合もあります。
あるいは、興味本位でリア変速機についているネジを、自分で回してしまったという人もいますね。

「緩んでいるように見えたから締めてみたんだ」

あれは緩んでいるんじゃなくて、変速機の動く幅を設定しているので、程よいところで止めているのです。
あるいは、ちょっと詳しい知り合いにイジってもらったんだ、という人もそういう状態になっていることがあります。

変速機の調整は、きちんと原理が分かっていれば全く難しいものではないですが、分かっているつもりで分かっていないという人も少なからずいます。
自分でいじるなら、きちんと勉強してからが良いでしょう。

中途半端でさわるのが、一番危険です。
とりあえず、変速機についているプラスドライバーでいじるネジは、一番最初に組み付けるときにセットする以外、あとは基本的にいじりません。
車のエンジンなんかでもそうですが、中途半端な知識でいじると壊れることがあります。

車のエンジンのように爆発とかはしないでしょうが、自転車だって高速走行中に壊れると大事故になることもあります。

変速機に限らず、ネジ関係は分からない内はいじらない方が無難です。

クロスバイクのチェーンはどうして外れる?⑤

先ほども少し書きましたが、スポーツ用品店などでクロスバイクを買った場合、最初の設定が甘いということがあります。
どうしても自転車専門店と違って、自転車専門のスタッフがいないという場合もありますから、仕方ないのです。


そうなると困ったことに、そこでチェーンなどの修理をしてもらっても、また甘い設定で修理されてしまいます。

そこで、専門の自転車屋さんに修理に行くわけです。

しかし、自転車屋さんというのはお店によりけりですが、自分のお店で買った自転車以外は嫌がるお店もあります。
変速の設定もロクにできない下手くそが組んだ自転車をいじるっていうのは、確かに怖いものがあります。

専門店として修理をする=責任を持つということですからね。

例えば、自動車の場合で考えましょう。

ガソリンスタンドで点検をしてもらうとします。
その後、高速道路を走っていたら、なんとホイールが1つ外れて飛んでいってしまって、大事故になった。
シャレになりませんよね。

クロスバイクのチェーンはどうして外れる?⑥

自動車の場合、国家資格を持った整備士たちが整備・組み付けしていますので、そういうことって滅多にありません。
2年に一度の車検もあります。

ですから、ガソリンスタンドもマニュアル通りに点検すれば、まず大事故にはつながりません。

仮に一般人が偶然、間違えてどこか触ってしまっても、致命的な故障にならないよう作っています。
もちろん、ボンネットを開けて意図的にいじれば、致命的な故障も起こり得ますが。

自転車の場合、スポーツ用品店のアルバイトが組み付けする場合もあります。

それどころか、インターネットで素人が買って、自分で組み付ける場合もあります。
「変速だけ直してください!」

「いや、変速だけ直しても、どこか故障する可能性が高そうな自転車は、プロとして触りたくありません。全て修理し直すっていうならお受けします」

というのは、いくらか仕方無いんですね。

「たかがネジ1本調整するのを嫌がるなよ!」
と思う人もいるかもしれません。

たかがネジ1本と思うなら、ご自身でそのたかがネジ1本を調整してみてください。


ネジをなめてはいけません。
乗り物の調整・修理とは、一般の人が思っているよりも重大なことです。
チェーンの外れも同じです。

もちろん、他店で購入した自転車でも、修理してくれるお店もあります。
ただ、そういう事情は理解しておいた方が良いです。

というか、そこそこ速度の出る乗り物のロードバイクやクロスバイクの整備・修理に関して、国家資格などが存在していない現状というのは、本当は良くないのです。

まとめ「チェーンの外れだって重大な事故につながることも」

少々、厳しい自転車事情なんかも話しましたが、チェーンが外れたくらい大丈夫、と思うのは危険です。
下り坂で速度が出ているときにチェーンが外れて、転倒したら大事故です。

また、チェーンが外れる原因を放置していると、他の故障にもつながります。
「町でゆっくり走るだけだから」という場合は、急がなくても良いですが。

遠くまで行ったり、速度も出すという人で、よくチェーンが外れてしまうという人は、早めにきちんとした自転車屋さんで相談した方が良いでしょう。

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