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自転車で日本一周するテントのお話

      2017/01/25

自転車で日本一周するテントのお話

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
自転車で日本一周。ロマンがありますよね。さらにテントを張って、コーヒーなど沸かすとさらにロマンが加速しますよね。
ロマンだけでなく、長期間の自転車旅行では宿泊費の節約というのも大事なことです。2週間以上の期間であればテントは欲しいところ。
今回はそんなテントのお話です。

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自転車日本一周にテントは必要?①

日本一周と言えばテントで星空を眺めながらコーヒーを沸かす。
そんなイメージってあるんじゃないでしょうか。

でも、実は日本国内を走る場合、キャンプ場も少ないですし、荷物もかさばる、さらにテント自体もそれなりのお値段するということで、短期間であればテントを持たずに走る人も多いんです。
それでも、2週間以上という期間であれば、やはりテントがある方が良いですね。

テントなしの場合、何かしらの宿に泊まるというのが一般的です。
ごく稀にですが、テントなしで野宿するという人もいます。
バス停や駅など、屋根があればテントなしで寝袋だけで眠るというタイプですね。
3日に1回ほど、節約のために野宿して、あとは宿に泊まるわけです。
実際、女の子でも一人、そういうタイプの旅をしている子に会ったことがあります。普通のかわいらしい女の子なんですが、普通にベンチなんかにゴロンと寝転んで寝袋に入って寝ちゃうので、おお、すごいなぁ、と思った記憶があります。

その子は、一回の旅行は半月から1ヶ月程度で走り、合計して日本を一周したいと言っていました。確かにそのくらいの期間ならば、寝袋一丁野宿も不可能ではないのかもしれません。

自転車日本一周にテントは必要?②

実際、テントを持つことで発生するデメリットは多いです。

・まず、荷物が増えます。
テントだけでなく寝袋、食料などもいくらか持つことになるのでサイドバッグ一つ分増えるというイメージで良いです。馬鹿にならない量です。
重い=しんどい=距離も稼ぎにくい。短期間であればテントなしの方が走れる距離は伸びます。

・野宿の際にはシャワーは浴びれません。
さっきの話の女の子は、基本的にはお風呂に入りたいから宿に泊まって、どうしてもちょうど良い宿が見付からない時なんかに節約を兼ねてベンチで寝ると言っていました。
僕は旅の間は毎日は風呂に入りません。汗がべたべたして気持ち悪い時にはトイレなどで手ぬぐいを濡らして、ゴシゴシ体をこすることもありますが。まあ、風呂に三日はいらなくても死ぬことはありません。
野宿にこだわるけれど風呂はきちんと毎日入るという人もいます。
いろいろいます。

・テントも結構良いお値段します。
ある程度しっかりしたものじゃないと、日本一周の相棒としてはちょっと不安でしょうから、ある程度の金額を出すことになるでしょう。
テントに3万円。寝袋に1万円。マットに5千円。
ざっくりですが5万円ほど掛かります。
1泊2千円のネットカフェに泊まるとしたら25泊も出来てしまいます。

・宿に泊まらないので、町の散策が少ししづらい。
宿を2連泊以上で取れば、荷物を宿に置いて観光などもしやすいのですが、野宿だとそういうことはあまり出来ません。
2連泊までせずとも、雰囲気の良い街ならちょっとお酒でも飲みに出掛けても楽しいかもしれませんが、やはりシャワーも浴びていない野宿スタイルだとお店に入りづらいかもしれません。
まあ、テントを持っていても宿に泊まれば問題ないのですが。

・ロマンのためのアイテム、調理グッズはさらに厄介。
テントと合わせて持っておきたいロマンアイテムとしては調理器具ですね。
バーナーとコッヘルですね。
個人的にはフライパンがあると、昼、不意に河原で焼き肉なんかが出来るので便利だと思っています。
自炊は美味しいですし、安いです。
ただ、日本では「火を使ってはいけません」というところが圧倒的に多いですし、調理器具もそれなりのお値段します。

そう、意外とデメリットもあるのです。

自転車日本一周にテントは必要?③

それでも、やはりテントはあれば便利ですし、何より楽しいです。
日本一周でテントを張るのに一番人気があるのは道の駅です。
オフィシャルに道の駅側がOKと言っているわけではないですが、実際やっていることは車中泊と同じですので特別問題はないでしょう。
一応、道の駅の人に一言許可をもらっておく方が望ましいです。

道の駅での野宿は同じような日本一周族と仲良くなれるというメリットもあります。
特に大学生の夏休みのシーズンは10回道の駅に泊まれば1回くらいは誰かと会います。近くのコンビニにビールを買いに行くこともあれば、一升瓶持って走っている愛すべきお馬鹿さんもいます。もちろん、ノンアルコールでコーラで乾杯することもあります。
ホームレスのおじさんと仲良くなったこともありました。おじさんはプラコップと4リットルのペットボトルの焼酎を常備していて、タバコを一本あげたら代わりに焼酎をコップ半分ほどくれました。
工事のおじさんが急に缶コーヒーくれることもありますし、
「オレも昔、日本一周したんだよ」
と言って、食べ物をくれるおじさんもいます。
かく言う私も、若い人が自転車旅行しているのを見ると、コーラをあげることがありますね。自転車旅していると甘いモノが欲しくなるんですよね。

人とのつながりという点でも、野宿は良いです。
普段は会わないような人と会話できることがあります。
やはり人間、困っている人には優しくしてあげたいと思うものです。
テントなんて張っていると、いかにも困っているように見えるのでしょう。

具体的にどういうテントが良い?

具体的にはどういうテントが良いのでしょう。
まず大きさですが、2~3人用というサイズがおすすめです。
完全な1人用は狭いです。荷物を入れられませんし、あまりリラックス出来ません。持ち運び時の重量の差はさほど変わらないので、2~3人用がオススメです。

値段については、予算に折り合いが付くなら4~5万円ほど出せば良い物が手に入ります。
僕は海外をやるときはライペン(アライテント)のエアライズという山岳テントを使います。ライペン(アライテント)のメリットは日本の所沢のメーカーですので、ポール単品など補修部品を注文しやすいというメリットもありますね。

昔、日本を走っていただけの時はネットで買った無名の1万円テントでした。
安いテントでも日本国内の場合は特に困りませんでした。

安いテントと高いテントの違いは、
・持ち運び時の軽さ、コンパクトさ
・風などの悪天候に対しての強さ
この2点です。

特に山岳で使う場合には、風が強く、天候が荒れる場合もあるので、強さは非常に大事な要素ですが、自転車の場合、困ればホテルに泊まれば良いですし、本当に命の危険を感じれば誰か助けを呼べばパトカーか救急車が1時間もせずに来てくれます。
そんなわけで、別に安いやつでもとりあえずは問題ありません。
ただ、重たくて大きいというデメリットはあります。

2ポール自立式のテントがオススメ

テントを選ぶときには、2ポールの自立式のものを選んでおけば、設営が楽です。
自転車のテントを選ぶ際には、持ち運びのサイズと設営の手間の2つが大事になります。
2ポールでしっかりした強度で軽いモデルは値段が高くなりますが、本当に楽できます。組み立てが楽、軽い、かさばらない、中も広いと全ての点で良いです。
僕のテントはパタゴニアの暴風で骨が曲がってしまっていますが、自転車で使う分には今も問題なく使えています。

2ポールじゃないテントは例えばモンベルのムーンライトシリーズなどがあります。
きちんとしたアウトドアメーカーのテントで2万円程度で買えるというのは嬉しいところですが、重量面、設営の手間のことも考えると自転車で使うには少々不向きかもしれません。
他にもMSRのDRAGONTAILなど、2ポール自立式じゃないものはいくつかありますが、設営の手間などを考えると、特別選ぶメリットは少ないでしょう。
もちろん、個人の好み次第なので、好きなものを選ぶのが一番です。

テント以外にも寝袋なども揃えないといけません。
ダウンのものはとてもコンパクトに収納できます。ただ、値段が張ります。
一方、化繊のものはかさばりますが、リーズナブルですし雨に濡れても大丈夫というメリットがあります。ただ、自転車の場合、かさばるのは大変です。

寝る時に下に敷くマットについても、銀マットは安く頑丈ですがかさばります。
エアマットはとてもコンパクトになります。

あとは夏は蚊取り線香ですね。

一回ポッキリの2週間の自転車旅行であれば、あまり野宿アイテムに投資するのはちょっと勿体無いかもしれません。必要に応じて最小限の装備で行くのが大事です。

まとめ「テントは自転車乗りのロマン?」

自転車日本一周とテントについて考えてみました。テントはやはりロマンがありますね。
テントを持っていくキャンプツーリングはとても楽しいです。慣れれば下手な宿屋に泊まるより、テントで眠る夜は最高です。何せ庭付きシングルの部屋ですからね。何かと開放感だらけ、野宿はやみつきになります(笑)
ただ、現実問題として、オフィシャルに堂々とテントを張れる場所は日本には少ないです。キャンプ場もオートキャンプ場、車と一緒に入るタイプのものが多く、オートキャンプ場はそこそこ良いお値段します。1000円以下で使えるキャンプ場があれば嬉しいです。もちろん、ゼロ円でどこでも野宿は出来るのですが、有料キャンプ場は堂々と出来るというメリットが非常に嬉しいです。

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