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自転車のブレーキシューから音が、こんな時はどうしたら?

      2016/11/25

自転車のブレーキシューから音が、こんな時はどうしたら?

自転車に乗っていて信号待ちで止まろうとするとブレーキの音で周りの人が振り返る。
ちょっと恥ずかしいですよね。こんな経験、誰しも一度くらいはあるかと思います。
それでもママチャリやシティサイクルなら整備不良は当たり前、よくあることの一つくらいで済ましてしまうところです。
でも、ロードバイクやクロスバイクに乗っていたらどうでしょう。フェラーリやポルシェのエンストとまでは言いませんが、これはダサいですよね。
通勤や通学用だからといってもスポーツバイクで、このシチュエーションはいただけません。
スポーツバイクに乗るなら初心者でも、ブレーキシューの調整くらいはしっかり覚えておきましょう。

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自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?①

まずは、ホイールのリムとブレーキシューの表面の状態を確認しましょう。
リムの側面にブレーキシューのカスや何かの汚れが付着している場合は、その汚れが音の出る原因となっている場合があります。
専用のリムクリーナーで落とすか、ない場合はキッチン用の洗剤(油脂を含まないもの)や汚れがひどい場合は研磨剤の入ったクレンザーでも代用できます。きれいに汚れを落としてください。
クリーナー用のオイルや灯油などの使用は厳禁です。ブレーキが利かなくなり、事故につながる恐れがあるので注意しましょう。
実は私、一度この経験があります。リムが汚れていたので、一家に1本、よくある赤いスプレー缶の潤滑・サビ止め剤をプシューとひと吹き。ウエスでサッと拭き上げ、心も軽く走り出して間もなく坂道で減速しようとして止まらない。交差点の手前で慌てて自転車(マウンテンバイクでした)から飛び降りて2本の足で強制ストップしたことがあります。心臓が飛び出るくらいパニクリますので、絶対にしないでください。
また、汚れの他にも、リムに傷がないかチェックしてください。リムの傷から剥がれたバリがブレーキシューに食い込み、音が出る原因になっていることもあります。

自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?②

リムのチェックが終わったら、次はブレーキシューの表面をチェックしましょう。
ブレーキシューが片減りしていたり、異物の付着または食い込んでいたりしていないでしょうか。
また、それとは別にブレーキシューの表面がツルツルとしていないでしょうか。ツルツルの場合は、ブレーキングの際の摩擦熱で表面が炭化しています。
いずれの場合もブレーキシューが正しくリムを掴めないために音が出る原因になります。
摩耗や損傷の程度を見て、ひどい場合はすぐに交換しましょう。損傷の程度が軽微なら、ヤスリやサンドペーパーを使いブレーキシューの形を整え、しっかりと面出しをしてください。
面出しの際のポイントとしては、サンドペーパーは物差しなどに巻き付けて作業台の上に平らになるように置きます。そして、面出しをするブレーキシューの表面をサンドペーパーに当て、右から左もしくは左から右へ、必ず一方向に動かしてヤスリがけをするようにしてください。決して左右に往復させたり、円を描くようにヤスリがけをするようなことはしないようにしましょう。
自転車のパーツとしてブレーキシューは高いものではありません。なので音が出たらすぐに交換というのも良いですが、ブレーキシューは初心者でも比較的カンタンに補修できるものなので安易に交換する必要はありません。

自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?③

リムやブレーキシュー自体に問題がなくても、ブレーキシューのトーイン調整ができていないと音が出る原因になることがあります。
トーイン調整とは、ブレーキシューがリムを両側から抑えて制動をかける際に、ブレーキシュー全体がリムに対して均等に力を加えられるようにするための取り付け角度の調整をいいます。
調整の仕方(ブレーキシューの取り付け方)は、自転車を真上から見て前から後ろへ、向かい合ったブレーキシューが「ハの字」になるように取り付けます。前を狭く、後ろが広くなるようにします。
一見、ブレーキシューはリムに対して並行に取り付けた方が均一に力がかかりそうですがそうではありません。
前に対し後ろを約0.5㎜ほど広くなるように取り付けた方が、制動時にブレーキシュー全体がリムに対して均一に力を加えることができます。
トーイン調整は、ブレーキシューを取り付ける際に厚紙や樹脂片などをシューの後端とリムの間に嚙ませた状態で固定ボルトを締め付けることでカンタンにできます。

自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?④

かなり稀なことですが、自転車は買ったばかりの新品なのにブレーキシューから音が出る場合があります。
この場合、その原因になるのはブレーキシューの製造工程でバリがきれいに落とされておらず、リムとの接触面にそのバリが残っているような時です。この状態だとシューがリムを正しく抑えることができずに音が出ることがあります。
この場合は②で説明したのと同様、サンドペーパーを使ってバリを落とし、ブレーキシューの面出しをすることで解消します。
ネット通販などで購入した時は、ショップでの購入の時のようにお店のスタッフが組み上げて完成チェック後に渡すのと違い、7分組みなどで梱包されて送られてくるのでこのようなことが起こる場合があります。

ブレーキシューを取り付ける時はタイヤに注意を

ブレーキシューから音が出る場合の主な原因とその対処法は、これで以上です。
専用工具など特に必要とすることなく、六角レンチとサンドペーパー、キッチン用洗剤等を用意する程度でカンタンにブレーキシューの調整ができます。スポーツバイク初心者の皆さんも日頃から気を付けてメンテナンスに心がけるようにしましょう。
その際、一つ注意しなければならないことがありますので付け加えておきます。
それは、ブレーキシューを取り付ける時、シューの一部がタイヤに当たらないように気を付けてください。
ブレーキをかける度にシューがタイヤの側面を摩耗するような状態で走行しているとバーストを起こす原因になります。ブレーキシューが出すキーキーという音ではなく、何かが擦れるような擦過音がする場合はシューがタイヤに当たってないかチェックしましょう。

まとめ、ブレーキシューのチェックは必ず乗る前に

ブレーキシューのメンテナンスや交換は、誰でもカンタンにできる自転車整備の初歩。面倒くさがらずに乗る前の習慣にしましょう。
特にロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクを街乗りにしている皆さんは、チェックを欠かさずに。冒頭にも書いたように、スポーツバイクに乗っていて街中の交差点や路上でキーキー、キーキーさせていると非常に目立ちます。
集まる視線も冷ややか。ママチャリのオバチャンのように「しょーがねーなー、ママチャリだからな」とはなりません。「ダッセー!ロードに乗っててあの音はねぇよなー」ということになるので、くれぐれもご注意を。
乗るなら鳴らすな、鳴らすなら乗るな。ブレーキ1秒、ダセーは一生。気を付けましょう。

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