豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

自転車のブレーキシューから音が、こんな時はどうしたら?

      2016/11/25

自転車のブレーキシューから音が、こんな時はどうしたら?

自転車に乗っていて信号待ちで止まろうとするとブレーキの音で周りの人が振り返る。
ちょっと恥ずかしいですよね。こんな経験、誰しも一度くらいはあるかと思います。
それでもママチャリやシティサイクルなら整備不良は当たり前、よくあることの一つくらいで済ましてしまうところです。
でも、ロードバイクやクロスバイクに乗っていたらどうでしょう。フェラーリやポルシェのエンストとまでは言いませんが、これはダサいですよね。
通勤や通学用だからといってもスポーツバイクで、このシチュエーションはいただけません。
スポーツバイクに乗るなら初心者でも、ブレーキシューの調整くらいはしっかり覚えておきましょう。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001415-1.jpg
自転車で左折や右折をするときのルールってある?

道を走る自転車の走行を「危ないな」と思ったことがある方は、多...

pwk0001414-1.jpg
トライアルっていう自転車競技の練習法を教えて!

トライアルというものをご存知ですか? 障害物を自転車に乗っ...

pwk0001413-1.jpg
トライアルって一体何?どんな自転車競技なの?

自転車競技と聞くと、ヒルクライムやロードレースなど、速さを競...

pwk0001412-1.jpg
重さ10キロ以下の自転車なんてあるの!?

ママチャリに乗っている方は、自転車=重いという印象が強いかも...

pwk0001411-1.jpg
ロードバイク走行中に異音が!何が原因?対処法は?

ロードバイク走行中に、異音がしたことはありますか? ブ...

pwk0001410-1.jpg
自転車に乗らずに、目的地まで車で送る方法!

引っ越しやレースなど、自転車を運ばないといけない場合ってあり...

pwk0001409-1.jpg
段差を越えよう!トライアルに必須の自転車テクニック

トライアルに必要なテクニックの一つとして、段差の上り下りがあ...

pwk0001408-1.jpg
痩せたいならハイケイデンスで自転車を漕ぐべし!

「自転車ダイエット」という言葉をご存知ですか? 名前の通り...

pwk0001407-1.jpg
自転車で遠出したい!長距離向けの自転車とは?

日本一周とはいかずとも、自転車で遠出をしてみたいと思う方は少...

pwk0001406-1.jpg
ロードバイクは低身長でも乗れるモデルがいっぱいある!

平均身長よりも低い男性や、小柄な女性の中には、「ロードバイク...

pwk0001405-1.jpg
自転車の外装変速と内装変速の違いって?どっちが良いの?

あなたはどんな自転車に乗っていますか? その自転車には、変...

pwk0001404-1.jpg
スポーツ自転車ブログで、女子ならではの悩みを解消しよう

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車に乗っている人...

pwk0001403-1.jpg
自転車の中でもタイヤの小さいミニベロが可愛くておすすめ!

街で走っている自転車といえば、ママチャリやクロスバイクが一般...

pwk0001402-1.jpg
ロードバイクの中でもハイグレードな高級車はこれだ!

ロードバイクは、いくらくらいで売っていると思いますか? 1...

pwk0001401-1.jpg
ラレーのクロスバイク、rf7ってどんな自転車?

ラレーという自転車メーカーをご存知ですか? ロードバイ...

pwk0001400-1.jpg
タイヤのバルブには種類があるって知ってた?

自転車のバルブは、どれも同じではありません。 また、空...

pwk0001399-1.jpg
簡単デビュー!?3万円で買えるクロスバイクをご紹介!

ママチャリに乗っていて、もっと速く、軽やかに走れる自転車が欲...

pwk0001398-1.jpg
雨の日の通勤、クロスバイクはどうしたらいい?

自動車や電車など、通勤手段は様々です。 健康のことを考えて...

pwk0001397-1.jpg
自転車のギアチェンジの方法や注意点を教えて!

変速機のある自転車に乗っている方、正しくギアチェンジができて...

pwk0001396-1.jpg
ラレーのミニベロは、rsrやrsmなどおすすめいっぱい!

現在、自転車メーカーは世界中にあります。 ロードバイク...

スポンサーリンク


自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?①

まずは、ホイールのリムとブレーキシューの表面の状態を確認しましょう。
リムの側面にブレーキシューのカスや何かの汚れが付着している場合は、その汚れが音の出る原因となっている場合があります。
専用のリムクリーナーで落とすか、ない場合はキッチン用の洗剤(油脂を含まないもの)や汚れがひどい場合は研磨剤の入ったクレンザーでも代用できます。きれいに汚れを落としてください。
クリーナー用のオイルや灯油などの使用は厳禁です。ブレーキが利かなくなり、事故につながる恐れがあるので注意しましょう。
実は私、一度この経験があります。リムが汚れていたので、一家に1本、よくある赤いスプレー缶の潤滑・サビ止め剤をプシューとひと吹き。ウエスでサッと拭き上げ、心も軽く走り出して間もなく坂道で減速しようとして止まらない。交差点の手前で慌てて自転車(マウンテンバイクでした)から飛び降りて2本の足で強制ストップしたことがあります。心臓が飛び出るくらいパニクリますので、絶対にしないでください。
また、汚れの他にも、リムに傷がないかチェックしてください。リムの傷から剥がれたバリがブレーキシューに食い込み、音が出る原因になっていることもあります。

自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?②

リムのチェックが終わったら、次はブレーキシューの表面をチェックしましょう。
ブレーキシューが片減りしていたり、異物の付着または食い込んでいたりしていないでしょうか。
また、それとは別にブレーキシューの表面がツルツルとしていないでしょうか。ツルツルの場合は、ブレーキングの際の摩擦熱で表面が炭化しています。
いずれの場合もブレーキシューが正しくリムを掴めないために音が出る原因になります。
摩耗や損傷の程度を見て、ひどい場合はすぐに交換しましょう。損傷の程度が軽微なら、ヤスリやサンドペーパーを使いブレーキシューの形を整え、しっかりと面出しをしてください。
面出しの際のポイントとしては、サンドペーパーは物差しなどに巻き付けて作業台の上に平らになるように置きます。そして、面出しをするブレーキシューの表面をサンドペーパーに当て、右から左もしくは左から右へ、必ず一方向に動かしてヤスリがけをするようにしてください。決して左右に往復させたり、円を描くようにヤスリがけをするようなことはしないようにしましょう。
自転車のパーツとしてブレーキシューは高いものではありません。なので音が出たらすぐに交換というのも良いですが、ブレーキシューは初心者でも比較的カンタンに補修できるものなので安易に交換する必要はありません。

自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?③

リムやブレーキシュー自体に問題がなくても、ブレーキシューのトーイン調整ができていないと音が出る原因になることがあります。
トーイン調整とは、ブレーキシューがリムを両側から抑えて制動をかける際に、ブレーキシュー全体がリムに対して均等に力を加えられるようにするための取り付け角度の調整をいいます。
調整の仕方(ブレーキシューの取り付け方)は、自転車を真上から見て前から後ろへ、向かい合ったブレーキシューが「ハの字」になるように取り付けます。前を狭く、後ろが広くなるようにします。
一見、ブレーキシューはリムに対して並行に取り付けた方が均一に力がかかりそうですがそうではありません。
前に対し後ろを約0.5㎜ほど広くなるように取り付けた方が、制動時にブレーキシュー全体がリムに対して均一に力を加えることができます。
トーイン調整は、ブレーキシューを取り付ける際に厚紙や樹脂片などをシューの後端とリムの間に嚙ませた状態で固定ボルトを締め付けることでカンタンにできます。

自転車のブレーキシューから音が出る。その原因は?④

かなり稀なことですが、自転車は買ったばかりの新品なのにブレーキシューから音が出る場合があります。
この場合、その原因になるのはブレーキシューの製造工程でバリがきれいに落とされておらず、リムとの接触面にそのバリが残っているような時です。この状態だとシューがリムを正しく抑えることができずに音が出ることがあります。
この場合は②で説明したのと同様、サンドペーパーを使ってバリを落とし、ブレーキシューの面出しをすることで解消します。
ネット通販などで購入した時は、ショップでの購入の時のようにお店のスタッフが組み上げて完成チェック後に渡すのと違い、7分組みなどで梱包されて送られてくるのでこのようなことが起こる場合があります。

ブレーキシューを取り付ける時はタイヤに注意を

ブレーキシューから音が出る場合の主な原因とその対処法は、これで以上です。
専用工具など特に必要とすることなく、六角レンチとサンドペーパー、キッチン用洗剤等を用意する程度でカンタンにブレーキシューの調整ができます。スポーツバイク初心者の皆さんも日頃から気を付けてメンテナンスに心がけるようにしましょう。
その際、一つ注意しなければならないことがありますので付け加えておきます。
それは、ブレーキシューを取り付ける時、シューの一部がタイヤに当たらないように気を付けてください。
ブレーキをかける度にシューがタイヤの側面を摩耗するような状態で走行しているとバーストを起こす原因になります。ブレーキシューが出すキーキーという音ではなく、何かが擦れるような擦過音がする場合はシューがタイヤに当たってないかチェックしましょう。

まとめ、ブレーキシューのチェックは必ず乗る前に

ブレーキシューのメンテナンスや交換は、誰でもカンタンにできる自転車整備の初歩。面倒くさがらずに乗る前の習慣にしましょう。
特にロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクを街乗りにしている皆さんは、チェックを欠かさずに。冒頭にも書いたように、スポーツバイクに乗っていて街中の交差点や路上でキーキー、キーキーさせていると非常に目立ちます。
集まる視線も冷ややか。ママチャリのオバチャンのように「しょーがねーなー、ママチャリだからな」とはなりません。「ダッセー!ロードに乗っててあの音はねぇよなー」ということになるので、くれぐれもご注意を。
乗るなら鳴らすな、鳴らすなら乗るな。ブレーキ1秒、ダセーは一生。気を付けましょう。

 - 自転車 ブレーキ, 自転車全般