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ロードバイクみたいにクロスバイクを改造してみる?

2016.5.27

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
クロスバイクを買って一年ほどすると、「ロードバイク速くて良いなー、欲しいなー」と思う人は少なからずいると思います。
ただ、やはり買い替えるとなるとお値段の問題がありますよね。
出来るならクロスバイクを改造して、ロードバイクみたいにしたいところです。
今回は、そんなクロスバイクの改造に関するお話しです。

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何を改造すればクロスバイクをロードバイクみたいに出来る?

そもそもにロードバイクとクロスバイクって何が違うんでしょうか?
何が違うかさえ分かれば、改造の可能性も見えてきますよね。

身も蓋もない言い方になりますが、まず値段が違いますね。
値段の違いはどこかと言うと、部品の違いもありますが、やはりフレーム自体も違います。

ロードバイクのフレームは軽いです。
ただし、街で使うなら重くて頑丈なクロスバイクのフレームも優秀です。

今回は、クロスバイクをロードバイクに近付けようということですが、フレームの交換となるとロードバイクを一台買うのと変わらなくなってしまいますので、フレームについては考えないことにしましょう。

見た目にもすぐ分かるのは、ドロップハンドルですね。
あの競輪選手のようなハンドルです。

あとは、タイヤが細いですね。
さらに言えば、部品についてもクロスバイクには、ロードバイク用の部品じゃなく、マウンテンバイク系の部品が使われている場合が多いです。

どこが改造できて、どこが改造できないか、また改造にどの程度の値段が掛かるかも合わせて、それぞれ見ていきましょう。

クロスバイクに細いタイヤを履かせる改造

一番手軽で効果のあるカスタムが、タイヤを細くするというカスタムですね。
だいたいのクロスバイクのホイールに、25C程度の細いものまでなら、はける場合が多いです。

23Cは、ちょっと難しいかも知れません。
クロスバイクとひと口に言っても、28Cが限界という場合もありますので、自転車屋さんで相談するのが間違いありません。

金額としては、タイヤ代とチューブ代だけで済みます。
チューブは1本1,000円程度でしょう。

タイヤは、ピンからキリまであります。
1本2,000円ちょっとのものから、10,000円近いものまでありますね。

値段が高い方がグリップ感に優れ、転がりも良いです。
円相場の関係や石油の価格などの影響でタイヤも年々値上がりしていますが、1本5,000円くらいのものを使えば、かなり走りも良いです。

10,000円近いものになると、レースでの一発勝負用のタイヤなどもあり、走りは抜群に良いものの耐久性が低いものもあります。
どうしてもタイヤは、走りが良い=よく削れてしまう という性質があります。
ですので、毎日通勤で使うなどの距離を走る用途の場合、高すぎるものは微妙だったりすることもあるんですね。

オススメは4,000円から7,000円ぐらいの値段帯でしょうか。
安すぎると走りがあまりよくないですし、その辺りからホビーレースでも使う人もいる品質のタイヤですから、走りの良さが楽しめると思います。

それでも、一番安いタイヤでも細くなるだけで、走り味は格段に変わります。
予算が厳しい場合は、とりあえず安いタイヤでも問題ないでしょう。

タイヤはロードバイクにおいて、とても大事な部品です。
ぜひ、良いタイヤの走り味というのを、ロードバイクを始める人にも味わってもらいたいです。

個人的にはミシュラン・ボントレガーが好きです。
一般的に昨今人気が高いのは、コンチネンタルでしょうか。

クロスバイクにロードバイクみたいなハンドルに改造?

さて、多くの人が憧れるのがロードバイクのようなハンドルですね。
ドロップハンドルという名前が付いています。

ひと口にドロップハンドルと言っても、形・幅・奥行き・材質など何種類ものハンドルがあります。
とりあえず、幅400mmのコンパクトというタイプが現在一番普及している形ですね。
小柄な人は380mmも良いでしょう。
大柄な人は420mmのアナトミックなど、本場ヨーロッパの選手みたいでかっこいいかもしれません。

ドロップハンドルについて、こだわり始めると本当にいくらでもこだわれます。
ハンドルの違いは、もの凄く乗り味に出ます。

4,000円程度の安いアルミのハンドルをいくつも試すのも楽しいですが、とりあえず今回は、クロスバイクをロードバイク化するということで、無難に400mmのコンパクトをオススメします。

でも、クロスバイクにはロードバイクのハンドルは……1

ドロップハンドルの楽しさを話しておきながら、すぐ否定して本当に申し訳ないのですが、クロスバイクにはドロップハンドルは付けない方が賢明でしょう。
というのも、多くのクロスバイクはVブレーキを採用しているからです。

ロードバイクには、Vブレーキじゃなくキャリパーブレーキが使われます。
Vブレーキとキャリパーブレーキには、致命的に互換性がありません。

正確に言うと、キャリパーブレーキ用のブレーキレバーとVブレーキに互換がありません。
ワイヤーの引く量が違うんですね。

解決法もあるのですが、少々厄介になるので、クロスバイクから初めてのロードバイクに移る人には、あまりオススメしにくいカスタムです。
一応、解決法とその問題点を簡単に書いておきます。

・カンチブレーキ化する

カンチブレーキはVブレーキの台座でそのまま使えますので、一番有効な方法です。
ひと昔前までは、ロードバイクにはカンチブレーキが使われていました。

ワイヤーの引き量も、現在のロードバイクに使われているキャリパーブレーキと共通です。
ただ、カンチブレーキにするには、ワイヤー受けをかまさなくてはいけません。

また、カンチブレーキは調整が少々厄介です。
ブレーキ力としても、少々クセがあります。
カスタムの金額は、カンチブレーキ代と工賃、ワイヤー受けで10,000円~20,000円くらいでしょうか。

でも、クロスバイクにはロードバイクのハンドルは……2

・Vブレーキ用のブレーキレバーとシフトレバーを使う

ドロップハンドルに取り付けられる、Vブレーキ用のレバーも一応存在します。
テクトロから出ていますね。

ただ、ロードバイクと言えばSTIレバー(ブレーキレバーとシフトレバーが一体になっているもの。ブレーキから手を離さずに変速が可能)です。
残念ながら、Vブレーキ用のSTIは出ていません。

ですので、別にシフトレバーだけを付ける必要があります。
不便なのも一つにありますが、ルックスがいまいちという難点があります。
ブレーキレバーが確か5,000円程度とシフトレバーがピンキリですが、それらの取り付けの工賃も合わせると、10,000~30,000円くらいでしょうか。

・ショートリーチのVブレーキを使う

ワイヤーの引き量がロードバイクと同じになるように、ショートリーチのVブレーキというのも存在しています。
これは、私は実際に試してはいないので、細かいことまでは分かりませんが、制動力やメンテナンス性にいくらか厄介なところも有ると聞いたことはあります。

ただ、一番安上がりになります。
ショートリーチのVブレーキの金額が前後で5,000円~10,000円程度、それにワイヤー代、工賃など合わせても10,000円台で済むでしょう。
あるいは、もう少し安くできるかもしれません。

・ワイヤートラベルアジャスターを使う

ワイヤーの途中にかませることで、ワイヤー引き量をロード用ブレーキから、Vブレーキ用に変換出来るアイテムがトラベルアジャスターです。
商品名では、トラベルエージェントという名前ですね。

ただ、そこそこ良い値段する割には、調整・耐久性でいくらか苦労するかもしれません。
そういうことを考え合わせると、ドロップハンドルへの改造は厄介ですし、金額的にもあまり良い話でもありません。

ハンドルはそのままで、バーエンドバーというハンドルの端に付けるツノみたいなものを使う方が間違いないですし、簡単ですし、安上がりです。
ルックスがロードバイクらしくないという問題はありますが、性能面と間違いなさで言えば、クロスバイクのハンドルのままバーエンドバーを付けて使うのが、一番間違いありません。

まとめ「ロードバイクが本当に欲しいな改造じゃなく」

タイヤとハンドルについて話しました。
もちろん、それ以外の部品もロードバイクとクロスバイクでは違うことが多いです。

変速機など細々した部品については、走りの性能自体にはさほど大きな変わりはないですから、そのままでも良いかもしれません。
自転車屋さんで相談してみると良いでしょう。

クロスバイクを少し速くしたいならカスタムも良いですが、本格的にロードバイクの走りを楽しみたければ、元も子もないですが、やはりロードバイクを買ってしまうのが良いのかもしれませんね。

 - カスタム DIY, クロスバイク, ロードバイク