タイヤの空気の入れ方。いろいろ注意事項あるって知ってた?

タイヤの空気が抜けてしまった、空気が少し足りない気がする、そんな時やメンテナンス時、自分で入れられたら便利です。「そのくらいは自分でできる」と思えるような作業ですよね。自分の自転車にあった空気入れ、持っていますか?ただ空気を入れるだけの簡単作業ですが注意事項ってあるのでしょうか。今回はそんなお話です。

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自転車の空気入れのタイミングは?

自転車の種類(一般にママチャリと言われるシティサイクルかスポーツサイクルか)によってタイヤチューブも異なりますので、一概には言えません。一般的に太いチューブは高い空気圧を必要としていないので、それ程頻繁に空気を入れる必要はありません。逆に細いチューブは、高い空気圧を必要とするので頻繁に空気を入れる必要があります。

シティサイクルの場合、一般的にタイヤの側面を指で強く押してへこむようなら、空気を入れるタイミングだと言われています。或いは、タイヤの空気圧が低くなると路面との接地面が多くなり走りにくくなりますので、走りづらいなと感じたら空気を入れるタイミングとなります。なので、ある程度大雑把な感覚で空気を入れても問題ないかもしれません。多くても1ヶ月に1回の頻度で十分でしょう。

スポーツサイクルの場合は、シティサイクルに比べて細いチューブを使用しており、運転感覚がシビアになる為、空気圧にも細心の注意が必要となります。できるだけ乗る毎に気圧計測標示がついているポンプで適正空気圧を確認する必要があります。少なくとも2週間に1度の頻度でチェックが必要でしょう。

自転車のタイヤ、バルブの種類

自転車のタイヤは用途によって違います。大きな違いは幅です。スポーティな走行性を重視したスポーツサイクルであれば、摩擦抵抗も少なく路面との接地面が少ない細身のタイプとなり、日常性や安定性を重視するのであれば摩擦抵抗は大きいものの路面との接地面が多くなる太身のタイプとなります。

タイヤも用途によって細いタイプや太いタイプに分かれるようにバルブも用途によって、英式と米式と仏式の三つの種類に分かれます。それぞれの特徴は次の通りです。

英式:
一般に広く出回っていて、シティサイクルで使われているタイプです。安価で取り扱いも簡単なのが特徴。市販されている普通の空気入れに対応しています。

米式:
MTB(マウンテンバイク)で使われているタイプです。頑丈で空気が抜けにくいのが特徴です。MTBのように激しい運転をする乗り物や自動車やバイクのように耐久性が求められる乗り物で使用されています。

仏式:
軽くて高圧の空気圧まで入れることができること、空気圧を計ることが可能なことが特徴です。空気圧の管理に細心の注意が必要とされるスポーツサイクルに使われます。

自転車のタイヤ、空気入れの注意①~ママチャリ編~

一般のシティサイクルの場合、基本的に空気圧を計ることができません。シティサイクルに装着されているバルブは英式です。英式は構造上、空気圧を測ることができないのです。

先に書きましたが一般的にタイヤの側面を指で強く押してへこむ、或いはタイヤの空気圧が低くなると路面との接地面が多くなり走りにくくなりますので、走りづらいなと感じたら空気を入れるタイミングとなります。空気圧を計測できない以上、人間の感覚が頼りになるのです。

空気を入れるタイミングも人間の感覚頼りなら、空気を入れる際の注意も人間の感覚が頼りになります。タイヤの側面を指で強く押してへこまなくなるまで空気を入れてください。それ以上空気を入れるとタイヤがパンクしてしまうので注意が必要です。

その他の注意点としては、ネジを緩めないことがあります。ネジを緩めるとチューブの中の空気が漏れてしまいます。また空気漏れを防ぐ為にバルブに対してクリップを直角に固定しましょう。

自転車のタイヤ、空気入れの注意②~ロードバイク・クロスバイク編~

シティサイクルよりもハンドリングが繊細なロードバイクやクロスバイクの場合、シティサイクルよりもタイヤの空気圧の管理に細心の注意が必要となります。またタイヤの性能を発揮するという意味でも空気圧の管理は必要です。

タイヤに空気を入れる前にそれぞれの適正空気圧を確認しましょう。ロードバイクとクロスバイクの適正空気圧は以下の通りです。

・ロードバイク:6~10kg/c㎡

・クロスバイク(オンロードタイプ):6kg/c㎡

その他事前に行うことは、シティサイクルと違いバルブを緩めた後に必ず空気抜きを行うこと。空気抜きを行わないときちんと空気は入りません。

事前に適正空気圧の確認と空気抜きを行った後、実際に空気を入れます。その際の注意点はシティサイクルと変わりません。
クリップをバルブにきちんと固定し、ポンプのレバーのグリップを両手で持って最後までストロークさせ適正空気圧まで空気を入れましょう。因みに最後までストロークさせないと空気は入りません。

自転車のタイヤ、空気入れの注意③~マウンテンバイク編~

マウンテンバイクもロードバイクやクロスバイクと同様、適正空気圧の確認が必要です。マウンテンバイクの適正空気圧は以下の通りです。

・マウンテンバイク:4kg/cm

その他事前に行うこともロードバイクやクロスバイクと同じです。バルブを緩めた後に必ず空気抜きを行うこと。

事前に適正空気圧の確認と空気抜きを行い、空気を入れます。クリップをバルブにきちんと固定し、ポンプのレバーのグリップを両手で持ち、空気がちゃんと入るように最後までストロークさせ適正空気圧まで空気を入れます。

おすすめの空気入れ

自転車の空気入れには、フロアポンプ(据え置き用)とポータブルポンプ(携帯用)の二種類があります。違いは容量と利便性です。それぞれの利点と欠点は以下の通りです。

フロアポンプ:
据え置き用なのでポータブルポンプよりも容量が多いです。その為、一度に入れる空気の量が多く、レバーを押す回数が少なくて済むことが利点です。欠点は、持ち運びには不便な点です。

ポータブルポンプ:
携帯用なのでフロアポンプよりも容量は少ないです。その為、一度に入れる空気の量は少なく、レバーを押す回数が多くなりなってしまうことが欠点です。利点は、持ち運びに便利で緊急時にも対応できる点です。

空気入れを選ぶ際は、空気を入れる手間が省けるフロアタイプを先ずは選んだ方が良いでしょう。さらに、日常的に使うシティサイクルの他にロードバイクやマウンテンバイクをお持ちの場合は、空気圧計を装備しているもの、そして英式・仏式・米式のバルブの3種類のバルブに対応したものを考慮して選ぶと良いでしょう。

英式・仏式・米式のバルブの3種類のバルブに対応したフロアポンプを以下にご紹介します。

・TOPEAK(トピーク) JoeBlow Sport II フロアーポンプ

 国内で手に入りやすいメーカーです。自転車屋さんでも使われている ことが多いようです。スマートヘッドを採用して仏式・米式を兼用し ています。空気圧計も装備しています。フットステップは丈夫な金属 製なので長く使える一台です。

・パナレーサー 空気入れ 楽々ポンプ
 国内メーカーなので、こちらも手に入りやすい一台です。こちらも空気圧計を装備しています。プラスチック製で軽量で持ち運びがしやすく扱いやすいと評判です。TOPEAKの約半額とお手頃なのも魅力です。

タイヤが適正空気圧であるかを常に確認する!

自転車に乗るにあたり一番気をつけて欲しいのは、タイヤの空気圧が適正であるかです。これは自転車でもバイクでも自動車でも変わりがありません。タイヤがついた全ての乗り物ついて言えることです。バイクや自動車について言えば、タイヤの空気が抜けてしまっては燃費が悪くなりますし、ハンドリング(操縦性)は悪くなります。これを自転車に置き換えるなら、ペダルが重くなりペダルを漕ぐのが大変になります(勿論ハンドリングも悪くなります)タイヤの空気圧が適正でないことは、乗り心地が悪くなるばかりでなくエネルギーの無駄遣い、或いはハンドリングの悪化を招きます。ハンドリングの悪化について言えば、ハンドリングミスに伴う転倒を招き、非常に危険な状態にあると言えます。

なので空気圧が適正であるかを常に確認する必要があるのです。快適な乗り心地・軽いペダルワーク・的確なハンドリング、この3点を常にキープするために常にタイヤが適正空気圧かどうかの確認をしましょう!