ロードバイクのレース・コース特集!三重編

三重県は、実はサイクリングに適したコースが沢山あることをご存じでしょうか。また、レースも開催されており、自転車業界を賑わせております。今回は、三重県のおすすめレースやツーリングに最適なコース、サイクリングコースを紹介していきます。

ロードバイクで楽しむコース!三重県のレース特集!①

三重県のロードバイクレースで使われるコースを紹介していきます。

伊勢志摩スカイライン

自動車専用なので、普段はロードバイクによる走行はできませんが、伊勢志摩スカイラインヒルクライム大会の際には、走行が可能になります。

伊勢湾に寄り添うように走ることができる、日本100名道にも挙げられている「伊勢志摩スカイライン」。

朝熊山の山頂にある展望台から、下界を見下ろし眺める伊勢湾の景色は、別格だとも言われています。

また、この展望台から鳥羽方面へと走る道路も素晴らしい景色を堪能できます。

道路沿いに何か所か駐車場もあり、休憩も可能です。

また、スカイラインから繋がって2006年より、無料になり利用しやすくなったパールロードがあるのも、伊勢志摩スカイラインの醍醐味のひとつです。

この機会にぜひとも参加して、ロードバイクで走ってみたいものですね。

注意したい点は、お伊勢参りの車で混雑しており、伊勢神宮サイドの手前駐車場が満杯になっていることがある点です。

ロードバイクだけでなく、自動車も美しい景色を楽しみながら走っているので、互いに安全に気をつけながら走りたいものです。

ロードバイクで楽しむコース!三重県のレース特集!②

ここでも三重県で行われるレースを紹介します。

R260ロードフェスタ

海にそって走る伊勢志摩国立公園などを満喫できる見晴らしのよいコースです。

季節によっては、桜のトンネルなども楽しむことができます。

多岐にわたり楽しめるロードバイクコースのため、サイクリスト達のハートをガッチリ捉えて離しません。

レースでは、160kmのコース、120kmのコース、80kmのコースなど色々なコースがあり、自分の健康状態などに応じて選択することができます

ここしばらく雨天が多かったです。前もってフェンダーとチェーンオイルを用意しておくと役に立ちます。

雨の日は濡れた道路を走ることになります。そんな日は、体が冷えないようについつい、ハイスピードになってしまいがちです。

R260は、桜が美しい事でも有名な道路です。雨の日でなければ、ゆっくり走り桜を満喫することができます。

雨の日ですと、せっかくの桜を楽しむことがしづらく残念です。

大会に出るときは、晴れになることを祈りましょう。

折り返し地点がありますので、スタート時の風の向きによっては、途中しんどいかもしれませんが、最後まで諦めすゴール地点を目指して頑張る達成感を感じるレースです。

ロードバイクで楽しむ!三重県のおすすめツーリングコース!①

お次は、三重県からロードバイクのツーリングを楽しめるコースを紹介していきます。

青山高原から青蓮寺湖(しょうれんじこ)経由で香落渓(かおちだに)のコースです。途中で通ると楽しめるおすすめの場所を紹介します。

 

青山高原
三重県伊賀市勝地にあり、風力発電のためにある風車が30基ほど立ち並んでおり、青い空と風車という組み合わせで、まるで絵画の中を走るかのような体験ができます。

夕映えが美しい黄昏時の景色も、また美しいものです。

 

青蓮寺湖
三重県名張市青蓮寺にあり、1970年に作られた青蓮寺ダムにより、作られたのが青蓮寺湖です。

ここに架かる弁天橋の赤い色により、水面の青と木々の緑がより一層映え、心が洗われます。

心地よい風の中、ダム沿いに走る道が最高です。四季により、春には桜を秋には紅葉を楽しむことができる場所です。

青蓮寺湖観光村の中には、季節により、いちごやぶどうといったフルーツ狩りを楽しむことができる観光スポットがあります。
料金は1,500円。事前の問い合せが必要です。

 

イングルサイドカフェ
三重県名張市青蓮寺にあり、テレビなどでも取り上げられ話題になったことがある、ログハウス風カフェです。

湖を眺めながら野鳥のBGMと共に紅茶をいただくのもよいものです。

 

香落渓(かおちだに)
青蓮寺湖より更に上流へと向かった先にあります。

切り立った崖があるなど道幅も狭い所があるため、すれ違いなどには充分な注意が必要です。

また、景色を楽しむ場合には、邪魔にならない安全な場所に止めましょう。奈良方面へ向かうと曽爾高原です。

このスポットを通ると、自然を満喫できるのでおすすめのコースです。

ロードバイクで楽しむ!三重県のおすすめツーリングコース!②

ここでも三重県からロードバイクのツーリングを楽しめるコースを紹介していきます。

パールロードです。

ツーリングでも有名な場所で鳥羽市から志摩市までのコースです。

絶景を楽しめるツーリングロードとして定番ともいわれている道です。

パールロードのコンセプトは「海沿いのワインディングロード」です。

開放的で爽快な気分になれる海を眺めながら、曲がりくねった道をどこまでも走る。他にはない爽快感を体感できます。

途中で通ると楽しめるおすすめの場所を紹介します。

 

パールロード店
山安水産は、牡蠣詰め放題があり、美味しい焼き牡蠣を堪能できます。

要事前予約です。黒潮ダイニングは、新鮮な海鮮丼や海鮮漁師汁が味わえます。

 

鳥羽展望台(とばてんぼうだい)
パールロードの丁度真ん中辺りに位置する展望台です。

見下ろすと太平洋が丸くみえ、地球が丸い物だと実感できます。晴れた日には富士山も見えると言われています。

 

大王崎灯台
灯台の上まで上がり景色を楽しむことができます。

360度に広がるパノラマ展望は格別です。

 

桐垣展望台
知名度は同じ公園内にある登茂山展望台が有名ですが、景色はこちらが上。

英虞湾の島々と海に浮かぶ真珠筏の風景が楽しめます。駐車場から近いのも利点です。

 

横山展望台
志摩に形成されているリアス式海岸を一望することができる展望台です。

絶景ポイントとして外すことができない場所とも言われています。

 

見江島展望台
展望台から見下ろす湾がハート型に見えることから恋人たちの聖地として人気の場所です。

アクセスがあまりよくないので、鵜方近辺でしっかり給油をして出かけましょう。

 

パールロードは、美味しいものが食べられるところや絶景もあり、ツーリングを楽しむのに持って来いですね。

ロードバイクで楽しむ!三重県のおすすめツーリングコース!③

まだ続きます。三重県からロードバイクのツーリングを楽しめるコースを紹介していきます。

◆先ほどもご紹介しましたが、伊勢志摩スカイラインです。

大会など特別の場合を除き、自転車の走行はできませんが、三重県でもベスト3に入るツーリングコースで絶景スポットも数多くあります。

途中で通ると楽しめるおすすめの場所を紹介します。

 

一宇田展望台(いちうだてんぼうだい)
伊勢サイドからすぐの場所にあります。伊勢平野と海を一緒に見下すことが可能です。

 

金剛證寺(こんごうしょうじ)
「お伊勢参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り」 厄除け地蔵があなたの願いを叶えてくれるかもしれません。

 

朝熊山(あさまやま)山頂展望台
360度のパノラマ展望は、三重県に訪れたらぜひ訪れたい場所のひとつです。

また、こちらの展望台には足湯があり、絶景を眺めながら、足の疲れを癒やすことができます。

足湯の場所から更に散歩道を歩んでいくと、勘吉台へとでます。ここからの眺めも、なかなかステキですよ。

足の疲れがとれたら、訪れてみたいですね。

特に展望台などはありませんが、スカイラインを鳥羽側へと下る途中には、海へダイビングでもするかのような景色が広がります。

 

こちらの伊勢志摩スカイラインは、レースのときに通れるコースになりますが、ヒルクライムで大変な思いをしても周りの景色が気持ちを少し軽くしてくれるはずです。

機会があればレースに出たり、又は、自動車でドライブするにもおすすめです。

ロードバイクで楽しむ!三重県のおすすめサイクリングコース!

ここでは、三重県にあるロードバイクで楽しめるおすすめサイクリングコースを紹介していきます。

磯部大王自転車道線(県道)

志摩市磯部町より、大王町までの18.49kmに渡る伊勢志摩国立公園の景色を楽しめる風光明媚なサイクリングロードです。

県道514号を経て県道61号から、甲賀地域の松原海水浴場の南端に出て、県道728号を進み、甲賀口交差点より国道260号を経て大王崎まで通じている道です。

日々参拝客や観光客が増えていて、なにかと混雑が見られる伊勢神宮ですが、参拝客が少ないといわれる午前中に、天照大御神が奉られている伊勢神宮へと訪れ、帰り道はサイクリングロードの、のどかな山林や海岸線が続く田園風景をゆっくりと眺めながら楽しむことができます。

日本の神話などでも知られる「天照大御神」がその身を隠したことで、有名な伝説の発祥の地「天岩戸(あまのいわと)」も、伊勢神宮のそばに寄り添うように位置しています。

天岩戸は、日本の名水100選にもあげられている岩清水が、湧き出でていることでも有名です。

三重県にはロードバイクで楽しめるコースが沢山あります

今回紹介したところの他にも自分で見つければ無数にツーリングコースは作れます。

隣の県に行ってみるのも良いですし、三重県を一周してみるのも楽しいかもしれません。

但し、その際は、道が舗装されていないところを通るかもしれませんので、お気をつけて走行をして下さいね。

もし機会があれば、今回紹介したコースを参考にしてもらえると幸いです。