自転車タイヤの寿命

自転車タイヤの寿命ってどのくらいなのでしょうか。パンクしてしまったりダメになる前にきちんと交換できていますか。大変消耗する部分でもあり、乗り手への安全面を考えても、日々点検しておかなければいけないパーツです。今回はそんな自転車のタイヤについてのお話です。

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自転車タイヤの寿命はいつ?

ロードバイクのタイヤの形は、正面から見た時に山なりになるように作られています。

これはカーブの際にグリップ力を維持したり、抵抗力を少しでも減らすための形なのですが、長距離を走り続けているとだんだん削られていき、平らになっていきます。

これを放置すると表面が薄くなっていき、パンクになりやすくなるだけではなく、角を曲がる時にグリップを失う可能性があります。
最終的には中央のゴムが破け、繊維が出てきます。

摩耗は、体重の7~8割を負担しており、さらに路面との摩擦を生みやすい後輪の方が発生しやすいようです。

このような自転車タイヤの寿命は、どう見極めれば良いのでしょうか?

タイヤの種類にもよりますが、普通に乗っていれば大体3,000~5,000kmほど走った時が目安です。その前から異常が見られるのなら早く取り換えましょう。

注意しておきたいのは、タイヤに傷が付いていないかどうかです。

もし深い傷があれば、使うのをやめて交換しましょう。もったいなくても、事故が起きるよりはずっとマシです。

タイヤまでしっかり洗い、ゴミなどが付着していたらこまめに取り除くことを怠らなければ長持ちします。

面倒なら耐久性の高いものを使いましょう。

自転車タイヤの寿命を長持ちさせるコツはある?①

自転車タイヤの寿命を少しでも長く延ばすにはコツがあります。今回はそれをお伝えします。

 

こまめに空気を入れる
1~2週間に1回は空気を入れて下さい。空気入れを所持していなくても、駐輪場などで借りられます。
自転車屋さんに行けばメンテナンスもしてもらえますよ。

 

後輪に注意する
後輪には乗り手の体重が掛かるため、前輪より劣化しやすいのです。

 

掃除をこまめに
掃除をすればゴミなどを取り除けますし、破損などを発見しやすくなります。

 

保管は屋根や壁のある場所を選ぶ
野晒しにすると汚れる上に、雨風であちこち錆びます。
他に置き場所がないので仕方なくそうしている場合も多いのですが、せめて雨が直に当たらないところを探して下さい。
濡れたら拭きましょう。理想は室内保管です。

 

転びそうな場所は避ける
倒れると傷が付いたり、がたつきが起きます。
それに帰ってきた時、自分の自転車が倒れているのを目撃するのは悲しいですよね。
そうならないように、他の自転車に引っ掛からない位置や、地面が平らなところを選びましょう。

自転車タイヤの寿命を長持ちさせるコツはある?②

自転車タイヤの寿命を長持ちさせるには、まずスピードの緩急をゆっくりと行うことです。

無理に速度を上げると、チェーンや変速装置などに大きな負荷が掛かるため、故障する可能性が高まります。快走するには適度なスピードを保つことが大事です。

走り出す時は、その辺を通過する女子高生よりも遅かったりしますが、次第に25~30km/hほど加速するので、先を行く人達をあっさり追い抜いてしまいます。

スピードを落とす時も、基本は自然に任せ、少しずつブレーキを掛けていきます。

力みすぎるとブレーキパッドやワイヤーが壊れやすくなります。

長い距離をなるべく疲れずに走り続けるポイントは、速度を出す時も落とす時もゆっくり行い、一定の速度を維持することです。

また、段差に差し掛かったら極力減速するように心掛けて下さい。

歩道と車道を繋ぐ段差は意外と越えにくく、予想以上の衝撃が来ることもあります。それを何度も受けると、がたつきや劣化が早まります。

停止ぎりぎりまで遅くするのは面倒かもしれませんが、これも事故や破損を防ぐためなので、仕方ないことだと割り切りましょう。

ロードバイクタイヤ保管方法の注意

ロードバイクを保管する際、自転車タイヤの空気はどうするべきなのでしょうか。

はっきり言ってしまうと「入れたままで良い」です。
特にクリンチャータイプと呼ばれる、中のチューブに空気を入れるタイプはどんな自転車であろうと絶対に空気を抜いてはいけません。

これには2つの理由があります。

 

1つは空気を抜いてしぼんだままにしておくと、ゴムの繊維が縮んでしまいます。
この状態で空気を入れると、膨らんだ勢いでヒビや亀裂が生じやすくなるのです。少し痛い例えですが、治りかけの傷口に力を込めると割れてしまうようなものですね。

 

もう1つは、つぶれたタイヤとリムの間にチューブが挟まってしまい、上手く固定出来なくなります。
要するにリム打ちパンクが起こる確率が高まるのですが、本来これは空気の少ないタイヤで走り、段差などに引っ掛かることで発生するものです。
保管している時にパンクさせては本末転倒なので気を付けましょう。

 

以上の理由から、保管するなら適量の空気を詰め込んでからにしましょう。

しまい込む期間が長そうなら、少し多めでも構いません。それなら自転車タイヤの寿命も延びます。
再び乗る日を迎えたら、走る前に空気圧を確かめて、もう一度入れ直すことを忘れないようにして下さいね。

ロードバイクのタイヤチェックとトラブル対応①

ロードバイクに使われている自転車タイヤの寿命や、取り替えるタイミングの見極めはどうすればいいのでしょうか?

まず走る前と走った後に必ずタイヤを見て、摩耗していないか、何かの破片などが刺さっていないかを確認します。

種類によって一目で分かるものもあれば、途中に異物が引っ掛かっているけれど、異常は起きていないから気が付かない場合もあります。

そのまま走り続けるといずれパンクなどを起こすので、チェックは念入りに行いましょう。

タイヤの側面に当たり、ショルダーが裂けていたら、どれくらいの深さなのかを確かめます。裂け目が表面程度にしかなかったり、中まで達していなければ一応走れます。

チューブまで傷が付いているようなら、内側から修理用のパッチを当てましょう。

タイヤショルダーが完全に切れていたら、丸ごと取り替えるかタイヤブートで専用の処理をしなければいずれ破裂します。

もし修理出来そうな道具もタイヤブートもなかった場合、紙幣が代わりになります。いざという時のために覚えておくといいですよ。

ロードバイクのタイヤチェックとトラブル対応②

自転車タイヤは、新品のものでも油断してはいけません。

すでに初期不良を起こしている場合だってあるのです。

今回は一例を挙げ、そのタイヤについて詳しく説明しましょう。

そのタイヤは作られた時に何らかの不具合が生じたせいで、ビードワイヤーがむき出しになっていたのです。

どうやら雨が降っている中を大体3,000kmほど走ったせいでトレッド部が傷み、浮いてきたことが原因のようでした。

種類は「ミシュランPRO3」。
トレッドの減り具合は普通のタイヤと変わらないものだったため、本来ならあと500kmは余裕がありました。

ですが水に弱いゴムが素材に使われているタイヤで、雨の中を走ったことで必要以上の負荷が掛かってしまったのでしょう。

天候にかかわらず、ロードバイクに乗った場合、後で必ずタイヤに異物が刺さっていないか、傷んでいるところがないかのチェックを行いましょう。

ウエスで拭き掃除をするとなお良いです。そうすると自転車タイヤの寿命も延びます。

自転車タイヤの寿命もメンテナンス次第

どこのパーツでも日頃のメンテナンスが必要ですが、常にチェックしておきたいのはタイヤの状態です。

自分の力で動かすイメージが強いことから、車体自体の日々のチェックを怠りがちですが、タイヤに関しては乗る人の安全がかかっている比重が大変大きいわけです。

状態は天候によっても左右されます。走行前後のチェックなど、忘れずに行いましょう。