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ロードバイクのタイヤで20cはどうなの?実用性はあるの?

      2016/11/25

ロードバイクのタイヤで20cはどうなの?実用性はあるの?

ロードバイクのタイヤには、太さや種類など様々あり、選ぶのもひと苦労といった感じの方も多いのではないでしょうか。
タイヤの太さの選び方は、用途によって異なってきます。荷物を積んで長距離移動を考えている場合は、太いほうが積載量が増えてもパンクしくくなっています。
普段の使用ですと、人によりますが25c、28cあたりでしょうか。細くなるほうが軽くなり漕ぎやすくなると言われていますが、では、タイヤの中でも細い20cの特性や実用性はどうなのでしょうか?
気になる方は、続きを読んでみてください。

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タイヤを20cにする必要のあるロードバイクは?

ロードバイクでヒルクライムするときにオススメしたいタイヤサイズは、20cから23cまでの細いタイヤです。
25cであれば安定性が増しますが、スピードを活かすためにも細身のタイヤを装着することをオススメします。

そしてなにより軽量であることをオススメします。坂道を登るのにも軽いほうが有利になります。軽量にするためにはタイヤから軽量化することを考えていきましょう。

ロードバイクには通常のタイヤの他にヒルクライム用のタイヤがあり、やはりヒルクライムに特化したタイヤのほうが良い成績を残せます。そのためのスピードと軽さと耐久力を兼ね備えているのです。

他のタイヤも決戦用のタイヤがあります。決戦用のタイヤはスピードや軽さに特化はしているのですが、耐久力が普通のものと比べて低下しており、それをヒルクライムに使うと場合によってなのですが、2回から3回の交換が必要になることがあります。
ただし、決戦用のタイヤはスピードに特化している分その効果は絶大といえます。そのため交換は割り切ってしまって使用するのもアリです。

20cのタイヤを活かせるかはライダーの体重次第

ロードバイクだけでなく自動車でも同様なのですが、細いタイヤは変形を起こしやすいです。
タイヤの耐荷重はタイヤが細くなるほど低くなるためです。

少しでもタイヤの強度を高めるためにも、空気圧を高くして乗ることもできますが、それでも細いタイヤの耐荷重が低いことは変わりません。
いろいろと調べてみると、ロードバイクで20cのタイヤを常用できる人の体重は50kg前後でした。

体重が重すぎたりしてタイヤの耐荷重を超えて使用していると、タイヤの空気圧が不足して走行中の段差で路面とリムがぶつかるようになり、リム打ちパンク(リムの形に沿ってパンクするので二つ穴が空くこと)が起こりやすくなります。

タイヤの耐荷重を上昇させたものにチューブラーというものがあります。
構造はママチャリと異なったもので、リムとチューブが一体化したものでチューブの断面が円形で空気圧が高圧でも耐えやすく、リムもしっかりとチューブを支えこんでいるため強度を確保しやすく、そのような構造から耐荷重を高くすることができます。

それでも高圧にするほど空気は抜けやすく、リム打ちパンクを起しやすくなってしまうので小まめに空気を入れることが必要になります。

20cのタイヤに換えたロードバイクの印象は?

ロードタイヤ「Vittoria UltraSpeed 20c(145g)」は、20cの中でも軽量志向なものでヒルクライムに強い製品となっています。
接地面積が小さく、ホイール回転部分の重さも23c(約200g)と比べて、50gも軽いため前輪後輪で100gも軽量化することができます。

強度は、重いものを支えるほどタイヤがパンクしやすいのですが、体重が54kgの人であれば23cと遜色ないものとなります。
走行中の段差の気遣いも23cと変わることはありません。パンクも半年で1回と23cと変わりませんでした。

デメリットとしては、空気圧が高くなることが挙げられると思います。空気圧130psiから160psiなので乗り心地は硬くなります。
地面からはじかれるような感覚があるかもしれません。また、タイヤが硬くなることで、地面の凹凸が直接ロードバイク全体に伝わってきます。

それでも、軽量化と接地面積の減少により、タイヤという低予算のパーツでありながらペダル漕ぎが軽くなる効果はあります。
特にヒルクライムで活躍するタイヤですが、初心者にもオススメできる20cです。

20cのタイヤでオススメなもの

ロードタイヤ「グランプリスーバーソニック」は、コンチネンタルの決戦タイヤの定番と言えます。重量は150g。サイズは23c。TPIは330。

ブラックチリコンパウンドを採用したので、他の軽量タイヤと比べてもグリップ力が保たれているという特徴があります。
入手も容易で、店頭やネットショップで購入することもできるので入門向けのヒルクライム用タイヤといえます。

自分のロードバイクに、このタイヤを装着しておけば、最初のヒルクライムは間違いないでしょう。

ロードタイヤ「パナレーサーRACE L Evo2」は、パナレーサーの最軽量タイヤ「RACE L」シリーズのタイヤです。

ヒルクライムやタイムトライアルなどのレース向けに作られた軽さ重視のタイヤとなっています。
重量は175g(20c)と185g(23c)。適正空気圧は9.0barから10.0bar。

他のパナレーサーの「RACE A」「RACE D」シリーズと比べると、軽量であり、比較的耐久性では劣りますが、このタイヤでも対貫通パンク用のベルトがトレッドの中心部分に装備されているので安心できる耐久性となっています。

ロードバイクに良いタイヤの太さは?

ロードバイクのタイヤの性能をサイズと合わせてみていきましょう。

転がり抵抗は、25c、23c、20cとタイヤが細くなれば細くなるほど地面との接地面積が減りますので、細いほど転がり抵抗か少なくなります。
つまり20cが一番転がり抵抗か少なくなります。

グリップは、接地面積が多いほうが強いので25cが一番強くなります。

振動吸収性は、エアボリュームがあるほうが吸収してくれるので太い25cが一番良くなります。

重量に関しては細いほうが軽く、つまり20cが一番軽くなります。

そのような特徴からメーカー担当者は23Cが、転がり抵抗・グリップ・乗りやすさ・重量の面から一番バランスが取れていると言っています。

ある雑誌では、23cと20cでは走ったときの軽さはあまり違いを感じなかったものの、25cのタイヤでは重さを感じてしまうが、エアボリュームがあるぶん石畳レースで乗りやすさや安定性を発揮するだろうと書いてありました。

その他に関しては、リム幅が広がっている傾向があるため25cのタイヤが選択されているようです。

タイヤの種類も覚えておこう

クリンチャータイヤは、WOと呼ばれるタイヤと同じものです。ケーシング(コード)、トレッド、側壁、ビードの四つから構成されています。

チューブラータイヤは、主に競技用の丸タイヤのことで「チーブラー」は「チューブ状」という意味であり、タイヤの骨組みであるケーシング(コード)にチューブを包み、チューブ状に縫い合わせたものになります。
また耐パンクベルトの付いたものもあります。

ロードバイクなどに使用されてツール・ド・フランスに出場するプロ選手にも採用されているタイヤとなります。

チューブラータイヤのメリットは、タイヤやリムが軽量であること、リムテープがいらないこと、具体的には前輪後輪でクリンチャータイヤとは500g軽くなることが挙げられます。

また、回転部が軽量であることから加速性が良く、空気圧を高圧(1000kPaから1400kPa)にできることから転がり抵抗を少なくできます。
断面形状が円形であるため同じ20cでもクリンチャータイヤより振動吸収性が良くなっています。

チューブラータイヤのデメリットは、取り付けに接着が必要であることです。
そのため交換した直後では走ることができません。

またパンク修理もチューブを出してから縫い目を元に戻すことをしなければなりませんし、新品のタイヤに交換するとなると高価になります。

まとめ 体重が軽い人には20cのタイヤもおすすめ

一般成人男性の体重では、20cのタイヤはあまりおすすめできませんが、体重の軽い方にはおすすめできるものだと思います。

タイヤが細いために乗っているときに、パンクに対する不安が他のタイヤより強いものなるかもしれません。
その緊張感を良しとするかどうかは個人によって変わりますが、嫌なものになってしまうのでしたら、安心感のあるものに換えたほうがよさそうです。

趣味は楽しむものですからね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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