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自転車タイヤ規格はインチ以外にもある!表記の調べ方を解説

2016.9.14

タイヤの表記は、車やバイクでしたら規格が統一しているので、分かりやすいです。
しかし自転車は、インチという表記は耳にしたことがあるかもしれませんが、実は他にも規格があるのです。
今回は、自転車のタイヤのサイズの表記と調べ方について解説していきます。

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自転車のタイヤの規格

自転車のタイヤのサイズ規格は4種類もあること、ご存知ですか?

この4つの規格は、今までの自転車タイヤが開発されてきた歴史の中で、必然的に生まれてきたものです。しかし、現在でもそのすべてが使われています。

サイズ規格について知れば、サイズの調べ方が解ります。
今回は4つのうち、みなさんに身近な「WOタイヤ規格」と「HEタイヤ規格」の2つの規格についてまとめました。

まずWO規格です。こちらはイギリスで生まれた規格で、サイズ表記に用いる単位はインチ(分数)、ミリメートルです。
自転車全体の80%を占めていて、ロードバイク、大人用のママチャリなどに主に使われています。最も目にする機会が多いかもしれません。

次にHE規格です。生まれたのはアメリカ、用いられる単位はインチ(小数点)のみとなります。
こちらは自転車全体の20%を占めており、マウンテンバイク、子供用自転車などに主に使われています。

どちらの規格も、サイズ表記にインチが使われていますが、WO規格の26インチとHE規格の26インチは全く違う大きさになるので注意が必要です。

ではこの2つ、実際にどのような形でサイズ表記されているのでしょうか。次の章で説明します。

自転車のタイヤサイズ表記の調べ方

タイヤサイズには、さらに分けて4種類の表記法があります。これらそれぞれの代表的なサイズを挙げて、詳しく説明していきます。

形式a. 27×1 3/8(いちとはちぶんのさん)
こちらは、外径が27インチ、幅が1と3/8インチのタイヤ、ということになります。
この表記形式は、WO規格タイヤにのみ用いられます。

形式b. 700×25C
こちらは、外径が700ミリメートル、幅が25ミリメートル、リムがC形式表記のタイヤという意味です。
こちらもWO規格のタイヤに用いられ、主にロードタイヤに使われています。
よく、700Cとか650Cという呼ばれ方をします。

形式c. 26×1.50
こちらは、外径が26インチ、幅が1.5インチのタイヤ。HE規格タイヤにのみ用いられます。HE規格の場合、タイヤの幅は小数点で表記するというルールがあります。

形式d. 28 – 622
こちらは、幅が28ミリメートル、ビード径(ビードワイヤーの直径)が622ミリメートルのタイヤということです。
WO・HE規格の両方に用いられます。この形式は、規格の違いによるややこしさを解消するために作られた新しいものですので、こちらは見れば間違えることはありません。

それではここから、自転車のカテゴリ別に、タイヤ交換時のサイズの調べ方やサイズ互換、その他注意点を説明していきます。

ロードバイクのインチ等のタイヤサイズ表記の調べ方

ロードバイクは、先述の通りWO規格なので、形式a、b、dで比べていきたいと思います。

形式a(使用されない)形式b 700×25C 形式d 25-622

形式a(使用されない)形式b 700×23C 形式d 23-622

形式a 26×7/8   形式b 650×23C 形式d 23-571

ロードバイクは、700Cサイズが大半ですので、後はタイヤの幅を確認するという調べ方でOKです。

ただ、女性用のロードバイクなどのフレームサイズが小さいものは、650Cが採用されることが増えていますので、小さいロードバイクにお乗りの場合、まずビード径が700Cなのか、650Cなのかを確認しましょう。

ちなみに、ロードバイクのフレームは、700×20C~25Cのタイヤがちょうどよくフィットするように設計されています。
ですので、タイヤサイズが28C以上の自転車を選ぶ場合には、フレームとのクリアランスの確認をするのを忘れないようにしてください。

クロスバイク・マウンテンバイクのインチ等のタイヤサイズ表記の調べ方

次にマウンテンバイクですが、こちらはWO規格とHE規格が混在しています。
順に説明します。

まずWO規格ですが、小数点を用いたタイヤ幅表記がされているものがあるので、形式b、c、dで比べます。

形式b 700×57C 形式c 29×2.25 形式d 57-622

形式b 650×50B 形式c 27.5×2.0 形式d 50-584

次に、HE規格です。形式c、dで比べていきます。

形式c 26×2.10 形式d 53-559

形式c 26×1.90 形式d 48-559

29インチのマウンテンバイクをお持ちの方は、タイヤの変更にかなりの幅ができて楽しめると思います。

サイズが700Cと同じになりますので、クロスバイク用のタイヤも選択肢に入ってくるからです!2サイズ以上のサイズ変更をする場合は、リムの内幅サイズを重点的に、確認してくださいね。

マウンテンバイクは、例外的なサイズ表記もあるので、サイズの調べ方に注意が必要ですが、
ビード径559ミリの普通のサイズなら、WO規格の26インチとだけ間違わないようにすればOKです。

ミニベロのインチ等のタイヤサイズ表記の調べ方

次はミニベロです。こちらも WOとHE規格どちらも混在しており非常にややこしくなっています。

まずWO規格です。(形式a、d)

形式a 24×1 1/8 形式d 28-520

形式a 20×1 1/8 形式d 28-451

形式a 16×1 3/8 形式d 37-349

次にHE規格です。(形式c、d)

形式c 20×1.75 形式d 47-406

形式c 20×1.25 形式d 32-406

形式c 18×1.25 形式d 32-355

ミニベロはもともとHE規格が殆どでしたが、ある時からWO規格が急激に増えてきたので、ごちゃまぜになってしまっています。

16インチだからと安易にタイヤを買ってしまうと、規格の違いで失敗することが起こるのがこのカテゴリです。

またフレームのクリアランスや、使用できるチューブに制約が多いというところも、正確なサイズ選びをする上での難点。

ですので、やはり一番確実な調べ方は、形式dのサイズ表記を確認すること!これが大切です。

ランドナー・電動アシスト自転車のインチ等のタイヤサイズ表記の調べ方

まずランドナーです。WO規格(形式a、b、d)から比べます。

形式a 27×1 1/4     形式b(使用されない)形式d 28-630

形式a 26×1 1/2×1 1/2  形式b 650×38B  形式d 38-584

形式a 26×1 3/8×1 1/2  形式b 650×38A  形式d 28-590

ここでよく、650Aと650Bが混同されてしまうことがあります。中でも650Bは特殊なサイズなので注意しましょう。

次にHE規格(形式c、d)

形式c 26×1.50 形式d 38-559

ランドナーは歴史と伝統のあるカテゴリです。マニアックな世界ですので、初心者の方は専門店に相談すると良いでしょう…。

電動アシスト・ママチャリは基本的にWO規格の26インチと27インチとなっていますが、例外としてHEのものもあります。
まずWO規格です。(形式a、d)

形式a 27×1 3/8 形式d 37-630

形式a 26×1 3/8 形式d 37-590

形式a 24×1 3/8 形式d 37-504

形式a 22×1 1/2 形式d 38-501

次にHE規格です。(形式c、d)

形式c 26×1.50 形式d  38-559

このカテゴリの自転車はタイヤ径が小さかったり、幅が太かったりしたら特殊なケースに含まれる可能性がありますので、サイズの調べ方には要注意してください。

自転車のタイヤサイズの規格によって表記が異なる

自転車のタイヤの規格は複雑ですね。更にインチの表記でもイギリスとアメリカので異なるため互換性がないとのことです。
タイヤの交換時にサイズがどうしても分からないようでしたら専門店に自転車を持って行き、確認して間違いのないタイヤを購入するほうが良いです。
買った後に使えないとなると悲しいですから。

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