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自転車のフレーム、クロモリやカーボンの特徴とは

2016.12.6

自転車の中でも、特にロードバイクを購入する際は、フレームの素材選びに悩みますよね。

自転車のフレームには、クロモリやカーボン、アルミなど、様々な素材が使われています。
そして素材によって特徴が大きく変わります。

フレーム選びに悩む方のために、ここでは自転車のフレームの素材とその特徴についてご紹介します。

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クロモリフレームの特徴

クロモリとは、主に自転車のフレーム製作に使用されている鉄のことを指しています。

この鉄の中には、クロムとモリブデンが混ざっているため、純粋な鉄ではありません。

鉄と言えば安価なイメージがありますが、これは非常に高価な素材とされています。

クロモリは、アルミやカーボンよりも重いので、必然的に車体の重量は増してしまいます。

特にカーボンと比較した時の差は歴然です。

平地はともかく、軽いほど上りやすい坂道では、クロモリは使いにくいかもしれません。

そのためレースに使われる自転車は、クロモリで作られているものは、ほとんどないようです。

また合金ではあるものの、鉄が含まれているので、錆び付きやすいという性質があります。

カーボンは金属ではないので、錆の影響はまずありません(それでもメンテナンスを怠れば話は別ですが)。

これだけ見ていると、重くて錆びやすく、しかも高いというデメリットだらけの素材という印象ですが、もちろん良い部分も持ち合わせています。

敬遠せず、一度使ってみて下さい。

自転車のクロモリフレームの良いところPart1

自転車の素材のひとつであるクロモリは、アルミやカーボンと比べると、デメリットが目立ちます。

しかし、それを打ち消すメリットも持っているのです。

クロモリのフレームは、パイプの断面が円く細いため、すっきりと引き締まった仕上がりになります。

乗ればきっと快適に走れるだろうということが、その見た目から伝わってくるでしょう。

デザインの自由度で言えば、アルミやカーボンに軍配が上がりますが、自転車らしさを追求するならクロモリが最適かと思われます。

その理由はフレームの形です。

トップチューブが水平になっている『ホリゾンタルフレーム』と呼ばれるタイプを用いているので、伝統的な雰囲気を生み出すことが出来るのです。

そんなフレームを使った自転車の乗り心地は「抜群」の一言です。

アルミは、強度を得るために厚さと太さを増やしているため、やや重く感じます。

カーボンは、弾性が高いので、短距離は楽々走れるものの、長距離になると疲れやすくなります。

ですがクロモリは、しなやかさと剛性のバランスを上手く釣り合わせているので、違和感のない走りが期待出来ます。

使うパイプによってバランスは変わりますが、崩れることはありません。

レースやサイクリングなど、何に使っても大丈夫ですよ。

自転車のクロモリフレームの良いところPart2

クロモリで自転車のフレームを作ると、走行中の揺れを極力抑えることが出来ます。

クロモリは、パイプで囲まれた三角形のスペースが広く作られているため、剛性こそ落ちてしまいますが、フレームそのものが自転車を支え、衝撃を緩和する役割を果たしてくれます。

パイプの断面が綺麗な円を描いているので、このおかげでどの方向から衝撃を受けても、吸収することが可能となっているのです。

クロモリの寿命はとても長く、普通に使っている限りでは、数十年は乗り続けることが出来るでしょう。

アルミの場合は負荷が掛かると、パイプとパイプを繋いでいる部分にひび割れが起こることがあります。

カーボンは、縦からの衝撃には非常に強いものの、横から来る衝撃に対しては脆く、レース中でもフレームが破損する事故は珍しくありません。

割れたフレームの破片は刃物と変わらないため、油断すると大怪我を負ってしまうでしょう。

クロモリで気を付けなければならないことは「錆」です。

濡れたら水気を拭き取るなど、こまめに手入れをしてやれば済むことなので、一度購入したら、ずっと使っていくことが出来るものと思って良いでしょう。

カーボンフレームの特徴

自転車の素材と言えば、アルミやカーボン、クロモリなどですが、今回はカーボンについてお伝えしたいと思います。

カーボンは、炭素から作られた繊維と強化プラスチックに熱を加え、混ぜ合わせることで、炭やガラスのような性質に変化させたもののことを指しています。

軽くて強度も十分あり、それでいて金属ではないため、完成した車体は、非常に軽いものが出来上がります。

しかし、それゆえに製作費用は、他の素材よりも多く掛かります。

そのため、下位グレードの自転車は、フロントフォークのみにカーボンを使用するなど、少しでも値段を安くするように工夫を凝らしています。

フレーム全てをカーボンで作った場合、20~30万円という値段が付けられることも珍しくありません。

前輪だけではなく、後輪の方にもカーボンを使った「カーボンバック」というタイプも存在します。

一見するとデメリットは見当たらなさそうですが、実は特定の方向から来る衝撃にはとても弱く、ほんのわずかな傷から、あっけなく壊れてしまうことも稀にあります。

また、破損したカーボンフレームは鋭い刃物のようなものなので、怪我を負う危険性もあります。

これらに気を付ければ、カーボンは非常に優秀な素材と言えるでしょう。

クロモリとカーボン以外の自転車のフレーム素材の特徴

自転車の素材で人気なものと言えば、カーボンやクロモリですが、定番と言うとアルミかと思われます。

アルミ合金からジュラルミンまで、幅広い種類を持つアルミ素材は、自転車だけではなく一円玉や航空機などにも使われています。

鉄よりも軽くて耐久性に優れているので、スポーツタイプのバイクにも用いられることが多いようです。

コストパフォーマンスも悪くないため、初心者はもちろんプロにも愛用者は多く、最もポピュラーな素材と言っても過言ではありません。

しかし強度があるということは、地面からの衝撃がそのまま伝わるということでもあるので、乗り心地はやや硬いと感じるでしょう。

この他にハイテンシル鋼という素材も存在します。

これは鋼にマンガンやシリコン、ニッケル、モリブデンなどの元素を混ぜ込んだスチールの一種です。

特性としてはクロモリに似ており、大抵は「ハイテン」と略して呼ばれています。

全てをこれで作るわけではなく、フロントフォークなど一部分にだけ使うことが多いようです。

クロモリ、カーボン、アルミを比較

自転車の素材として使われることが多い「アルミ」「カーボン」「クロモリ」ですが、それぞれの性能は、どう違うのでしょうか。

自転車のランクや開発コンセプトにもよりますが、素材だけを比較した場合、次のようになるようです。

まず、衝撃を最も緩和出来るものは「アルミ」と、車体を全てカーボンで作った「フルカーボン」が同列に並びます。

軽さは「フルカーボン」がトップを飾り、値段の安さでは「アルミ」が断トツです。

耐久性は「クロモリ」が飛び抜けています。

乗り手の好みなどもありますが、予算が見合うならフルカーボンが良いでしょう。

ただし、そんなに頑丈ではないので、普段の手入れはこまめに行って下さい。

クロモリは、乗り心地が快適ではあるものの、重いので坂道を上ると疲れやすいのがデメリットと言えるでしょう。

消費する体力の効率なら、フルカーボンの方が安定しています。

値段を重視するならアルミが適しています。

しかし乗り心地は微妙なので、長距離を走った場合は体力を必要以上に消耗します。

アルミとカーボンを合わせれば多少はマシになりますが、やはりクロモリやフルカーボンには勝てません。

いつ、どのように使用することが多いのかを考えて、それから手持ちの予算と相談した上で、自分に合うものを見極めて下さい。

自転車のフレーム

クロモリとカーボンの素材の特徴を、主にご紹介させていただきましたが、コストや強度を考えると、初心者にオススメとされているフレームはアルミです。

もちろん、初心者のフレームにクロモリやカーボンがダメというわけではありません。

それぞれの素材の特徴から、自分に合ったフレームを見つけることが出来ると良いですね。

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