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マウンテンバイクでウイリーしたい!練習すれば誰でもできる

2017.4.4

ウイリーとは、フロントタイヤを浮かせて走るテクニックのことです。

マウンテンバイクに乗り始めて、初めてチャレンジした「技」はウイリーという人も多いと思います。

そして、もちろんそのまま後ろにひっくり返ってしまった、という人も多いでしょう。

いきなりできる人はいません。
ひとつひとつ簡単な練習から始めてみませんか。

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ウイリーの練習はマウンテンバイクが最適

ウイリーというのは、練習次第ではどんな自転車でもできるものですが、早く上達するためには、やはりいい機材を使うのがよいでしょう。

本来の走行とは異なる、それなりの使い方をすることになるので、頑丈な自転車でなければ危険が伴います。

そのような観点から、マウンテンバイクが一番適していると言えます。

フレームは、コンパクトなものが適しています。

ハンドルバーは長すぎると、効率良くハンドルを引きにくくなったりするので、短い方がやりやすいです。

ブレーキは安全に直結するため、しっかりと効くようにセッティングされた、信頼できるブレーキを着けましょう。

タイヤには、ブロックタイヤとスリックタイヤがありますが、どちらもそれぞれ長所と短所があります。

初めてウイリーの練習をするという場合で、まだ左右のバランスが不安定な状態ならブロックタイヤがいいでしょう。
そこそこウイリーに慣れて、安定してきている状態なら、スリックタイヤを選ぶというようにできます。

自転車を持っていて、ウイリーの練習以外で乗らないということはないと思うので、日常での使い勝手に合わせてタイヤを選ぶのが一番です。

まずはマウンテンバイクを調整しよう

安全にウイリーの練習をするために、マウンテンバイクの調整をしましょう。

サドルが高いと、重心も高くなります。

簡単に前輪が持ち上がるようになりますが、繊細な力加減が必要で、コントロールしづらくなります。

練習の日が浅く慣れていないという場合には、前輪が上がった途端に車体まで垂直に持ち上がって、ひっくり返ってしまったり、ウイリーの直後に左右に傾くなどして危険です。

身の安全とバイクを破損から守るためには、やはりサドル調整が重要です。

初めのうちは重心を安定させるために、サドルの高さは、両足のかかとが地面に着くくらいにしましょう。

どのくらいの傾きで、ひっくり返りやすくなるのか体で覚えてから、サドルを高くするのがよいと思います。

ギアは、前輪の上がりやすくなる軽いものを選びましょう。
長く走れるようになってきたら、重いものにしても大丈夫です。

人によって、力加減や助走の速さなどに差がありますので、自分に合ったギアを探すために、色々なものを試してみるのもいいでしょう。

ウイリー習得のコツは利き足と体重移動

ウイリーを習得するためには、体重移動の仕方と正しい姿勢が重要になります。

ウイリーをする際には、力でハンドルを引き上げる必要はありません。
体重移動と踏み込みだけで、ふわりと前輪を持ち上げます。

上体を深くハンドルに被せるようにして、腕を伸ばして肩で引くように意識し、のけ反るように上体を後ろへ倒します。

あまり長く上体をハンドルに被せていると、マウンテンバイクが不安定になるので、この動作は一瞬で終わらせるようにしましょう。

姿勢については、多少の個人差が見られるものですが、それらの中には、いくつかの共通点があります。

【猫背にならないこと】

練習の初めのうちは、ハンドルを引き上げようと猫背になりがちですが、そうしないとフロントが上がってこないのは正しい方法ではありません。

背すじを無理やりピンと伸ばす必要はありませんが、体重移動で前輪を上げるためには、背筋が伸びている方がよいでしょう。

【なるべく腕を伸ばす】

上記のように、ハンドルを引き上げようとしていると、肘も曲がりがちになります。
肘は軽く曲がる程度で、維持するようにしましょう。

【骨盤を起こす】

おへそを斜め下に、突き出すようにします。
力を入れやすいよう、ほどほどに落とすのがいいです。

【目線を前タイヤの方に】

目線で頭の位置が変わると、その重さで前後のバランスがわずかに変わってしまいます。
いつも、同じところを見るようにしましょう。

ウイリーの練習はゆっくりから始める

ウイリーの練習を初めて間もないときは、バランスを崩してもすぐに足を着けるように、助走のスピード速度を落として、スタートするのもいいです。

ただし、スピードが遅いとマウンテンバイクも不安定になり、そのぶん、前輪が持ち上がった途端に傾きやすくなります。

重心が後ろにいき過ぎて、ひっくり返ることを、「まくれ」と言います。

スロースタートで前輪を上げて、まくれてから後ろに下りるという練習を繰り返すことで、どのあたりでまくれるのか体で覚えることができます。

まくれたときの対処がわかってくることで、不安も薄れていくと思います。
慣れてきたら、助走のスピードを上げてみましょう。

ウイリー走行はゆっくりと走るほうが難しいので、スピードがある状態で前輪が上がったときには、安定感を感じられるはずです。

思うがままにウイリー走行するためには、後ろブレーキの練習が不可欠です。

後ろブレーキの引きずるようなかけ方をマスターすれば、ウイリー走行の距離は練習の回数とともに、グッと伸ばすことができます。

失敗する原因と練習方法

ウイリーに失敗する原因は主に、体重移動ができていない、ペダルを踏み込むタイミングが合っていない、または、まくれるのが不安で漕ぐのを止めてしまうことなどにあります。

特に重要なのは、まくれることを恐れずにペダルを漕ぎ続けることです。
走行距離を伸ばそうと考えず、積極的にまくれてしまって大丈夫です。

確実に前輪を持ち上げ、まくれたら足を着いて、後ろに下りるということを繰り返し行います。
この練習によって、どのあたりでバイクがまくれるのかを体で覚えれば、不安がなくなります。

まくれることに慣れると、強気な体重移動やペダリングができるようになり、安定感も驚くほどに増します。

また、ブレーキを強くかけすぎることも、失敗の原因となります。
これは慣れるしかありませんが、強くかけすぎると、一気に前輪が落ちてしまいます。

こすったり、引きずるような感じを意識して、ブレーキをかけましょう。

まずは通常走行で、リアブレーキを引きずるようにかける練習をします。
この際、ペダルは漕いだままで、こするようにブレーキをかけて減速します。

マウンテンバイクでウイリー応用技をやってみよう

応用編として、マウンテンバイクで、小さな谷を越えるウイリージャンプをする手順をご紹介します。

《助走》

着地地点をしっかりと見つめながら、すぐに止まれる程の速度でゆっくりと進入します。
ここでスピードを出す必要はないので、一番タイミングが取りやすい速度にしましょう。

また、ウイリージャンプは、利き足の逆から漕ぎ出します。

《漕ぎ始め》

漕ぎ始めると同時に、前輪を一瞬だけ潰すようなイメージで、上体をハンドルに被せます。

《加速》

利き足が水平に戻るまでの間、力一杯漕ぎましょう。
同時に上体を後ろへ引き、前輪を持ち上げます。

《谷越え》

利き足のペダルが水平に戻るまでの間に、マウンテンバイクより先に自分が跳びます。

距離を跳ぶのも高く跳ぶのも、ここでは同じアプローチです。
この辺りから、リアブレーキをかけます。

《着地》

ハンドルを引きつけたまま足を前に投げ出し、目標にリアタイヤが届くようにします。
バイクは縦になった状態となるので、ここでは絶対に信頼できるブレーキがなくてはなりません。

もし、ここでブレーキをかけ忘れたり、ブレーキが効かないと、大怪我をすることがあります。

ウイリーの練習をするときは、くれぐれも怪我に気をつけましょう。

ウイリー習得は練習あるのみ

自転車を自由自在に操るという技術は、落車やケガを防ぐという意味でも、練習する価値があります。

ほとんどの人は最初はできないことですので、いきなり完成形を目指すのではなく、簡単な技術から、ひとつひとつ習得していけばよいと思います。

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