bmxをご存知ですか?
小径自動車を利用して行われる、アメリカ生まれの競技です。
bmxには様々なトリック(技)があり、競技をする上では、それらを習得する必要があります。
中でも、マニュアルやバニーホップは習得しておきたいトリックです。
今回はトリックの説明だけでなく、練習方法や上達のコツについてもご紹介しますので、練習を重ねて、できるようになりましょう。
bmxとは?
bmxというのは、競技で使われる小径自転車のことです。
発祥はアメリカで、たまに街で見かけることもあると思います。
bmxにはストリートという、街中にある様々な物を利用して、マニュアルやバニーホップをはじめとした、トリックを行うジャンルがあります。
初心者がいきなりトリックを行うと、周りの人を不安にさせますし、怪我をさせてしまう可能性もあるので、練習する場所が必要です。
もちろん、ベテランになっても周りの人を配慮することは変わりませんが、特に初心者であれば、最寄りの競技専用施設ストリートパークに行くと良いでしょう。
ストリートパークには、街中にあるものが再現されています。
bmxでトリックするために作られた施設なので、一般の歩行者はおらず、その分安全な場所です。
bmxを練習してトリックのコツを掴むのに、ストリートパーク以上の場所はないでしょう。
しかし、ストリートパークの施設は少なく、限られています。
近くにストリートパークがない場合は、ストリートというジャンルの練習を行うのに苦労するでしょう。
bmxの技、マニュアルやバニーホップ
bmxのトリックには、初心者・中級者・上級者、それぞれに合わせた難易度のトリックがあります。
それでも、どのようなトリックだったとしても、基礎がなくては成り立たないものです。
すべてのトリックの基礎となるのは、マニュアルとバニーホップです。
bmxを乗りこなすには、この2つのトリックが欠かせません。
この2つのトリックは、基礎であることから初心者にもできる簡単なものなので、初心者にこそ必ず覚えてほしいテクニックです。
バニーホップというのは、平地でジャンプすることです。
自転車に乗った状態でジャンプするのですが、最初は怖いと思うかもしれません。
しかし、練習を重ねていけば、どんどん高く飛べるようになるので楽しくなってくると思います。
一方、マニュアルは、基礎といってもコツを掴むのに、少し時間がかかると思います。
それでも、日々コツコツと練習していけば、きっと習得できます。
頑張れば頑張った分だけ、達成感が上がるものですし、習得したときの達成感は、計り知れないものになるでしょう。
マニュアルの練習法や上達のコツ
bmxの基礎のトリックである、マニュアルとバニーホップは、コツを掴むまで練習あるのみです。
そのため、練習で飽きてしまう可能性があります。
練習を工夫して、楽しみながらテクニックを向上させましょう。
例えば、いつもと違う場所で練習しましょう。
普段から人通りの少ない場所や道などを探してみましょう。
景色が違うだけで、気分も変わります。
マニュアルのコツとしては、ハンドルバーにぶら下がるイメージが大切です。
腕だけでバランスを取るのは、疲れるだけで効果が少ないです。
身体全体でバランスを取るのが良く、そのため、ハンドルバーにぶら下がるイメージが大切になります。
それから、スタンドを利用した練習方法もあります。
bmxのリアをスタンドに固定して、bmxに跨ってフロントを上げて、マニュアルの姿勢を維持するという方法です。
このようなスタンドを利用した練習方法は、マニュアルをしたことがない初心者や、マニュアルの距離を伸ばしたい人のどちらにも効果があります。
バニーホップの練習法や上達のコツ
bmxでバニーホップの練習は、マニュアルと同じで、日ごろから地道に練習するのが一番です。
地道に練習することは、他のスポーツでも同じことです。
少し練習しないだけでも身体は鈍ってしまうので、コツコツと練習して徐々に上達していきましょう。
しかし、バニーホップの高さを上げたいならば、短期的に集中して練習することが大切です。
1日中、ずっとバニーホップだけ練習すると決めて、ひたすらバニーホップを練習してください。
手首を傷めるなどの怪我をすると、練習できなくなってしまうので、怪我をするまでやらないようにしましょう。
それから、目標を定めるのもコツです。
ジャンプするときに目安となるものを決めましょう。
まずは、空き缶を越えることから初めて、次はペッドボトルなど目標を高めていきましょう。
それ以上の高さとなると、カラーコーンを横に2個重ねたものがよく使われています。
これは、セットコーンとも呼ばれています。
セットコーンを飛べるようになると、バニーホップはある程度の形になっていることでしょう。
マニュアルやバニーホップ以外のbmxの技とコツ①
bmxの基礎である、マニュアルとバニーホップが上達してきたら、それ以外のトリックにも挑戦しましょう。
おすすめなのが、バースピン・バックライド・ジャックナイフです。
マニュアルとバニーホップを習得している人であれば、早く習得できるはずです。
バースピンは、平地で行うトリックで、必要なのはコツを掴むことより勇気です。
右足(もしくは左足)を後ろのペグに乗せて、ハンドルを浮かべて回します。
ハンドルの回転方向はどちらでも良く、後ろのペグに乗せる足は、やりやすいほうの足にしましょう。
バックライドは、普段とは逆の姿勢になります。
右ペダルに左足、左ペダルに右足を乗せて、ハンドルを背にbmxを漕ぐことです。
やる機会は少ないトリックだと思いますが、できると楽しいトリックです。
ジャックナイフは、誰でも習得できるトリックで、初心者におすすめのトリックです。
適度なスピートで走ってからフロントブレーキ、そして腕を伸ばして腰を引き、前に体重をかけることで、リアタイヤが宙に浮きます。
フロントタイヤだけで立っている状態が、ジャックナイフです。
マニュアルやバニーホップ以外のbmxの技とコツ②
bmxのトリックを、マニュアル・バニーホップ、それからバースピン・バックライド・ジャックナイフとご紹介してきました。
次は、フェイキーというトリックをご紹介します。
bmxをバックさせるトリックで、座っていても立っていてもできるようになると、より良いです。
立ちながらでは、ジャックナイフしてからリアがついたと同時にブレーキを離すことで、ゆっくりと後ろに進ませることができます。
フェイキーのコツとしては、逆ハンドルを避けることです。
逆ハンドルとは、車体の傾きとは反対にハンドルを切ることで、ドリフトをするときにバランスを取るためのハンドルテクニックです。
フェイキーの場合は、バックしていることもあって、反対にバランスを崩してしまいます。
そのため、フェイキーでは、なるべく車体と身体をまっすぐに保つようにしましょう。
それから、手足はリラックスして目線は真下ではなく、ステムやハンドル当たりにすると良いです。
真下を見ていては、ハンドルがどの位置にあるのか、分からなくなってしまうので良くありません。
周りに注意して練習しましょう
bmxのトリックである、マニュアルやバニーホップの練習法やコツをご紹介させていただきました。
難しいトリックも、練習を積み重ねて上達しましょう。
なお、街中で練習する場合は、周りに注意することを忘れないようにしましょう。
通行の妨げになる場所で練習したり、人がいる場所で激しくトリックをしたりするのはやめましょう。