豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン│BICYCLE POST

ロードバイクのフロントディレイラーを自分で調整してみよう

2017.4.6

ロードバイクを乗り続けていると、変速がうまくいかなくなったりすることがあります。
購入時にはしっかりと調整されたフロントディレイラーでも、再調整せずにいれば、不具合が生じるようになってきてしまいます。

フロントディレイラーの調整方法が、わかりにくいと思われているのは事実ですが、基本を理解すれば、それほど難しくありません。

自分でできるように、調整方法を勉強してみましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

プロが教える!ロードバイク初心者のためのメンテナンス方法

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。 ロードバイクという乗り物を所有するうえで、最も重要...

自転車のベアリングをグリスでメンテナンスしよう!

グリス切れ直前がハブにしても、ベアリングにしても一番よく回転するのをご存知ですか? ハブの場合、「...

ロードバイクのBBのメンテナンス?

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。 ロードバイクに乗っていて気になりやすいトラブルといえば...

自転車のグリス、おすすめ活用法!グリスを使用したメンテ

自転車のメンテナンスにグリスは欠かせません。グリス?油とはまた違うのかな?なんて疑問も浮かんできます...

ロードバイクのメンテはしっかりと!費用はどのくらい?

ロードバイクを手にしたばかりの頃は毎日毎日磨いてパーツを眺めて、という方も少し経つとだんだん冷めて...

セルフメンテナンス!タイヤの空気入れをしよう!

ロードバイクを購入し、利用する上でメンテナンスは必要不可欠な作業です。 どのメンテナンスも、自...

自転車の前輪ブレーキは自分でメンテナンスできる?!

通勤・通学、またはちょっとしたお出かけの足に便利な自転車は、生活必需品という方も多いかと思います。 ...

自転車をメンテナンスしよう!グリスの塗り方はどうするの?

自転車のメンテナンスは、とても重要でパーツのメンテナンスをすることで寿命が伸びます。自転車は安い買い...

自転車のハブとグリスについてのあれこれ

ところで皆さん、自転車のハブってご存知ですか? グリスってどんなものか、何に使うものか分かりますか?...

自転車ホイールに傷がついてしまった!そんなときの対処法

自転車に乗っていて、転んでしまったホイールに傷がついてしまった! 心当たりはないけど、いつの間...

ホイールパーツのハブをメンテナンス!自転車を点検しよう!

ホイールのハブについている部品のことを知っていますか。スポーツ自転車に乗っている方は、知っていると思...

mtbのブレーキから音がする!そんな時の解消法と防止策は?

mtbに乗っていて、ブレーキをかけると音がする! なんて経験、一度はあるのではないでしょうか? ...

自転車を分解してメンテナンスするには?専用の道具が必要?

自転車に乗っていて、なんだか買った当初より乗り心地が悪くなってきたということはありませんか? もし...

自転車のスプロケットの外し方

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。 自転車の後ろのギアのギザギザ、あれの正式名称をカセット...

自転車を分解してみよう!ハンドルは簡単にできるって本当?

スポーツ自転車はパーツをカスタマイズしていく楽しみがありますが、それには分解が必要になる箇所が結...

スポンサーリンク

ロードバイクのフロントディレイラーの調整は難しい?

フロントディレイラーというのは、変速装置のことです。

ほとんどのロードバイクに装着されており、チェーンホイールの大小を切り替えることで、ギアを調整することができます。

そして、フロントディレイラーはショップで購入したときは、しっかりと調整してあったとしても、使用するにつれて変速が上手くいかなくなるというように、再調整が必要になるものです。

しかしながら、初心者は多少の違和感があったとしても、そのまま乗り続けていることが多いです。

初心者の人のなかには、自転車の調整が難しいと思って、自分で調整しようとしない人もいます。

ですが、基本を理解すれば自分でできることもあり、異常があるのか確認するだけであれば、もっと簡単になります。

その調整法ですが、まずは、フロントディレイラーの取り付け位置を確認してください。

そして、チェーンホイールと平行であるか確認しますが、その際にチェーンを外すことで、より正確に確認できるでしょう。

チェーンホイールとフロントディレイラーが平行でない場合は、フロントディレイラーに不具合が生じている可能性が高いです。

フロントディレイラーのギアを調整する

ロードバイクのフロントディレイラーを調整するというのであれば、まずはロー側から調整するようにしましょう。

フロントをローギアにして、リアは最大のギアにしておきます。

そうしてから、ロー側の調整ボルトを回して調整していくわけですが、チェーンガイドの内プレートとチェーンの隙間を、0.5mmくらいになるようにボルトを回しましょう。

調整してから、クランクを回してみましょう。
クランクの歪みによって、回しているうちに何箇所か、隙間が変わってくると思います。

いずれにしても、チェーンガイドの内プレートとチェーンが、ギリギリになるように調整しましょう。

また、調整ボルトの調整は慎重に行いたいので、4分の1くらいボルトを回してから、クランクを回して確認ということを繰り返していくのが良いです。

続いてトップ側の調整です。

フロントをトップギア、リアは最小ギアにしておきましょう。

そして、チェーンガイドの外プレートとチェーンの隙間を0.5mm、つまりギリギリになるように、トップ側の調整ボルトを回しましょう。

ロー側と同様にトップ側を調整していくので、クランクを回して調整してください。

フロントディレイラーのケーブルとトリム調整

ロードバイクのフロントディレイラーのケーブル張りを調整するのならば、フロントはトップギアにして、リアは最大ギアにしておきましょう。

そして、ケーブル張りを調整するわけですが、それにはトリム操作を行います。
つまり、左レバーを軽く内側に操作して、調整していきます。

クランクを回しながら、左レバーを軽く内側に操作して、フロントディレイラーが少しだけロー側に移動することを確認しましょう。

それで、フロントディレイラーが大きく移動してしまってローになってしまう場合は、トップ側の調整ボルトを少しだけ左に回します。

調整ボルトは、だいたい8分の1くらい左に回せば良いでしょう。

それから、フロントをトップギア・リアが最大ギアであることを確認して、左レバーを少しだけ動かして、ロー側に移動しないようになるまで調整していきましょう。

トリム調整をしたあとは、トリムを操作、つまり左ハンドルを軽く内側に操作してから、アウターアジャストボルトで、チェーンガードとチェーンの隙間が0.5mmになるようにしてください。

フロントディレイラーの調整がうまくいかないとき

ロードバイクのフロントディレイラーの調整のゴールとしては、走行中にリア全段で音が鳴らないことになると思います。

リアの段数が多くなるほど調整はシビアになるので、根気良く調整していきましょう。

音を減らすというのは、トリム調整することになります。

しかながら、トリム調整は好みの問題でもあります。
例えば、インナートップは使わないというのなら、そこは擦れていたとしても問題ないのです。

全段を使いこなす走行をしたいという人だけ、リア全段で音が鳴らないように調整しましょう。

それから、ペダリングによって音が鳴ることがあります。
ペダルに力を入れることでフレームがしなって、音が鳴ってしまうのです。

また、ペダリングは癖があるので、右足だけとか左足だけとか片足だけで鳴ることもあります。
そのときは、カラカラ…カラカラ…カラカラ…というように、音が鳴ったり止んだりを繰り返します。

つまり、実際に走行してペダルにトルクをかけてみないと、音が鳴るか鳴らないか分からないのです。
台の上での調整は仮調整で、実際とは少し違うということを覚えておきましょう。

また、変速が上手くいかなくなった場合は、洗浄して、注油し直すことで解消することがあります。

それから、注油するだけでも直ることがあるので、注油は怠らないようにしましょう。

ロードバイクが変速不良のときはココを疑う

ロードバイクのフロントディレイラーがインナー側、つまり軽いほうに落ちないことがあります。

それは珍しいパターンで、原因はケーブルの張りすぎだと思われます。

そうでなれば、インナー側の調整ボルトを回しすぎてしまったとか、フロントディレイラーが歪んでしまっていたとか、ディレイラーが固着して動きが悪いとか考えられます。

いずれにしても、珍しい状態だと思います。

フロントディレイラーの状態を確認するためにも、ケーブルを緩めるかケーブルを外してしまいましょう。
それでインナー側に動かないなら、調整ボルトを回しすぎなので緩めてください。

反対にアウターに上がらないというのであれば、ケーブルを張るか、外してしまいましょう。

そうしてからクランクを回して、指でディレイラーを押してみます。
それでスムーズに動くのであれば、原因はケーブルだったということです。

しっかりと、ケーブルを張ってください。

フロントディレイラーがスムーズに動かないというのであれば、アウター側の調整ボルトを緩めましょう。
チェーンが、外側に脱落しない程度にすると良いです。

ロードバイクの音鳴りとチェーン落ちの原因

ロードバイクのリミット制御がずれることで、チェーン落ちしたり音鳴りが発生したりします。

そこでまずは、変速のどのタイミングで音が鳴っているのか確認しましょう。
それをメモしておいて、あとで確認しましょう。

それではリミット制御をいじってみましょう。

まずは、ケーブルを外しましょう。

つぎに、フロントをインナーにして、チェーンが脱落する一歩手前まで、インナー側の調整ボルトを回します。

クランクを回しながらアウターにして、アウター側もチェーンがアウターを飛び越えることがないように、チェーンが脱落する一歩手前まで、アウター側の調整ボルトを回していきます。

その際に注意点ですが、フロントディレイラーのアームでものよっては、指で動かそうにも硬いものがあるので、指を挟まないようにしましょう。

このようにリミット制御をいじることで、チェーン落ちは解消されるはずです。
そして、音鳴りも解消されるはずです。

ケーブルを取り付けてから、変速してみてください。
メモしておいた箇所で、音が鳴らなくてなっていると思います。

リミット制御が適切な状態になることで、チェーン落ちが解消でき、音鳴りも解消できるのです。

フロントディレイラーの調整は思ったほど難しくない

ロードバイクの調整でも、フロントディレイラーの調整はやったことがないという方が多いようですが、順序とポイントをしっかりと守って調整すれば、それほど難しいことではありません。

フロントディレイラーの調整が不十分ですと、チェーン落ちを起こしやすいので、自分で点検と調整ができるようにしていきましょう。

 - 自転車 メンテナンス