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自転車のブレーキパッドの交換方法や価格などをご紹介

2017.8.18

自転車に限らず、車輪で動く乗り物にとってブレーキは、動きを止める唯一の手段です。

そのため、命に関わると言っても過言ではないので、制動力は非常に重要です。

自転車の場合は、パッドひとつでも変わってきますし、価格も安いですから、ぜひ確認したい箇所です。

そこで今回は、ブレーキパッドのお話をしたいと思います。

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リムブレーキは低価格

まず、ブレーキの種類についてからお話します。

スポーツ自転車のブレーキの制動方式は、大きく分ければ2種類しかありません。

ホイールのタイヤをはめる部分であるリムを、ブレーキパッド(シュー)で挟み付けて回転を止めるのが「リムブレーキ」。

車輪の真ん中にあるハブに取り付けたディスクを、パッドで挟み付けて止めるのが「ディスクブレーキ」です。

リムブレーキはロードバイクやクロスバイク、ママチャリの前輪などに使用されます。

一方、ディスクブレーキはMTBや自動車の前輪に使用されています。

ディスクブレーキはブレーキの中で最も強い制動力を持っています。

しかし、構造が複雑でリムブレーキとは互換性が無く、換装しようとすると色々な部分の交換が必要となるので、現状では価格的に高いのがデメリットでしょうか。

一方、リムブレーキは泥や水分など路面状況の影響を受けやすいため、一定の制動力が得られないという欠点はありますが、シンプルな構造なのでメンテナンスがしやすく、消耗品の価格が安いのもメリットと言えます。

スポーツ自転車のブレーキの種類

また、同じ制動方式でも自転車の種類によって必要とされる制動力が違うため、使用されているブレーキが違います。

ロードバイクは元々が完全に止まることを想定していないレース仕様なので、制動力と言うよりはスピードコントロール重視の「キャリパーブレーキ」が使用されます。

一方、クロスバイクは街乗り仕様のため、しっかりと止まることを考えられています。
どちらかと言えばMTBから派生したものなので、制動力の強い「Vブレーキ」が使用されています。

リムブレーキは本体が他のコンポーネントに比べて価格的に安いことや、パッドを交換しただけでも制動力に大きな違いが出るために、カスタマイズする優先順位が高いパーツです。

しかし最近は、MTB以外のスポーツ自転車にもディスクブレーキを採用する完成車が増えてきており、自転車のスピードアップに伴って、制動力重視の傾向が顕著になってきました。

とくにロード用コンポ最大手のシマノが、105以上のリア11速コンポにディスクブレーキモデルを導入したことにより、益々拍車が掛かるのではないかと目されています。

キャリパーブレーキの価格

では、ここからは、ロードバイク用のキャリパーブレーキとパッドの価格を見てみましょう。

今回はシマノ製をご紹介しますが、個人的に105以上のグレードにしないと換装する意味があまりないと考えているので、105以上のグレードをご紹介します。

まず、デュラエースはフロント、リアセットで25,000~30,000円します。

さすがにハイエンドモデルだけあって、高価ですね。

現行最新モデルは9100系ですが、1世代前の9000系も、さほど値崩れしていません。

2017年6月にフルモデルチェンジしたアルテグラですが、最新の8000系のブレーキは約15,000円です。

発売されたばかりですので、値引き率が小さく、ほぼ定価通りです。

1世代前の6800系なら、10,000円前後で手に入ります。

105は、約7,000円といったところです。

デュラエースは高価格ですが、アルテグラと105なら積極的に換装したい価格と言えるのではないでしょうか。

特にエントリーモデルの完成車のブレーキは、制動力に少し不安がありますので、おすすめしたいですね。

ブレーキパッドは低価格

ブレーキ本体は、コンポーネントの他のパーツに比べれば、価格は比較的安価です。

しかし安価とは言え、上記の価格ですから、もう少し費用を抑えたいという人もいるはずです。

そこで、ブレーキパッド(シュー)だけを交換するという方法があります。

キャリパーブレーキのブレーキシューは、リムを挟み付けるゴムパッドとパッドを本体に固定するためのホルダーがセットになっているカートリッジ式の物と、パッド単体で販売されている物とあります。

最初の交換はカートリッジ式にして、パッドが消耗してきたら、単品でパッドのみ交換すると良いです。

【シマノ:ブレーキシュー BR-6800 R55C4 カートリッジシューセット 2個入り】
参考価格:\1,300

こちらはアルテグラグレードのカートリッジです。
前後両方交換する場合は、2セット購入してください。

シマノ以外のブレーキだったり、シマノでも下位グレードのクラリスやソラからの交換であれば、シューだけでも、かなりの効果が見込めます。

ちなみにR55C4がパッドの型番ですので、パッドのみの交換時には、コンポのグレードが違っても型番が合えば互換性があります。

ブレーキパッド選びの注意点

上記のブレーキパッド選びでは、いくつか注意しておかなければいけないことがあります。

まず、ホイールのリムの素材によって、専用のブレーキシュー(パッド)を使用しなければなりません。

上記でご紹介したのはアルミリム専用モデルなので、カーボンリムのホイールならば、カーボン用を購入してください。

カーボン用はアルミ用に比べて、価格が高めです。

また、キャリパーブレーキとVブレーキのブレーキシューは見た目が似ているため、間違えて購入してしまうことが多いので、注意してください。

商品紹介のページに対応ブレーキが記載されていますので、必ず確認してから購入してください。

さて、ブレーキシューの交換方法ですが、カートリッジ式は六角レンチ1本で脱着可能です。

説明書を見れば一発で分かるので割愛しますが、左右を間違えないようにしてください。

また、リムブレーキはリムとシューの間に摩擦を起こすことによって制動しているので、どうしても音が鳴ることがあります。

音鳴りには、ブレーキシュのトーイン調整が効果的です。

リムとブレーキシューの間隔を調整する際に、ブレーキシューをハンドル側から見て、カタカナの「ハ」の字になるような角度で取り付けるのがトーインです。

ブレーキシューとリムが当たっている状態から、シューの後ろに厚さ1mm程度の物をかませて固定すれば、前が狭く、後ろが広がったトーインになります。

キャリパーブレーキのパッド交換時期?

ブレーキシューのゴムパッドは消耗品ですので、定期的な交換が必要になります。

ゴムパッドには溝が掘られているので、その溝が0.5mm程度になったら交換の時期と言われています。

また、ブレーキの効きを左右する重要な部分なので、溝に関わらず定期的に半年や1年とスパンを決めて、交換する人も多いです。

先ほども触れたように、シューだけなら価格的には安いですから、定期交換の方が良いと思います。

また最近では、カンパの「シャマルミレ」やマビックの「キシリウムプロエグザリット」など、ブレーキ性能を向上させるための、特別な加工をリムに施したホイールが発売されています。

確かにブレーキの制動力は上がるのですが、ブレーキシューの摩耗が激しいとのインプレをよく見かけますので、注意してください。

最初はブレーキパッドだけ交換しましょう

今回は、ロードバイクを中心にブレーキパッドを見てきました。

ブレーキ本体をグレードアップすることに越したことはありませんが、パッドの交換だけでも大きな効果があります。

また、パッドだけなら最高グレードでも安価ですから、お試し感覚で交換しても良いと思いますよ。

 - 自転車 ブレーキ, 費用 価格